JP3072933U - 洋式便器の消毒済等表示紙帯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は洋式便器等の蓋に駆け回している清
掃済、消毒済等、また、清掃月日とか清掃者名、ホテル
名等の表示を印刷した紙帯の改良を目的としている。 【構成】 清掃済、消毒済等、また、清掃月日とか清掃
者名、ホテル名等の表示を印刷して、洋式便器等の蓋体
に掛け回している紙帯において、当該紙帯を水溶性また
は水により分解する紙質としたことを特徴とする洋式便
器の消毒済等表示紙帯である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は洋式便器等の蓋に駆け回している清掃済、消毒済等、また、清掃月日 とか清掃者名、ホテル名等の表示を印刷した紙帯の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来よりホテル等の洋式便器には、当該便器を清掃した後、ＣＬＥＡＮＥＤ、 清掃済、ＤＩＳＩＮＦＥＣＴＥＤ ＦＯＲ ＹＯＵＲ ＰＲＯＴＥＣＴＩＯＮ、 消毒済の表示、また清掃月日、清掃者名、ホテル名等の表示を印刷した紙帯を、 便器の蓋に掛け回してあることは周知である。しかし、当該紙帯の材料として洋 紙が用いられていることが問題であった。それは便器に駆け回されている紙帯と いうことで、それを外した人はつい当該紙帯を便器の中に捨ててしまうことが多 いのであるが、従来の紙帯は洋紙が用いられていることから、水に流されても溶 けたり分解することがなく、便器の詰まりの大きな要因となっていたのである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案において解決しようとする課題は、当該紙帯を取り外した後、便器の中 に捨てて水で流されても、詰まることのないようにすることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このような課題を解決する手段として出願人は、清掃済、消毒済等、また、清 掃月日とか清掃者名、ホテル名等の表示を印刷して洋式便器等の蓋体に掛け回し ている紙帯において、当該紙帯を水溶性または水により分解する紙質としたこと を特徴とする洋式便器の消毒済等表示紙帯を呈せんとするものである。

【０００５】

【実施例】

本考案に係る実施例の態様を説明する。紙帯１の幅は約５ｃｍ、長さは便器の 蓋２に掛け回し、両端部を適宜の長さ蓋２の下面側に折込める長さとしている。 該紙帯１の幅に付いては実施例の幅寸法に限定を受けるものではない。また紙帯 １の表面には、消毒済、ＤＩＳＩＮＦＥＣＴＥＤ Ｆｏｒ Ｙｏｕｒ Ｇｕａｒ ｄ等の表示を印刷する。その他にも清掃済、ＣＬＥＡＮＥＤ、また清掃月日とか 清掃者名、ホテルであればホテル名等の表示をすることもできる。紙帯１の材料 としては水溶性または水により分解する紙を用いている。水溶性または水により 分解する紙の紙質とか厚み等に限定を受けるものではない。ただ表面に清掃、消 毒済等の表示を印刷することから、印刷の可能な紙質でなければならず、また印 刷についても水溶性の紙質に対応した印刷方法でなければならない。

【０００６】

【考案の効果】

以上のように本考案は、清掃済、消毒済等、また、清掃月日とか清掃者名、ホ テル名等の表示を印刷して、洋式便器等の蓋体に掛け回している紙帯において、 当該紙帯を水溶性または水により分解する紙質としたことを特徴とする洋式便器 の消毒済等表示紙帯１であるから、従来のこの種の紙帯として洋紙を用いていた ことから、取り外した後に便器の中に投棄されると水で流されても溶けたり分解 することがなく、その結果として排水パイプ等に詰まりが生じて問題となってい たが、本考案に係る紙帯１は、水溶性または水により分解する紙を用いているの で、取り外した後に便器の中に投棄されても、紙帯は溶けたり分解したりするこ とから、便器とか排水パイプ等に詰まりが生じることはない等、誠に実用的効果 を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る実施例の使用状態を説明するため
の斜視図。

【図２】本考案に係る紙帯の一部破断した平面図。

【符号の説明】

１ 紙帯 ２ 便器の蓋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 清掃済、消毒済等、また、清掃月日とか
   清掃者名、ホテル名等の表示を印刷して洋式便器等の蓋
   体に掛け回している紙帯において、当該紙帯を水溶性ま
   たは水により分解する紙質としたことを特徴とする洋式
   便器の消毒済等表示紙帯。