JP3073882B2 - 溶融金属測温試料採取装置 - Google Patents

溶融金属測温試料採取装置

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JP3073882B2
JP3073882B2 JP06107432A JP10743294A JP3073882B2 JP 3073882 B2 JP3073882 B2 JP 3073882B2 JP 06107432 A JP06107432 A JP 06107432A JP 10743294 A JP10743294 A JP 10743294A JP 3073882 B2 JP3073882 B2 JP 3073882B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/10Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state
    • G01N1/12Dippers; Dredgers
    • G01N1/125Dippers; Dredgers adapted for sampling molten metals

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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶融金属の温度測定、試
料採取装置におけるランスへのプローブ着脱及び試料回
収に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼材料等をはじめとする各種金属材料
の生産工程では、溶鋼等の溶融金属の測温、試料採取、
酸素濃度測定、測温と同時の試料採取、等々を行うこと
が必要になる。そのために、先端にプローブを装着した
ランスを昇降してプローブを溶融金属中に浸漬して引上
げるための、ランス昇降装置(実公平01−14926
号公報)が使用される。ランスに装着されるプローブに
は様々な種類がある。測温を行うプローブには温度セン
サが備えられており、試料採取を行うプローブには試料
採取用チャンバが形成されている。
【0003】いずれの種類のプローブも、通常、一度使
用したら廃棄する使い捨て式のものとされている。ラン
ス昇降装置が、プローブを溶融金属中に浸漬して測温や
試料採取を行った後にそのプローブを溶融金属から引き
上げたならば、そのプローブが測温専用のプローブであ
れば、用済みのそのプローブをランスから取り外してそ
のまま廃棄し、また、そのプローブが試料採取専用、或
いは、測温と使用採取とを同時に行うためのプローブで
あれば、そのプローブをランスから取り外して回収する
ようにしており、回収されたプローブは、その試料採取
用チャンバの中に採取されて凝固した試料を取り出すた
め作業者の手作業に頼っているのが現状である。ランス
昇降装置の設置現場は常に溶融炉等に隣接している為、
プローブ着脱及び試料回収作業を行う環境は過酷であ
る。従ってランス昇降装置のランスへのプローブ着脱作
業及び採取したプローブ内から試料を回収する作業の省
力化が強く望まれているところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)上記プローブ着脱装置は種々検討されてはいるが
(例えば実公昭56−25420号公報)、長さの異な
る2種類以上のプローブを装着出来ないという問題があ
る。すなわち精錬工程に使用されるプローブは温度測定
用プローブ、試料採取プローブ、あるいは温度測定と試
料採取とを同時に行えるプローブ等、その機能において
構造上寸法が異なるのが一般的である。しかしながら、
従来の着脱装置を使用する場合は長さを同じにする必要
があり、経済的に無駄なプローブを使用しなければなら
ないという問題がある。
【0005】(2)従来は、プローブの装着と抜取りは
別々の装置で行っており、設置スペースを広く必要とし
装置も高価になるという問題がある。 (3)抜取後のプローブから試料を回収する為、人手に
よる現場作業を要する問題がある。 本発明は上記問題を解決し得るプローブ着脱装置と試料
回収方法を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、溶融金属の温度測定及び/または溶融金
属試料採取用のプローブを装着するホルダーが先端に取
り付け可能となされたランスの駆動装置と、プローブス
トッカーと、プローブ着脱装置と、プローブの試料採取
部分の切断装置とからなる溶融金属測温試料採取装置に
おいて、前記プローブ着脱装置が、下部のターンテーブ
ル旋回中心に支柱を有し、支柱上方に設けられたホルダ
ーガイドと、支柱中間部に設けられたプローブクランパ
ーと、支柱下方に昇降可能に設けられた装着クランパー
と、抜取クランパーとから構成され、さらに、ホルダー
ガイド、プローブクランパー、装着クランパー、抜取ク
ランパーの把持中心が垂直方向の同軸上に位置し、該把
持中心が前記ターンテーブルの旋回によって描く円周軌
道上にプローブ着脱位置、プローブの試料採取部分の切
断位置が存在するように、前記プローブ着脱装置、プロ
ーブの試料採取部分の切断装置を配置したことを特徴と
する。
【0007】
【作用】プローブ着脱装置の特徴及び作用について述べ
る。プローブ着脱装置下部のターンテーブル上の旋回中
心に取付けられた支柱にホルダーガイド、プローブクラ
ンパー装着機構を設ける事によりプローブを把持した状
態で旋回させる事が出来、旋回円周上に着脱位置、切断
位置、サンプル回収位置、プローブ廃却位置等の必要位
置を配置出来る為、装置のコンパクトが図れ、省スペー
スが可能となる。溶融金属測温試料採取用プローブは紙
製の円筒からなり、下部に溶銑サンプル用のサンプル室
又は温度測定用の熱電対を有している。
【0008】装着クランパーに昇降機能を持たせたの
は、次の理由からである。1つには測温用のプローブと
試料採取用のプローブとでは、必要な長さが異なり、長
さの異なる2種類以上のプローブの装着を可能としてい
る。すなわち、プローブ上端はホルダーガイドでクラン
プするどのプローブも同じレベルに保持する必要があ
り、長さの異なるプローブを使用すれば当然プローブ下
端レベルは異なるわけであり、それぞれのレベルに合せ
た位置迄昇降させて装着クランパーでプローブ下端を把
持する事が可能となり、2種類以上のプローブの長さを
同じにする必要がなく安価なプローブとなり経済的であ
る。
【0009】2つにはランス駆動装置で、ランスを下降
させて装着しようとすればランスの必要挿入長さで±1
mmの精度で停止させる必要があり、停止精度のバラツ
キを向上させねばならず機械の構造上高価となる。又、
仮に精度良く停止したとしてもプローブの長さはいくら
かの製作誤差でバラツキがある。
【0010】その為、プローブが長い場合には完全に装
着されず測温プローブにおいてはランスとプローブの電
気的な接続ができず、温度の測定が出来ない。又プロー
ブが短かいとランス下降力がプローブに加わりプローブ
が破損するという問題がある。開閉するシリンダーを含
むその部分全体をスプリングで受けている。こういう問
題を解決する為に装着クランパーを開閉するシリンダー
を含むクランパー部分全体をスプリングで浮かせながら
受けているものがあるが、スプリングの劣化により受け
る力が変化するという問題がある。
【0011】上記問題に鑑み、発明されたのが本装置で
あり、装着クランパーでプローブ下端を把持し、プロー
ブを押し上げて装着する方法である。すなわち挿入必要
長さの途中迄ランス駆動装置によりランスを下降させて
装着し、残り約100mmの挿入はプローブを押し上げ
て装着する方法である。この場合、挿入必要長さの途中
迄ランス駆動装置によりランスを下降させるわけである
からランスの停止位置のバラツキ又プローブ製作誤差に
よる長さのバラツキも関係ない。
【0012】ランスを装入必要長さの途中まで下降し、
装着クランパーを昇降装置によって押し上げ、残りの約
100mmの長さの挿入を行う理由は、ランスの重量は
約100kgあり、これをラックアンドピニョンで約3
0m/minで下降させるため、モーターは1.5kW
の容量であり、ランスを瞬時に停止させることは困難で
オーバーランが避けられない。ランス先端とプローブ装
着部の導通部は5mmの差し込み距離があるが、この導
通部で接続を確認してプローブへのランスの挿入を停止
させるのは導通部の寸法精度、停止のための信号授受時
間からみて無理であり、プローブ先端を破損させる危険
が大きい。
【0013】次の残りの挿入長さはランス停止位置のバ
ラツキ、プローブ長さのバラツキによりそれぞれ異なる
わけであるが、装着クランパーの押し上げストロークを
Lとし、残りの挿入長さをl1 、ランス停止位置のバラ
ツキl2 、プローブ長さのバラツキl3 とすれば、L>
1 +l2 +l3 となるような押上ストロークを有する
装着クランパーとし、押し上げ駆動は流体圧シリンダー
(例えばエアーシリンダー等)にし、押上力は圧力と調
整する事により加減出来、完全に挿入されれば物理的に
停止し必要以上押し上げないし、押し上げ力も流体圧力
が一定であればどの位置で停止しても変らないという利
点があり上記問題は解決できる。
【0014】プローブの装着は先ずホルダーガイドでプ
ローブ上端を、プローブクランパーでプローブ中間部
を、装着クランパーでプローブ下端を把持し、ランス駆
動装置によりランスを下降させ、ランス下部をプローブ
内へ挿入し完全に装着される約100mm手前でランス
下降を停止する。ランス下降中にランスをプローブ内へ
挿入すると同時に、ホルダーガイド及びプローブクラン
パーは開き、残りの装着は装着クランパーでプローブ下
端を把持し、上方へ押し上げて装着する。装着を装着ク
ランパーのみで行うことにより、ランスとプローブの数
mm程度の位置ずれを吸収できる。ランス下端からのプ
ローブの抜取は、ホルダーガイド及び中間クランパーは
開の状態でランス駆動装置によりランスを下降させ、抜
取クランパーでプローブ下部を、プローブクランパーで
プローブ中間部を把持し、ランスを上昇させプローブを
抜き取る。
【0015】抜取後のプローブは、プローブクランパー
及び抜取クランパーで把持されたまま切断位置又は廃却
位置迄旋回し停止する。廃却の場合は廃却位置でプロー
ブクランパー及び抜取クランパーを開にし自然落下し廃
却する。又プローブを切断する場合は、切断位置で停止
後抜取クランパーの上側と下側を2枚刃の切断装置で切
断する。試料の回収はプローブ切断後回収位置迄旋回
し、停止後抜取クランパーを開き抜取クランパーに把持
されている必要部のみを落下させ回収する。必要部を回
収後は前記廃却位置迄旋回し、プローブクランパーを開
き把持している残りのプローブを廃却する。以上に述べ
た構造を有しプローブ装着、プローブ抜き取り、試料回
収、プローブ廃却を1台で行う事が出来る。各クランパ
ーは両びらき構造で、把持部分は図7に示す半円形ある
いは図8に示すくの字形が好ましい。クランパーの開閉
機構はギアーの連動かリンクが好ましい。
【0016】
【実施例】以下本発明に係る溶融金属測温試料採取用プ
ローブ着脱装置及び溶融金属試料回収方法について図面
に基づき説明する。図1は実施例での溶融金属測温試料
採取装置の側面図、図2は図1の平面図である。1はラ
ンス駆動装置、2は本発明に係る溶融金属測温試料採取
用プローブ着脱装置(以下プローブ着脱装置という)、
3はプローブストッカー、4は切断装置を示す。プロー
ブストッカー3は上円板10、下円板11からなり、上
円板10及び下円板11の外周に上、下同芯となるよう
板バネ12、12′が取付けられ、プローブ6あるいは
プローブ6′を保持している(第3図)。又プローブ下
端を円板29で受けている。長さの短かいプローブの場
合は、円板29の上に調節台30を取付け、調節台30
でプローブ下端を受けプローブ上端の高さが同じになる
構造としてある。
【0017】図1において、ランス5へのプローブ6の
装着は次の通り実施した。先ずプローブ着脱装置2のホ
ルダーガイド7、プローブクランパー8、装着クランパ
ー9が開の状態で、プローブストッカー3がプローブ着
脱装置2側へ移動(前進)し、前記ホルダーガイド7、
プローブクランパー8、装着クランパー9の垂直芯とプ
ローブ6の芯が一致したところでプローブストッカー3
を停止させた。次にプローブ6の上部をホルダーガイド
7で中間部をプローブクランパー8で把持した。板バネ
12、12′に保持されているプローブ6は、ホルダー
ガイド7とプローブクランパー8で把持された状態でプ
ローブストッカー3が後退し、板バネ12、12′は開
き、プローブストッカー3からプローブ着脱装置2にプ
ローブ6は受け渡され垂直状態で保持される。プローブ
ストッカー3が後退した後に装着クランパー9でプロー
ブ6の下端を把持した。
【0018】又プローブの長さが短かいプローブ(図3
におけるプローブ6′)を装着する場合は、装着クラン
パー9を短かいプローブ6′の下端と同じ位置となるよ
うに図4におけるCの位置迄シリンダー31で前もって
上昇させておき、装着クランパー9でプローブ6′の下
端を把持する。尚、本プローブストッカー3は特公平0
1−17540号公報のものである。
【0019】次にホルダーガイド7、プローブクランパ
ー8、装着クランパー9で把持しているプローブ6の軸
芯上に位置するランス5がランス駆動装置により下降
し、ホルダーガイド7にランス先端がガイドされプロー
ブ内へ挿入された。ホルダーガイド7は図4に示す如く
プローブ上端を把持するとともにランス先端をプローブ
内に導く役目をなすものでラッパ状になっており、プロ
ーブ6とランス5の軸芯がズレていてもランス先端がプ
ローブ内に挿入されるようガイドする構造となってい
る。ランス先端がプローブ内へ少し挿入されればホルダ
ーガイド7及びプローブクランパー8は開となり、装着
クランパー9のみでプローブ6の下端を受けている状態
となる。更にランス5が下降しランス先端がプローブ内
の所定の深さ迄挿入されるとランス5の下降は停止し
た。所定の深さとはプローブ6の必要装入深さに届かな
い位置であり約100mm手前の未完全装着状態であ
る。
【0020】次にプローブ6の下部を把持した装着クラ
ンパー9をエアーシリンダー31で上昇させ、プローブ
を上方へ押し上げ前記未完全装着状態から完全装着状態
となしランス5の下部に固定した。ここで、ランスとプ
ローブの電気的な導通を確認することにより装着を確認
した。完全装着状態になれば装着クランパー9は開くと
同時に下降し、又ランス5はプローブ6を装着した状態
で上昇し所定の位置で停止し装着動作は完了した。ラン
スにはプローブ内径よりやや大きい突起があり完全装着
状態になればランス5からプローブ6が自重で自然落下
する事はない。
【0021】装着動作が完了後、ランス駆動装置1の伸
縮部13は溶銑の計測位置32迄旋回し停止後、移動ブ
ーム17が伸びランス5を出銑口から出た大樋内のスキ
ンマー後部のたまりの箇所の測定場所33の上方へ位置
させ停止した。停止後ランス5が下降しランス下端に装
着されたプローブ6を溶融金属34に浸漬し温度測定あ
るいは試料採取を行った。ランス駆動装置1の伸縮部1
3の固定ブーム16と旋回軸14は機械的に連結固定さ
れており、モーター35にて旋回軸を回転駆動する事に
より固定ブーム16は旋回軸14を中心に旋回する。固
定ブーム16の内部にはガイドローラー36があり、該
ガイドローラー36で水平に保持された移動ブームが前
進、後退し、伸縮した。旋回時は固定ブーム16内に移
動ブーム17が収まる形となりコンパクトな構造となっ
ている。移動ブーム17の先端にはランス昇降駆動部3
7(実公平01−14926号公報)がありランスが昇
降する。
【0022】温度測定あるいは試料採取後ランス5は下
端にプローブ6が装着された状態で上昇し停止した。停
止後、移動ブーム17は縮み最初の着脱位置27迄旋回
し停止した。次にランスは下降し、クランパー8と19
で把持出来る位置で停止後、プローブクランパー8と抜
取クランパー19でプローブを把持し、ランスを上昇さ
せプローブを抜取る。次に着脱装置はプローブを把持し
たまま図2の切断位置26迄旋回し、図5に示す切断装
置4でプローブ6を切断した。切断装置4は、上、下2
枚ののこ刃20、21を180mmの間隔をあけて同軸
に取付けられており、モーター駆動によりのこ刃20、
21を回転させながらプローブ6側へ移動させ、前記プ
ローブクランパー8と抜取クランパー19で把持された
プローブ6を図6に示す如く、X−X、Y−Yの位置で
切断した。のこ刃20、21は抜取クランパー19の把
持部の上、下に位置させてあり、上部分22、中部分2
3、下部分24の3部分に切断分離した。この内回収を
必要とするのは、サンプル室38がある中部分23であ
り、上部分22及び下部分24は切断が終了すれば下部
分24はその位置で廃却シューター(図示なし)内へ自
然落下し廃却された。中部分23、上部分22は、それ
ぞれ抜取クランパー19、プローブクランパー8で把持
されている為落下せず保持されたままの状態であった。
【0023】次にプローブ6の上部分22及び中部分2
3と保持した状態でプローブ着脱装置2は気送位置28
迄旋回し、停止後、抜取クランパー19を開き、中部分
23を気送シェーター内へ自然落下させ、所定の場所迄
中部分23を気送し回収した。この時上部分22はプロ
ーブクランパー8で把持されており落下せず保持された
ままであった。
【0024】次にプローブ着脱装置2は上部分22のみ
を保持した状態で前記切断位置26迄旋回し、停止後プ
ローブクランパー8を開き上部分22を廃却シューター
(図示なし)内に自然落下させ廃却した。廃却後プロー
ブ着脱装置2は着脱装置27迄旋回し、一連の動作を終
了した。尚、サンプルを回収する必要の無い測温用プロ
ーブの場合は、前記プローブ抜取後切断位置26へ旋回
後、プローブクランパー8及び抜取クランパー19を開
き、切断動作をせずそのまま廃却シューター(図示な
し)内へプローブ6を落下させ廃却する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明装置によれ
ば、溶融金属の温度測定あるいは試料採取をするにあた
り、形状の異なる2種類以上のプローブをランスに着脱
可能とし、又コンパクトな装置となる為窮屈な場所でも
設置が出来る。又、試料採取後のプローブの必要な部分
のみを切断し回収する事が出来、作業環境の悪い現場で
のサンプル取出作業が軽減出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶融金属測温試料採取装置の側面図
【図2】溶融金属測温試料採取装置の平面を示す図
【図3】プローブストッカー側面図
【図4】本発明に係るプローブ着脱装置側面図
【図5】プローブ切断装置側面図
【図6】プローブ切断部位図
【図7】第4図におけるホルダーガイド7のD矢視図
【図8】第4図におけるプローブクランパー8のE矢視
【図9】第4図における装着クランパー9、抜取クラン
パー19のF矢視図
【図10】(a)は図3のプローブストッカー3のA矢視
図、(b)は図3のプローブストッカー3のB矢視図
【符号の説明】
1 ランス駆動装置 2 プローブ着脱装置 3 プローブストッカー 4 切断装置 5 ランス 6 プローブ 6′ 短かいプローブ 7 ホルダーガイド 8 プローブクランパー 9 装着クランパー 10 上円板 11 下円板 12 板バネ 12′ 板バネ 13 伸縮部 14 旋回軸 15 欠番 16 固定ブーム 17 移動ブーム 18 欠番 19 抜取クランパー 20 のこ刃 21 のこ刃 22 上部分 23 中部分 24 下部分 26 切断位置 27 着脱位置 28 気送位置 29 円板 30 調節台 31 シリンダー 32 計測位置 33 測定場所 34 溶融金属 35 モーター 36 ガイドローラー 37 ランス昇降駆動部 38 サンプル 39 ターンテーブル 40 支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 崎谷 正信 千葉県市川市鬼高3丁目28番地23号 大 阪酸素工業株式会社 市川工場内 (72)発明者 田中 克美 千葉県市川市鬼高3丁目28番地23号 大 阪酸素工業株式会社 市川工場内 (56)参考文献 特開 平6−289010(JP,A) 特開 昭59−114463(JP,A) 特開 昭53−57104(JP,A) 特開 昭53−1109(JP,A) 特開 昭49−122410(JP,A) 実開 昭55−64768(JP,U) 実開 昭58−77468(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/20 G01N 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属の温度測定及び/または溶融金
    属試料採取用のプローブを装着するホルダーが先端に取
    り付け可能となされたランスの駆動装置と、プローブス
    トッカーと、プローブ着脱装置と、プローブの試料採取
    部分の切断装置とからなる溶融金属測温試料採取装置に
    おいて、前記プローブ着脱装置が、下部のターンテーブ
    ル旋回中心に支柱を有し、支柱上方に設けられたホルダ
    ーガイドと、支柱中間部に設けられたプローブクランパ
    ーと、支柱下方に昇降可能に設けられた装着クランパー
    と、抜取クランパーとから構成され、さらに、ホルダー
    ガイド、プローブクランパー、装着クランパー、抜取ク
    ランパーの把持中心が垂直方向の同軸上に位置し、該把
    持中心が前記ターンテーブルの旋回によって描く円周軌
    道上にプローブ着脱位置、プローブの試料採取部分の切
    断位置が存在するように、前記プローブ着脱装置、プロ
    ーブの試料採取部分の切断装置を配置したことを特徴と
    する溶融金属測温試料採取装置。
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