JP3033816U - プランター保護ケース - Google Patents

プランター保護ケース

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JP3033816U
JP3033816U JP1996007046U JP704696U JP3033816U JP 3033816 U JP3033816 U JP 3033816U JP 1996007046 U JP1996007046 U JP 1996007046U JP 704696 U JP704696 U JP 704696U JP 3033816 U JP3033816 U JP 3033816U
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Japan
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planter
rectangular box
box body
plastic
fitted
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JP1996007046U
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English (en)
Inventor
三司 田辺
和夫 佐野
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三司 田辺
和夫 佐野
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック製のプランターを移動可能にす
ることを目的としてその保護ケースを提供する。 【解決手段】 所定幅及び長さの板金を断面コ字形に曲
げ形成した胴体部5の短尺側端部にそれぞれアングル材
をコ字形に形成した側枠部4,4を嵌合して結合すると
ともに、側枠部4にはプランター1の短尺側壁部3の上
端を被覆して取手部13を形成した側板9を結合すると
ともに、その底部にキャスター等のコロ3を取付けて構
成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は植物を栽培するためのプランターを保護するとともに、陽当たりを 求め、又は、室内に格納するためにプランターを移動可能とする保護ケースに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビルの屋上やベランダ等にプランターを設置し植物を栽培して植栽を楽しみ、 又は、園芸作物等の自然の材料を得て飲食に供することが隆盛している。このよ うな場合に、一般にはプラスチック、コンクリート又は陶磁器などのプランター を用いているが、このプランターは底部に水抜き孔が設けられた矩形の箱体(容 器)が普及し、屋上やベランダの床面に載置固定して箱体内に土を収納するもの である。土を収納したプラスチック製のプランターは、大きさにもよるものの、 普遍的なものでも重量的にかなり重くなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、プランターは屋上やベランダの床上に固定したものであって、 陽当たりを求めて移動させたい場合や、夜間は室内に格納したい場合があり、こ のような場合には家庭の子女等では簡単容易に運搬することができない。
【0004】 また、最も普及しているプラスチック製のプランターは、固定設置して移動を 頻繁にすることを予定していないために、持ち上げたり落としたりすれば強度的 に弱く破損して用を足すことができなくなる。
【0005】 しかしながら、強度の高いコンクリート製や陶器製のプランターではあまりに も重くて家庭の子女等が移動させることは到底できないことである。また、屋上 やベランダに重量物を置くと、建物に局部的に荷重が増えてその集中荷重にて建 物に支障をもたらし、雨漏り等の原因を組成するために好ましくない。
【0006】 そこで、この考案はプラスチック製のプランターを移動可能にすることを目的 としてその保護ケースを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかるプランター保護ケースは、請求項1によれば、プラスチック 製の容器であるプランターを嵌合する剛性の高い受器であって、その底部に水抜 き孔とキャスター等のコロを有することを特徴とする。また、請求項2によれば 、プラスチック製の矩形の箱体であるプランターを嵌合する矩形の箱体であって 、アルミ等の軽量金属からなり、その底部に水抜き孔とこキャスター等のコロを 有することを特徴とする。
【0008】 また、請求項3によれば、プラスチック製の矩形の箱体であるプランターを嵌 合する矩形の箱体であって、所定幅及び長さの板金を断面コ字形に曲げ形成した 胴体部の短尺側両端部にそれぞれアングル材をコ字形に曲げ形成してその底部に 水抜き孔を穿設した側枠部を嵌合して結合し、該側枠部にはプランターの短尺側 壁の上端を被覆する取手部を形成した側板を結合するとともに、その底部にキャ スター等のコロを取付けてなることを特徴とする。
【0009】 さらに、請求項4によれば、プラスチック製の矩形の箱体であるプランターを 嵌合する箱状体であって、プランターの角部に当接するアングル材にて立方形に した箱状の枠体からなることを特徴とする。そして、請求項5によれば、プラス チック製の矩形の箱体であるプランターを嵌合する矩形の箱体であって、底部に キャスター等のコロを有してプランターの底部角部に当接するアングル材からな るフレームの四辺にそれぞれ蝶番を介して側板を結合し、該側板をそれぞれ立ち 上げて互いに交わる角部をアングル材で結合してなることを特徴とする。
【0010】 そして、請求項6によれば、プラスチック製の矩形の箱体であるプランターを 嵌合する矩形の箱体であって、底部にキャスター等のコロを有してプランターの 底部角部に当接するアングル材からなる矩形のフレームの四辺にそれぞれ蝶番を 介して側板を結合し、該側板をそれぞれ立ち上げて互いに交わる角部をアングル 材で結合するとともに、立ち上げた側板の上部にアングル材からなる矩形の上部 フレームを嵌着してなることを特徴とする。
【0011】 したがって、軽量であるが脆弱なプランターを保護ケースが補強して、移動や 運搬に適することとなるため、家庭の子女等でも陽当たりを求めて移動させたり 、夜間には室内に格納することを簡単容易に行える。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下この考案の実施の形態を図に基づき説明する。図1〜図7に示すように、 特にトロ箱のような発泡スチロールからなるプラスチック製の容器であるプラン ター1を、アルミ等の金属製からなる受器としての保護ケース2内に嵌め込むと ともに、保護ケース2の底部にはキャスター等のコロ3が適宜数取り付けられて 移動可能に構成されている。プランター1は発泡スチロールのトロ箱の廃物利用 を想定しているものの、専用のものを量産できればそれが最適である。なお、プ ランター1は市販されているプラスチック製のプランターであってもよい。
【0013】 保護ケース2は、図1に示すように、アルミのアングル材でコ字形の一対の側 枠部4,4を形成し、この側枠部4,4間に一枚のアルミ板金をコ字形に曲げ形 成した胴体部5の両端部を嵌合し、胴体部5に穿設したねじ孔6と側枠部4に穿 設したねじ孔7とにねじ8を螺入して結合し、かつ、側枠部4に側板9を嵌め込 んでそれに穿設したねじ孔10を側枠部4に穿設したねじ孔11に合わせてねじ 12を螺入し結合して形成される。
【0014】 側板9は予め胴体部5内にプランター1を嵌合した後取り付ける。側板9には プランター1の短尺側壁15の上端部と長尺側壁18の一部を被覆する平面コ字 形の取手部13が形成されており、その前垂れ部14がプランター内1に挿入さ れて断面コ字形となっている。取手部13は、プランター1の短辺側壁15を手 持ちする場合等に破損するのを防止する。そして、側枠部4の底部にはキャスタ ー等のコロ3が取り付けられている。さらに、胴体部5の底部にはプランター1 の底部に穿設された水抜き孔16と合致する水抜き孔17が穿設されている。
【0015】 なお、保護ケース2はアルミ等の軽量金属で形成することとしたが、プラスチ ックにて剛性高く形成してもよい。さらに、図7,8に示すように、複数のプラ ンター1を互いに連結できるように、アルミサッシ等のコ字形に曲げた金属板か らなるジョイント20を長尺側壁18,18間に介在させることとして、複数の プランター1及び保護ケース2の連結をすることにより、屋上やベランダに整然 と並べ配置できるようにしてもよい。
【0016】 ジョイント20は隣接する二つの長尺側壁18,18を嵌合できるサイズを有 する。かくして、保護ケース1はコロ3を有するので移動可能なことは勿論、脆 弱なプランター1をすっぽりと嵌合して保護するとともに、移動に際しては取手 部13が保護するから、プランター1が容易に破壊されることもなく、長期使用 できるプランターである。
【0017】 なお、図9に示すように、保護ケース2は一対の側枠部4,4をプランター1 の底部角部に当接する一対のアングル材32とプランター1の長尺側壁18の上 部に当接する帯板31で連結し、アングル材32間に帯板33を連結して補強し 、かつ、側枠部4に帯板30を連結し補強して箱状の立方形とした枠体としても よい。帯板31及びアングル材32と側枠部4との連結は溶接又はねじ止めのい ずれでもよい。
【0018】 また、図10に示すように、前例同様のアングル材からなる矩形のフレーム4 0の四辺に長尺側板41及び短尺側板42をそれぞれ蝶番43で結合し、箱状に これらを立ち上げた四隅部にアングル材44を当て、それに穿設したねじ孔45 と長尺側板に穿設したねじ孔46とを合わせ、また、ねじ孔47と短尺側板42 に穿設したねじ孔48とを合わせ、これらにねじ49,50を螺入して保護ケー ス2を形成してもよい。これら図9,10の例によれば、保護ケース2の底部は 抜けているために、プランター1内の肥料等の化学物質にて金属腐食を生じて耐 久性が低下することを防止できる。
【0019】 そして、図9,10に示す保護ケース2に収納されたプランター1の短尺側壁 15と長尺側壁18を手持ちする場合に破損するのを防止するため、図10に示 すように、保護ケース2の上部にアングル材で形成した矩形のフレーム51を前 記取手部13に代わる物として冠し、これに穿設したねじ孔52,53を長尺側 板41,42に穿設したねじ孔46,48と合わせてねじ49,50で連結して もよい。
【0020】
【実施例】
因みに、図1に示した保護ケース2の各部寸法を説明すると、図2,3におい て、サイズaは約650mm,サイズbは約380mm、サイズcは約250m mである。水抜き孔4の間隔dは約100mm、eは約130mm及びfは約1 40mmで孔径は約30mmである。コロ3の高さgは50mmである。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したこの考案によれば、保護ケースはコロを有するので移動可能なこ とは勿論、脆弱なプラスチック製プランターをすっぽりと嵌合して保護するとと もに、移動に際しては取手部が保護するから、プランターが容易に破壊されるこ ともなく、長期使用できるプランターを得ることができる。
【0022】 しかも、保護ケースは軽量なアルミ板で形成すれば、熱伝導率の高いことが懸 念されるものの、発泡スチロール等のプランターがその熱を遮断することができ るので、植物に悪影響を与える土壌を形成することもなく、きわめて好都合であ る。
【0023】 また、プランターはトロ箱の廃物利用をすればきわめて有益であるとともに、 プランター自体の重量は軽いために、屋上やベランダに設置するプランターとし て最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の形態を示す分解斜視図
【図2】図1の組立平面図
【図3】図1の組立正面図
【図4】図1の組立側面図
【図5】図2のX−X断面図
【図6】図2の部分拡大図
【図7】図5の部分拡大図
【図8】複数のプランターをジョイントで結合した斜視
【図9】この考案の実施の他の形態を示す斜視図
【図10】この考案の実施の更に他の形態を示す斜視図
【符号の説明】
1…プランター 2…保護ケース 3…コロ 4…側枠部 5…胴体部 9…側板 13…取手部 16,17…水抜き孔 20…ジョイント

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の容器であるプランター
    を嵌合する剛性の高い受器であって、その底部に水抜き
    孔とキャスター等のコロを有することを特徴とするプラ
    ンター保護ケース。
  2. 【請求項2】 プラスチック製の矩形の箱体であるプラ
    ンターを嵌合する矩形の箱体であって、アルミ等の軽量
    金属からなり、その底部に水抜き孔とキャスター等のコ
    ロを有することを特徴とするプランター保護ケース。
  3. 【請求項3】 プラスチック製の矩形の箱体であるプラ
    ンターを嵌合する矩形の箱体であって、所定幅及び長さ
    の板金を断面コ字形に曲げ形成してその底部に水抜き孔
    を穿設した胴体部の短尺側両端部にそれぞれアングル材
    をコ字形に曲げ形成した側枠部を嵌合して結合し、該側
    枠部にはプランターの短尺側壁の上端を被覆する取手部
    を形成した側板を結合するとともに、その底部にキャス
    ター等のコロを取付けてなることを特徴とするプランタ
    ー保護ケース。
  4. 【請求項4】 プラスチック製の矩形の箱体であるプラ
    ンターを嵌合する箱状体であって、プランターの角部に
    当接するアングル材にて立方形にした枠体からなること
    を特徴とするプランター保護ケース。
  5. 【請求項5】 プラスチック製の矩形の箱体であるプラ
    ンターを嵌合する矩形の箱体であって、底部にキャスタ
    ー等のコロを有してプランターの底部角部に当接するア
    ングル材からなるフレームの四辺にそれぞれ蝶番を介し
    て側板を結合し、該側板をそれぞれ立ち上げて互いに交
    わる角部をアングル材で結合してなることを特徴とする
    プランター保護ケース。
  6. 【請求項6】 プラスチック製の矩形の箱体であるプラ
    ンターを嵌合する矩形の箱体であって、底部にキャスタ
    ー等のコロを有してプランターの底部角部に当接するア
    ングル材からなる矩形のフレームの四辺にそれぞれ蝶番
    を介して側板を結合し、該側板をそれぞれ立ち上げて互
    いに交わる角部をアングル材で結合するとともに、立ち
    上げた側板の上部にアングル材からなる矩形の上部フレ
    ームを嵌着して前記プランターの側壁上端部を被覆した
    ことを特徴とするプランター保護ケース。
JP1996007046U 1996-07-19 1996-07-19 プランター保護ケース Expired - Lifetime JP3033816U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110100615A (zh) * 2019-05-21 2019-08-09 中国建材检验认证集团苏州有限公司 一种防水材料层耐根穿刺性能检测用的检测系统
CN114600709A (zh) * 2022-04-12 2022-06-10 安徽鑫牛农业科技有限公司 一种可移动组装蘑菇种植箱

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