JP3072672B2 - 車両運動制御装置 - Google Patents

車両運動制御装置

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JP3072672B2
JP3072672B2 JP4091692A JP9169292A JP3072672B2 JP 3072672 B2 JP3072672 B2 JP 3072672B2 JP 4091692 A JP4091692 A JP 4091692A JP 9169292 A JP9169292 A JP 9169292A JP 3072672 B2 JP3072672 B2 JP 3072672B2
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vehicle
control
road
damping force
gain
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瑞穂 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の運動状態を道路環
境等の実際の走行条件に適応するように制御することが
可能な車両運動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の運動状態を制御する装置として例
えば次のようなものが既に知られている。それは、車
両の後輪舵角を前輪舵角,ヨーレート等との関係におい
て適正に制御する後輪舵角制御装置や、エンジンの駆
動トルクを前・後輪にそれぞれ配分する比率を制御する
駆動トルク配分制御装置や、路面の傾斜,車両の加減
速・旋回等とは無関係に車体の姿勢を水平に維持するサ
スペンション制御装置や、ドライバにより車両のステ
アリングホイールに加えられる操舵トルクがアシストさ
れる量を車速,エンジン回転数等との関係において適正
に制御する操舵トルクアシスト量制御装置や、車両制
動時に車輪がロックしないように車輪のブレーキ圧を制
御するアンチロック制御装置や、車両駆動時に駆動輪
が空転しないように駆動輪の実質的な駆動トルクを減殺
するトラクション制御装置などである。
【0003】このような車両運動制御装置は、実際の道
路環境に適応するように車両の運動状態を制御すること
が理想である。これを実現するために次のような車両運
動制御装置が既に提案されている。それは、(a) 地上に
おける車両の現在位置を検出する車両位置検出部および
車両の位置と車両の走行に関する情報との関係を記憶す
る走行情報記憶部を有して車両の現在位置の走行に関す
る情報を出力する走行情報出力手段と、(b) 出力された
走行情報に基づいて車両の運動状態を制御する運動状態
制御手段と含む形式の車両運動制御装置である。
【0004】この形式の一従来例が特開昭62−289
471号公報に記載されている。これは、後輪舵角制御
装置であって、前記走行情報記憶部が、道路環境に関す
る情報を各車両位置に関連付けて予め記憶させられたも
のとされ、かつ、前記走行情報出力手段が、車両の現在
位置に対応する道路環境情報を走行情報記憶部から読み
出して運動状態制御手段に対して出力するものとされ、
かつ、その運動状態制御手段が、その道路環境情報に基
づいて前輪舵角に対する後輪舵角の比を制御するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の車両運動制
御装置(以下、単に従来装置という)は、車両位置検出
部および走行情報記憶部を含む走行情報出力手段が故障
した場合の救済措置すなわちフェールセイフ対策を施さ
れていない。しかし、走行情報出力手段も普通の機器と
同様に、何らかの原因で故障することを避け得ないた
め、上記従来装置を実施した場合には、走行情報出力手
段が故障した場合に誤った走行情報が得られてしまい、
車両の実際の運動状態が実際の走行条件との関係におい
て適正に制御されないという問題がある。
【0006】このような事情に鑑み、本発明はフェール
セイフ機能を有する車両運動制御装置を提供することを
課題として為されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の要旨は、図1に示すように、前記車両位置検
出部および走行情報記憶部を有する走行情報出力手段1
と運動状態制御手段2とを含む車両運動制御装置におい
て、その運動状態制御手段2が運動状態を制御する際に
用いる制御規則を、走行情報出力手段1が正常である状
態と異常である状態とで変える制御規則変更手段3を設
けたことにある。
【0008】なお、本発明における「車両位置検出部」
は例えば、自立航法,電波航法,衛星航法等の航法を採
用することができる。自立航法とは、車両に搭載された
走行距離センサ,方位センサ等により車両の位置を連続
的に測位する航法である。電波航法とは、地上に設置さ
れた発信局(例えば、ビーコン)から発信された電波を
車両に搭載された受信器で受信して車両位置を測位する
航法である。衛星航法とは、人工衛星から発信された電
波を車両に搭載された受信器で受信して車両位置を測位
する航法であり、3個以上の人工衛星を用いて車両位置
を測位するGPSがよく利用されている。
【0009】また、本発明における「走行情報記憶部」
は、それのユーザによる使用に先立って走行情報を予め
記憶させられたものとしたり、車両に搭載されたセンサ
またはユーザからの指令によって走行情報を事後的に記
憶させ得るものとすることができる。
【0010】
【作用】本発明に係る車両運動制御装置においては、走
行情報出力手段1により、地上における車両の現在位置
が検出され、その現在位置の走行に関する情報が出力さ
れ、運動状態制御手段2により、出力された走行情報に
基づいて車両の運動状態が制御されるとともに、その運
動状態制御手段2がその制御の際に用いる制御規則が、
制御規則変更手段3により、走行情報出力手段1が正常
である状態と異常である状態とで変えられる。
【0011】制御規則変更手段3は例えば、走行情報出
力手段1が異常である状態では、車両が現に走行してい
る道路の実際の走行条件が標準的なものであると仮定し
て、その仮定した走行条件の下で車両の運動状態を制御
するという制御規則に変更するものとしたり、車両に搭
載されているセンサを利用して車両の実際の運動状態を
推定し、それに基づいて車両の運動状態を制御するとい
う制御規則に変更するものとしたりすることができる。
したがって、本発明装置によれば、走行情報出力手段1
が異常であっても正常である場合と同じ制御規則で運動
状態を制御する場合に比べて、その異常に基づく車両の
運動制御の精度の低下が小さくて済む。
【0012】
【発明の効果】このように、本発明によれば、走行情報
出力手段が異常となっても、車両の運動制御の精度がそ
れほど低下せずに済み、フェールセイフ機能が発揮され
るという効果が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例である車両運動制御
装置を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】本車両運動制御装置は、図2に示すよう
に、ナビゲーションシステム10とナビゲーションシス
テム異常判定コンピュータ(以下、単に異常判定コンピ
ュータという)12と車両運動制御システム14とを備
えている。
【0015】ナビゲーションシステム10は、GPS衛
星から発せられた電波を受信器20を介して受信するナ
ビゲーションコンピュータ22を備えている。このナビ
ゲーションコンピュータ22は、その受信結果に基づい
て車両の現在位置を検出し、、さらに、データベース2
4に記憶されている道路地図データに基づいてマップマ
ッチングを行うことにより、車両の現在位置を補正す
る。
【0016】データベース24は記憶媒体,それからデ
ータを読み出すデータ読出装置等から構成されている。
記憶媒体には上述のように、道路地図データが予め記憶
されているが、さらに、一般路,山岳路および高速道路
という道路種類も各車両位置に関連付けて予め記憶され
ている。なお、この記憶媒体にはさらに、路面の凹凸度
が各車両位置に関連付けて事後的に記憶されるようにな
っているが、これについては後に詳述する。
【0017】ナビゲーションシステム10はさらに、道
路情報判定コンピュータ26を備えている。この道路情
報判定コンピュータ26は、図3にフローチャートで表
されるプログラムを実行することにより、車両の現在位
置に対応する走行情報、すなわち、本実施例において
は、道路種類と路面凹凸度を取得するものである。
【0018】同図のプログラムにおいては、まず、ステ
ップS1(以下、単にS1で表す。他のステップについ
ても同じとする)において、予定された初期設定が行わ
れ、その後、S2において、ナビゲーションコンピュー
タ22から車両の現在位置が読み込まれる。続いて、S
3において、その現在位置に対応する道路種類がデータ
ベース24から読み込まれてRAMに記憶され、S4に
おいて、現在位置に対応する路面凹凸度もデータベース
24から読み込まれてRAMに記憶される。以上で一回
の走行情報取得が終了し、その後S2に戻る。
【0019】すなわち、本実施例においては、それらナ
ビゲーションコンピュータ22,受信器20,データベ
ース24および道路情報判定コンピュータ26を含むナ
ビゲーションシステム10が本発明における「走行情報
出力手段1」の一態様を構成しているのである。また、
本実施例においては、ナビゲーションコンピュータ22
および受信器20が本発明における「車両位置検出部」
の一態様を構成し、データベース24が「走行情報記憶
部」の一態様を構成しているのである。なお、データベ
ース24のうち道路地図データを記憶した部分は、「車
両位置検出部」の一部を構成していると考えることもで
きる。
【0020】異常判定コンピュータ12は、図4にフロ
ーチャートで表されるプログラムを実行することによ
り、ナビゲーションシステム10の何処かに異常がある
か否かを判定する。
【0021】同図のプログラムにおいては、まず、S1
01において、予定された初期設定が行われ、その後、
S102において、受信器20,ナビゲーションコンピ
ュータ22,データベース24および道路情報判定コン
ピュータ26のそれぞれから、それぞれの正常・異常を
表す自己診断信号が取り込まれる。続いて、S103に
おいて、それら受信器20等のうちのいずれか1個でも
異常を表す自己診断信号を出力しているものがあるか否
か、すなわち、ナビゲーションシステム10が異常であ
るか否かが判定され、そうであればS104において、
ON状態でナビゲーションシステム10が異常であるこ
とを示し、OFF状態で正常であることを示す異常フラ
グがONされ、一方、それら受信器20等のいずれも異
常を表す自己診断信号を出力していない場合には、S1
03の判定がNOとなり、S105において、異常フラ
グがOFFされる。以上で一回の異常判定が終了し、そ
の後S102に戻る。
【0022】なお、異常判定コンピュータ12は、ナビ
ゲーションコンピュータ22から車両の現在位置を逐次
読み込み、相前後して読み込まれた2個の車両位置が車
速Vとの関係において離れすぎている場合には、ナビゲ
ーションシステム10の何処かに異常があると判定する
ものとすることもできる。
【0023】車両運動制御システム14は、図2に示す
ように、後輪舵角を変化させる後輪舵角アクチュエータ
30およびそれを制御する後輪舵角制御コンピュータ3
2と、各車輪と車体とを互いに連結する各サスペンショ
ンの減衰力特性を変化させるサスペンションアクチュエ
ータ36およびそれを制御する減衰力特性制御コンピュ
ータ38とを備えている。
【0024】後輪舵角制御コンピュータ32は、それの
入力部において、前記異常判定コンピュータ12および
道路道路判定コンピュータ26に接続され、さらに、前
輪舵角δF を検出するセンサ40,ヨーレートγを検出
するセンサ42および車速Vを検出するセンサ44にも
接続され、一方、出力部において、後輪舵角アクチュエ
ータ30に接続されている。
【0025】後輪舵角制御コンピュータ32は、図5の
フローチャートで表されるプログラムを実行することに
より、舵角比例式およびヨーレートフィードバック式で
後輪舵角δR を制御し、具体的には、 δR =KF ・δF +KB ・γ なる式を用いて後輪舵角δR の目標値を演算してそれが
実現されるように後輪舵角アクチュエータ30を制御す
る。ただし、 KF :車速Vに応じて可変の舵角比例ゲイン δF :前輪舵角 KB :車速Vに応じて可変のヨーレートフィードバック
ゲイン γ:ヨーレート
【0026】後輪舵角制御コンピュータ32は、さらに
具体的には、ナビゲーションシステム10が正常である
状態では、道路情報判定コンピュータ26の判定結果に
応じて、車両が現に走行している道路(以下、単に現在
の道路という)が一般路,山岳路および高速道路のいず
れに該当するのかを判定し、その道路の種類に応じてゲ
インKF ,KB を決定する。そのため、この後輪舵角制
御コンピュータ32のROMには、図6の(a) および
(b) のグラフでそれぞれ表されるように、各ゲイン
F ,KB と車速Vとの関係が道路種類ごとに予め記憶
されている。各ゲインKF ,KB と車速Vとの関係は、
道路種類が山岳路,一般路および高速道路である順に車
両の走行安定性が向上するように設定されている。
【0027】一方、ナビゲーションシステム10が異常
である状態では、実際の道路の種類を正しく判定するこ
とができないから、後輪舵角制御コンピュータ32は、
実際の道路が一般路であると仮定し、それに応じてゲイ
ンKF ,KB を決定する。一般路はそれの後輪舵角δR
の理想制御特性が山岳路と高速道路とのほぼ中間に位置
する最も標準的な道路であるから、実際の道路が山岳路
であっても高速道路であっても、後輪舵角δR を正規の
値からそれほど大きく外れさせることなく制御すること
が可能となる。
【0028】しかし、ナビゲーションシステム10が正
常な状態から異常な状態に移行したならば直ちに、ゲイ
ンKF ,KB を正常時用(以下、道路種類に応じて可変
であるというところから、「可変ゲインKVAR 」と総称
する)から異常時用(以下、道路種類とは無関係に不変
であるところから、「固定ゲインKFIX 」と総称する)
に変化させると、両者の差が大きい場合には後輪舵角δ
R がやや急に変化し、ドライバが違和感を感じてしまう
おそれがある。そのため、後輪舵角制御コンピュータ3
2は、図7にグラフで概念的に表されているように、目
標後輪舵角δRの決定に最終的に用いられるゲイン
F ,KB (以下、「設定ゲインKD 」と総称する)を
可変ゲインKVAR から固定ゲインKFIX に緩やかに変化
させるように設計されている。
【0029】後輪舵角制御コンピュータ32の作動を図
5のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0030】まず、S201において、予定された初期
設定が行われ、その後、S202において、各種センサ
40〜44から前輪舵角δF ,ヨーレートγおよび車速
Vが読み込まれるとともに、道路情報判定コンピュータ
26から現在の道路の種類が読み込まれる。すなわち、
本実施例においては、現在の道路の種類が本発明におけ
る「車両の現在位置の走行に関する情報」の一態様なの
である。続いて、S203において、現在の道路の種類
と車速Vとに対応する可変ゲインKVAR が決定され、S
204において、車速Vに対応する固定ゲインKFIX
決定される。その後、S205において、異常判定コン
ピュータ12から異常フラグが読み込まれ、それがON
であるか否か、すなわち、ナビゲーションシステム10
が異常であるか否かが判定される。今回は異常ではない
と仮定すれば、判定がNOとなり、S206において、
可変ゲインKVAR が今回の設定ゲインKD に決定され、
S207およびS208において、それぞれフラグXA
およびXBがOFFされる。それらフラグXAおよびX
Bの機能については後述する。
【0031】その後、S209において、今回の設定ゲ
インKD (=KF ,KB ),前輪舵角δF およびヨーレ
ートγから目標後輪舵角δR が演算され、S210にお
いて、それが実現されるように後輪舵角アクチュエータ
30が制御される。以上で一回の後輪舵角制御が終了
し、その後S202に戻って次回の後輪舵角制御が開始
される。
【0032】したがって、ナビゲーションシステム10
が正常である限り、現在の道路の種類に応じた制御特性
で後輪舵角δR が制御され、これにより、現在の道路が
山岳路である場合には車両の操縦応答性が重視され、高
速道路では走行安定性が重視されることとなる。
【0033】ナビゲーションシステム10が正常である
状態から異常である状態に移行すると、S205の判定
がYESとなり、今回はS211以下のステップが実行
される。
【0034】まず、S211において、フラグXAがO
Nであるか否かが判定される。現在OFFであるから、
判定がNOとなり、S212において、そのフラグXA
がONされ、S213において、可変ゲインKVAR が今
回の設定ゲインKD の候補値とされる。なお、フラグX
AがONにされた後に再びS211以下のステップが実
行される場合には、S212およびS213がスキップ
されるから、各回の設定ゲインKD の候補値は各回の可
変ゲインKVAR の影響を受けず、前回の設定ゲインKD
の真正値がそのまま有効とされることになる。
【0035】その後、S214において、フラグXBが
ONであるか否かが判定される。現在OFFであるか
ら、判定がNOとなり、S215において、今回の設定
ゲインKD の候補値と固定ゲインKFIX との大小判定が
行われる。今回の設定ゲインKD の候補値が固定ゲイン
FIX より大きい場合にはS216において、その候補
値から一定小量ΔKが差し引かれて(固定ゲインKFIX
の現在値に少しずつ近づくように)これが今回の設定ゲ
インKD の真正値とされる。これに対して、今回の設定
ゲインKD の候補値が固定ゲインKFIX より小さい場合
にはS217において、その候補値に一定小量ΔKが加
算されて(固定ゲインKFIX の現在値に少しずつ近づく
ように)これが今回の設定ゲインKD の真正値とされ
る。また、今回の設定ゲインKD の候補値が固定ゲイン
FIX に十分に近い場合には、S218において、固定
ゲインKFIX が今回の設定ゲインKD の真正値とされ、
S219においてフラグXBがONされる。いずれの場
合にもその後、前記の場合と同様にして、S209およ
びS210が実行される。
【0036】したがって、例えば、ナビゲーションシス
テム10が異常であると始めて判定されたときに設定ゲ
インKD が固定ゲインKFIX より大きい場合には、図7
にグラフで表される一制御例のように、設定ゲインKD
が固定ゲインKFIX より大きい間は、S202〜S20
5,S211,S214〜S216,S209およびS
210の実行が何回も繰り返されて設定ゲインKD がΔ
Kずつ減少しつつ固定ゲインKFIX に近づき、十分に近
くなれば、S218において、固定ゲインKFIX が今回
の設定ゲインKD とされ、S219においてフラグXB
がONされるから、以後、S214の判定がYESとな
り、固定ゲインKFIX が今回の設定ゲインKD とされ続
けることとなる。すなわち、最終的には、現在の道路が
一般路である場合に適当な制御特性で後輪舵角δR が制
御されることになるのである。なお、フラグXBは一
旦、設定ゲインKD が固定ゲインKFIX に十分近くなっ
たならば、それ以後は、S215をスキップするために
設けられている。
【0037】すなわち、本実施例における後輪舵角制御
においては、道路種類に応じて設定ゲインKD を決定し
それに応じて後輪舵角δR を制御する規則が正常時用の
制御規則であり、実際の道路が標準的な道路であると仮
定して設定ゲインKD を決定しそれに応じて後輪舵角δ
R を制御する規則が異常時用の制御規則なのである。
【0038】減衰力特性制御コンピュータ38は、図2
に示すように、それの入力部において、前記異常判定コ
ンピュータ12,道路情報判定コンピュータ26,前輪
舵角δF を検出するセンサ40および車速Vを検出する
センサ44に接続され、さらに、各サスペンションにお
ける上下加速度GZ を検出するセンサ50,車両重心点
における横加速度GY を検出するセンサ52等の各種セ
ンサにも接続され、一方、出力部において、前記サスペ
ンションアクチュエータ36に接続されている。
【0039】減衰力特性制御コンピュータ38は、図8
にフローチャートで表されるプログラムを実行すること
により、サスペンションアクチュエータ36を介して乗
り心地制御,車両姿勢制御等から成る減衰力特性制御を
行う。乗り心地制御は、上下加速度GZ を監視しつつ路
面の凹凸とは無関係に車体の振動を抑えて車両姿勢をた
えずフラットに保つ制御である。車両姿勢制御は、前輪
舵角δF ,横加速度GY および上下加速度GZ を監視し
つつ車両旋回による車体のロールおよび車両加速・減速
による車体の前傾・後傾を抑える制御である。なお、本
実施例においては、それら乗り心地制御等のうち本発明
に深く関係するのは乗り心地制御のみであるため、以
下、乗り心地制御のみを詳細に説明し、それ以外の制御
の説明は省略する。
【0040】サスペンションアクチュエータ36は各車
輪ごとに設けられており、各車輪のサスペンションの減
衰力特性を変化させる。減衰力特性とは、図9のグラフ
で表されるように、サスペンションのピストンの速度に
対して減衰力が変化する様子を示すものであり、サスペ
ンションアクチュエータ36は、それに入力される駆動
信号に応じて減衰力特性を連続的に変化させる。
【0041】減衰力特性制御コンピュータ38は、ナビ
ゲーションシステム10が正常である状態では、現在の
道路の路面凹凸度に応じて減衰力特性を連続的に変化さ
せる。具体的には、同図のグラフで表されるように、路
面凹凸度が大きいほど、ピストン速度の増加に対する減
衰力の増加率を小さくして減衰力特性をソフトにし、ま
た、路面凹凸度が小さいほど、ピストン速度の増加に対
する減衰力の増加率を大きくして減衰力特性をハードに
する乗り心地制御を行う。そのため、この減衰力特性制
御コンピュータ38のROMには、路面凹凸度と減衰力
特性すなわちサスペンションアクチュエータ36に入力
すべき駆動信号との関係が予め記憶されている。
【0042】減衰力特性制御コンピュータ38は、さら
に具体的には、ナビゲーションシステム10が正常であ
る状態では、車両が各位置に到達したときにちょうど、
そこの路面凹凸度に対応する減衰力特性が実際に得られ
るように、すなわち、制御遅れが実質的に0となるよう
に車両の進行に伴う路面凹凸度の変化を予測して減衰力
制御をアクティブに制御する。さらに具体的には、サス
ペンションアクチュエータ36の応答遅れ時間,車速V
等を勘案して車両の現在位置より前方に小距離離れた位
置における路面凹凸度を現在の路面凹凸度とみなし、そ
のみなされた路面凹凸度に従って減衰力特性を決定して
サスペンションアクチュエータ36を制御し、これによ
り、サスペンションアクチュエータ36の応答遅れがあ
たかも皆無であるかのようにして減衰力特性を制御す
る。
【0043】一方、ナビゲーションシステム10が異常
である状態では、実際の路面凹凸度を正しく判定するこ
とができないから、減衰力特性制御コンピュータ38
は、実際の道路の路面凹凸度が標準的なものであると仮
定して減衰力特性を制御する。
【0044】減衰力特性制御コンピュータ38の作動を
図8のフローチャートに基づいて詳細に説明する。な
お、減衰力特性制御コンピュータ38の制御方式は前述
の、後輪舵角制御コンピュータ32の制御方式と思想的
には共通するため、簡単に説明する。また、説明の便宜
上、ナビゲーションシステム10が正常である状態で路
面凹凸度に応じて決定される駆動信号Sを「可変信号S
VAR 」と称し、ナビゲーションシステム10が異常であ
る状態で実際の路面凹凸度とは無関係に決定される駆動
信号Sを「固定信号SFIX 」と称する。
【0045】まず、S301において、予定された初期
設定が行われ、その後、S302において、道路情報判
定コンピュータ26から車両の現在位置から前方に小距
離離れた位置における路面凹凸度が、今回の減衰力特性
制御に必要な路面凹凸度(以下、単に今回の路面凹凸度
という)として読み込まれる。道路情報判定コンピュー
タ26は、路面凹凸度については、車両の現在位置から
前方に小距離離れた位置に関連付けてデータベース24
に記憶されている路面凹凸度を現在位置に対応する路面
凹凸度として読み込み、一方、道路種類については、ま
さに現在位置に関連付けてデータベース24に記憶され
ている道路種類を現在位置に対応する道路種類として読
み込むように設計されているのである。
【0046】すなわち、本実施例においては、車両の現
在位置から前方に小距離離れた位置における路面凹凸度
が本発明における「車両の現在位置の走行に関する情
報」の別の一態様なのである。
【0047】続いて、S303において、今回の凹凸度
に対応する可変信号SVAR が決定され、S304におい
て、標準的な凹凸度に対応する固定信号SFIX が決定さ
れる。その後、S305において、異常判定コンピュー
タ12から異常フラグが読み込まれ、それがONである
か否か、すなわち、ナビゲーションシステム10が異常
であるか否かが判定される。今回は異常ではないと仮定
すれば、判定がNOとなり、S306において、可変信
号SVAR が今回の設定信号SD (サスペンションアクチ
ュエータ36に対して実際に出力される駆動信号S)に
決定され、S307およびS308において、それぞれ
フラグXAおよびXBがOFFされる。
【0048】その後、S309において、今回の設定信
号SD がサスペンションアクチュエータ36に対して出
力されることにより、各サスペンションの減衰力特性が
制御される。以上で一回の減衰力特性制御が終了し、そ
の後S302に戻って次回の減衰力特性制御が開始され
る。
【0049】したがって、ナビゲーションシステム10
が正常である限り、路面凹凸度に応じた減衰力特性が実
現され、これにより、路面の凹凸が激しい場合には減衰
力特性がソフトにされて乗り心地が向上させられ、一
方、凹凸がない場合には減衰力特性がハードにされて走
行安定性が向上させられることとなる。
【0050】ナビゲーションシステム10が正常である
状態から異常である状態に移行すると、S305の判定
がYESとなり、今回はS310以下のステップが実行
される。
【0051】まず、S310において、フラグXAがO
Nであるか否かが判定される。現在OFFであるから、
判定がNOとなり、S311において、そのフラグXA
がONされ、S312において、可変信号SVAR が今回
の設定信号SD の候補値とされる。
【0052】その後、S313において、フラグXBが
ONであるか否かが判定される。現在OFFであるか
ら、判定がNOとなり、S314において、今回の設定
信号SD の候補値と固定信号SFIX との大小判定が行わ
れる。その候補値が固定信号SFIX より大きい場合には
S315において、その候補値から一定小量ΔSが差し
引かれてこれが今回の設定信号SD の真正値とされる。
これに対して、今回の設定信号SD の候補値が固定信号
FIX より小さい場合にはS316において、その候補
値に一定小量ΔSが加算されてこれが今回の設定信号S
D の真正値とされる。また、今回の設定信号SD の候補
値が固定信号SFIX に十分に近い場合には、S317に
おいて、その固定信号SFIX が今回の設定信号SD の真
正値とされ、S318においてフラグXBがONされ
る。いずれの場合にもその後、前記の場合と同様にし
て、S309が実行される。
【0053】したがって、この減衰力特性制御において
も先の後輪舵角制御と同様に、ナビゲーションシステム
10が異常となると、減衰力特性が正常時用の値から異
常時用の値に緩やかに増加または減少させられることと
なる。
【0054】すなわち、本実施例における減衰力特性制
御においては、路面凹凸度に応じて設定信号SD を決定
しそれに応じて減衰力特性を制御する規則が正常時用の
制御規則であり、実際の路面凹凸度が標準的であると仮
定して設定信号SD を決定しそれに応じて減衰力特性を
制御する規則が異常時用の制御規則なのである。
【0055】ここで、路面凹凸度をデータベース24に
記憶させる手法について説明する。各車両位置における
路面凹凸度は、道路地図,道路種類等の情報とは異な
り、ユーザの使用に先立ってデータベース24に記憶さ
れておらず、車両走行中に減衰力特性制御コンピュータ
38により、上下加速度GZ 等を用いて路面凹凸度を推
定しつつデータベース24に記憶される。ただし、この
際、同じ道路を走行する際には路面凹凸度を更新しない
ものとする。二回目の走行状態は前回の走行結果に基づ
く減衰力特性制御の効果を反映したものであるからであ
る。
【0056】したがって、ある道路を始めて走行すると
きには、路面凹凸度の情報が未だデータベース24に記
憶されていないことになるから、減衰力特性制御コンピ
ュータ38は、この場合には、今回の路面凹凸度が標準
的であると仮定して減衰力特性を制御するように設計さ
れている。
【0057】なお付言すれば、本実施例においては、現
在の道路に対応する過去の路面凹凸度が未だデータベー
ス24に記憶されていない場合にもナビゲーションシス
テム10が故障した場合にも、今回の路面凹凸度が標準
的であると仮定して減衰力特性を制御するように設計さ
れていたが、上下加速度センサ50等の各種センサの検
出結果を利用して減衰力特性を制御するように設計する
こともできる。つまり、過去の路面情報がありかつナビ
ゲーションシステム10が正常である状態では、過去の
路面情報を利用して減衰力制御をアクティブに制御し、
一方、必要な路面情報がないかまたはナビゲーションシ
ステム10が故障した状態では、現在の路面情報(正確
には、現在位置よりわずかに手前の位置の路面情報)を
利用して減衰力制御を制御するように設計することも可
能なのである。
【0058】なお、この場合における減衰力特性制御に
おいては、データベース24を用いて実際の路面凹凸度
を推定して設定信号SD を決定しそれに応じて減衰力特
性を制御する規則が正常時用の制御規則となり、車両に
搭載されたセンサ50等を用いて実際の路面凹凸度を推
定して設定信号SD を決定しそれに応じて減衰力特性を
制御する規則が異常時用の制御規則となる。
【0059】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、ナビゲーションシステム10が異常である
場合には現在の道路が標準的なものであると仮定して車
両の運動状態が制御されるため、ナビゲーションシステ
ム10が異常であることに基づく制御精度の低下が小さ
く抑えられるという効果が得られる。
【0060】さらに、本実施例においては、ナビゲーシ
ョンシステム10が異常となったと判定されると、車両
運動の制御量が正常時用の値から異常時用の値に急変さ
せられるのではなく、緩やかに変化させられるようにな
っているから、運動状態は急変せず、ドライバが違和感
を感じることはないという効果も得られる。ただし、急
変させることを許容して本発明を実施することは可能で
ある。
【0061】以上の説明から明らかなように、本実施例
においては、後輪舵角制御コンピュータ32および減衰
力特性制御コンピュータ38が互いに共同して「運動状
態制御手段2」の一態様を構成し、異常判定コンピュー
タ12と、後輪舵角制御コンピュータ32のうち図5の
S205およびS211〜S219を実行する部分と、
減衰力特性制御コンピュータ38のうち図8のS305
およびS310〜S318を実行する部分とが互いに共
同して「制御規則変更手段3」の一態様を構成している
のである。
【0062】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はこの他の態様で実施するこ
とができる。
【0063】例えば、上記実施例においては、ナビゲー
ションシステム10が異常となると、設定ゲインKD
よび設定信号SD がそれぞれ固定ゲインKFIX および固
定信号SFIX (共に異常時用のもの)に一定速度で緩や
かに近づき、ほぼ一致した後には、設定ゲインKD およ
び設定信号SD がそれぞれ固定ゲインKFIX および固定
信号SFIX に追従するように設計されていたが、例え
ば、図10のグラフのように、設定ゲインKD と固定ゲ
インKFIX との差および設定信号SD と固定信号SFIX
との差がそれぞれ一定速度で緩やかに0に近づくように
設計したり、図11のグラフのように、設定ゲインKD
および設定信号SD がそれぞれ一定速度で0に近づくよ
うに設計したり、図12のグラフのように、設定ゲイン
D および設定信号SD がそれぞれの最終値で固定され
るように設計したり、図13のグラフのように、設定ゲ
インKD および設定信号SD がそれぞれの最終値で固定
された後、それぞれが固定ゲインKFIX および固定信号
FIX に一致すれば、以後、設定ゲインKD および設定
信号SD がそれぞれ固定ゲインKFIX および固定信号S
FIX に追従するように設計することもできる。
【0064】また、前記実施例においては、運動状態制
御手段2が後輪舵角制御とサスペンション制御の一種で
ある減衰力特性制御との双方を行うものとして本発明が
実施されていたが、例えば、それらの一方のみを行うも
のとしたり、それに代えてまたはそれと共に、別種のサ
スペンション制御,駆動トルク配分制御,操舵トルクア
シスト量制御,アンチロック制御,トラクション制御
等、その他の制御を行うものとしたりすることもでき
る。
【0065】これらの他にも、特許請求の範囲を逸脱す
ることなく、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良
を施した態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を概念的に示す図である。
【図2】本発明の一実施例である車両運動制御装置を示
すシステム図である。
【図3】図2における道路種類判定コンピュータが用い
るプログラムを示すフローチャートである。
【図4】図2におけるナビゲーションシステム異常判定
コンピュータが用いるプログラムを示すフローチャート
である。
【図5】図2における後輪舵角制御コンピュータが用い
るプログラムを示すフローチャートである。
【図6】上記後輪舵角制御コンピュータが用いる車速V
とゲインKF ,KB と道路の種類との関係を示すグラフ
である。
【図7】上記後輪舵角制御コンピュータによる一制御例
を示すグラフである。
【図8】図2における減衰力特性制御コンピュータが用
いるプログラムを示すフローチャートである。
【図9】上記減衰力特性制御コンピュータが用いる減衰
力特性と路面凹凸度との関係を示すグラフである。
【図10】本発明の別の実施例における一制御例を示す
グラフである。
【図11】本発明の別の実施例における一制御例を示す
グラフである。
【図12】本発明の別の実施例における一制御例を示す
グラフである。
【図13】本発明の別の実施例における一制御例を示す
グラフである。
【符号の説明】
10 ナビゲーションシステム 12 ナビゲーションシステム異常判定コンピュータ 14 車両運動制御システム 22 ナビゲーションコンピュータ 24 データベース 26 道路情報判定コンピュータ 32 後輪舵角制御コンピュータ 38 減衰力特性制御コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 137:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上における車両の現在位置を検出する
    車両位置検出部および前記車両の位置と車両の走行に関
    する情報との関係を記憶する走行情報記憶部を有して車
    両の現在位置の走行に関する情報を出力する走行情報出
    力手段と、 出力された走行情報に基づいて前記車両の運動状態を制
    御する運動状態制御手段とを含む車両運動制御装置にお
    いて、 前記運動状態制御手段が運動状態を制御する際に用いる
    制御規則を、前記走行情報出力手段が正常である状態と
    異常である状態とで変える制御規則変更手段を設けたこ
    とを特徴とする車両運動制御装置。
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