JP3075965U - トイレロール紙のミシン目の下部に着色 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この考案は、従来のトイレ用ペーパーとして使用してい
るロール紙の改善に関するものである。 従来のトイレ
用ペーパー切断部分のミシン目が大変細かくペーパーの
色（白）に消されて、老人など視力の弱い人には確認が
難しい上、ミシン目を外して切断すると斜めに切れるな
ど切り口が不揃いになり、公衆トイレは勿論、来客時な
ど後から使用する人に不快感を与えることが多い。 そ
のため、ロール紙の切断部分（ミシン目）の下部に幅１
ミリの着色（１色または数色）した線を入れ、切断箇所
（ミシン目）の確認を容易にし、何時でも、誰もが気持
ち良く使用できるようにするほか、不揃いとなった切り
口を整えるためのペーパーの無駄、強いては資源の無駄
遣いを解消しようとするものである。

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、従来のトイレ用ペーパーとして使用するロール紙に関するもの である。 「従来の技術」 従来より、ロール紙の切断部分にはミシン目を入れて切りやすくしてある。 「考案者が解決しようとする課題」 （イ） ロール紙のミシン目は大変細かく、ミシン目の位置確認が難しい。 （ロ） 視力の弱い人やお年寄りには、ミシン目を探すのが苦労である。 （ハ） ミシン目以外のところで切断すると、切り口が不揃いになり体裁も 良くない。 切り口を揃え直すと、ペーパに無駄が生じる。 本考案は以上の欠点を解決することを目的とする。 「課題を解決するための手段」 （イ） ミシン目（１）の下部に、ミシン目に沿って幅１ミリの着色した線 （２）を入れる。 本考案は、以上の構成である。 「作 用」 使用時、ミシン目を探すより着色した線を探すほうが容易であるため、ミシ ン目に沿って色の着いた線（２）を入れる。 「実施例」 以下、図について説明する。 （イ） ミシン目（１）は、従来どおり入れる。 （ロ） ミシン目（１）の下にミシン目に沿って幅１ミリの着色した線（２ ）を入れる。 以上が本考案の構成であるが、線に使用する色は「薄い色」とするほか、 清潔感を与える色を使用することが効果的である。 また、ミシン目毎に、例えば「赤、青、黄」など数種の色を繰り返し使用 することにより、使用するペーパーの長さを決める際のめあすともなり、い っそう効果的といえる。 「考案の効果」 本考案は、トイレロール紙を使用する際「どこまで使うか」また「どこで切 れば良いか」を決めるのが容易であり、高齢者や視力の弱い人にも便利である ほか、ミシン目の効果も高まる。

【図面の簡単な説明】 （イ） 図面は本考案の使用状態を示す傾傾図 （ロ） （１）はミシン目部分（従来の技術） （ハ） （２）は着色部分（幅１ミリの線） （ニ） 着色部分には、３色の線を繰り返し使用する場
合を例にして着色してある。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 （イ） ミシン目（１）の下部に、ミシン目に沿って幅
   １ミリの着色した線（２）を入れる。 以上の如く着色したトイレロール紙