JP3073658U - 位置検出手段を内蔵した携帯用コンピューター入力端末機 - Google Patents

位置検出手段を内蔵した携帯用コンピューター入力端末機

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JP3073658U JP2000004652U JP2000004652U JP3073658U JP 3073658 U JP3073658 U JP 3073658U JP 2000004652 U JP2000004652 U JP 2000004652U JP 2000004652 U JP2000004652 U JP 2000004652U JP 3073658 U JP3073658 U JP 3073658U
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啓行 寺崎
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石原 光晴
啓行 寺崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用コンピューター入力端末機の文字入力
操作を簡単高速にする。 【解決手段】 端末機にその位置検出手段を付加し、端
末機の移動に合わせて表示上のカーソルを移動させ表示
上の目的の文字・機能を選択する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は小型携帯用のコンピューター入力端末機の文字入力方法に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
例えば小型携帯用の入力端末機の一つである携帯電話機による電子メール送信 では、小型化の為入力キーの数に制限があり漢字・アルファベットの入力や、携 帯電話に装備されている表示上でのカーソル(位置指定用目印)位置の指定等で は同じキーを複数回押さなければ目的の文字・位置が指定できず、操作が複雑で 使いにくいものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、小型化により携帯用コンピューター入力端末機の限られたスペース 及び操作キーで、より簡単・高速に多くの種類の文字を選択入力したり、表示上 でカーソル位置を高速・正確に移動できる方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
端末機が平面的に移動する時、その移動距離(位置)を検出する手段を内蔵し 、その検出信号に対応し端末機の表示部のカーソルを移動させ、表示部に表示さ れている文字等を選択して入力する。
【0005】 表示部の文字等にカーソルが合わしそれを選択する時の操作ボタンは、端末機 の側面に設ける。それにより端末機を手で持って操作する時の操作性が向上し、 また表示面のキー数を減らし表示面積を大きく取れる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の請求項1に対応した実施の形態について図1を参照し説明する。
【0007】 携帯用コンピューター入力端末機1の内部には例えば2次元または3次元の位 置検出装置2が内蔵され、任意に設定された場所を原点とし移動後の座標を電気 信号として端末機1のコントロール回路基板3へ入力する。
【0008】 コントロール回路基板3では入力される移動距離の電気信号に追従し、表示部 4の表示内容5やカーソル6の位置を変えるように設定されている。表示上で目 的の位置にカーソルを合わせ、入力ボタン7を押すことによりその位置の文字ま たは機能を選択的に入力できる。
【0009】 本考案請求項2に対応する実施の形態(移動位置を検出する手段)を図1、図 2を参照し説明する。
【0010】 球8は端末機底面の穴9から一部が出ていて平面16と接し、端末機の移動に より自由に回転するようにしてある。球8の上部には直角に配置した2つの回転 軸10,11が球8と接し球の回転により従動回転するようにしてある。
【0011】 軸10及び軸11には放射状にスリットを設けた円板12、13があり、透過 型の光電スイッチ14、15の光軸で回転することにより光電スイッチ14の出 力には軸10、光電スイッチ15には軸11の回転量に比例した電気パルスが発 生する。
【0012】 光電スイッチ14,15で発生する電気パルスで球8の縦横2方向の回転量と 回転方向の検出が可能であり、その電気パルスを端末機のコントロール回路基板 3で入力処理することで、端末機1の移動に追従し表示部4のカーソル6を自由 に移動させることができる。
【0013】 本考案請求項3に対応する実施の形態(移動位置を検出する手段)を図1、図 3を参照し説明する。
【0014】 加速度検出用のおもり17、18は直角に配置された圧電素子19、20に取 り付けられ、圧電素子19、20は加わる圧縮力・引張力を正負の電圧に変換す る。
【0015】 端末機が動いた時に発生する加速度はおもり17、18に働く力として作用し 、圧電素子19は縦方向の加速度、圧電素子20は横方向の加速度を正または負 の電圧として出力する。
【0016】 圧電素子19、20で発生する縦横2方向成分の加速度に比例した電圧は、素 子21でアナログ−デジタル変換(A−D変換)された後時間で積分され、任意 の点を原点とする縦横2方向のデジタル座標値の信号として端末機のコントロー ル回路基板3に入力される。
【0017】 コントロール回路基板3では素子20から出力される端末機の位置のデジタル 座標値を基に表示部のカーソルを移動し、入力ボタン7によって目的の文字・機 能を選択する。
【0018】 本考案請求項4に対応する実施の形態(移動位置を検出する手段)を説明する 。
【0019】 加速度検出器は縦・横・奥行き3方向の加速度を検出するものである。端末機 の3次元の動きを3次元の位置座標値を検出し、表示部のカーソルを縦横に移動 させるのに加え、奥行き方向の移動で表示内容のページ捲り等の複雑な操作が可 能となる。
【0020】 本考案請求項5に対応する実施の形態を図1を参照し説明する。
【0021】 表示部のカーソルが目的の位置にセットされた時、それを選択するための操作 ボタン7を表示面の側面部分に配置する。端末機の表示部実装面で操作ボタンが 占めるスペースを最小にし、表示部の面積を大きくできる。
【0022】
【実施例】
図1に本考案による実施例を示す。
【0023】 携帯用コンピューター入力端末機の一種である携帯電話1には、携帯電話を任 意の座標を原点に手で平面移動させた時、その移動座標をデジタル信号として出 力する位置検出装置2が内蔵されている。
【0024】 携帯電話1の底面には低摩擦の滑り板22が貼られていて、テーブルなどの表 面を携帯電話1がスムーズに移動できるようになっている。
【0025】 携帯電話1が平面を縦横に移動すると、その移動量に比例した電気パルス数ま たはデジタル信号値が位置検出装置2より出力されコントロール回路基板3へ入 力される。
【0026】 コントロール回路基板3では位置検出装置2からの入力値に従い表示部のカー ソル(位置指定用目印)を移動させる。その場合携帯電話1が右に動いたらカー ソロも右に、上に動いたらカーソルも上に移動するように設定されている。
【0027】 携帯電話では小型軽量化が必要であり表示部4は大きくできない。そのためカ ーソルが表示内容5の端(上下左右)まで来ると、表示部は次のページを表示す るようにしてある。図1のひらがな入力の例では、カーソルを「は行」の下に持 ってくると次の「ま行」以下が表示されるようになっている。
【0028】 携帯電話1を平面16上で動かすことにより、表示部のカーソルを目的の位置 に移動し文字または機能を選び入力ボタン7で入力することができる。
【0029】 入力ボタン7は例えば右利き用の場合、携帯電話1の右側面にあると使いやす く、携帯電話を平面に置いて移動させる場合右手人差し指で、携帯電話を手のひ らに乗せて移動させる時は右手親指で操作が円滑に行われる。
【0030】 図2に別の実施例を示す。
【0031】 携帯電話に内蔵される移動量検出手段の一部品である球8は、表面にゴム等の 高摩擦材のコーティングが施され、平面16、軸10、軸11、ローラー23が 接している。ローラー23はバネ力により球8を軸10及び軸11へ常に押し付 けている。
【0032】 携帯電話1が平面16上を移動すると、平面16に接している球8はその移動 によって回転し、球8の回転のうち横方向の回転量は軸10の回転量、縦方向の 回転量は軸13の回転量として検出される。
【0033】 光を通すために放射状に複数のスリットを設けた円板12及び円板13はそれ ぞれ軸10、軸11に連動し回転する。円板12、13のスリット部は透過型の 光電スイッチ14、15の光軸上に置かれており、円板が回転しスリット部が光 軸上にきた時だけ光が透過し、光電スイッチ14には携帯電話の横方向の移動量 に対応した電気パルスが、光電スイッチ15には縦方向の移動量に対応した電気 パルスがそれぞれ出力される。
【0034】 携帯電話のコントロール回路基板3で、入力される電気パルスに対応した量だ け表示部4のカーソルを縦横に移動させることで、携帯電話の動きを利用し自由 にカーソルを操作することが可能となる。
【0035】 図3に別の実施例を示す。
【0036】 図3は携帯電話に内蔵される移動位置検出装置である。
【0037】 おもり17及び18は携帯電話が移動する時に発生する加速度を力として検出 するためのものであり、それぞれ圧電素子19および20に固定されている。
【0038】 圧電素子19及び20は加えられる圧縮力・引張り力を正負の電圧として出力 する。携帯電話が移動する際に生じる加速度のうち横方向の成分はおもり18に 加わる力として圧電素子20の電圧で、縦方向の成分はおもり17に加わる力と して圧電素子19でそれぞれ出力される。
【0039】 圧電素子発生する電圧は、素子21内で一定時間ごとに高速A−D変換(アナ ログ・デジタル変換)され符号付2値データーとしてメモリー(内部記憶素子) に加減算格納されることで積分され速度データーとなり、速度データーを一定時 間ごとに別のメモリーに加減算格納することで2回目の積分が行われ、距離デー ターとすることができる。
【0040】 携帯電話のコントロール回路基板3では、素子21に格納される縦方向及び横 方向の移動距離データーを随時入力しそれに対応する表示上の位置にカーソルを 移動させることで、携帯電話の動きを利用し自由にカーソルを操作することが可 能となる。
【考案の効果】
【0041】 本考案により携帯用コンピューター端末機であらかじめ設定される2次元また は3次元の表示空間の中でカーソルを自由に移動させることが可能であり、高速 かつ簡単に文字や記号それらに付帯された機能を選択し目的の処理を行うことが できるようになる。そのため例えば携帯電話などによる電子メール分作成作や高 度・複雑なコンピューター入力業務等がどこでも簡単に行えるようになる。
【0042】 また、携帯用コンピューター入力端末機が2次元または3次元運動を認識する 手段をもつことにより、それを持っている人が急病または事故などで受ける加速 度を検知し自動的に通報する救急システムへの応用など、広い応用が期待できる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の正面図及び右側面図であ
る。
【図2】本考案による実施例を示す図である。
【図3】本考案による実施例を示す図である。
【符号の説明】
1、 携帯用コンピューター入力端末機
(携帯電話) 2、 移動位置検出装置 3、 コントロール回路基板 4、 表示部 5、 表示内容 6、 カーソル 7、 入力ボタン 8、 球 9、 穴 10、11、 軸 12,13、 円板 14,15、 光電センサー 16, 平面 17、18、 おもり 19,20、 圧電素子 21、 素子 22、 滑板 23、 ローラー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】小型で携帯が可能であり直接または電波を
    利用しコンピューターと接続しデーターを入出力するた
    めの携帯用コンピューター入力端末機において、端末機
    に内蔵され端末機が移動した時その位置を検出する手段
    と、検出した端末機の位置によって端末機表示部の位置
    指定用のカーソルを移動させ、表示されている文字や機
    能などを選択して端末機に入力できるようにしたことを
    特徴とする位置検出手段を内蔵した携帯用コンピュータ
    ー入力端末機。
  2. 【請求項2】端末機に内蔵されその移動位置を検出する
    手段が、端末機が移動した時に平面との摩擦抵抗で転が
    り回転する球と、球の回転を縦方向及び横方向の移動距
    離に分解して検出するための球に接し回転可能な直交す
    る2つの回転軸と、2つの回転軸の回転量を別々に電気
    パルス信号として検出する手段とで構成されることを特
    徴とする請求項1記載の位置検出手段を内蔵した携帯用
    コンピューター入力端末機。
  3. 【請求項3】端末機に内蔵されその移動位置を検出する
    手段が、端末機本体に働く加速度を縦方向・横方向2つ
    の成分の力として検出するためのおもりと、おもりに働
    く力を電気信号に変換する圧電素子と、圧電素子の電気
    信号を時間で積分し移動距離の電気信号として出力する
    演算回路とで構成される位置検出装置であることを特徴
    とする請求項1記載の位置検出手段を内蔵した携帯用コ
    ンピューター入力端末機。
  4. 【請求項4】端末機に内蔵されその移動位置を検出する
    手段が、例えばおもりに働く加速度を直交した縦・横・
    高さ方向3つの成分の力として検出するためのおもり
    と、おもりに働く力を電気信号に変換する圧電素子と、
    圧電素子の電気信号を時間で積分し移動距離の電気信号
    として出力する演算回路とで構成される3次元の位置検
    出装置であることを特徴とする請求項1記載の位置検出
    手段を内蔵した携帯用コンピューター入力端末機。
  5. 【請求項5】端末機表示上でその動きに合わせて移動す
    るカーソルにより文字や機能を選択し入力するための操
    作ボタンは、表示面に対しその側面部分に設けたことを
    特徴とする請求行為1、請求項2、請求項3、請求項4
    記載の位置検出手段を内蔵した携帯用コンピューター入
    力端末機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515679A (ja) * 1991-07-16 1993-01-26 Barudan Co Ltd ミシンにおける針棒の駆動機構
JP2005234881A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nec Corp 触圧覚提示携帯端末及び方法
JP2017102493A (ja) * 2015-11-27 2017-06-08 京セラ株式会社 入力装置及び入力方法

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