JP3072353U - 水中玩具 - Google Patents

水中玩具

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仁誠 張
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(57)【要約】 【課題】モータ及びその出力軸と駆動軸とが完全に防水
された水中玩具 【解決手段】以下の要件を備えたこと。 (イ)玩具本体3が魚型の形状を有していること (ロ)玩具本体3の内部に、モータ4とこれに作動連結
する出力軸5とが密閉された容器8内に収納配置されて
いること (ハ)上記出力軸5の端部には第1の磁石7aが固定さ
れ、第1の磁石7aは上記容器8の側壁の近傍に配置さ
れている (ニ)上記容器8の外側には、上記第1の磁石7aに上
記側壁をはさんで対向する位置に第2の磁石7bが回転
自在に配置されていること (ホ)第2の磁石7bには駆動手段が連結されているこ
と (ヘ)上記駆動手段が水平方向に推進するスクリューで
あること (ト)上記モータの動力源がソーラーパネルであること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は水中を遊泳する水中玩具に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、玩具の動力源として電池を用いる例が多い。電池はケーブルなどを必 要としないので手軽であり、交換も簡単に行なうことができるからである。とこ ろが、水中を遊泳したり、水中で動作をしたりする水中玩具においては、電池は 水中内で使用されるものであるから、水に対してシールしなければならない。同 様に、電池を利用した場合はソーラーパネルに比べてパワーが大きくなるため、 減速させるための手段を必要とし、動きが機械的になるほか、電池に接続される モータや減速歯車も防水加工を必要とする。
【0003】 ところが、推進用のスクリューは水に接触する必要がある。したがって、モー タに作動連結される出力軸とスクリューや車輪の駆動軸とを同軸にすると、この 共通軸を中間で防水シールしなければならない。
【0004】 このため、水中玩具自体の実現が非常に困難であった。
【0005】 本考案は上記問題点を解消し、モータ及びその出力軸と駆動軸とが完全に防水 された水中玩具を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る水中玩具は、以下の要件を備えたこと を特徴とする。 (イ)玩具本体が魚型の形状を有していること (ロ)玩具本体の内部に、モータとこれに作動連結する出力軸とが密閉された容 器内に収納配置されていること (ハ)上記出力軸の端部には第1の磁石が固定され、第1の磁石は上記容器の側 壁の近傍に配置されている (ニ)上記容器の外側には、上記第1の磁石に上記側壁をはさんで対向する位置 に第2の磁石が回転自在に配置されていること (ホ)第2の磁石には駆動手段が連結されていること (ヘ)上記駆動手段が水平方向に推進するスクリューであること (ト)上記モータの動力源がソーラーパネルであること
【0007】 なお、前記玩具本体には、少なくとも揺動する頭部と尾ビレを有するととも に、水槽の側面や角に当たったときに方向を転換させる転換手段を設けるのが好 ましい。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1は魚の形状を模して水中を遊泳する水中玩具で、同図において符号1はソ ーラーパネルを示す。ソーラーパネル1は透明プラスチックの保護体2に密封さ れ、玩具本体3に対し受光面を上に向けて水平に取り付けられたものと、玩具本 体3両側面に受光面を斜め下方に向けて取り付けられたものとから構成されてお り、それぞれ上からの光と水槽底部に置かれた鏡(図示せず)による下からの反 射光を受光するように配置されている。
【0009】 図2に詳しく示されるように、玩具本体3の中央にはモータ4と減速ギア5が 配置され、その水平出力軸6a(と垂直出力軸6b)の先端にはN極、S極が同 一面にあるドーナツ型の第1の磁石7aが固着されており、連続したひとつの防 水加工がなされた容器8内に密閉収納されている。
【0010】 これに対し、上記第1の磁石7aに対して容器8の一側壁である隔壁9をはさ んで同じくドーナツ型の第2の磁石7bが対向して配置され、これに固着された 推進スクリュー10が自由回転するように支持されている。
【0011】 上記構成により、ソーラーパネル1のいずれかの面が太陽光又は照明光を受光 すれば電力が発生し、モータ4が回転し、同時に水平出力軸6a、垂直出力軸6 b及び第1の磁石7aが回転する。第1の磁石7aが回転すると、磁界が変化す るから、これに同調して第2の磁石7bが回転する。このようにして容器8内の 第1の磁石7aの回転力が容器8外の磁石に伝達されて駆動手段である推進スク リュー10が回転し、この回転によって水中玩具が前進する。
【0012】 なお、図3(a) に示すように、第1の磁石7aの回転力を第2の磁石7bに伝 達する場合、両磁石7a、7bは互いに吸っぱりあうため、第1の磁石7aの水 平出力軸6aと軸受け6cとの間の摩擦抵抗が大きくなるので、このスラスト現 象により回転力にエネルギーロスが生じる。このため、同図(b) のように、第1 の磁石7aの水平出力軸6aの周囲に第2の磁石7bを配置するようにすれば、 上記エネルギーロスが防止され、ソーラーパネル1の電力をより効率的に使うこ とができる。
【0013】 なお、図4に示すように、第2の磁石7bの左右には2個の小磁石11がN、 Sのいずれか一方の極を内側に向けて、水平ロッド14の前端で第2の磁石7b をはさむように延長されたコ字形の部材15に固着されている。水平ロッド14 は推進スクリュー10の後部に位置する支軸12を中心に水平往復運動するよう に自由支持されており、この後端には尾ビレ13が垂直に固定されている。これ により、磁石7bの回転による磁界の変化で左右の小磁石11は交互に引力と反 発力を受け、水平ロッド14を介して尾ビレ13が左右に振れる。これによって 水中玩具は小刻みに左右に振れながら前進する。
【0014】 垂直出力軸6bと小プーリー16も、同様に第1の磁石7a´と第2の磁石7 b´を介して連結される構造になっている。小プーリー16の回転はゴムベルト 17を介して大プーリー18に減速伝達される。大プーリー18には、その下面 に中心方向より片持ちのアーム19を介しておもり20が取り付けられている。 おもり20が大プーリー18とともにゆっくり回転することに伴い、全体の重心 が順次移動するので、魚型水中玩具は前後左右に順次体を大きく傾け、結果的に は大きくねじれるような軌道を描いて進む。これにより前記の小刻みな左右振動 とあいまってより複雑で生物的な挙動が表現される。また、上記おもり20は水 中遊具が水槽内で使用される際に、水槽の側面や角に来たときに方向を転換する ための転換手段としても利用できる。
【0015】 上面のソーラーパネル1と玩具本体3の間には空間が設けてあり、ここに発泡 スチロール等でできたフロート21が収められている。フロート21は魚型水中 玩具がゆっくり沈下するように容積が調整してあり、また水平な姿勢がとれるよ うに重心の真上に位置している。22は着底ワイヤで、その先端を支点にして本 体3が水中で揺れることにより浮遊感が強調される。
【0016】 なお、上記水中玩具は比重がほぼ1になる必要があるが、その調整のためには 、水温を調整したり、エアリフトを利用したり、調整重錘を利用したり、あるい は水に適宜の添加剤を加えたり、他の液体と混合するなどによればよい。
【0017】 魚の頭部は単なる造形にすぎないが、玩具本体3との接合部を垂直の軸23を 中心に自由に回転する支持とし、また口の開閉機構を水平の自由回転支持として いるので、玩具本体3の小刻みな振動に追随して頭部や口部も作動し、前進、後 退時には首を振り、口を開閉するといった生物的な動作が表現される。胸ビレ及 び背ビレはいずれもゴムの薄膜でできており、玩具本体3の振動や水流の変化に 追随して揺れるようになっている。
【0018】 上述のように、容器8内に密閉されたモータ4とこれに作動連結する出力軸と 出力軸に固定された第1の磁石7aによって、容器8外の第2の磁石7bと駆動 軸を回転させることができるので、水中でも水の影響を受けることなしに作動さ せることができる。
【0019】 また、魚型水中玩具はソーラーパネル1で発生した電力を動力源として利用し て水中を作動するものである。ソーラーパネル1の電力は照明用の光源や太陽か らの光の照射によって得られるもので、電池のように交換する必要がないので、 便利である。また、ソーラーパネル1によって光エネルギーから変換された電気 エネルギーの電力はそれほど大きいものではないが、水中でゆっくりとスクリュ ーを回転させる程度のパワーは十分にあるので、問題はない。
【0020】 なお、上記電気エネルギーは水中でゆっくりとスクリューを回転させる程度の パワーであるから、水中玩具がゆっくりと動くため、電池に比べて生物的な動き に近くなる。
【0021】
【考案の効果】
請求項1に係る考案によれば、容器内に密閉されたモータとこれに作動連結す る出力軸と出力軸に固定された第1の磁石によって、容器外の第2の磁石と駆動 軸を回転させることができるので、水中でも水の影響を受けることなしに作動さ せることができる。
【0022】 また、駆動手段が水平方向に推進するスクリューであるから、魚型の水中玩具 を水平方向に遊泳移動させることができる。
【0023】 さらに、モータの動力源がソーラーパネルであるから、水中玩具はソーラーパ ネルで発生した電力を動力源として利用して水中を作動するものである。ソーラ ーパネルの電力は照明用の光源や太陽からの光の照射によって得られるもので、 電池のように交換する必要がないので、便利であるとともに、光という無尽蔵に 供給されるエネルギーを利用するものであるから、半永久的に使用することがで きる。しかも、上記エネルギーはそれほど大きくないので、ゆっくりとした生物 的な動きを表現するのに適している。
【0024】 請求項2に係る考案によれば、頭部は玩具本体に対して左右に揺動可能である から、尾ビレが左右に振れることで水中玩具は小刻みに左右に振れながら前進す る際、この小刻みな振動に追随して頭部や口部も作動し、前進、後退時には首を 振り、口を開閉するといった生物的な動作が表現される。また、転換手段により 水槽の側面や角に当たったときに方向転換が可能であるから、連続的な遊泳が可 能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る魚型水中玩具の斜視図
【図2】出力の主な伝達経路を示すブロック図
【図3】(a) (b) はそれぞれ第1の磁石と第2の磁石と
の位置関係説明図
【図4】尾ビレの作動態様説明図
【符号の説明】
1 ソーラーパネル 3 玩具本体 4 モータ 6 出力軸 7a 第1の磁石 7b 第2の磁石 8 容器 10 スクリュー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする水
    中玩具。 (イ)玩具本体が魚型の形状を有していること (ロ)玩具本体の内部に、モータとこれに作動連結する
    出力軸とが密閉された容器内に収納配置されていること (ハ)上記出力軸の端部には第1の磁石が固定され、第
    1の磁石は上記容器の側壁の近傍に配置されている (ニ)上記容器の外側には、上記第1の磁石に上記側壁
    をはさんで対向する位置に第2の磁石が回転自在に配置
    されていること (ホ)第2の磁石には駆動手段が連結されていること (ヘ)上記駆動手段が水平方向に推進するスクリューで
    あること (ト)上記モータの動力源がソーラーパネルであること
  2. 【請求項2】 前記玩具本体には、少なくとも揺動する
    頭部と尾ビレを有するとともに、水槽の側面や角に当た
    ったときに方向を転換させる転換手段が設けられた、請
    求項1記載の水中玩具。
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