JP3073412U - ログハウス調プランター - Google Patents

ログハウス調プランター

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JP3073412U
JP3073412U JP2000003380U JP2000003380U JP3073412U JP 3073412 U JP3073412 U JP 3073412U JP 2000003380 U JP2000003380 U JP 2000003380U JP 2000003380 U JP2000003380 U JP 2000003380U JP 3073412 U JP3073412 U JP 3073412U
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plate
side plates
front plate
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planter
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JP2000003380U
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Inventor
智秀 佐藤
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株式会社モック犬橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、木製のプランターにおいて、複雑
なログハウス調の外観をもちながら、簡単に組立てがで
きるものを開発することを課題とする。購入後に個々の
部品にするのに加工がなく、組立て製作に煩雑なところ
がない構成の組立て木製プランターを課題とする。 【解決手段】 ログハウス調の外観を形成した前板
(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)、底板
(5)とこれらを止めるボルト(6)のみで構成した。
前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)は数
本の半丸太(7)を裏面の左右に所定幅の間隔で設けた
縦板(8)で連結してログハウス調の面板としてユニッ
ト化した。これらの左右端部は横凹凸状にしてあり、そ
の凹凸を歯み合わせて角部をボルト(6)締めするだけ
で組立てることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は植木や植木鉢を入れるプランターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
市街地や住宅街で多く見られるプランターは、例えばS字状の鉄で引っ掛けて ベランダやブロック等の塀に吊るして使用されている方形やデザインされた容器 タイプのものなど様々なものがある。
【0003】 その他には、鉢を置く螺旋状の置き台、鉢やプラスチック製プランターが置ける 階段状の置き台、鉢の吊り下げタイプのものと組み合わせた様々なものが散見で きる。さらにはこれらの組立てタイプのものもある。
【0004】 しかし、組立てタイプの従来品は部材一つ一つが個々に分かれており組み立てに 多くの時間や手間を要する構成のものが多い。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題は、従来の組立て品が、組立てや構成が複雑だったり、単 に平板の連結組立てで強度不足だったり、一部接着や切断を要するものであった 点である。 つまり、プランターにおいて、ログハウス調の複雑な組立て外観を維持しながら 実際はきわめて簡単な組立体である木製のログハウス調プランターの開発を課題 とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複雑なログハウス調の外観を持つプランターで、矩形の構成各面板 をユニット化し、しかもユニット化した各面板の強度を十分にし、さらに手間の かかる個々の組立てを簡略化したことを最も大きな特徴とする。
【0007】 ここに本考案は、前板と背板、左右側板、底板とこれらを組立て止めるボルトで 構成された組立て木製プランターであって、前板と背板、左右側板は数本の半丸 太を裏面の左右に所定幅の間隔で設けた縦板で連結してユニット化し、かつ前板 と背板、左右側板、の裏面下位には横溝を削設し、さらに前板と背板、左右側板 の左右端部は前記半丸太の端部を横方向に凹凸状に配置して、前板と背板と左右 側板とを、前記各板の横溝に底板を嵌め込みかつ前板と背板、左右側板の前記凹 凸状の左右端部を組合わせて連結するとともに前記所定間隔で設けた縦板を相互 に当接して矩形を維持し、ボルトで固定してなることを特徴とするログハウス調 プランターである。
【0008】 本考案は出荷時には分解されており、分解部材はあらかじめ一定の形の平板状に 積み重ねられており、扁平なダンボール箱に畳まれて箱詰めされている。 コンパクトな商品形態であるので、通販や在庫場所に至便になっている。
【0009】 又、購入者が組立てるときは、ドライバー1本でボルト止めだけでよい。 木材を使用していながら加工の必要が無く、組立て手間がきわめて少ないという 簡便性がある。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案のログハウス調プランターの一実施形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施形態を示す組立て完成したものを示す斜視図であっ て、ユニット化された構成各面板を、各裏面の横溝に底板を嵌め込み、ネジ止め した全体を斜め上より見た図である。
【0011】 図中の符号を付して説明すると、この実施形態のログハウス調プランターは、 前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)底板(5)とこれらを組立 てて止めるボルト(6)で構成された組立て木製プランターであって、前板(1 )と背板(2)、左右側板(3),(4)は数本の半丸太(7)を裏面の左右に 所定幅の間隔で設けた縦板(8)で連結してユニット化し、かつ前板(1)と背 板(2)および左右側板(3),(4)の裏面下位には横溝(9)を削設し、さら に前板(1)と背板(2)および左右側板(3),(4)の左右端部は前記半丸 太の端部を横方向に交互に凹凸状に配置して、前板(1)と背板(2)と左右側 板(3),(4)とを、前記各板の裏側下位の横溝(9)に足台(10)を備え た底板(5)を嵌め込みかつ前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4) の前記凹凸状の左右端部を歯合組合せて連結するともに前記所定間隔で設けた縦 板(8)を相互に当接して矩形を形成維持し、前板(1)と背板(2)および左 右側板(3),(4)の角部をボルト(6)で固定してなるものである。 前記前板(1)、背板(2)、左右側板(3),(4)、は間伐杉材を半丸太状 に切断加工したものを結合し、ユニット化したものである。
【0012】 この実施形態では、ユニット化した前板(1)、背板(2)、左右側板(3), (4)は、各面板とも4本の長短の半丸太を交互に並べ左右端を交互に凹凸に形 成している。 半丸太は、2本以上であれば組み合わせは任意であるが、4本から6本程度が適 当である。 つまり、前記前板(1)、背板(2)、左右側板(3),(4)は半丸太の結合 体になっている。 結合の仕方は、4本の長短の半丸太を交互に並べ左右端を交互に凹凸に形成して いる特徴がある。
【0013】 図2は、同じ実施形態の図1の如く組立て完成したログハウス調プランターを土 や鉢を入れる内部を真上から見た平面図である。 前記底板(5)は杉材の平板を合わせて足台(10)で結合してユニット化し、 水はけや通気のための貫通した孔を多数形成している。 この図は、底板(5)に直接土を入れた時の水はけ用等の孔の配置や数を分かり やすく示したものである。
【0014】 図3は、完成時においてプランターの内部で四隅の内の一つを一部斜視図として 示したものである。 図3の中央の縦板(8)は、本考案の構成各面板をユニット化し、正確に組立 てるための重要な部分であり、各面板を構成する半丸太同士を裏面から連結する 役目をなすとともにユニット化された各面板を相互に正確に位置させる機能をも っている。
【0015】 図4は、前板(1)と背板(2)および左右側板(3),(4)および底板(5 )を示すもので、組立てる前の状態ないし分解した状態の斜視図である。 前板(1)と背板(2)および左右側板(3),(4)は、半丸太を横に重ねた ログハウス調であり、端部は切り口をみせて野趣があり、交互に凹凸状になった 端部は歯合して配置されている。
【0016】 前板(1)と背板(2)および左右側板(3),(4)そして底板(5)には、 防腐塗料を塗ったり、焼き目をいれたり、防水加工をすることなどが適宜行われ る。 図示のものは、防水防腐塗料を構成部材ごとに予め塗布しておき、ユニット化し て構成したものである。 このような構成部材はユニットとなっているので、ドライバーとネジ又はボルト (6)で組上げるだけでよい。 前板(1)と背板(2)および左右側板(3),(4)に、底板(5)を嵌め込 み、端部を歯合しこれらを組立て、ボルト(6)で止めるだけで、ログハウス調 のプランターが、家庭でも容易に作成できる。
【0017】
【実施例】
次に実施例について説明する。 実施例は、前記実施形態と同様に、上面からみて長方形で全体を長方体とするプ ランターとして実施した。 なお、実施例は平面視で4角形であるが、3角形や6角形の矩形形態のものでも当 然にできる。 長方形の前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)は、夫々、長い寸法 2本、短い寸法2本で、計4本の半丸太(7)を裏面の左右に所定幅の間隔で設 けた縦板(8)で連結してユニット化した面板として間伐杉材を用いて作成した 。
【0018】 前板(1)と背板(2)は、約72cmの間伐杉材の半丸太2本と、約66cm の間伐杉材の半丸太2本とを交互に並べて、左右端を凹凸にして、平坦面をそろ えて裏面で縦板(8)で止めたものである。 左右側板(3),(4)は、約30cmの間伐杉材の半丸太2本と、約24cm の間伐杉材の半丸太2本とを中心をそろえて交互に並べて、左右端を凹凸にして 、裏面の平坦面をそろえて裏面左右側を縦板(8)で止めたものである。 半丸太(7)は、直径5cmの間伐杉材を半分に割って2.5cmの厚さである 。 半丸太(7)は、4本一組として結合し、前板(1)と背板(2)、左右側板( 3),(4)をユニット化している。
【0019】 このような前板(1)と左右側板(3),(4)を組合わせるとその端部は、歯 合して校倉状に組合う。 又、前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)の裏面下位即ち最下方の 半丸太(7)には直線状の横溝(9)を削設している。
【0020】 このような構成の前板(1)と背板(2)と左右側板(3),(4)とを、前記 各板の裏面横溝(9)に底板(5)を嵌め込みかつ前板(1)と背板(2)、左 右側板(3),(4)の前記凹凸の左右端部を組合わせるとともに前記所定間隔 で設けた縦板(8)を相互に当接して矩形を維持し、ボルト(6)で一方の半丸 太(7)の端部を他方の半丸太(7)の端面にねじ込んで固定して組立てた。
【0021】 ボルト(6)は、締め付けができればよく、ネジ、木ネジなどでもよい。 底板(5)は杉材の平板4枚を足台(10)で予めボルト(11)止めしてあ る。 底板(5)には15個の水はけや通気孔となる孔があけられており、そのまま植 木容器として使用しても支障のないようになっている。
【0022】 このような構成のログハウス調プランターは、4カ所の角部をボルト(6)で止 めるだけで前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)はしっかりと組合 い完成し、前後左右の負荷に対しきわめて強度のあるログハウス調プランターが できる。
【0023】
【考案の効果】
前板(1)、と背板(2)、及び左右側板(3),(4)と底板(5)で構成さ れた本考案のログハウス調プランターは、市販の長方体のプランター(プラスチ ック製)又は植木鉢をも入れることができ、更に自然土や腐葉土等を直接入れて ガーデニングに利用するのにも適している。
【0024】 本考案のログハウス調プランターは、木製の従来品とは違い土を直接入れて使う ことも可能であり植木容器としての条件も備わっている。
【0025】 木材の持つ吸湿性・保湿性・断熱性という自然の特質により、土を急激な乾燥状 態から守り、植物にとっても好ましい素材であるし、特にログハウス調に半丸太 の横の組合わせであるので、通気性があり、植栽容器として価値がある。 半丸太同士の隙間は土の空気呼吸を促進しかつ、植物や土の栄養となる微生物の 侵入をある程度容易にして土がより自然に近くなるようにも機能する。
【0026】 本考案のログハウス調プランターは、出荷時には分解されて一定の容積の扁平な ダンボール箱に畳まれて箱詰めされている。 組立て前は扁平でコンパクトであるので、商品として平積みができ、在庫や輸送 に負担が少なく、販売しやすいものと言える。 又、購入者が組立てるときは、ドライバー1本でボルト止めだけでよいし、かつ その作業はきわめて簡単であるので、非力な者も簡単にできるという実際的要請 にかなうものである。 半丸太を一本一本打ち込んだような複雑なログハウス調の外観を有し、多数本 の木材を使用していながら加工の必要が無く、かつ組立ての手間がきわめて少な いという特徴はきわめて商品的に優れ、実用的価値がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のログハウス調プランターの一実施形態
を示すもので組立状態を示す斜視図である。
【図2】同じ実施形態のログハウス調プランターであっ
て組立てた状態での平面図である。
【図3】同じ実施形態のログハウス調プランターであっ
て、四隅の内の一つを示す一部斜視図である。
【図4】同じ実施形態のログハウス調プランターであっ
て前板(1)と背板(2)および左右側板(3),
(4)および底板(5)を組立てる前の状態の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 前板 2 背板 3 左側板 4 右測板 5 底板 6 ボルト 7 半丸太 8 縦板 9 横溝 10 足台 11 底板の固定用ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板(1)と背板(2)、左右側板
    (3),(4)、底板(5)とこれらを組立てて止める
    ボルト(6)で構成された組立て木製プランターであっ
    て、前板(1)と背板(2)、左右側板(3),(4)
    は数本の半丸太(7)を裏面の左右に所定幅の間隔で設
    けた縦板(8)で連結してユニット化し、かつ前板
    (1)と背板(2)および左右側板(3),(4)の裏
    面下位には横溝(9)を削設し、さらに前板(1)と背板
    (2)および左右側板(3),(4)の左右端部は前記
    半丸太の端部を横方向に交互に凹凸状に配置して、前板
    (1)と背板(2)と左右側板(3),(4)とを、前
    記各板の裏面下位の横溝(9)に足台(10)を備えた
    底板(5)を嵌め込みかつ前板(1)と背板(2)、左
    右側板(3),(4)の前記凹凸状の左右端部を歯合組
    合せて連結するとともに前記所定間隔で設けた縦板
    (8)を相互に当接して矩形を維持し、前板(1)と背
    板(2)および左右側板(3),(4)の角部をボルト
    (6)で固定してなることを特徴とするログハウス調プ
    ランター。
  2. 【請求項2】 前記ユニット化した前板(1)、背板
    (2)、左右側板(3),(4)は、杉材の半丸太の結
    合体であって、4本の長短の半丸太を交互に並べ左右端
    を交互に凹凸に形成した実用新案登録請求の範囲請求項
    1のログハウス調プランター。
  3. 【請求項3】 前記底板(5)は杉材の平板を合わせて
    足台(10)で結合してユニット化し、多数の孔を形成
    した実用新案登録請求の範囲請求項1記載のログハウス
    調プランター。
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