JP3072748U - 多機能扇風機 - Google Patents

多機能扇風機

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JP3072748U JP2000002700U JP2000002700U JP3072748U JP 3072748 U JP3072748 U JP 3072748U JP 2000002700 U JP2000002700 U JP 2000002700U JP 2000002700 U JP2000002700 U JP 2000002700U JP 3072748 U JP3072748 U JP 3072748U
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鵬程 王
裕明 王
山銘 王
得權 王
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王林 麗燕
山銘 王
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能扇風機の提供。 【解決手段】 モータと支持装置、案内装置、伝動装
置、固定座のほかに支座起動ロッド、支柱、羽根、羽根
カバーが組み合わされ、モータ背面の伝動装置は縦揺動
連接棒と支持座が組み合わされて連動を形成し、案内装
置が伝動装置の横揺動クランクアームの支持軸を牽制し
て定位転向させ、さらに二本の揺動ねじり棒の組み合わ
せ変化により、伝動装置の横揺動クラッチ歯車と横揺動
軸棒及び縦揺動クラッチ歯車と縦揺動軸棒に伝動の変化
を発生させることにより、扇風機に左右循環横首振り式
と上下首振り式、波浪式及び固定式の多機能性送風を達
成させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の多機能扇風機に係り、特に、左右循環首振りと上下首振り波 浪動作及び固定の多重送風機能を具えた多機能扇風機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の周知の立式扇風機は、外観寸法、様式が様々であるが、その機能は大同 小異であり、共通した欠点を有していた。これについて以下に説明する。 1.周知の単一モータ伝動送風の扇風機は高さの違いはあっても、その構造設 計は横向きと上下の併合送風及び波浪式の送風を達成できなかった。 2.周知の立式回転送風ファンは、多くの送風パネルモータを必要とし、騒音 が増加した。 3.周知の電子コントロール式扇風機は、風力調整機能を有しているが、電子 部品の故障率は一般に周知の機械式扇風機よりはるかに高く、また毎分4回以上 の循環左右首振りを行うことができず、また、毎分6回以上の上下首振り及び波 浪式送風の機能を有していなかった。且つ二つだけの歯車モータと電子部品を採 用するだけであるのにその製品価格は高かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、一種の多機能扇風機を提供することを課題とし、その構造は、低価 格の立式扇風機、壁掛け扇風機或いはこれに関連する扇風機構造に応用され、モ ータの両側にモータ支持座が取り付けられ、並びに背面に伝動装置が設けられて 異なる伝動機能を発生し、受風の触風点と受風点を不断に変換して清涼な効果を 提供できるものとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ベース、モータ、支持座、案内装置、伝動装置を具えた多 機能扇風機であって、 該ベースは、立式扇風機の支柱或いは壁掛け式扇風機の短い支柱に固定され、 該モータは、その原動軸に羽根が取り付けられ、両側にそれぞれ一つの孔が設 けられ、並びに原動軸が後方に延伸され伝動し、 該ベースの上端に一つの軸孔が設けられ、その後部に水平に横向きに貫通する 穿孔が設けられてスクリューロッドとナットが支柱の座溝に結合され、該穿孔の 一側の外周の一つの溝座にねじりバネが装着され、バネの上端がバネ溝座の上端 切欠きに係合し、バネのもう一端が支柱座溝の位置決め孔に係合し、下縦軸固定 座の後側に一つの押し引きロッドが設けられ、モータ全体のボデーが押し引きロ ッドを用いて30度の範囲内で上向き或いは下向き動作可能とされ、扇風機頭部 の上下首振りの送風に供され、該ベースの底部に複数のビーズ座が設けられて支 柱座溝中の一つのバネビーズが任意の一つのビーズ座に係合されて位置決めを発 生し、 該支持座は、モータ間に設けられ、該支持座の両端の孔座に設けられた接合手 段によりモータの両側の孔に連接され、底部に下に延伸された一つの支持軸を具 え、別に支持軸の最下段に一つのリングスリーブが套設され、その一側に後方に 延伸された支持アームが設けられ、延伸された支持アームのもう一端に突出する 一つの軸棒が設けられ、該軸棒が一つの縦揺動連接棒の一端の孔に連接され、該 支持軸が該ベース上端の軸孔中に挿着された、多機能扇風機において、 該案内装置は、ヒンジ形の案内板とされ、前縁両側にそれぞれ一つの管を具え て一つのピンでベースの一対の管間に組み合わされ、且つピンに一つのねじりバ ネが装着され、該案内板が上に起きた状態を保持可能とされ、且つ案内板が僅か に下に押す動作が可能とされ、該案内板の中央に一つの溝が設けられ、 該伝動装置は、下座、上カバー、横揺動回転プルロッド、横揺動クラッチ歯車 、横揺動クランクアーム、縦揺動回転プルロッド、縦揺動軸棒、縦揺動クラッチ 歯車、第1かさば歯車、第2かさば歯車、縦揺動クランクアーム、横揺動軸棒に 設けられたバネビーズリング、縦揺動軸棒に設けられたバネビーズリングで組成 され、 該下座は、モータに近い下座側壁にモータ原動軸を通す一つの穿孔を具え、溝 底に横揺動軸棒と縦揺動軸棒に組み合わされる一対の軸孔を具え、溝底中央に横 揺動クランクアームの回転軸が通される一つの回転軸孔が設けられ、別側の溝壁 上端に半円軸溝が開設され、溝内壁に縦揺動クラッチ歯車受け座と横揺動クラッ チ歯車受け座及び比較的下方の歯車座が設けられ、 該上カバーは、下座の下方にネジ止めされ、一対の、横揺動軸棒と縦揺動軸棒 と組み合わされて位置決めする軸孔を具え、側壁の底部に下座の半円軸溝に対応 する一つの半円軸溝があり、縦揺動クランクアームの回転軸が枢接され、 その軸孔底部に突出する軸溝座が設けられ、並びに傾斜入口が設けられて、溝 内壁が僅かに縮小されるか、或いは別に縦向き歯紋或いは粗表面が設けられて、 ニュートラル時に軸棒の一つの弾性ビーズリングの嵌入により軸棒の回転が制止 され、該半円軸溝に対して垂直に別に一つのネジバネ溝が設けられ、 横揺動回転プルロッドは、中空で、横揺動軸棒の上段部が貫通し、一つのスク リューロッドが穿入し並びに横揺動軸棒の上面に螺合し、回転プルロッドが下向 きの押されてニュートラル状態を形成する時、該回転プルロッドの多角溝座がも う一つの軸棒の多角外径部に係合し、それと共に回転プルロッド内の二つの凸キ ーも横揺動軸棒の多角外径部を挟持し、回転プルロッドを下に押すと係止解除さ れて、シフトイン状態を形成し、僅かに横揺動軸棒が回転し、回転プルロッドが 不回転とされ、 横揺動軸棒は、下座と上カバーの軸孔間に位置決め保持され、軸棒上段が円錐 座状の円形ヘッドとされ、下方に多角外径部と凹頸が設けられて横揺動回転プル ロッドを貫通し、軸棒中段にバネビーズリングが連接され、軸棒中段に並びに横 揺動クラッチ歯車が連接され、横揺動クラッチ歯車がモータ原動軸との連結伝動 のみを受け、軸棒下端に一つの長歯車が設けられて一つの横揺動歯車と噛み合い 伝動し、横揺動クラッチ歯車の中段に凹凸の溝座が設けられ、横揺動軸棒のバネ ビーズリングが嵌入、シフトイン可能とされ、横揺動軸棒を駆動して回転させ、 横揺動クランクアームは、下向きの一つの支持軸を具えて案内装置の溝中に挿 入されて前後スライドし循環横移動を制御し、クランクアーム回転時にその支持 軸が左或いは右向きに溝に制限されあて、案内板に沿って往復式揺動を形成し、 該横揺動クランクアームの一つの回転軸が下座を貫通して横揺動歯車に連接して 、横揺動歯車が横揺動軸棒の長歯車により連動し、 縦揺動回転プルロッドは、中空とされ縦揺動軸棒の上段部が貫通し、一つのス クリューロッドが穿入し並びに縦揺動軸棒の上面に螺合し、縦揺動回転プルロッ ドが下に押されてニュートラル状態を形成するとき、該縦揺動回転プルロッドに 設けられた多角溝座が該縦揺動軸棒の多角外径部に係合し、これと共に縦揺動回 転プルロッド内の二つの凸キーが縦揺動軸棒のもう一つの多角外径部を挟持し、 縦揺動回転プルロッドを下に押すと係止が解除されてシフトイン状態を形成し、 縦揺動軸棒のみが回転し、縦揺動回転プルロッドが不回転となり、 縦揺動軸棒は、下座と上カバー軸孔間に位置決め保持され、縦揺動軸棒の上段 部が円錐座状の円形ヘッドとされ、下方の凹頸の下方に、多角外径部と凹頸が設 けられて縦揺動回転プルロッドを貫通し、軸棒中段にバネビーズリングが連接さ れ、軸棒中段に並びに縦揺動クラッチ歯車が連接され、縦揺動クラッチ歯車がモ ータ原動軸との連結伝動のみを受け、軸棒中段に一つの縦揺動クラッチ歯車が連 接され、該縦揺動クラッチ歯車がモータの原動軸と連結し連動し、軸棒に第2か さば歯車が設けられ、該第2かさば歯車に第1かさば歯車が接合され、第1かさ ば歯車が一つの回転軸に連接され、回転軸が一対の半円軸溝中に枢接され、回転 軸が延伸されて縦揺動クランクアームに連接され、縦揺動クラッチ歯車に凹凸の 溝座が設けられ、縦揺動軸棒のバネビーズリングが該溝座に嵌入してシフトイン 状態を形成可能で、縦揺動軸棒が連動回転し、 該縦揺動クランクアームは、その中心の回転軸が下座と上カバー側壁の半円形 軸溝の形成する軸孔間に結合され、該縦揺動クランクアームの偏心位置に一つの 接合柱が連接され、接合柱が縦揺動連接棒のもう一端の一つの連接孔に枢接され 、縦揺動連接棒の一端と支持座の一側の延伸支持アームの軸棒端が連結され、こ れにより縦揺動連接棒が伝動装置を駆動してモータを上下に揺動させ、 これにより、もし両方の回転プルロッドがシフトインすると、二つの軸棒が同 時に伝動し、波浪動作を発生し、もし二つの回転プルロッドが同時にニュートラ ル状態とされると、伝動せず、定点送風を行い、 もし縦揺動回転プルロッドのみがシフトインすると、縦揺動軸棒が縦揺動連接 棒に伝動して上下首振り動作を発生し、横揺動回転プルロッドがニュートラル状 態とされて伝動せず、 もし横揺動回転プルロッドのみがシフトインすると、横揺動軸棒が横揺動クラ ンクアームの支持軸に伝動して、案内装置に沿って前後移動する左右首振り動作 を発生し、縦揺動回転プルロッドがニュートラル状態とされて伝動せず、以上を 特徴とする多機能扇風機としている。 請求項2の考案は、前記伝動装置に一つの下受けスリーブが設けられ、該下受 けスリーブが縦揺動クラッチ歯車下方の縦揺動軸棒に套設されて下座の下受けス リーブ座に位置し、且つ下座に穿入する一つのネジで固定され、下受けスリーブ 中に一つの溝座が設けられて縦揺動軸棒がニュートラル状態の時にバネビーズリ ングの嵌入位置決めに供されることを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風 機としている。 請求項3の考案は、前記伝動装置に一つの上受けスリーブが設けられ、該上受 けスリーブが縦揺動クラッチ歯車の上方の縦揺動軸棒に套設され、上受けスリー ブに一つの溝座が設けられて縦揺動軸棒がニュートラル状態の時にバネビーズリ ングを嵌入位置決めするのに供されることを特徴とする、請求項1に記載の多機 能扇風機としている。 請求項4の考案は、前記伝動装置の上受けスリーブが第2かさば歯車の下方に 套設されたことを特徴とする、請求項3に記載の多機能扇風機としている。 請求項5の考案は、前記伝動装置の第2伝動歯車が縦揺動クラッチ歯車の下方 に套設されたことを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機としている。 請求項6の考案は、前記伝動装置が一つの弾圧装置を具え、該弾圧装置が上カ バーの一つの溝内に設けられて、モータの羽根の上下送風の間の上向き動作と下 向き動作を転換する押し引き時の軸方向トルクを調節し、一つのネジと一つのバ ネと一つのビーズの弾性係止と係止解除により縦揺動クランクアームに対する力 を発生することを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機としている。 請求項7の考案は、前記伝動装置が一つの弾圧装置を具え、該弾圧装置が下座 の一つの溝内に設けられて、モータの羽根の上下送風の間の上向き動作と下向き 動作を転換する押し引き時の軸方向トルクを調節し、一つのネジと一つのバネと 一つのビーズの弾性係止と係止解除により縦揺動クランクアームに対する力を発 生することを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機としている。 請求項8の考案は、前記上カバーに一対の支持座起動ロッドが設けられ、各起 動ロッドの一端が各回転プルロッドに套設され、起動ロッドの中間と上カバー間 に支点を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機として いる。 請求項9の考案は、前記多機能扇風機において、各回転プルロッドの中段外表 に一つの凸円リングが設けられ、該支持座起動ロッドの一端が挿入されて該回転 プルロッドの引上げと押し下げの制御に便利とされたことを特徴とする、請求項 1に記載の多機能扇風機としている。 請求項10の考案は、前記多機能扇風機において、案内装置が長い平らな案内 板とされ、並びにクランクアームの支持軸外に一つのコイルバネが套設され、下 に延伸された支持軸の上下に行進と自転が該長く平らな案内板の溝内に位置決め 並びに制御され、該扇風機の頭部の上下首振り、左右首振り、波浪首振り及び定 点送風の位置決め保持がなされることを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇 風機としている。 請求項11の考案は、前記多機能扇風機において、下座がモータ後方のケース と一体に形成されがことを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機としてい る。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の構造は、一対の横揺動と縦揺動回転プルロッドでそれぞれ横揺動クラ ッチ軸棒装置と縦揺動軸棒装置を制御し、並びにモータ原動軸の伝動部の伝動を 組み合わせて、横揺動クラッチ歯車、縦揺動クラッチ歯車の伝動により横揺動ク ランクアーム、縦揺動連接棒を押し引きさせることにより、以下のような送風形 態を達成する。 一.立式扇風機に使用した場合: 1.上下首振り式送風: 横揺動軸棒の回転プルロッドがニュートラルとされ 、縦揺動軸棒の回転プルロッドがニュートラルからシフトインされ回転を形成す る時、上下循環首振り式送風を発生する。 2.波浪式送風: 横揺動と縦揺動軸棒の回転プルロッドが共にシフトインさ れる時、往復式の波浪式送風を発生する。 3.左右首振り式送風: 縦揺動軸棒の回転プルロッドがニュートラルとされ 、横揺動軸棒の回転プルロッドがシフトインし回転する時、左右循環首振り式送 風を発生する。 二.壁掛け式扇風機に使用した場合: 伝動装置と案内装置等の構造を倒置使用し、羽根座構造だけを曲げ管とし、曲 げ管を縦軸固定座に連接し、曲げ管の別端にスイッチボックスを連接し、壁或い は窓枠の横棒に固定し、並びに二つの回転プルロッドを設け、循環左右首振り、 上下首振り、波浪及び固定式の多形態送風を形成する。
【0006】
【実施例】
以下に、図1から図9を参照して、本考案の立式扇風機における実施例を挙げ て説明する。この実施例は、支柱9、ベース10、モータ11、支持座12、固 定座13、案内装置14、伝動装置15、縦揺動連接棒17、弾圧装置18を具 え、またその他の扇風機に必要な部品、例えば、モータ11の原動軸113前端 に設けられる羽根4、羽根網或いは電源コントロール装置、モータカバー等をい ずれも具えている。そのうち伸縮調整可能な支柱9はベース10中に連接され、 支柱9の上端に一つの固定座13が連接され、該固定座13の上に扇風機頭部が 連接された構造とされている。
【0007】 図1から図3に示されるように、モータ11の後方位置に伝動装置15とウエ イト41が設けられ、伝動装置15の下座16とモータ11の後側ケースが一体 に形成されるか或いは別々に形成される。モータ11の両側のネジ孔111それ ぞれに、後段にネジ山を具え前段がシャンクとされたスクリューロッド112が 、略U状の一つの支持座12の両側端のやや前方に向けて延伸された部分に形成 されたロッド孔121に通された後にねじ込まれてモータ11が支持座12内側 に固定され、こうしてモータが最良の重心平衡揺動状態に調整され、伝動装置1 5の後端に一つのウエイト41が連接されて、モータ11が支持座12内で上下 に揺動する時に最良の平衡状態を発生するようにしている。
【0008】 支持座12の底部の一つの支持軸124が、一つの固定座13前部に設けられ た一つの軸孔131内に挿入結合され、支持軸124の下端に一つのリングスリ ーブ125が套設されて一つのピン126で結合され、逆掛時の脱落が防止され ている。支持座12の一側に、後方に延伸された一つの支持アーム123が設け られ、支持アーム123の尾段に内伸或いは外伸された一つの凸軸122が設け られ、凸軸122が一つの縦揺動連接棒17の一端に設けられた孔171中に結 合されている。
【0009】 図5に示されるように、固定座13の後部に水平横向きの一つのロッド孔13 3が開設され、ロッド孔133に一つのスクリューロッド132が通された後に ナット139で固定され、スクリューロッド132を利用して固定座13が支柱 9に設けられた一つの座溝91中に枢接され、該スクリューロッド132は支柱 9上部両側壁の一つの軸孔95を貫通する。固定座13の一側のロッド孔133 の外周部分表面に設けられたリング状のバネ座134中に一つのねじりバネ5が 設けられ、該バネ5の一端(上端)51が固定座13の一つの切欠き136中に 係合し、バネ5のもう一端は支柱9の座溝91壁の一つの位置決め孔93内に係 合し、ねじりバネ5が固定座13を弾性保持する。座溝91底部の一つの溝94 中に弾性ビーズ92が設けられ(図2参照)、固定座13の底面に設けられた数 個のビーズ座135内に抵触し、扇風機頭部がねじりバネ5及び弾性ビーズ92 の二重位置決め作用を受けられる。並びに固定座13の後側に設けられた一つの 調整ロッド137が組み合わされて、扇風機頭部の固定座13が調整ロッド13 7の作用により、30度範囲で支柱9上端部分にあって、扇風機頭部の上下仰俯 角度を調節可能とされている。
【0010】 図4、5に示されるように、案内装置14は一つの案内板140を具え、該案 内板140の前縁両側にそれぞれ一つの管143が設けられ、固定座13の後方 表面両側に該管143に対応してそれぞれ管138が設けられ、案内板140の 管143と固定座13の管138中に一つのピン141が挿入され、並びに両管 143間にあってピン141に一つのねじりバネ145が套設され、ねじりバネ 145の一端が固定座13に当接し、もう一端が案内板140に当接し、スプリ ングヒンジを形成し、これにより案内板140が弾性上起き状態を保持できる。 案内板140の中央に一つの溝142が開設されて、横揺動クランクアーム15 5より下向きに延伸された支持軸1555の穿入と前後スライドに供される。別 の構造の異なる案内装置は長い平らな形の案内板とされ、並びにクランクアーム 155の支持軸1555外側に一つのコイルバネ1554が套設され、下に延伸 された支持軸が上下に行進してこの長い平らな形の案内板の溝内において自転位 置決めコントロールされ、これにより扇風機頭部の上下首振り、横首振り、波浪 式首振り及び固定式送風の定位保持が達成される。
【0011】 伝動装置15、25、35については、第1の伝動装置15(図7)、第2の 伝動装置25(図10)、及び第3の伝動装置35(図11)と区分し、それぞ れについてその発生する異なる機能と特性について、以下に説明する。
【0012】 第1の伝動装置15は、図7、8、9に示されるように、モータ11の後端部 分にネジ止めされる。それは、下座16、上カバー19、横揺動回転プルロッド 152、縦揺動回転プルロッド150、横揺動軸棒153、一対の弾性ビーズリ ング1531、1561、横揺動クラッチ歯車154、横揺動クランクアーム1 55、縦揺動軸棒156、下受けスリーブ157、縦揺動クラッチ歯車158、 上受けスリーブ159、縦揺動クランクアーム151、第1かさば歯車1591 、第2かさば歯車1592、弾圧装置18を具備する。
【0013】 下座16は伝動装置15に合わせて設置され、モータ11に近い下座16側壁 にモータ11の原動軸113を通す一つの穿孔162が設けられている。底面の 左側の僅かに下の部分に横揺動クラッチ歯車154を置き入れて位置決めする一 つの受け座163と比較的下方の歯車座164が設けられている。底面中央に、 横揺動クランクアーム155に組み合わされる貫通する回転軸孔166が設けら れ、この回転軸孔166の上端に横揺動歯車1551が置き入れられ、下座16 の右側溝壁縁に半円軸溝167が設けられ、軸溝167の内側に縦揺動クラッチ 歯車158を置き入れる一つの受け座168と下受けスリーブ157を置く溝座 169が設けられている。
【0014】 上カバー19の左側に横揺動軸棒153を位置決めする一つの軸孔192が設 けられ、該軸孔192の底部が突出状を呈する軸溝座193とされ、軸溝座10 内端に一つの溝座191があり、並びに傾斜入口が設けられて、ニュートラル時 に一つの弾性ビーズリング1531が内空溝径191部分に係止されて、横揺動 軸棒153が回転不能とされ、操作者が横揺動軸棒153を回転させて横揺動ク ランクアーム155を連動させることにより正面送風方向に校正できるようにさ れている。
【0015】 上カバー19の右側に縦揺動軸棒156を位置決めする一つの軸孔194が設 けられ、右側壁底部に下座16の半円軸溝167に対応して一つの半円軸溝19 6が設けられ、二つの半円軸溝167、196が、第1かさば歯車1511と縦 揺動クランクアーム151の回転軸1510の進入する一つの回転軸孔を形成し 、、該半円軸溝196に対応する上カバー19の右側の上端に別に一つの溝19 7が設けられている。該溝197中に一つの弾圧装置18が置き入れられ、ネジ 181が一つのバネ182により位置決めビーズ183を制圧して回転軸151 0に位置決めし、これにより弾圧装置18が扇風機の上下送風期間にあって、そ の上仰と下俯の変換の押し引き時の軸方向トルクを調節でき、ネジにより弾圧装 置18の弾性制圧をゆるめることができる。もし支持座12の前端に設けられた ネジ孔121を中心とする前段の部品重量と支持座12を中心とする後方のウエ イト41までの重量が同じであれば、弾圧装置18を省略できる。ただし、壁掛 け扇風機に使用する時には採用が必須である。該バネ182は図10に示される ように一つの板バネ28とされうる。
【0016】 該横揺動回転プルロッド152の形式は、第1の伝動装置15の横揺動軸棒1 53及び第2、第3の伝動装置25、35の横揺動軸棒153及び縦揺動軸棒2 56、156に適用され、縦揺動回転プルロッド150はただ第1の伝動装置1 5中に適用される。
【0017】 横揺動回転プルロッド152中に上が太く、下が細い多角外径溝座1522が 設けられ、中段に上端開口部分のロッド孔1521内径と同じ内径のロッド孔1 523が設けられ、別に中下段に二つの内向きの凸キー1524が設けられてい る。横揺動回転プルロッド152内径中に一つのスクリューロッド1525が挿 入され、スクリューロッド1525の下端が横揺動軸棒153の上端の円形ヘッ ド1534にねじ込まれている。横揺動回転プルロッド152が上向きに引き上 げられてニュートラル状態とされる時、横揺動回転プルロッド152の溝座15 22がスクリューロッド1525の多角外径頭部1526を係止し、同時に横揺 動回転プルロッド152内の二つの凸キー1524も横揺動軸棒153上段の多 角外径部1535に挟持され、これにより、操作者が容易に横揺動軸棒153を 回転させることができる。横揺動軸棒153を下に押してそれをシフトインさせ ると、溝座1522が下に移動し、スクリューロッド1525の頭部1526よ り離脱し、同時に二つの凸キー1524も横揺動軸棒153の多角外径部153 5より離脱して横揺動軸棒153の一つの凹頸1532部分に挟まれ、これによ り横揺動回転プルロッド152がスクリューロッド1525の牽制より離脱して 回転を停止する。
【0018】 縦揺動回転プルロッド150は、第1伝動装置15中の縦揺動軸棒156が下 向きに押されてニュートラル状態とされた状態にあって、その上段に受け孔座1 501が設けられ、中上段に一つのスクリューロッド穿孔1502が設けられ、 スクリューロッド1505が該穿孔1502を貫通して縦揺動軸棒156の上面 の一つのネジ孔1564に螺合し、縦揺動回転プルロッド150の中段内径部分 に多角(本実施例では六角形)斜溝座1503が設けられ、下段に内向きに凸キ ー1504が設けられて、縦揺動軸棒156の多角外径部1566を挟持し、縦 揺動回転プルロッド150を上向きに引き抜きシフトインさせる時、その中段の 多角斜溝座1503が縦揺動軸棒156の上段の多角外径部1566より離脱し 、それと同時に縦揺動回転プルロッド150の二つの凸キー1504もまた離脱 する。
【0019】 横揺動回転プルロッド152と縦揺動回転プルロッド150の機能はいずれも 一つのスクリューロッド1525、1505を利用して横揺動軸棒153及び縦 揺動軸棒156に結合し、各軸棒を回転プルロッドの引抜きと押圧時に各伝動歯 車と離合、係合させるようにすることにある。横揺動軸棒153がニュートラル 回転する時にクランクアーム155の支持軸1555を調整して案内装置14の 案内板140の溝142と直線となす時、扇風機を上下首振り送風させ、クラン クアーム155が回転する時に、支持軸1555が溝142の制限を受けてクラ ンクアーム155が扇風機を左右往復首振り運動させ、ゆえに案内板に往復式上 下揺動を形成させ、縦揺動軸棒156に係合した時に、扇風機の左右首振りの幅 を調整できる。
【0020】 横揺動回転プルロッド152と縦揺動回転プルロッド150は、図6に示され るように、各回転プルロッド中にそれぞれ支持座起動棒1529、1509を具 え、横揺動回転プルロッド152と縦揺動回転プルロッド150は円形ヘッド状 に設けられ、操作が容易とされている。支持座起動棒の一端は各回転プルロッド の中段に套設され、上カバーとの間に一つの支点が形成されている。そのうち各 回転プルロッドの中段外表に一つの凸円環が設けられて支持座起動棒の一端が挿 入され、回転プルロッドの引上げ或いは下圧の制御に便利とされている。
【0021】 横揺動軸棒153は下座16の左側の軸孔165及び上カバー19の軸孔19 2間に位置決め保持される。横揺動軸棒153の上段部は円錐座状の円形ヘッド 1534と多角外径部1535を具え、僅かに下部外径に下挟持凹頸1532が 形成されて一つの横揺動回転プルロッド152中に嵌め合わされ、これにより手 部で上下に移動させる操作と横揺動軸棒153の制動に便利とされている。且つ 横揺動軸棒153中段に横揺動クラッチ歯車154が設けられ、該横揺動クラッ チ歯車154はモータ11の原動軸113の一つのウォーム部114が設けられ ている。横揺動軸棒153の下端近くに一つの長歯車1533或いは歯状部が設 けられて、横揺動クランクアーム155の一つの横揺動歯車1551と噛み合い 並びに伝動する。横揺動回転プルロッド152が引き上げられる時、横揺動軸棒 153に設けられた一つのバネビーズリング1531が横揺動クラッチ歯車15 4内の一つの溝座1541の係止より離脱して上昇して軸溝座191中に位置決 めされ、これにより横揺動軸棒153が回転停止する。もし横揺動回転プルロッ ド152が下に押されて横揺動軸棒153のバネビーズリング1531が下降し 横揺動クラッチ歯車154の溝座1541内に進入して横揺動クラッチ歯車15 4と連動し、横揺動軸棒153が伝動を受け回転する。横揺動回転プルロッド1 52の引上げ或いは下圧により、横揺動軸棒153がクラッチ方式の伝動を形成 する。
【0022】 横揺動クランクアーム155の一つの回転軸1552が下座16の底部の中央 よりの一つの回転軸孔166に位置決めされ、ネジ1553で一つの横揺動歯車 1551が回転軸1552内端面に固定される。横揺動歯車1551は横揺動軸 棒153が連結されることによって伝動する。
【0023】 図7に示されるように、縦揺動軸棒156は下座16の右側内側の軸孔161 と上カバー19の軸孔194間に位置し、縦揺動軸棒156の上端外径に斜溝座 多角外径1503と凹頸が設けられ、その下方に設けられるもう一つの多角外径 部1566に一つの縦揺動回転プルロッド150が係合され、縦揺動軸棒156 の中段に縦向きに一つの溝1563が設けられてキー1565で一つの第2かさ ば歯車1592が接合され、縦揺動軸棒156の引き抜き或いは下圧時に、縦揺 動クラッチ歯車158がいずれもそれに伴い回転して移動せず、第2かさば歯車 1592と第1かさば歯車1591が噛み合い該第1かさば歯車1591を貫通 する一つの回転軸1510を回転させ、これにより該縦揺動クランクアーム15 1に伝動して縦揺動クランクアーム151より突出する一つの接合柱1511と 縦揺動連接棒17の一つの連接孔172を接合させる。これにより縦揺動連接棒 17が揺動する時にモータ11と連帯して全体の扇風機頭部が上下に縦に揺動す る。縦揺動軸棒156の中央の比較的大径部分に一つの横向き穿孔が設けられて 一つのバネビーズリング1561が設置され、バネビーズリング1561が一つ の縦揺動クラッチ歯車158中に嵌め込まれている。縦揺動回転プルロッド15 0が引き上げられる時、縦揺動軸棒156の一つのバネビーズリング1561が 縦揺動クラッチ歯車158の中央内周壁に開設された凹凸溝座1581に嵌入し 、縦揺動クラッチ歯車158がモータ11の原動軸113のウォーム114と連 結されて伝動し、これにより縦揺動軸棒156が第2かさば歯車1592により 第1かさば歯車1591に伝動して縦揺動クランクアーム151を回転させる。 縦揺動回転プルロッド150が下圧される時、縦揺動軸棒156のバネビーズリ ング1561が下降して下受けスリーブ157部分の一つの溝座1571中に至 り、これにより縦揺動軸棒156のバネビーズリング1561が縦揺動クラッチ 歯車158の凹凸溝座1581より離脱し、縦揺動軸棒156が回転を中止する 。
【0024】 下受けスリーブ157は縦揺動クラッチ歯車158の下方の縦揺動軸棒156 に套設され、下受け溝座169に支持され、且つ横向きに穿入する一つのネジ1 572により固定されて回転が防止され、縦揺動回転プルロッド150が縦揺動 軸棒156を下に圧する時、縦揺動軸棒156のバネビーズリング1561が下 受けスリーブ157の溝座1571に受け止められて位置決めされる。
【0025】 上受けスリーブ159は縦揺動軸棒156に套設され、第2かさば歯車159 2の下方の縦揺動クラッチ歯車158の上方に位置し、縦揺動軸棒156の引上 げ、下圧或いは回転時に、第2かさば歯車1592が定位に保持される。
【0026】 横揺動回転プルロッド152と縦揺動回転プルロッド150が同時に引き上げ られて、横揺動クラッチ歯車軸棒153と縦揺動軸棒156が上昇する時、横揺 動クラッチ歯車軸棒153のバネビーズリング1531が横揺動クラッチ歯車1 54を離脱して横揺動クラッチ歯車154を空転させる。縦揺動軸棒156のバ ネビーズリング1561は縦揺動クラッチ歯車158の凹凸溝座158に進入し て連結を発生し、第2かさば歯車1592が第1かさば歯車1511の外側の縦 揺動クランクアーム151を回転させ、縦揺動クランクアーム151が縦揺動連 接棒17に枢接し一定角度間での上下揺動を発生し、こうして縦揺動連接棒17 のもう一端が支持座12に枢接する支持アーム123の一端の横向き軸棒122 を押し引きして固定された支持座12を支持軸124で固定座の一つの軸孔13 1に挿入して固定端を形成し、支持座12のロッド孔121を枢接軸心として、 扇風機が縦揺動連接棒17の駆動により、上下の首振り送風動作を発生する。
【0027】 横揺動回転プルロッド152と縦揺動回転プルロッド150を下向きに圧して 横揺動軸棒153を下降させる時、連結伝動が発生する。縦揺動軸棒156のバ ネビーズリング1561が縦揺動クラッチ歯車158を離脱して回転を停止させ 、横揺動クラッチ歯車154がモータ11の伝動軸113のウォーム部114の 駆動を受けることにより、横揺動軸棒153が長歯車1355で横揺動歯車15 51と回転軸1552に伝動し、横揺動クランクアーム155の支持軸1555 に偏心回転させ、支持軸1555が案内装置14による左右行進と位置決めの制 御を受けることにより、扇風機が左右に循環する首振り送風動作を行う。
【0028】 横揺動回転プルロッド152を下に圧し、縦揺動回転プルロッド150を引き 上げて、横揺動軸棒153を下降させ、縦揺動軸棒156を上昇させる時、横揺 動軸棒153及び縦揺動軸棒156のバネビーズリング1531、1561が横 揺動クラッチ歯車154あと縦揺動クラッチ歯車158に進入して連結伝動を発 生し、これにより横揺動クランクアーム155と縦揺動クランクアーム1591 が同時に連動し回転し、横揺動クランクアーム155の支持軸1555が案内装 置14の溝142の牽制を受けることにより扇風機が左右首振り送風を発生し、 縦揺動クランクアーム1591が支持座12が縦揺動軸棒156に該伝動装置1 5を上下に押し引きさせることにより、扇風機が上下の首振り送風を行い、上述 の二つの動作機能の組合せ運行により、扇風機が波浪式揺動を以て送風を行う。
【0029】 横揺動回転プルロッド152が引き上げられ、縦揺動回転プルロッド150が 押し下げられて、横揺動軸棒153が上昇し、縦揺動軸棒156が下降する時、 横揺動軸棒153と縦揺動軸棒156のバネビーズリング1531、1561が いずれも横揺動クラッチ歯車154と縦揺動クラッチ歯車158を離脱して回転 を停止させ、扇風機が固定方式で定点に向けて送風する。
【0030】 図12の第2の伝動装置25は、下座16、上カバー29、二つの回転プルロ ッド152a、152b、横揺動軸棒153、横揺動クラッチ歯車154、横揺 動クランクアーム155、縦揺動軸棒256、縦揺動クラッチ歯車258、縦揺 動クランクアーム251、かさば歯車2591、2592、バネビーズ装置28 を具えている。
【0031】 大体は第1の伝送装置と類似しているが、僅かな一部の部品の位置に違いがあ る。そのうち第2かさば歯車2592は下降し下座16の底部に設けられ、上カ バー29に一対の溝座291、298(溝座191に近似)が設けられ、ゆえに 上カバーが平らに設けられ、該かさば歯車2592が縦揺動軸棒256に套設さ れ、同様に縦揺動クランクアーム251に連動し、バネビーズ装置28は下から 制動を行い、並びに二つの軸棒のバネビーズリング1531、2561が平らに 揃えて設置されて、縦揺動軸棒の動作を第1の伝動装置の縦揺動軸棒156と反 対方向としているが、その機能は同じとされる。上カバー29はバネビーズリン グの嵌入のために斜入口を具えた内側に凹んだ溝座の内径壁に細条紋が設けられ て、引上げ時に横揺動軸棒或いは縦揺動軸棒のバネビーズリングに係止される時 に、軸棒がニュートラルを形成し、不回転とされる。
【0032】 順に二つの回転プルロッド152a、152bを下に押す時、横揺動軸棒15 3及び縦揺動軸棒256のバネビーズリング1531、2561が横揺動クラッ チ歯車154と縦揺動クラッチ歯車258に進入して連結され伝動し、横揺動ク ランクアーム255と縦揺動クランクアーム2591が共に連動回転し、扇風機 に左右首振りと上下首振りを形成されて波浪状首振り送風を行わせる。
【0033】 回転プルロッド152aを引上げて右側の回転プルロッド152bを下に押す 時、該横揺動軸棒153のバネビーズリング1531が横揺動クラッチ歯車15 4を離脱して回転停止を形成し、縦揺動軸棒256のバネビーズリング2561 が縦揺動クラッチ歯車158に進入して連結し伝動を形成し、縦揺動クランクア ーム251が伝動を受けて回転し、並びに縦揺動連接棒17により固定された支 持座12が上下に押し引きして扇風機に上下首振り動作を発生させ、上下首振り 送風を行わせる。
【0034】 回転プルロッド152aを押し下げて右側の回転プルロッド152bを引き上 げる時、該横揺動軸棒153のバネビーズリング1531が横揺動クラッチ歯車 154に進入して連結伝動を形成し、縦揺動軸棒256のバネビーズリング25 61が縦揺動クラッチ歯車158より離脱して回転停止を形成し、横揺動軸棒1 53が横揺動クランクアーム155に伝動して回転させ、案内装置14の制御を 受けて、扇風機に左右横首振り循環送風を行わせる。
【0035】 実際の使用上、第2の伝動装置の構造が最も空間を節約できる。さらに起動ロ ッドを取付けるのにも適している。
【0036】 図11の第3の伝動装置35の実施は、第1の伝動装置15に類似し、下座1 6、上カバー19、横揺動回転プルロッド152、縦揺動回転プルロッド152 b、横揺動軸棒153、一対のバネビーズリング1531、1561、横揺動ク ラッチ歯車154、横揺動クランクアーム155、縦揺動軸棒156、縦揺動ク ラッチ歯車158、上受けスリーブ159、縦揺動クランクアーム151、第1 かさば歯車1591、第2かさば歯車1592、弾圧装置18を具備する。
【0037】 縦揺動軸棒156は第1の伝動装置15の縦揺動軸棒156と同じであるが、 操作機能上は、第3の伝動装置35の縦揺動軸棒156が下に押されるときシフ トインし、第1の伝動装置15の縦揺動軸棒156が下に押される時はニュート ラル状態となり、ゆえに使用する回転プルロッド152の操作も明らかに異なる 。
【0038】 この第3の伝動装置35においては第1の伝動装置の下受けスリーブが取り消 され、それに設けられていた構造が上受けスリーブ159に設けられている。上 受けスリーブ159の下向きの底部に一つの溝座が開設されている。縦揺動軸棒 156が引き上げられる時、軸棒のバネビーズリングが上昇して溝座1591に 係合しニュートラル状態を形成するほか、方向も第1の伝動装置とは異なる。そ のうち上カバーのバネビーズリングの嵌入に供される突出軸溝座或いは上受けス リーブの溝座に細条紋が設けられて横揺動軸棒或いは縦揺動軸棒のバネビーズリ ングが引き上げられて係合する時、軸棒がニュートラル状態を形成して回転しな い。機能と動作はいずれも第1の伝動装置と同じである。
【0039】 図12に示されるように、本考案を壁掛け式扇風機として使用する場合には、 前述の部品が壁掛け扇風機中に運用され、並びにサスペンションフレーム100 が取り付けられる。ただしその取付け方式は立式扇風機と反対であり、逆に吊り かけることで、扇風機の下方と近隣の人の頭部から足部全体に風を送ることがで きるメリットを有している。別に、壁掛け扇風機の連接回転ロッドの尾端にヒン ジ構造が設けられ、下に延伸された細小の回転プルロングロッドが連接されて、 比較的高いところに設置されても、上下首振り、波浪首振り等の送風機能調整の 操作が行いやすい。
【0040】 本考案は上述の実施例のほかにも、異なる場合の使用のための延伸が可能であ り、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範 囲に属するものとする。
【0041】
【考案の効果】
本考案は、一種の多機能扇風機に係り、特に、左右循環首振りと上下首振り波 浪動作及び固定の多重送風機能を具えた多機能扇風機の構造を提供しており、実 用性、新規性、進歩性及び産業上の利用価値を具えた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の扇風機の望ましい実施例の斜視図であ
る。
【図2】本考案の扇風機のモータ、支持座及び固定座の
正面組合せ断面図である。
【図3】本考案の扇風機のモータの支持座と縦揺動連接
棒の立体分解図である。
【図4】本考案の案内装置の立体分解図である。
【図5】本考案の案内装置と固定装置の立体組合せ表示
図である。
【図6】本考案の部分側面図である。
【図7】本考案の第1種の伝動装置の縦断面組合せ表示
図である。
【図8】本考案の第1、第3種の伝動装置の上蓋の平面
図である。
【図9】本考案の伝動歯車溝座の平面図である。
【図10】本考案の第2種の伝動装置の縦断面組合せ表
示図である。
【図11】本考案の第3種の伝動装置の縦断面組合せ表
示図である。
【図12】本考案の壁掛け扇風機の実施立体図である。
【符号の説明】
4 羽根 41 ウエイト 5 バネ 51 バネの一端 52 バ
ネのもう一端 9 支柱 91 座溝 92 バネビ
ーズ 93 位置決め孔 94 溝 95 軸
孔 10 ベース 11 モータ 111
ネジ孔 112 スクリューロッド 113
原動軸 114 原動軸の伝動部(ウォーム部) 12 支持座 121 ロッド孔 122
凸軸 123 支持アーム 124 支持軸 125
リングスリーブ 126 ピン 13 固定座 131
軸孔 132 スクリューロッド 133 ロッド孔 134 バネ座 135 ビーズ座 13
6 切欠き 137 調整ロッド 138 管
139 ナット 14 案内装置 140 案内板
141 ピン 142 溝 143 管
145 ねじりバネ 15、25、35 伝動装置 16 下座 161 軸孔 162 穿孔
163 受け座 164 歯車座 165 軸孔 16
6 回転軸孔 167 半円形軸溝 168 受け座
169 溝座 19、29 上カバー 191、291 溝座
192 軸孔 298 溝座 193 軸溝座 194 軸孔 196 半円形軸溝 197 バネ溝 152 横揺動回転プルロッド 1522 多角外径溝
座 1521、1523 孔 1524 凸キー 1525 スクリューロッド 1526 多角外径頭
部 1529 支持座起動ロッド 150 縦揺動回転プ
ルロッド 1501 受け孔座 1502 スクリュー
ロッド穿孔 1503 多角斜溝座 1504 凸キー 1505 スクリューロッド 1509 支持座起動
ロッド 153 横揺動軸棒 1531 バネビーズ
リング 1532 凹頸 1533 長歯車 1534 円形ヘッド 1535 多角外径部 154 横揺動クラッチ歯車 1541 溝座 155 横揺動クランクアーム 1551 横揺動歯車 1552 回転軸 1553 ネジ 1554 コイルバネ 1555 支持軸 156、256 縦揺動軸棒 1561、2561 バネビーズリング 156
3 溝 1564 ネジ孔 1565 キー 15
66 多角外径部 157 下受けスリーブ 1571 溝座 15
72 ネジ 158、258 縦揺動クラッチ歯車 1581
溝座 159 上受けスリーブ 151、251 縦揺動クランクアーム 1511
突出する接合柱 1510 回転軸 1591、2591 第
1かさば歯車 1592、2592 第2かさば歯車 17 縦
揺動連接棒 171 孔 172 連接孔 18 弾圧装置 181 ネジ 1
82 バネ 183 位置決めビーズ 28 板バネ 100 サスペンションフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 王 山銘 台湾台北市内湖路一段91巷140號3樓 (72)考案者 王 得權 台湾台北市内湖路一段91巷140號3樓

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース、モータ、支持座、案内装置、伝
    動装置を具えた多機能扇風機であって、 該ベースは、立式扇風機の支柱或いは壁掛け式扇風機の
    短い支柱に固定され、 該モータは、その原動軸に羽根が取り付けられ、両側に
    それぞれ一つの孔が設けられ、並びに原動軸が後方に延
    伸され伝動し、 該ベースの上端に一つの軸孔が設けられ、その後部に水
    平に横向きに貫通する穿孔が設けられてスクリューロッ
    ドとナットが支柱の座溝に結合され、該穿孔の一側の外
    周の一つの溝座にねじりバネが装着され、バネの上端が
    バネ溝座の上端切欠きに係合し、バネのもう一端が支柱
    座溝の位置決め孔に係合し、下縦軸固定座の後側に一つ
    の押し引きロッドが設けられ、モータ全体のボデーが押
    し引きロッドを用いて30度の範囲内で上向き或いは下
    向き動作可能とされ、扇風機頭部の上下首振りの送風に
    供され、該ベースの底部に複数のビーズ座が設けられて
    支柱座溝中の一つのバネビーズが任意の一つのビーズ座
    に係合されて位置決めを発生し、 該支持座は、モータ間に設けられ、該支持座の両端の孔
    座に設けられた接合手段によりモータの両側の孔に連接
    され、底部に下に延伸された一つの支持軸を具え、別に
    支持軸の最下段に一つのリングスリーブが套設され、そ
    の一側に後方に延伸された支持アームが設けられ、延伸
    された支持アームのもう一端に突出する一つの軸棒が設
    けられ、該軸棒が一つの縦揺動連接棒の一端の孔に連接
    され、該支持軸が該ベース上端の軸孔中に挿着された、
    多機能扇風機において、 該案内装置は、ヒンジ形の案内板とされ、前縁両側にそ
    れぞれ一つの管を具えて一つのピンでベースの一対の管
    間に組み合わされ、且つピンに一つのねじりバネが装着
    され、該案内板が上に起きた状態を保持可能とされ、且
    つ案内板が僅かに下に押す動作が可能とされ、該案内板
    の中央に一つの溝が設けられ、 該伝動装置は、下座、上カバー、横揺動回転プルロッ
    ド、横揺動クラッチ歯車、横揺動クランクアーム、縦揺
    動回転プルロッド、縦揺動軸棒、縦揺動クラッチ歯車、
    第1かさば歯車、第2かさば歯車、縦揺動クランクアー
    ム、横揺動軸棒に設けられたバネビーズリング、縦揺動
    軸棒に設けられたバネビーズリングで組成され、 該下座は、モータに近い下座側壁にモータ原動軸を通す
    一つの穿孔を具え、溝底に横揺動軸棒と縦揺動軸棒に組
    み合わされる一対の軸孔を具え、溝底中央に横揺動クラ
    ンクアームの回転軸が通される一つの回転軸孔が設けら
    れ、別側の溝壁上端に半円軸溝が開設され、溝内壁に縦
    揺動クラッチ歯車受け座と横揺動クラッチ歯車受け座及
    び比較的下方の歯車座が設けられ、 該上カバーは、下座の下方にネジ止めされ、一対の、横
    揺動軸棒と縦揺動軸棒と組み合わされて位置決めする軸
    孔を具え、側壁の底部に下座の半円軸溝に対応する一つ
    の半円軸溝があり、縦揺動クランクアームの回転軸が枢
    接され、 その軸孔底部に突出する軸溝座が設けられ、並びに傾斜
    入口が設けられて、溝内壁が僅かに縮小されるか、或い
    は別に縦向き歯紋或いは粗表面が設けられて、ニュート
    ラル時に軸棒の一つの弾性ビーズリングの嵌入により軸
    棒の回転が制止され、該半円軸溝に対して垂直に別に一
    つのネジバネ溝が設けられ、 横揺動回転プルロッドは、中空で、横揺動軸棒の上段部
    が貫通し、一つのスクリューロッドが穿入し並びに横揺
    動軸棒の上面に螺合し、回転プルロッドが下向きの押さ
    れてニュートラル状態を形成する時、該回転プルロッド
    の多角溝座がもう一つの軸棒の多角外径部に係合し、そ
    れと共に回転プルロッド内の二つの凸キーも横揺動軸棒
    の多角外径部を挟持し、回転プルロッドを下に押すと係
    止解除されて、シフトイン状態を形成し、僅かに横揺動
    軸棒が回転し、回転プルロッドが不回転とされ、 横揺動軸棒は、下座と上カバーの軸孔間に位置決め保持
    され、軸棒上段が円錐座状の円形ヘッドとされ、下方に
    多角外径部と凹頸が設けられて横揺動回転プルロッドを
    貫通し、軸棒中段にバネビーズリングが連接され、軸棒
    中段に並びに横揺動クラッチ歯車が連接され、横揺動ク
    ラッチ歯車がモータ原動軸との連結伝動のみを受け、軸
    棒下端に一つの長歯車が設けられて一つの横揺動歯車と
    噛み合い伝動し、横揺動クラッチ歯車の中段に凹凸の溝
    座が設けられ、横揺動軸棒のバネビーズリングが嵌入、
    シフトイン可能とされ、横揺動軸棒を駆動して回転さ
    せ、横揺動クランクアームは、下向きの一つの支持軸を
    具えて案内装置の溝中に挿入されて前後スライドし循環
    横移動を制御し、クランクアーム回転時にその支持軸が
    左或いは右向きに溝に制限されあて、案内板に沿って往
    復式揺動を形成し、該横揺動クランクアームの一つの回
    転軸が下座を貫通して横揺動歯車に連接して、横揺動歯
    車が横揺動軸棒の長歯車により連動し、 縦揺動回転プルロッドは、中空とされ縦揺動軸棒の上段
    部が貫通し、一つのスクリューロッドが穿入し並びに縦
    揺動軸棒の上面に螺合し、縦揺動回転プルロッドが下に
    押されてニュートラル状態を形成するとき、該縦揺動回
    転プルロッドに設けられた多角溝座が該縦揺動軸棒の多
    角外径部に係合し、これと共に縦揺動回転プルロッド内
    の二つの凸キーが縦揺動軸棒のもう一つの多角外径部を
    挟持し、縦揺動回転プルロッドを下に押すと係止が解除
    されてシフトイン状態を形成し、縦揺動軸棒のみが回転
    し、縦揺動回転プルロッドが不回転となり、 縦揺動軸棒は、下座と上カバー軸孔間に位置決め保持さ
    れ、縦揺動軸棒の上段部が円錐座状の円形ヘッドとさ
    れ、下方の凹頸の下方に、多角外径部と凹頸が設けられ
    て縦揺動回転プルロッドを貫通し、軸棒中段にバネビー
    ズリングが連接され、軸棒中段に並びに縦揺動クラッチ
    歯車が連接され、縦揺動クラッチ歯車がモータ原動軸と
    の連結伝動のみを受け、軸棒中段に一つの縦揺動クラッ
    チ歯車が連接され、該縦揺動クラッチ歯車がモータの原
    動軸と連結し連動し、軸棒に第2かさば歯車が設けら
    れ、該第2かさば歯車に第1かさば歯車が接合され、第
    1かさば歯車が一つの回転軸に連接され、回転軸が一対
    の半円軸溝中に枢接され、回転軸が延伸されて縦揺動ク
    ランクアームに連接され、縦揺動クラッチ歯車に凹凸の
    溝座が設けられ、縦揺動軸棒のバネビーズリングが該溝
    座に嵌入してシフトイン状態を形成可能で、縦揺動軸棒
    が連動回転し、 該縦揺動クランクアームは、その中心の回転軸が下座と
    上カバー側壁の半円形軸溝の形成する軸孔間に結合さ
    れ、該縦揺動クランクアームの偏心位置に一つの接合柱
    が連接され、接合柱が縦揺動連接棒のもう一端の一つの
    連接孔に枢接され、縦揺動連接棒の一端と支持座の一側
    の延伸支持アームの軸棒端が連結され、これにより縦揺
    動連接棒が伝動装置を駆動してモータを上下に揺動さ
    せ、 これにより、もし両方の回転プルロッドがシフトインす
    ると、二つの軸棒が同時に伝動し、波浪動作を発生し、
    もし二つの回転プルロッドが同時にニュートラル状態と
    されると、伝動せず、定点送風を行い、 もし縦揺動回転プルロッドのみがシフトインすると、縦
    揺動軸棒が縦揺動連接棒に伝動して上下首振り動作を発
    生し、横揺動回転プルロッドがニュートラル状態とされ
    て伝動せず、 もし横揺動回転プルロッドのみがシフトインすると、横
    揺動軸棒が横揺動クランクアームの支持軸に伝動して、
    案内装置に沿って前後移動する左右首振り動作を発生
    し、縦揺動回転プルロッドがニュートラル状態とされて
    伝動せず、以上を特徴とする多機能扇風機。
  2. 【請求項2】 前記伝動装置に一つの下受けスリーブが
    設けられ、該下受けスリーブが縦揺動クラッチ歯車下方
    の縦揺動軸棒に套設されて下座の下受けスリーブ座に位
    置し、且つ下座に穿入する一つのネジで固定され、下受
    けスリーブ中に一つの溝座が設けられて縦揺動軸棒がニ
    ュートラル状態の時にバネビーズリングの嵌入位置決め
    に供されることを特徴とする、請求項1に記載の多機能
    扇風機。
  3. 【請求項3】 前記伝動装置に一つの上受けスリーブが
    設けられ、該上受けスリーブが縦揺動クラッチ歯車の上
    方の縦揺動軸棒に套設され、上受けスリーブに一つの溝
    座が設けられて縦揺動軸棒がニュートラル状態の時にバ
    ネビーズリングを嵌入位置決めするのに供されることを
    特徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機。
  4. 【請求項4】 前記伝動装置の上受けスリーブが第2か
    さば歯車の下方に套設されたことを特徴とする、請求項
    3に記載の多機能扇風機。
  5. 【請求項5】 前記伝動装置の第2伝動歯車が縦揺動ク
    ラッチ歯車の下方に套設されたことを特徴とする、請求
    項1に記載の多機能扇風機。
  6. 【請求項6】 前記伝動装置が一つの弾圧装置を具え、
    該弾圧装置が上カバーの一つの溝内に設けられて、モー
    タの羽根の上下送風の間の上向き動作と下向き動作を転
    換する押し引き時の軸方向トルクを調節し、一つのネジ
    と一つのバネと一つのビーズの弾性係止と係止解除によ
    り縦揺動クランクアームに対する力を発生することを特
    徴とする、請求項1に記載の多機能扇風機。
  7. 【請求項7】 前記伝動装置が一つの弾圧装置を具え、
    該弾圧装置が下座の一つの溝内に設けられて、モータの
    羽根の上下送風の間の上向き動作と下向き動作を転換す
    る押し引き時の軸方向トルクを調節し、一つのネジと一
    つのバネと一つのビーズの弾性係止と係止解除により縦
    揺動クランクアームに対する力を発生することを特徴と
    する、請求項1に記載の多機能扇風機。
  8. 【請求項8】 前記上カバーに一対の支持座起動ロッド
    が設けられ、各起動ロッドの一端が各回転プルロッドに
    套設され、起動ロッドの中間と上カバー間に支点を形成
    していることを特徴とする、請求項1に記載の多機能扇
    風機。
  9. 【請求項9】 前記多機能扇風機において、各回転プル
    ロッドの中段外表に一つの凸円リングが設けられ、該支
    持座起動ロッドの一端が挿入されて該回転プルロッドの
    引上げと押し下げの制御に便利とされたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の多機能扇風機。
  10. 【請求項10】 前記多機能扇風機において、案内装置
    が長い平らな案内板とされ、並びにクランクアームの支
    持軸外に一つのコイルバネが套設され、下に延伸された
    支持軸の上下に行進と自転が該長く平らな案内板の溝内
    に位置決め並びに制御され、該扇風機の頭部の上下首振
    り、左右首振り、波浪首振り及び定点送風の位置決め保
    持がなされることを特徴とする、請求項1に記載の多機
    能扇風機。
  11. 【請求項11】 前記多機能扇風機において、下座がモ
    ータ後方のケースと一体に形成されがことを特徴とす
    る、請求項1に記載の多機能扇風機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017067074A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 林明毅 扇風機
CN109319033A (zh) * 2018-10-18 2019-02-12 昆山福宏康复科技有限公司 一种用于折叠车架的离合器组件
KR20190135788A (ko) * 2018-05-29 2019-12-09 신영필 축사용 환풍기 방향조절장치
JP2021517221A (ja) * 2018-05-14 2021-07-15 広東美的環境電器制造有限公司Gd Midea Environment Appliances Mfg Co.,Ltd. 駆動機構、ヘッド機構及び扇風機
WO2023177152A1 (ko) * 2022-03-14 2023-09-21 주식회사 미로 회전 조절 장치 및 이를 포함하는 선풍기

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