JPH07227147A - 植木箱 - Google Patents

植木箱

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JPH07227147A
JPH07227147A JP1711794A JP1711794A JPH07227147A JP H07227147 A JPH07227147 A JP H07227147A JP 1711794 A JP1711794 A JP 1711794A JP 1711794 A JP1711794 A JP 1711794A JP H07227147 A JPH07227147 A JP H07227147A
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JP
Japan
Prior art keywords
side plates
bottom plate
plant box
frame body
home
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Pending
Application number
JP1711794A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takase
瀬 章 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASE ALUM KK
Original Assignee
TAKASE ALUM KK
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Publication date
Application filed by TAKASE ALUM KK filed Critical TAKASE ALUM KK
Priority to JP1711794A priority Critical patent/JPH07227147A/ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運びが容易で、手頃に持ち運べるととも
に、破損の虞が少なく、しかも家庭での組立が容易であ
り、さらには栽培面積を大きくすることが容易な植木箱
を提供する。 【構成】 底板2と側板3、4、5、6とを平板状の板
体で別体に構成するとともに、側板3、4、5、6同
士、および側板3、4、5、6と底板2とを棒状に延び
一対の嵌合溝8a、8b、9a、9bを有する枠体8、
9の嵌合溝内に端部を嵌合させて連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は植木箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば家庭のベランダなどに鑑賞用の花
を植えたり、トマト、キュウリ、ナスなどの手頃の野菜
栽培を楽しむ場合には、従来から素焼きの鉢を用いる場
合もあるが、今日では合成樹脂製のプランターが広く使
用されている。
【0003】このプランターは工場内で多量に製造さ
れ、街中の店頭で市販されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、花木等の栽
培で素焼きの鉢を用いた場合には、重量が重く持ち運び
に労を要するばかりか搬送の途中に軽い衝撃が加わった
だけでも、破損されてしまう虞がある。したがって、工
場から店頭あるいは店頭から家庭に持ち帰る場合に持ち
運びの姿勢に充分配慮する必要が生じている。
【0005】また、従来からあるプランターの場合に
は、素焼きのものに比べて搬送の途中では割れにくい
が、その一方で温度変化の激しい場所で使用された場合
には、材質が劣化し、素焼きの鉢と同様に衝撃に対して
破損されやすくなる。
【0006】しかも、プランターの場合には、トラック
等で工場から店頭に運ぶ場合は良いが、人が店頭から家
庭に持ち帰る場合には、嵩がはり荷物の邪魔に成りやす
く、持ち帰るのに不便であった。
【0007】さらに、従来のプランターでは、大きさが
一義的に決められているため、栽培面積を広くするには
複数個、並べる必要が生じている。本発明は上記実情に
鑑み、持ち運びが容易で、手頃に持ち運べるとともに、
破損の虞が少なく、しかも家庭での組立が容易であり、
さらには栽培面積を大きくすることが容易な植木箱を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る植木箱では、底板と側板とを平板状の板
体で別体に構成するとともに、前記側板同士、および側
板と底板とを棒状に延び一対の嵌合溝を有する枠体の嵌
合溝内に端部を嵌合させて連結するようにしたことを特
徴としている。
【0009】
【作用】上記構成による本発明によれば、工場から店頭
および店頭から家庭に搬送するに際し、これらをセット
にして平板状に重ねて運ぶことが可能であるため嵩がは
らない。また、家庭等の使用場所においては、タッピン
グネジとドライバーがあれば誰でも簡単に組付けること
ができる。さらに、アルミ板などで形成すれば、軽くて
錆びないばかりか軽くて損傷されることがない。
【0010】また、枠体を使い分けることによって、2
連式、3連式と長尺物を作成することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る植木
箱の実施例について説明する。図1および図3は、本発
明に係る植木箱の一実施例を示したもので、図1は植木
箱の一部破断斜視図である。図2は同植木箱の底板の角
部分を拡大して示した斜視図で、図3は植木箱の上端部
分を拡大して示した斜視図である。
【0012】この植木箱1は、平板状の底板2と平板状
の側板3、4、5、6とから一方面が開口し、上端縁が
若干外に広がった箱体として形成されている。これら板
体の寸法の一例として、底板2は300×300mmの
正方形、側板3、4、5、6は平行な2辺が300×4
00mmの台形である。また、これら板材は、例えばア
ルミ等の金属から形成されている。
【0013】底板2には、複数の水抜き孔7が形成され
るとともに、四側辺の外周部には所定間隔おきにネジ孔
が形成されている。これらのネジ孔は後にタッピングネ
ジを挿通するときの下孔となるもので、4mmネジの場
合、例えば3.8φである。
【0014】また、側板3、4、5、6にも、それらの
四側辺の外周部に沿ってネジ孔が形成されている。側板
同士を突き合わせて形成される4つの角部には、連結具
として棒状の枠体8、8、8、8が縦方向に当てがわ
れ、また、底板6と側板3、4、5、6の角部にも、他
形状の枠体9、9、9、9が横方向に当てがわれてい
る。すなわち、箱体はこれら枠体8、9によって組付け
られている。
【0015】これら枠体8、9は、図2および図3に示
したように、ともに断面形状一定の長尺物であり、アル
ミ等の金属あるいは合成樹脂により形成されている。枠
体8は、L型枠体と称され、断面形状が略L状を呈する
とともに、直角より若干開いた方向に一対の嵌合溝8
a、8bを有している。
【0016】枠体9は、Y型枠体と称され、断面形状が
略Y状を呈するとともに、直角より若干開いた方向に一
対の嵌合溝9a、9bを有している。なお、この枠体9
は、下方に袴部9cを有しているため、底板2が地面よ
り高い位置に配置される。したがって、底板2の水はけ
性および通風性は良好になっている。また、枠体9は、
隅部において枠体8と重ならないように、底板2を保持
する端部が45°に切除されて用いられる。
【0017】また、これら枠体8、9には、底板2およ
び側板3、4、5、6に形成したネジ孔に対応するネジ
孔が形成されている。さらに、本実施例では、側板4、
5、6、7の上端縁に、縁取りとしてP型と称される笠
木11、11、11、11が取付けられる。この笠木1
1は断面形状が略P状を呈しており、アルミ等の金属あ
るいは合成樹脂から形成されている。また、この笠木1
1は嵌合溝11aを有している。
【0018】以下、上記の部材からなる植木箱1の組付
けの一例について説明する。まず、底板2の端部を枠体
9の嵌合溝9b内に嵌合させる。さらに、側板3、4、
5、6の端部を順次これら枠体9の嵌合溝9a内に嵌合
させる。続いて、側板同士の角部に枠体8を当てがいな
がら、側板の端部を枠体8の嵌合溝8a、8b内に嵌合
させる。こうして、側板3、4、5、6と底板2とを仮
に組付けた後、各ネジ孔にタッピングネジ10、10…
10を挿通し、これらを強固に固定する。
【0019】さらに、側板4、5、6、7の上端縁に、
笠木11、11、11、11を嵌合させる。このような
笠木11を上端縁に嵌合させた後、この笠木11を枠体
8、9と同様にタッピングネジで側板にネジ止めし、植
木箱1の組立が完了する。なお、植木箱1の組付けが完
了しても、これらは分解可能である。
【0020】以上、本実施例による植木箱1の組付けに
ついて説明したが、このような植木箱1は、出荷の時点
では、例えば4枚の側板3、4、5、6と1枚の底板2
とが所定の枠体8、9および笠木11とともに梱包され
る。この時、所定数のタッピングネジも一緒に具備され
る。そして、1セットとして店頭に出荷される。
【0021】したがって、購買者は店頭から家庭に持ち
帰るときにも、梱包したままの状態で持ち帰ることがで
きる。また、家庭に持ち帰られたこれら各構成部品は、
ドライバを一本用意することで簡単に組立てられる。
【0022】このような植木鉢1は、底板2に水抜き孔
7が形成されるとともに、袴部9cの高さだけ地面より
上に配置されるので、水はけおよび通風性とも良好であ
る。しかも、このような植木箱1を、例えば、アルミ板
で形成すれば、割れることがないばかりか軽量であり、
陽に当たっても材質が劣化したりすることがない。
【0023】以上、本発明の第1の実施例について説明
したが本発明は上記実施例に何ら限定されない。例え
ば、このような植木箱1の材質はアルミあるいはステン
レス等の金属に限定されず、枠体も含めて全て合成樹脂
で形成することができる。その場合にも、組立、分解が
自在であり、使用者は持ち帰るときに嵩が張らないので
便利である。
【0024】また、合成樹脂の場合には、さらに軽量で
あるという利点がある。また、以上の実施例では、底板
2が正方形である植木箱1について説明したが、これに
代え、底板が長方形状で、さらに大型の植木箱を形成す
ることもできる。
【0025】図4は、本発明の第2の実施例を示したも
ので、この実施例による植木箱12は、高さ300m
m、奥行き400mm、幅1000mmに形成されてい
る。すなわち、400×1000mmの1枚の底板13
と、300×1000mmの2枚の側板14、15と、
300×400mmの2枚の側板16、17から組付け
られている。
【0026】このような植木箱12を作成する場合も、
前述の枠体8、9、11と同一断面の枠体を所定寸法に
切断したもので連結することができる。ただし、この場
合、長さの異なる各2種類の枠体を用意する。
【0027】このような植木箱12により長くてスマー
トな生け垣を形成することができる。また、トマト、キ
ュウリ、ナスなどの野菜の栽培に最適である。
【0028】さらに、植木箱の栽培面積を増大させるた
めに、2連式、あるいは3連式の植木箱を形成すること
もできる。図5は、3連式の植木箱17を示したもので
ある。この植木箱17は、高さ300mm、奥行き10
00mm、幅6000mmに形成されている。
【0029】すなわち、400mm×2000mmの3
枚の底板19と、300×2000の6枚の側板20
と、300×1000mmの2枚の側板21との板材か
ら組付けられる。
【0030】また、多連式の植木箱17の場合には、図
6に示したような断面形状が略H状を呈する枠体18を
用意し、枠体18を幅方向の各突き合わせ部に嵌合させ
れば良い。この枠体18も一対の嵌合溝18a、18b
を有しており、材質は他の枠体8、9と同一のもので形
成されている。また所定位置にネジ孔が形成されてい
る。
【0031】こうした3連式の植木箱17を形成する場
合にも、L型の枠体8とT型の枠体9が角部にあてがわ
れる。その場合、枠体9は長尺物であっても良く、分割
体で構成しても良い。
【0032】また、この植木箱17には、上端縁に上記
の笠木11は取り付けられていない。しかしながら、対
向する一対の枠体18、18には、針金23、23が差
し渡され、針金23の端部が枠体18の孔18c内に挿
入されている。このように針金23を差し込むことによ
り、植木箱17内に土盛りしたときに外方に膨らまない
ように規制されている。
【0033】以上、本発明の各実施例について説明した
が、本発明によれば、以下のような利点がある。すなわ
ち、小さな植木鉢から屋外の公園などに設置される大き
な植木箱であっても、指定の孔にビス止めすれば現場で
簡単に組付けることができる。
【0034】また、アルミや合成樹脂で形成すれば錆び
ることがない。しかも、腐ることもなく、軽くて壊れる
虞もない。しかも、底部には袴が立ち上がっているの
で、通風性および水はけが良い。
【0035】また、トマト、キュウリ、ナスなどの野菜
の栽培も可能である。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る植
木箱によれば、組立、分解ができることから工場から店
頭および店頭から家庭に搬送するに際し、これらをセッ
トにして平板状に重ねて運ぶことができる。したがっ
て、嵩がはらず、持ち運びに便利である。また、家庭等
の使用場所においては、タッピングネジとドライバーが
あれば誰でも簡単に組付けることができる。さらに、ア
ルミ板などで形成すれば、軽くて錆びないばかりか軽く
て損傷されることがない。
【0037】また、断面形状一定の枠体を寸法だけ代え
ることによって、自由な大きさに設定することができ
る。また、2連式、3連式と長尺物を作成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る植木箱を一部破
断して示す斜視図である。
【図2】図2は同実施例による植木箱の底板の角部を拡
大して示す斜視図である。
【図3】図3は同実施例による植木箱の上端縁の一部を
拡大して示す斜視図である。
【図4】図4は本発明の第2の実施例による植木箱の斜
視図である。
【図5】図5は本発明の第3の実施例による植木箱の斜
視図である。
【図6】図6は同実施例で採用された枠体の断面図であ
る。
【符号の説明】
2、13、19
底板 3、4、5、6、14、15、16、17、20、21
側板 8、9、18
枠体 8a、8b、9a、9b、18a、18b
嵌合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と側板とを平板状の板体で別体に構成
    するとともに、前記側板同士、および側板と底板とを棒
    状に延び一対の嵌合溝を有する枠体の嵌合溝内に端部を
    嵌合させて連結するようにしたことを特徴とする植木
    箱。
JP1711794A 1994-02-14 1994-02-14 植木箱 Pending JPH07227147A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1711794A JPH07227147A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 植木箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP1711794A JPH07227147A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 植木箱

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ID=11935103

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JP1711794A Pending JPH07227147A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 植木箱

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JP (1) JPH07227147A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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