JP3073388U - 旗竿のハンドル取付構造 - Google Patents
旗竿のハンドル取付構造Info
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- JP3073388U JP3073388U JP2000003348U JP2000003348U JP3073388U JP 3073388 U JP3073388 U JP 3073388U JP 2000003348 U JP2000003348 U JP 2000003348U JP 2000003348 U JP2000003348 U JP 2000003348U JP 3073388 U JP3073388 U JP 3073388U
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- Japan
- Prior art keywords
- handle
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- cover
- mounting structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐久性に優れ、盗難,破壊,紛失のおそれが
なく、使い勝手が良く、管理が容易な旗竿のハンドル取
付構造を提供することにある。 【解決手段】 旗竿本体10の下方部を覆い、かつ、前
記ハンドル15を収納するスカート部20と、このスカ
ート部20の側壁に設けた開口部23を覆う開閉可能な
カバー24とで構成されている。そして、前記カバー2
4を開けたときに前記開口部23から前記ハンドル15
を操作できるように配置してある。
なく、使い勝手が良く、管理が容易な旗竿のハンドル取
付構造を提供することにある。 【解決手段】 旗竿本体10の下方部を覆い、かつ、前
記ハンドル15を収納するスカート部20と、このスカ
ート部20の側壁に設けた開口部23を覆う開閉可能な
カバー24とで構成されている。そして、前記カバー2
4を開けたときに前記開口部23から前記ハンドル15
を操作できるように配置してある。
Description
【0001】
本考案は旗竿のハンドル取付構造に関する。
【0002】
従来、旗竿のワイヤを巻き上げるハンドルの取付構造としては、旗竿の外周面 に取り付けたハンドルを回すことにより、旗竿本体内に取り付けた巻き取りドラ ムでワイヤを巻き取り、あるいは、解放し、旗を揚げ下げするものがあった。し かし、前記ハンドルは屋外に露出しているので、それ自体が錆びるおそれがある だけでなく、旗竿本体内に雨水が浸入しやすく、ドラム等の内装部品も錆びるお それがあった。さらに、前記ハンドルを使って旗竿がイタズラされるおそれがあ るとともに、破壊されるおそれもあった。このため、ハンドルを旗竿から着脱可 能とした取付構造が提案されている。
【0003】 しかしながら、前述の取付構造では、使用中にハンドルが脱落するおそれがあ り、使い勝手が悪い。さらに、ハンドルの取り外し,取り付けに手間がかかると ともに、紛失のおそれがあり、その管理が煩雑であるという問題点がある。
【0004】 本考案は、前記問題点に鑑み、耐久性に優れ、盗難,破壊,紛失のおそれがな く、使い勝手が良く、管理が容易な旗竿のハンドル取付構造を提供することを目 的とする。
【0005】
本考案は、前記目的を達成するため、筒状の旗竿本体内に設けたワイヤ巻取り 用ドラムを、ハンドルで回動する旗竿において、前記旗竿本体の下方部を覆い、 かつ、前記ハンドルを収納するスカート部と、このスカート部の側壁に設けた開 口部を覆う開閉可能なカバーとからなり、前記カバーを開けたときに前記開口部 から前記ハンドルを操作できるように配置した構成としてある。 本考案によれば、ハンドル全体がスカート部で覆われている。このため、ハン ドルのみならず、ドラム等も錆びるおそれがなく、耐久性が向上する。また、前 記スカート部およびカバーでハンドルを覆っているので、イタズラされにくく、 破壊されるおそれがない。このため、ハンドルを旗竿本体に常時装着しておける ので、ハンドルの管理が不要になるとともに、ハンドルの脱落,紛失のおそれが なくなり、使い勝手が良くなる。
【0006】 また、前記ハンドルの握り部は折り畳み可能であってもよい。このため、握り 部を折り畳めば、ハンドルがコンパクトになり、装置全体を小さくできる。
【0007】 さらに、前記カバーはロック可能であってもよい。このため、イタズラによる 破損や盗難を防止できる。
【0008】 そして、前記カバーの内向面周辺縁部に環状のシール材を設けておいてもよい 。このため、カバーがスカート部の外側面に密着し、雨水,塵埃,蟻等の侵入を 防止できるという効果がある。
【0009】
本考案にかかる旗竿のハンドル取付構造の実施形態を図1ないし図4の添付図 面に従って説明する。 本実施形態にかかる旗竿は、旗竿本体10と、その下方側に設けたスカート部 20とで構成されている。前記旗竿本体10は長尺なパイプであり、その上端部 に頭部11を回動可能に取り付けてある。前記頭部11内には滑車12が配置さ れているとともに、前記頭部11の下面縁部にワイヤ引出部13を設けてある。 一方、前記旗竿本体10の下方側にはワイヤ巻取りドラム14が内蔵されている (図2)。この巻取りドラム14は、旗竿本体10の外周面に取り付けたハンド ル15に直結され、ハンドル15を回すことによってワイヤ30を巻取り可能と なっている。前記ハンドル15の握り部16は折り畳み可能であり、使用時に引 き起こして使用できる。
【0010】 前記スカート部20は、図2(b)に示すように、旗竿本体10の中間部にネ ジ止めした環状部材21の下端縁部に円錐台状の幕板22を固定してある。この 幕板22には、その側面の一部を切り欠いて開口部23形成してある。この開口 部23にはカバー24がヒンジ部25を介して開閉可能に取り付けられている。 したがって、前記カバー24を開けると、スカート部20の開口部23から前記 ハンドル15が現れる。また、前記カバー24の内向面縁部には環状のゴム製シ ール材26(図4)が設けられ、雨水,塵埃,蟻等の侵入を防止している。さら に、前記カバー24には、保安上の見地より、鍵27が取り付けられている。
【0011】 前記頭部11には、ワイヤ30を介してスライド金具31が取り付けられてい る(図1(b))。このスライド金具31の上下端部には旗を取り付ける取付金 具32,33が配置されている。さらに、下方側の取付金具33には、旗竿本体 10に挿通した数珠リング34を取り付けてある。
【0012】 次に、旗を掲揚する手順を説明する。 スカート部20のカバー24を開け、ハンドル15の握り部16を引き起こし 、ハンドル15を回すことにより、巻き上げてあるワイヤ30を解放し、スライ ド金具31を地面近くまで降ろす。ついで、旗取付金具32,33に旗(図示せ ず)を取り付けた後、ハンドル15を回してドラム14にワイヤ30を巻き取り 、旗を掲揚する。そして、図示しないロック機構を介してハンドル15をロック した後、カバー24を閉めて鍵27をロックする。
【0013】 旗を降ろすときは、前述の手順と逆の操作を行う。すなわち、カバー24の鍵 27を解除した後、カバー24を開け、ハンドル15の握り部16を引き起こす 。そして、ハンドル15のロックを解除した後、ハンドル15を回してワイヤ3 0を引き出すことにより、数珠リング34が旗竿本体10に沿って下降する。地 面近くまで下降したスライド金具31の旗取り付け金具32,33から旗を外す 。そして、再び、ハンドル15を回してドラム14にワイヤ30を巻取り、スラ イド金具31を引き上げた後、ハンドル15をロックし、握り部16を倒す。つ いで、カバー24を閉めて鍵27をロックすることにより、作業が終了する。
【0014】 なお、前記スカート部20は円錐台形状であるが、必ずしもこれに限らず、例 えば、円筒状、直方体形状であってもよい。 また、必ずしもスカート部を設ける必要はなく、例えば、旗竿本体に開口部を 直接形成するとともに、カバーを開閉可能に取り付ける。そして、カバーを開け て現れる開口部からハンドルを回してドラムを回転させ、ワイヤを巻き取るよう にしてもよい。
【0015】
本考案によれば、ハンドル全体がスカート部で覆われている。このため、ハン ドルのみならず、ドラム等も錆びるおそれがなく、耐久性が向上する。 また、前記スカート部およびカバーでハンドルを覆っているので、イタズラさ れにくく、破壊されるおそれがない。このため、ハンドルを旗竿本体に常時装着 しておけるので、ハンドルの管理が不要になるとともに、ハンドルの脱落,紛失 のおそれがなくなり、使い勝手が良くなるという効果がある。
【図1】 本考案にかかる旗竿の一実施形態を示し、図
(a)は旗竿の全体正面図であり、図(b)は図1で示
した旗竿上端部の部分拡大図である。
(a)は旗竿の全体正面図であり、図(b)は図1で示
した旗竿上端部の部分拡大図である。
【図2】 図1で示した旗竿のスカート部を示し、図
(a)はスカート部の上部を示す部分断面図であり、図
(b)はスカート部の下部を示す縦断面図である。
(a)はスカート部の上部を示す部分断面図であり、図
(b)はスカート部の下部を示す縦断面図である。
【図3】 図2で示したスカート部の横断面図である。
【図4】 ハンドルの使用方法を説明するための斜視図
であり、図(a)はカバーを開けた状態を示す斜視図で
あり、図(b)はハンドルの操作方法を示す斜視図であ
る。
であり、図(a)はカバーを開けた状態を示す斜視図で
あり、図(b)はハンドルの操作方法を示す斜視図であ
る。
10…旗竿本体、11…頭部、14…巻取りドラム、1
5…ハンドル、16…握り部、20…スカート部、23
…開口部、24…カバー、26…シール材、27…鍵。
5…ハンドル、16…握り部、20…スカート部、23
…開口部、24…カバー、26…シール材、27…鍵。
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状の旗竿本体内に設けたワイヤ巻取り
用ドラムを、ハンドルで回動する旗竿において、 前記旗竿本体の下方部を覆い、かつ、前記ハンドルを収
納するスカート部と、このスカート部の側壁に設けた開
口部を覆う開閉可能なカバーとからなり、前記カバーを
開けたときに前記開口部から前記ハンドルを操作できる
ように配置したことを特徴とする旗竿のハンドル取付構
造。 - 【請求項2】 前記ハンドルの握り部が折り畳み可能で
あることを特徴とする請求項1に記載の旗竿のハンドル
取付構造。 - 【請求項3】 前記カバーがロック可能であることを特
徴とする請求項1または2に記載の旗竿のハンドル取付
構造。 - 【請求項4】 前記カバーの内向面周辺縁部に環状のシ
ール材が設けられていることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の旗竿のハンドル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003348U JP3073388U (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 旗竿のハンドル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003348U JP3073388U (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 旗竿のハンドル取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3073388U true JP3073388U (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=43206618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000003348U Expired - Fee Related JP3073388U (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 旗竿のハンドル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073388U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522797U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-26 | ナシヨナル住宅産業株式会社 | メールボツクス |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000003348U patent/JP3073388U/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0522797U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-26 | ナシヨナル住宅産業株式会社 | メールボツクス |
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