JP3073589U - アクセサリーセット - Google Patents

アクセサリーセット

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JP3073589U
JP3073589U JP2000003560U JP2000003560U JP3073589U JP 3073589 U JP3073589 U JP 3073589U JP 2000003560 U JP2000003560 U JP 2000003560U JP 2000003560 U JP2000003560 U JP 2000003560U JP 3073589 U JP3073589 U JP 3073589U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックやガラス等の安価な材料による
ビーズ等の装飾体を、宝石に見せかけたブローチや指輪
などとして、又は鞄などの種々のグッズのための高級感
を与えるワンポイントアクセサリーとして利用できると
ともに、商品価値を高めたセット販売形態にでき、また
使用形態も、布地や編み地などの柔軟な粗面に取り付け
る場合と、平らな面に取り付ける場合の2様の使い方が
できるようにする。 【解決手段】 装飾体1と剥離台紙2とベルベットファ
スナ3とからなる。ベルベットファスナ3の受け側ベル
ベット3bの裏面を接着面として、受け側ベルベット3
bを剥離台紙2上に剥離自在に接着させるとともに、装
飾体1の裏面に、ベルベットファスナ3の掛け側ベルベ
ット3aを固着し、掛け側ベルベット3aを受け側ベル
ベット3bに貼り付けて、装飾体1をベルベットファス
ナ3を介して剥離台紙2上に着脱自在に支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、プラスチックやガラス等の安価な材料によるビーズ等の装飾体を、 宝石に見せかけたブローチや指輪などとして、又は鞄などの種々のグッズのため の高級感を与えるワンポイントアクセサリーとして利用できるようにするアクセ サリーセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックやガラス等の安価な材料によるビーズの裏面に、両面テープを付 けて、グッズのワンポイントアクセサリーとしたり、ビーズの裏面に、ベルベッ トファスナ(いわゆるマジックテープ)の片側の掛け側(フック側)ベルベット だけを固着し、この掛け側ベルベットで衣服に押し付けてブローチのように見せ かけることは行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなものでは、販売に供する商品形態として商品価値が低いと ともに、1個ずつの単品売りでは、単価がそもそも安いので、販売店にとっては 、手間が多く利益も少ないので取り扱いたくない安価な小物商品である。複数個 をまとめて袋入り形態にして販売すると、購入者側では、同じものを多くは必要 としないので、購入するのに躊躇する。また、使用する場合、ビーズの裏面に両 面テープを付けた形態では、布地や編み地などの柔軟な粗面に取り付けることが できず、一方、ビーズの裏面に掛け側ベルベットだけを付けた形態では、平らな 面に取り付けることができない。
【0004】 そこで、本考案の目的は、プラスチックやガラス等の安価な材料によるビーズ 等の装飾体を、宝石に見せかけたブローチや指輪などとして、又は鞄などの種々 のグッズのための高級感を与えるワンポイントアクセサリーとして利用できると ともに、商品価値を高めたセット販売形態にでき、また使用形態も、布地や編み 地などの柔軟な粗面に取り付ける場合と、平らな面に取り付ける場合の2様の使 い方ができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のアクセサリーセットは、装飾体と剥離台紙とベルベットファスナとか らなり、ベルベットファスナの受け側ベルベットの裏面を接着面として、受け側 ベルベットを剥離台紙上に剥離自在に接着させるとともに、装飾体の裏面に、ベ ルベットファスナの掛け側ベルベットを固着し、掛け側ベルベットを受け側ベル ベットに貼り付けて、装飾体をベルベットファスナを介して剥離台紙上に着脱自 在に支持したことを特徴とする。装飾体は、その複数個をそれぞれのベルベット ファスナにて同じ剥離台紙上に並べて支持してもよく、また複数個の装飾体を、 その裏面の掛け側ベルベットにて同じ受け側ベルベットにまとめて支持してもよ い。
【0006】 また、本考案の別の形態のアクセサリーセットは、基板上に固定された装飾体 と剥離台紙とベルベットファスナとからなり、ベルベットファスナの受け側ベル ベットの裏面を接着面として、受け側ベルベットを剥離台紙上に剥離自在に接着 させ、基板の裏面に、ベルベットファスナの掛け側ベルベットを固着し、掛け側 ベルベットを受け側ベルベットに貼り付けて、基板上の装飾体をベルベットファ スナを介して剥離台紙上に着脱自在に支持したことを特徴とする。
【0007】 上記のような構成であれば、装飾体を布地や編み地などの柔軟な粗面に取り付 ける場合には、掛け側ベルベットを受け側ベルベットから剥がして受け側ベルベ ットを剥離台紙上に残し、装飾体又は基板の裏面に固着されている掛け側ベルベ ットにて布地や編み地などに取り付けることができる。また、平らな面に取り付 ける場合には、掛け側ベルベットを受け側ベルベットに貼り付けたまま、受け側 ベルベットを剥離台紙から剥がし、受け側ベルベットの裏面の接着面にて接着す ることができる。
【0008】 受け側ベルベットを黒色とすると、外見上、装飾体が引き立つとともに、接着 先の面の色がどのような色であっても違和感を与えない。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1及び図2に示す例のアクセサリーセットは、装飾体1と剥離台紙2とベル ベットファスナ3とからなる。ベルベットファスナ3は、無数の繊維状フック4 を有する掛け側ベルベット3aと、無数の繊維状ループ5を有する受け側ベルベ ット3bとで構成されるが、掛け側ベルベット3aは、装飾体1の裏面に外れな いように固着されている。ベルベットファスナ3の色は、掛け側ベルベット3a 及び受け側ベルベット3bの双方とも黒色が良い。
【0011】 図1及び図2に示す実施例の場合、装飾体1はプラスチック製の半透明なビー ズであって、全体として楕円形であるが、裏面は平面となっており、掛け側ベル ベット3aは、装飾体1の裏面からはみ出さない大きさの円形にして、接着剤に て剥離不能に接着されている。
【0012】 一方、受け側ベルベット3bは、掛け側ベルベット3aよりも大きい円形で、 その裏面は粘着剤による剥離自在な接着面6となっており、この接着面6にて剥 離台紙2上に剥離自在に接着できるようになっている。
【0013】 このアクセサリーセットは、使用しない通常時(搬送時、販売時、保管時)に は、図2に示すように、受け側ベルベット3bをその裏面の接着面6にて剥離台 紙2上に剥離自在に接着するとともに、この受け側ベルベット3b上に掛け側ベ ルベット3aを貼り付けて、装飾体1をベルベットファスナ3を介して剥離台紙 2上に着脱自在に支持しておく。
【0014】 装飾体1としては、上記のような楕円形や、図4に示すようなハート形、図5 に示すように表面又は内部に模様を有する模様付き、図6に示すような花形など の種々の形状や色の単体の既製のビーズや、図7に示すように、複数個のダイヤ モンド形ビーズ7を金属枠8で保持して全体を花形飾りとしたもの、図8に示す ように彫刻を施したカメオのようにしたものなど、プラスチック又はガラスによ る既製のものを使用することができる。更に、同じ受け側ベルベット3b上に複 数個のビーズをまとめて設置してもよい。受け側ベルベット3bの形状は円形に 限らない。
【0015】 使用するに当たっては、図2の状態から、受け側ベルベット3bを剥離台紙2 上に残したまま、掛け側ベルベット3aを受け側ベルベット3bから剥がし、掛 け側ベルベット3aを衣服の布地や編み地などに押し付ければ、装飾体1を宝石 に見せかけたブローチとして使用できる。使用しないときは、図2の状態に戻し て保管できる。
【0016】 また、図2の状態から、受け側ベルベット3b上に掛け側ベルベット3aを貼 り付けたまま、受け側ベルベット3bを剥離台紙2上から剥離し、図3に示すよ うな形態にして、受け側ベルベット3bの接着面6を鞄などの種々のグッズの平 らな面に接着すれば、ワンポイントアクセサリーとして使用できる。同様に、図 9に示すように、受け側ベルベット3bの接着面6を指に接着すれば、装飾体1 を指輪のように見せかけることができる。この場合、受け側ベルベット3bを指 やグッズの平らな面に接着したまま、別の装飾体1と交換することができる。
【0017】 本考案によるアクセサリーセットは、単品として販売できるのは勿論であるが 、図10に示すように、同じ装飾体1を一枚の剥離台紙2上に並べて支持した販 売形態にしたり、図11及び図12に示すように、異なる装飾体1を一枚の剥離 台紙2上に並べて支持した販売形態のほうが、商品価値が高く、また取り扱いも 容易である。
【0018】 更に、本考案の他の実施例について説明すると、図13の例は、ダイヤモンド 形ビーズ9の回りに複数の穴あきビーズ10、更にその外周に花弁形プラスチッ ク薄板11を配置し、これらを穴あきビーズ10に貫通させた糸で結合して、全 体を花形の装飾体1とし、その下面に固着した掛け側ベルベット(図示せず)で 四角形の受け側ベルベット3bに貼り付けて、装飾体1をベルベットファスナを 介して四角形の剥離台紙2上に着脱自在に支持したものである。
【0019】 図14の例は、外郭のハート形に相似したハート形の凹部12aを有するプラ スチック製基板12上に、多数のダイヤモンド形ビーズ13を固着して装飾体1 とし、基板12の裏面に固着した掛け側ベルベット(図示せず)にて、四角形の 受け側ベルベット3b上に貼り付けたものである。図15の例は基板12を星形 にしたものである。
【0020】 図16の例は、リボン形の装飾体1の裏面に2個の掛け側ベルベット3aを固 着して、掛け側ベルベット3aにて取り付けたときの安定性を高めたものである 。図13〜図16のいずれの実施例の場合も、受け側ベルベット3bは黒色が良 い。
【0021】 次に、装飾体1の種々の使用例について説明すると、図17は髪に付けた例、 図18はセーターのボタンを覆うように付けた例、図19はセーターの襟に付け た例、図20はTシャツの胸に付けた例、図21は帽子に付けた例、図22はソ ックスに付けた例である。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、プラスチックやガラス等の安価な材料によ るビーズ等の装飾体を、宝石に見せかけたブローチやボタンや指輪などとして、 又は鞄などの種々のグッズのための高級感を与えるワンポイントアクセサリーと して利用できるとともに、商品価値を高めたセット販売形態にでき、また使用形 態も、布地や編み地などの柔軟な粗面に取り付ける場合と、平らな面に取り付け る場合の2様の使い方ができる。使用しないときは、剥離台紙上に支持した状態 に戻すことができるので、保管するにも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同実施例の断面図である。
【図3】平らな面に取り付ける場合の使用形態の斜視図
である。
【図4】装飾体をハート形にした実施例の斜視図であ
る。
【図5】装飾体を模様付きとした実施例の斜視図であ
る。
【図6】装飾体を花形にした実施例の斜視図である。
【図7】複数のビーズを金属枠で保持した装飾体を用い
た実施例の斜視図である。
【図8】彫刻を施したカメオのような装飾体を用いた実
施例の斜視図である。
【図9】指輪のようにして使用する使用例の斜視図であ
る。
【図10】同じ装飾体を一枚の剥離台紙上に並べて支持
した販売形態を示す平面図である。
【図11】2種類の装飾体を一枚の剥離台紙上に並べて
支持した販売形態を示す平面図である。
【図12】多種の装飾体を一枚の剥離台紙上に並べて支
持した販売形態を示す平面図である。
【図13】装飾体を多数の部品で花形にした例を示す斜
視図である。
【図14】装飾体にハート形の基板を用いた例の斜視図
である。
【図15】装飾体に星形の基板を用いた例の斜視図であ
る。
【図16】装飾体をリボン形にした例を示し、(A)は
全体の斜視図、(B)は装飾体のみの裏側斜視図であ
る。
【図17】装飾体を髪に付けた使用例である。
【図18】装飾体をセーターのボタンを覆うように付け
た使用例である。
【図19】装飾体をセーターの襟に付けた使用例であ
る。
【図20】装飾体をTシャツの胸に付けた使用例であ
る。
【図21】装飾体を帽子に付けた使用例である。
【図22】装飾体をソックスに付けた使用例である。
【符号の説明】
1 装飾体 2 剥離台紙 3 ベルベットファスナ 3a 掛け側ベルベット 3b 受け側ベルベット 4 繊維状フック4 5 繊維状ループ 6 接着面 7 ダイヤモンド形ビーズ 8 金属枠 9 ダイヤモンド形ビーズ 10 穴あきビーズ 11 花弁形プラスチック薄板 12 基板 12a 基板の凹部 13 ダイヤモンド形ビーズ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾体と剥離台紙とベルベットファスナと
    からなり、ベルベットファスナの受け側ベルベットの裏
    面を接着面として、受け側ベルベットを剥離台紙上に剥
    離自在に接着させるとともに、装飾体の裏面に、ベルベ
    ットファスナの掛け側ベルベットを固着し、掛け側ベル
    ベットを受け側ベルベットに貼り付けて、装飾体をベル
    ベットファスナを介して剥離台紙上に着脱自在に支持し
    たことを特徴とするアクセサリーセット。
  2. 【請求項2】複数個の装飾体をベルベットファスナにて
    同じ剥離台紙上に並べて支持したことを特徴とする請求
    項1記載のアクセサリーセット。
  3. 【請求項3】複数個の装飾体を、その裏面の掛け側ベル
    ベットにて同じ受け側ベルベットにまとめて支持したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のアクセサリーセッ
    ト。
  4. 【請求項4】基板上に固定された装飾体と剥離台紙とベ
    ルベットファスナとからなり、ベルベットファスナの受
    け側ベルベットの裏面を接着面として、受け側ベルベッ
    トを剥離台紙上に剥離自在に接着させ、基板の裏面に、
    ベルベットファスナの掛け側ベルベットを固着し、掛け
    側ベルベットを受け側ベルベットに貼り付けて、基板上
    の装飾体をベルベットファスナを介して剥離台紙上に着
    脱自在に支持したことを特徴とするアクセサリーセッ
    ト。
  5. 【請求項5】受け側ベルベットが黒色であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のアクセサリーセ
    ット。
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