JP3072194B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3072194B2 JP3072194B2 JP4285734A JP28573492A JP3072194B2 JP 3072194 B2 JP3072194 B2 JP 3072194B2 JP 4285734 A JP4285734 A JP 4285734A JP 28573492 A JP28573492 A JP 28573492A JP 3072194 B2 JP3072194 B2 JP 3072194B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖自動運転制御を行
う空気調和機に関するものである。
う空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷暖自動運転制御を行う空気調和
機としては、例えば特開昭６０−２００３５号公報に示
されているものがある。
機としては、例えば特開昭６０−２００３５号公報に示
されているものがある。
【０００３】以下、図面を参照しながら上記従来の冷暖
自動運転制御を行う空気調和機について説明する。図１
０は従来の空気調和機を示す概略構成図で、１は室内機
本体で、内部に室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷
房用膨張機構４を有している。５は室外機本体で、内部
に圧縮機６、室外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房
用膨張機構９、冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える
四方弁１０を有している。また、室内機本体１には、室
内機本体１、室外機本体５の運転を制御する運転制御装
置１２を具備している。
自動運転制御を行う空気調和機について説明する。図１
０は従来の空気調和機を示す概略構成図で、１は室内機
本体で、内部に室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷
房用膨張機構４を有している。５は室外機本体で、内部
に圧縮機６、室外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房
用膨張機構９、冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える
四方弁１０を有している。また、室内機本体１には、室
内機本体１、室外機本体５の運転を制御する運転制御装
置１２を具備している。
【０００４】被空調室１３内には、内部に室温設定器１
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置１２とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置１２とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
【０００５】前記運転制御装置１２は、室温設定器１４
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
【０００６】以上のように構成された冷暖自動運転制御
を行う空気調和機について以下図１１を参照しながら運
転動作について説明する。
を行う空気調和機について以下図１１を参照しながら運
転動作について説明する。
【０００７】冷暖自動運転にてスタートした場合、室温
検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比較す
る。室温ｔ≧設定室温ＴＯの場合冷房モード、室温ｔ＜
設定室温Ｔ０の場合暖房モードにて運転スタートする
（ステップ１）。
検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比較す
る。室温ｔ≧設定室温ＴＯの場合冷房モード、室温ｔ＜
設定室温Ｔ０の場合暖房モードにて運転スタートする
（ステップ１）。
【０００８】暖房モードの場合、暖房運転を行うととも
に、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１２は、
設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦
Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開
始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低
い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３
よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）
をそれぞれ記憶し（ステップ２）、室温ｔ≧暖房停止温
度Ｔ１の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に切り変え
る（ステップ３）。
に、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１２は、
設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦
Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開
始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低
い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３
よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）
をそれぞれ記憶し（ステップ２）、室温ｔ≧暖房停止温
度Ｔ１の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に切り変え
る（ステップ３）。
【０００９】送風運転に切り変わった後、室温ｔ≧冷房
開始温度Ｔ２の場合冷房モードに、室温ｔ≦冷房停止温
度Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６を動作させ、冷房停
止温度Ｔ３＜室温ｔ＜冷房開始温度Ｔ２の場合、送風運
転を維持する（ステップ４）。
開始温度Ｔ２の場合冷房モードに、室温ｔ≦冷房停止温
度Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６を動作させ、冷房停
止温度Ｔ３＜室温ｔ＜冷房開始温度Ｔ２の場合、送風運
転を維持する（ステップ４）。
【００１０】また、冷房モードの場合、冷房を行うとと
もに、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１２
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ記憶し（ステップ５）、室温ｔ≦冷房停
止温度Ｔ３の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に切り
変える（ステップ６）。
もに、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１２
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ記憶し（ステップ５）、室温ｔ≦冷房停
止温度Ｔ３の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に切り
変える（ステップ６）。
【００１１】送風運転に切り変わった後、室温ｔ≦暖房
開始温度Ｔ４の場合暖房モードに、室温ｔ≧暖房停止温
度Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６を動作させ、暖房開
始温度Ｔ４＜室温ｔ＜暖房停止温度Ｔ１の場合、送風運
転を維持する（ステップ７）。
開始温度Ｔ４の場合暖房モードに、室温ｔ≧暖房停止温
度Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６を動作させ、暖房開
始温度Ｔ４＜室温ｔ＜暖房停止温度Ｔ１の場合、送風運
転を維持する（ステップ７）。
【００１２】以上のように、設定室温Ｔ０と室温ｔの差
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御し、室内空調負荷の変化に対して、常に一定の室温を
維持させる。
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御し、室内空調負荷の変化に対して、常に一定の室温を
維持させる。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成は、暖房モードから冷房モードに切り変わった場
合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い温度Ｔ２より冷房
運転が始まり、暖房から切り変わる程度の空調負荷であ
るため、冷房停止温度Ｔ３まで急激に室温が低下し、急
激な室温変化により、室内の快適性が損なわれるという
欠点があった。
の構成は、暖房モードから冷房モードに切り変わった場
合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い温度Ｔ２より冷房
運転が始まり、暖房から切り変わる程度の空調負荷であ
るため、冷房停止温度Ｔ３まで急激に室温が低下し、急
激な室温変化により、室内の快適性が損なわれるという
欠点があった。
【００１４】また、暖房モードから冷房モードに切り変
わった場合も同様に、室温が急激に変化し、室内の快適
性が損なわれるという欠点があった。
わった場合も同様に、室温が急激に変化し、室内の快適
性が損なわれるという欠点があった。
【００１５】本発明は、室内の空調負荷の変化により、
暖房モードから冷房モードに、または、冷房モードから
暖房モード運転に切り変わった場合、急激な室温変化を
避け、快適な室内環境を維持することを目的とする。
暖房モードから冷房モードに、または、冷房モードから
暖房モード運転に切り変わった場合、急激な室温変化を
避け、快適な室内環境を維持することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和機では、室温を設定する室温設定
器と、室温を検出する室温検出器と、室温設定器にて設
定された設定室温と、室温検出器にて検出された室温と
の値により、空気調和機を運転制御する運転制御装置と
を具備している。
め、本発明の空気調和機では、室温を設定する室温設定
器と、室温を検出する室温検出器と、室温設定器にて設
定された設定室温と、室温検出器にて検出された室温と
の値により、空気調和機を運転制御する運転制御装置と
を具備している。
【００１７】そして運転制御装置は、内部に設定室温に
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房モードか
ら暖房モードへの切り変え後の圧縮機停止回数及び、暖
房モードから冷房モードへの切り変え後の圧縮機停止回
数をカウントするカウンターを具備し、暖房運転時、設
定室温より所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止さ
せ送風運転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷
房開始温度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転
時、設定室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を
停止させ送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値
低い暖房開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転
制御を行う。また、冷暖自動運転制御により暖房モード
から冷房モードに切り変わった場合、冷房停止温度をカ
ウンターのカウントする圧縮機停止回数が所定回数に達
するまで一定温度上げ、冷房モードから暖房モードに切
り変わった場合、暖房停止温度をカウンターのカウント
する圧縮機停止回数が所定回数に達するまで一定温度下
げる制御を行うように構成している。
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房モードか
ら暖房モードへの切り変え後の圧縮機停止回数及び、暖
房モードから冷房モードへの切り変え後の圧縮機停止回
数をカウントするカウンターを具備し、暖房運転時、設
定室温より所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止さ
せ送風運転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷
房開始温度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転
時、設定室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を
停止させ送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値
低い暖房開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転
制御を行う。また、冷暖自動運転制御により暖房モード
から冷房モードに切り変わった場合、冷房停止温度をカ
ウンターのカウントする圧縮機停止回数が所定回数に達
するまで一定温度上げ、冷房モードから暖房モードに切
り変わった場合、暖房停止温度をカウンターのカウント
する圧縮機停止回数が所定回数に達するまで一定温度下
げる制御を行うように構成している。
【００１８】また別の本発明の空気調和機では、室温を
設定する室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、
室温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて
検出された室温との値により、空気調和機を運転制御す
る運転制御装置とを具備している。
設定する室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、
室温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて
検出された室温との値により、空気調和機を運転制御す
る運転制御装置とを具備している。
【００１９】そして運転制御装置は、内部に設定室温に
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房から暖房
への切り変え後及び、暖房から冷房への切り変え後に動
作するタイマーを具備し、暖房モードの時、設定室温よ
り所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止させ送風運
転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温
度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定
室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転制御を行
う。また、冷暖自動運転制御により暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、所定時間の間だけ、冷房停
止温度を一定温度上げ、冷房モードから暖房モードに切
り変わった場合、所定時間の間だけ、暖房停止温度を一
定温度下げる制御を行うように構成している。
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房から暖房
への切り変え後及び、暖房から冷房への切り変え後に動
作するタイマーを具備し、暖房モードの時、設定室温よ
り所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止させ送風運
転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温
度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定
室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転制御を行
う。また、冷暖自動運転制御により暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、所定時間の間だけ、冷房停
止温度を一定温度上げ、冷房モードから暖房モードに切
り変わった場合、所定時間の間だけ、暖房停止温度を一
定温度下げる制御を行うように構成している。
【００２０】また別の本発明の空気調和機では、室温を
設定する室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、
室温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて
検出された室温との値により、空気調和機を運転制御す
る運転制御装置とを具備している。
設定する室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、
室温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて
検出された室温との値により、空気調和機を運転制御す
る運転制御装置とを具備している。
【００２１】そして運転制御装置は、内部に設定室温に
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房から暖房
への切り変え後及び、暖房から冷房への切り変え後に動
作するタイマーを具備し、暖房モードの時、設定室温よ
り所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止させ送風運
転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温
度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定
室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転制御を行
う。また、冷暖自動運転制御により暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、冷房停止温度を一定温度上
げ、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の冷房停止
温度に戻し、冷房モードから暖房モードに切り変わった
場合、暖房停止温度を一定温度下げ、タイマーの経過時
間とともに、徐々に元の暖房停止温度に戻す制御を行う
ように構成している。
対する所定温度を設定する温度設定器と、冷房から暖房
への切り変え後及び、暖房から冷房への切り変え後に動
作するタイマーを具備し、暖房モードの時、設定室温よ
り所定値高い暖房停止温度にて圧縮機を停止させ送風運
転とし、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温
度にて冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定
室温より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する冷暖自動運転制御を行
う。また、冷暖自動運転制御により暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、冷房停止温度を一定温度上
げ、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の冷房停止
温度に戻し、冷房モードから暖房モードに切り変わった
場合、暖房停止温度を一定温度下げ、タイマーの経過時
間とともに、徐々に元の暖房停止温度に戻す制御を行う
ように構成している。
【００２２】
【作用】本発明の空気調和機は、暖房モードから冷房モ
ードに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い
冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変わ
る程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、圧縮機停止回数が所定回数に達するまで従来の冷房
停止温度を一定温度高い温度にするため、急激な温度変
化による快適性の低下を防止するものである。
ードに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い
冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変わ
る程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、圧縮機停止回数が所定回数に達するまで従来の冷房
停止温度を一定温度高い温度にするため、急激な温度変
化による快適性の低下を防止するものである。
【００２３】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、圧縮機停止回数が所定回数に達す
るまで従来の暖房停止温度を一定温度低い温度にするた
め、急激な温度変化による快適性の低下を防止するもの
である。
わった場合も同様に、圧縮機停止回数が所定回数に達す
るまで従来の暖房停止温度を一定温度低い温度にするた
め、急激な温度変化による快適性の低下を防止するもの
である。
【００２４】また別の本発明の空気調和機は、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、設定温度より２
ステップ高い冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房
から切り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温
が低下するが、所定時間の間だけ、従来の冷房停止温度
を一定温度高い温度にするため、急激な温度変化による
快適性の低下を防止するものである。
ドから冷房モードに切り変わった場合、設定温度より２
ステップ高い冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房
から切り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温
が低下するが、所定時間の間だけ、従来の冷房停止温度
を一定温度高い温度にするため、急激な温度変化による
快適性の低下を防止するものである。
【００２５】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、所定時間の間だけ、従来の暖房停
止温度を一定温度低い温度にするため、急激な温度変化
による快適性の低下を防止するものである。
わった場合も同様に、所定時間の間だけ、従来の暖房停
止温度を一定温度低い温度にするため、急激な温度変化
による快適性の低下を防止するものである。
【００２６】また別の本発明の空気調和機は、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、設定温度より２
ステップ高い冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房
から切り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温
が低下するが、従来の冷房停止温度を一定温度高い温度
にし、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の冷房停
止温度に戻すため、急激な温度変化による快適性の低下
を防止するものである。
ドから冷房モードに切り変わった場合、設定温度より２
ステップ高い冷房開始温度より冷房運転が始まり、暖房
から切り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温
が低下するが、従来の冷房停止温度を一定温度高い温度
にし、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の冷房停
止温度に戻すため、急激な温度変化による快適性の低下
を防止するものである。
【００２７】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度を一定温度低
い温度にし、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の
暖房停止温度に戻すため、急激な温度変化による快適性
の低下を防止するものである。
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度を一定温度低
い温度にし、タイマーの経過時間とともに、徐々に元の
暖房停止温度に戻すため、急激な温度変化による快適性
の低下を防止するものである。
【００２８】
【実施例】以下本発明による空気調和機の一実施例につ
いて図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成の
部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
いて図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成の
部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【００２９】図１は本発明の一実施例の概略構成図、図
２は同実施例の空気調和機のブロック図、図３は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
２は同実施例の空気調和機のブロック図、図３は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
【００３０】図１において、１は室内機本体で、内部に
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り換える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置１７を具備し
ている。
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り換える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置１７を具備し
ている。
【００３１】被空調室１３内には、内部に室温設定器１
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置１７とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置１７とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
【００３２】前記運転制御装置１７は、室温設定器１４
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
【００３３】図２において、１７は本実施例の空気調和
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器１８と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器１９と、運転モードを検出する運転モード検出器
２０と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった後の圧縮機６の停止回数Ｘをカ
ウントするカウンター２１を内蔵している。
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器１８と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器１９と、運転モードを検出する運転モード検出器
２０と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった後の圧縮機６の停止回数Ｘをカ
ウントするカウンター２１を内蔵している。
【００３４】運転制御装置１７は、温度比較器１９の比
較結果と運転モード検出器２０が検出する運転モードに
より室外機制御器２２を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、カウンター２１
にてカウントする圧縮機停止回数Ｘが所定回数Ｘ１に至
るまで、冷房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、冷房
モードから暖房モードに切り変わった場合、カウンター
２１にてカウントする圧縮機停止回数Ｘが所定回数Ｘ２
に至るまで、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げる
ように変化させる。
較結果と運転モード検出器２０が検出する運転モードに
より室外機制御器２２を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、カウンター２１
にてカウントする圧縮機停止回数Ｘが所定回数Ｘ１に至
るまで、冷房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、冷房
モードから暖房モードに切り変わった場合、カウンター
２１にてカウントする圧縮機停止回数Ｘが所定回数Ｘ２
に至るまで、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げる
ように変化させる。
【００３５】次にこの動作の具体例を図３のフローチャ
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ１１）。
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ１１）。
【００３６】暖房モードの場合、暖房運転を行うととも
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置１７は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器１８にて設定する（ステップ１
２）。
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置１７は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器１８にて設定する（ステップ１
２）。
【００３７】次にカウンター２１が動作し、かつカウン
ト数ＸがＸ＜Ｘ２の場合、暖房停止温度Ｔ１を一定温度
Ｂだけ下げるよう補正した暖房停止補正温度Ｔ５（Ｔ５
＝Ｔ１−Ｂ）を設定し、ｔ≧Ｔ５の場合、圧縮機６を停
止させ送風運転に切り変える（ステップ１３）。
ト数ＸがＸ＜Ｘ２の場合、暖房停止温度Ｔ１を一定温度
Ｂだけ下げるよう補正した暖房停止補正温度Ｔ５（Ｔ５
＝Ｔ１−Ｂ）を設定し、ｔ≧Ｔ５の場合、圧縮機６を停
止させ送風運転に切り変える（ステップ１３）。
【００３８】送風運転に切り変わった後、ｔ≧Ｔ２の場
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ１４）。
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ１４）。
【００３９】また、冷房モードの場合、冷房運転を行う
とともに、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１
７は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１
（Ｔ０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高
い冷房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より
所定値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止
温度Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３
≧Ｔ４）をそれぞれ温度設定器１８にて設定する（ステ
ップ１５）。
とともに、設定室温Ｔ０に対して、前記運転制御装置１
７は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１
（Ｔ０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高
い冷房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より
所定値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止
温度Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３
≧Ｔ４）をそれぞれ温度設定器１８にて設定する（ステ
ップ１５）。
【００４０】次にカウンター２１が動作し、かつカウン
ト数ＸがＸ＜Ｘ１の場合、冷房停止温度Ｔ３を一定温度
Ａだけ上げるよう補正した暖房停止補正温度Ｔ６（Ｔ６
＝Ｔ３＋Ａ）を設定し、ｔ≦Ｔ６の場合、圧縮機６を停
止させ送風運転に切り変える（ステップ１６）。
ト数ＸがＸ＜Ｘ１の場合、冷房停止温度Ｔ３を一定温度
Ａだけ上げるよう補正した暖房停止補正温度Ｔ６（Ｔ６
＝Ｔ３＋Ａ）を設定し、ｔ≦Ｔ６の場合、圧縮機６を停
止させ送風運転に切り変える（ステップ１６）。
【００４１】送風運転に切り変わった後、ｔ≦Ｔ４の場
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ１７）。
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ１７）。
【００４２】以上のように、設定室温Ｔ０と室温ｔの差
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度温度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる
程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、
従来の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にて所
定回数だけ圧縮機６を停止させることにより、急激な温
度変化による快適性の低下が防止できる。
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度温度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる
程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、
従来の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にて所
定回数だけ圧縮機６を停止させることにより、急激な温
度変化による快適性の低下が防止できる。
【００４３】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にて所定回数だけ圧縮機６を停止させる
ことにより、急激な温度変化による快適性の低下が防止
できる。
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にて所定回数だけ圧縮機６を停止させる
ことにより、急激な温度変化による快適性の低下が防止
できる。
【００４４】以下本発明による空気調和機の他の実施例
について図面を参照しながら説明するが、従来と同一構
成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
について図面を参照しながら説明するが、従来と同一構
成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【００４５】図４は本発明の一実施例の概略構成図、図
５は同実施例の空気調和機のブロック図、図６は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
５は同実施例の空気調和機のブロック図、図６は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
【００４６】図４において、１は室内機本体で、内部に
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置２３を具備し
ている。
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置２３を具備し
ている。
【００４７】被空調室１３内には、内部に室温設定器１
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置２３とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置２３とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
【００４８】前記運転制御装置２３は、室温設定器１４
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
【００４９】図５において、２３は本実施例の空気調和
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器２４と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器２５と、運転モードを検出する運転モード検出器
２６と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった時動作するタイマー２７を内蔵
している。
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器２４と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器２５と、運転モードを検出する運転モード検出器
２６と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった時動作するタイマー２７を内蔵
している。
【００５０】運転制御装置２３は、温度比較器２５の比
較結果と運転モード検出器２６が検出する運転モードに
より室外機制御器２８を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、タイマー２７が
動作し、タイマー２７にて所定時間が経過するまで、冷
房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、冷房モードから
暖房モードに切り変わった場合、タイマー２７にて所定
時間が経過するまで、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだ
け下げるよう変化させる。
較結果と運転モード検出器２６が検出する運転モードに
より室外機制御器２８を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、タイマー２７が
動作し、タイマー２７にて所定時間が経過するまで、冷
房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、冷房モードから
暖房モードに切り変わった場合、タイマー２７にて所定
時間が経過するまで、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだ
け下げるよう変化させる。
【００５１】次にこの動作の具体例を図６のフローチャ
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ２１）。
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ２１）。
【００５２】暖房モードの場合、暖房運転を行うととも
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２３は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器２４にて設定する（ステップ２
２）。
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２３は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器２４にて設定する（ステップ２
２）。
【００５３】次にタイマー２７が動作し、かつタイマー
２７にて所定時間が経過するまでの間、暖房停止温度Ｔ
１を一定温度Ｂだけ下げるよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ５（Ｔ５＝Ｔ１−Ｂ）を設定し、ｔ≧Ｔ５の場合、
圧縮機６を停止させ送風運転に切り変える（ステップ２
３）。
２７にて所定時間が経過するまでの間、暖房停止温度Ｔ
１を一定温度Ｂだけ下げるよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ５（Ｔ５＝Ｔ１−Ｂ）を設定し、ｔ≧Ｔ５の場合、
圧縮機６を停止させ送風運転に切り変える（ステップ２
３）。
【００５４】送風運転に切り変わった後、ｔ≧Ｔ２の場
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ２４）。
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ２４）。
【００５５】また、冷房モードの場合、冷房運転を行う
とともに、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２３
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ温度設定器２４にて設定する（ステップ
２５）。
とともに、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２３
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ温度設定器２４にて設定する（ステップ
２５）。
【００５６】次にタイマー２７が動作し、かつタイマー
２７にて所定時間が経過するまでの間、冷房停止温度Ｔ
３を一定温度Ａだけ上げるよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ６（Ｔ６＝Ｔ３＋Ａ）を設定し、ｔ≦Ｔ６の場合、
圧縮機６を停止させ送風運転に切り変える（ステップ２
６）。
２７にて所定時間が経過するまでの間、冷房停止温度Ｔ
３を一定温度Ａだけ上げるよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ６（Ｔ６＝Ｔ３＋Ａ）を設定し、ｔ≦Ｔ６の場合、
圧縮機６を停止させ送風運転に切り変える（ステップ２
６）。
【００５７】送風運転に切り変わった後、ｔ≦Ｔ４の場
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ２７）。
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ２７）。
【００５８】以上のように、設定室温Ｔ０と室温ｔの差
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる程度
の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、従来
の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にて所定時
間の間だけ圧縮機６を停止させることにより、急激な温
度変化による快適性の低下が防止できる。
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる程度
の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、従来
の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にて所定時
間の間だけ圧縮機６を停止させることにより、急激な温
度変化による快適性の低下が防止できる。
【００５９】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にて所定時間の間だけ圧縮機６を停止さ
せることにより、急激な温度変化による快適性の低下が
防止できる。
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にて所定時間の間だけ圧縮機６を停止さ
せることにより、急激な温度変化による快適性の低下が
防止できる。
【００６０】以下本発明による空気調和機のさらに他の
実施例について図面を参照しながら説明するが、従来と
同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
実施例について図面を参照しながら説明するが、従来と
同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【００６１】図７は本発明の一実施例の概略構成図、図
８は同実施例の空気調和機のブロック図、図９は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
８は同実施例の空気調和機のブロック図、図９は同実施
例の空気調和機の動作を示すフローチャートである。
【００６２】図７において、１は室内機本体で、内部に
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置２９を具備し
ている。
室内側熱交換器２、室内側送風機３、冷房用膨張機構４
を有している。５は室外機本体で、内部に圧縮機６、室
外側熱交換器７、室外側送風機８、暖房用膨張機構９、
冷房と暖房とで冷媒の流れを切り変える四方弁１０を有
している。また、室内機本体１には、室内機本体１、室
外機本体５の運転を制御する運転制御装置２９を具備し
ている。
【００６３】被空調室１３内には、内部に室温設定器１
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置２９とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
４と、室温検出器１５を具備した室温調整器１６を配設
し、前記運転制御装置２９とともに、被空調室１３内の
室温を制御する。
【００６４】前記運転制御装置２９は、室温設定器１４
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
にて設定された設定室温Ｔ０と室温検出器１５にて検出
された室温ｔの差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御する。
【００６５】図８において、２９は本実施例の空気調和
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器３０と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器３１と、運転モードを検出する運転モード検出器
３２と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった時動作するタイマー３３を内蔵
している。
機を制御する運転制御装置で、室温設定器１４により設
定された設定室温Ｔ０により決まる暖房停止温度Ｔ１、
冷房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ
４を設定する温度設定器３０と、暖房停止温度Ｔ１、冷
房開始温度Ｔ２、冷房停止温度Ｔ３、暖房開始温度Ｔ４
と室温検出器４にて検出された室温ｔとを比較する温度
比較器３１と、運転モードを検出する運転モード検出器
３２と、冷房モードから暖房モード、暖房モードから冷
房モードへ切り変わった時動作するタイマー３３を内蔵
している。
【００６６】運転制御装置２９は、温度比較器３１の比
較結果と運転モード検出器３２が検出する運転モードに
より室外機制御器３４を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、タイマー３３を
動作させるとともに、冷房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだ
け上げ、タイマー３３の経過時間とともに、徐々に元の
冷房停止温度Ｔ３に戻し、冷房モードから暖房モードに
切り変わった場合、タイマー３３を動作させるととも
に、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げ、タイマー
３３の経過時間とともに、徐々に元の暖房停止温度Ｔ１
に戻すよう制御する。
較結果と運転モード検出器３２が検出する運転モードに
より室外機制御器３４を介して圧縮機６、冷房と暖房と
を切り変える四方弁１０を制御するとともに、暖房モー
ドから冷房モードに切り変わった場合、タイマー３３を
動作させるとともに、冷房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだ
け上げ、タイマー３３の経過時間とともに、徐々に元の
冷房停止温度Ｔ３に戻し、冷房モードから暖房モードに
切り変わった場合、タイマー３３を動作させるととも
に、暖房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げ、タイマー
３３の経過時間とともに、徐々に元の暖房停止温度Ｔ１
に戻すよう制御する。
【００６７】次にこの動作の具体例を図９のフローチャ
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ３１）。
ートで説明する。冷暖自動運転にてスタートした場合、
室温検出器１５にて室温ｔを検出し、設定室温Ｔ０と比
較する。ｔ≧ＴＯの場合冷房モード、ｔ＜Ｔの場合暖房
モードにて運転スタートする（ステップ３１）。
【００６８】暖房モードの場合、暖房運転を行うととも
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２９は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器３０にて設定する（ステップ３
２）。
に、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２９は、設
定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ０≦Ｔ
１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷房開始
温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定値低い
冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度Ｔ３よ
りさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ４）を
それぞれ温度設定器３０にて設定する（ステップ３
２）。
【００６９】次にタイマー３３が動作するとともに、暖
房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げ、タイマー３３の
経過時間Ｃ１とともに、徐々に暖房停止温度Ｔ１を上げ
ていき、タイマー３３が所定時間Ｃ０経過したとき、元
の暖房停止温度Ｔ１に戻すよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ７（Ｔ７＝Ｔ１−（Ｃ０−Ｃ１）÷Ｃ０×Ｂ）を設
定し、ｔ≧Ｔ７の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に
切り変える（ステップ３３）。
房停止温度Ｔ１を一定温度Ｂだけ下げ、タイマー３３の
経過時間Ｃ１とともに、徐々に暖房停止温度Ｔ１を上げ
ていき、タイマー３３が所定時間Ｃ０経過したとき、元
の暖房停止温度Ｔ１に戻すよう補正した暖房停止補正温
度Ｔ７（Ｔ７＝Ｔ１−（Ｃ０−Ｃ１）÷Ｃ０×Ｂ）を設
定し、ｔ≧Ｔ７の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に
切り変える（ステップ３３）。
【００７０】送風運転に切り変わった後、ｔ≧Ｔ２の場
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ３４）。
合冷房モードに、ｔ≦Ｔ３の場合暖房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ３＜ｔ＜Ｔ２の場合、送風運転を維持す
る（ステップ３４）。
【００７１】また、冷房モードの場合、冷房運転を行う
とともに、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２９
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ温度設定器３０にて設定する（ステップ
３５）。
とともに、設定室温Ｔ０に対して前記運転制御装置２９
は、設定室温Ｔ０より所定値高い暖房停止温度Ｔ１（Ｔ
０≦Ｔ１）、暖房停止温度Ｔ１よりさらに所定値高い冷
房開始温度Ｔ２（Ｔ１≦Ｔ２）、設定室温Ｔ０より所定
値低い冷房停止温度Ｔ３（Ｔ０≧Ｔ３）、冷房停止温度
Ｔ３よりさらに所定値低い暖房開始温度Ｔ４（Ｔ３≧Ｔ
４）をそれぞれ温度設定器３０にて設定する（ステップ
３５）。
【００７２】次にタイマー３３が動作するとともに、冷
房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、タイマー３３の
経過時間Ｃ１とともに、徐々に冷房停止温度Ｔ３を下げ
ていき、タイマー３３が所定時間Ｃ０経過したとき、元
の冷房停止温度Ｔ３に戻すよう補正した冷房停止補正温
度Ｔ８（Ｔ８＝Ｔ３＋（Ｃ０−Ｃ１）÷Ｃ０×Ａ）を設
定し、ｔ≦Ｔ８の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に
切り変える（ステップ３６）。
房停止温度Ｔ３を一定温度Ａだけ上げ、タイマー３３の
経過時間Ｃ１とともに、徐々に冷房停止温度Ｔ３を下げ
ていき、タイマー３３が所定時間Ｃ０経過したとき、元
の冷房停止温度Ｔ３に戻すよう補正した冷房停止補正温
度Ｔ８（Ｔ８＝Ｔ３＋（Ｃ０−Ｃ１）÷Ｃ０×Ａ）を設
定し、ｔ≦Ｔ８の場合、圧縮機６を停止させ送風運転に
切り変える（ステップ３６）。
【００７３】送風運転に切り変わった後、ｔ≦Ｔ４の場
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ３７）。
合暖房モードに、ｔ≧Ｔ１の場合冷房モードで圧縮機６
を動作させ、Ｔ４＜ｔ＜Ｔ１の場合、送風運転を維持す
る（ステップ３７）。
【００７４】以上のように、設定室温Ｔ０と室温ｔの差
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる程度
の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、従来
の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にし、タイ
マー３３の経過時間とともに、徐々に元の冷房停止温度
Ｔ３に戻すことにより、急激な温度変化による快適性の
低下が防止できる。
でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転を自動的に制
御するとともに、暖房モードから冷房モードに切り変わ
った場合、設定温度Ｔ０より２ステップ高い冷房開始温
度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切り変わる程度
の空調負荷であるため、急激に室温が低下するが、従来
の冷房停止温度Ｔ３より一定温度Ａ高い温度にし、タイ
マー３３の経過時間とともに、徐々に元の冷房停止温度
Ｔ３に戻すことにより、急激な温度変化による快適性の
低下が防止できる。
【００７５】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にし、タイマー３３の経過時間ととも
に、徐々に元の暖房停止温度Ｔ１に戻すことにより、急
激な温度変化による快適性の低下が防止できる。
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度Ｔ１より一定
温度Ｂ低い温度にし、タイマー３３の経過時間ととも
に、徐々に元の暖房停止温度Ｔ１に戻すことにより、急
激な温度変化による快適性の低下が防止できる。
【００７６】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、設
定室温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高
い冷房開始温度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切
り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下
するが、圧縮機停止回数が所定回数に達するまで従来の
冷房停止温度を一定温度高い温度にすることにより、急
激な室温低下をせず徐々に低下していくため、急激な室
温変化による不快感がなく、快適な室内環境を維持する
ことができるという効果がある。
定室温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風
運転を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房
モードに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高
い冷房開始温度Ｔ２より冷房運転が始まり、暖房から切
り変わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下
するが、圧縮機停止回数が所定回数に達するまで従来の
冷房停止温度を一定温度高い温度にすることにより、急
激な室温低下をせず徐々に低下していくため、急激な室
温変化による不快感がなく、快適な室内環境を維持する
ことができるという効果がある。
【００７７】また、冷房モードから暖房モード運転に切
り変わった場合も同様に、圧縮機停止回数が所定回数に
達するまで従来の暖房停止温度を一定温度低い温度にす
ることにより、急激な室温上昇が発生せず、急激な室温
変化による不快感がなく、快適な室内環境を維持するこ
とができるという効果がある。
り変わった場合も同様に、圧縮機停止回数が所定回数に
達するまで従来の暖房停止温度を一定温度低い温度にす
ることにより、急激な室温上昇が発生せず、急激な室温
変化による不快感がなく、快適な室内環境を維持するこ
とができるという効果がある。
【００７８】また、別の本発明の空気調和機は、設定室
温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転
を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房モー
ドに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い冷
房開始温度温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変
わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、所定時間の間だけ従来の冷房停止温度を一定温度高
い温度にすることにより、急激な室温低下をせず徐々に
低下していくため、急激な室温変化による不快感がな
く、快適な室内環境を維持することができるという効果
がある。
温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転
を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房モー
ドに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い冷
房開始温度温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変
わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、所定時間の間だけ従来の冷房停止温度を一定温度高
い温度にすることにより、急激な室温低下をせず徐々に
低下していくため、急激な室温変化による不快感がな
く、快適な室内環境を維持することができるという効果
がある。
【００７９】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、所定時間の間だけ従来の暖房停止
温度を一定温度低い温度にすることにより、急激な室温
上昇が発生せず、急激な室温変化による不快感がなく、
快適な室内環境を維持することができるという効果があ
る。
わった場合も同様に、所定時間の間だけ従来の暖房停止
温度を一定温度低い温度にすることにより、急激な室温
上昇が発生せず、急激な室温変化による不快感がなく、
快適な室内環境を維持することができるという効果があ
る。
【００８０】また、別の本発明の空気調和機は、設定室
温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転
を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房モー
ドに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い冷
房開始温度温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変
わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、従来の冷房停止温度を一定温度高い温度にし、タイ
マーの経過時間とともに徐々に元の冷房停止温度に戻す
ことにより、急激な室温低下をせず徐々に低下していく
ため、急激な室温変化による不快感がなく、快適な室内
環境を維持することができるという効果がある。
温と室温の差でもって、冷房運転、暖房運転、送風運転
を自動的に制御するとともに、暖房モードから冷房モー
ドに切り変わった場合、設定温度より２ステップ高い冷
房開始温度温度より冷房運転が始まり、暖房から切り変
わる程度の空調負荷であるため、急激に室温が低下する
が、従来の冷房停止温度を一定温度高い温度にし、タイ
マーの経過時間とともに徐々に元の冷房停止温度に戻す
ことにより、急激な室温低下をせず徐々に低下していく
ため、急激な室温変化による不快感がなく、快適な室内
環境を維持することができるという効果がある。
【００８１】また、冷房モードから暖房モードに切り変
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度を一定温度低
い温度にし、タイマーの経過時間とともに徐々に元の暖
房停止温度に戻すことにより、急激な室温上昇が発生せ
ず、急激な室温変化による不快感がなく、快適な室内環
境を維持することができるという効果がある。
わった場合も同様に、従来の暖房停止温度を一定温度低
い温度にし、タイマーの経過時間とともに徐々に元の暖
房停止温度に戻すことにより、急激な室温上昇が発生せ
ず、急激な室温変化による不快感がなく、快適な室内環
境を維持することができるという効果がある。
【図１】本発明による空気調和機の一実施例の概略構成
図
図
【図２】同実施例の空気調和機のブロック図
【図３】同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャ
ート
ート
【図４】別の本発明による空気調和機の一実施例の概略
構成図
構成図
【図５】同実施例の空気調和機のブロック図
【図６】同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャ
ート
ート
【図７】別の本発明による空気調和機の一実施例の概略
構成図
構成図
【図８】同実施例の空気調和機のブロック図
【図９】同実施例の空気調和機の動作を示すフローチャ
ート
ート
【図１０】従来の空気調和機の概略構成図
【図１１】従来の空気調和機の動作を示すフローチャー
ト
ト
【符号の説明】 ２ 室内側熱交換器 ３ 室内側送風機 ６ 圧縮機 ７ 室外側熱交換器 ８ 室外側送風機 １４ 室温設定器 １５ 室温検出器 １７，２３，２９ 運転制御装置 １８，２４，３０ 温度設定器 ２１ カウンター ２７，３３ タイマー
Claims (3)
- 【請求項１】 室内側熱交換器、室内側送風機、圧縮
機、室外側熱交換器、室外側送風機とを有し、冷房運転
及び暖房運転を行う空気調和機であって、室温を設定す
る室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、前記室
温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて検
出された室温との値により、空気調和機を運転制御する
運転制御装置とを具備するとともに、前記運転制御装置
は、内部に設定室温に対する所定温度を設定する温度設
定器と、冷房モードから暖房モードへの切り変え後の圧
縮機停止回数及び、暖房モードから冷房モードへの切り
変え後の圧縮機停止回数をカウントするカウンターを具
備し、暖房運転時、設定室温より所定値高い暖房停止温
度にて圧縮機運転を停止させ送風運転とし、暖房停止温
度よりさらに所定値高い冷房開始温度にて冷房運転を開
始するとともに、冷房運転時、設定室温より所定値低い
冷房停止温度にて圧縮機運転を停止させ送風運転とし、
冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房開始温度にて暖
房運転を開始する、冷暖自動運転制御を行うとともに、
冷暖自動運転制御により暖房モードから冷房モードに切
り変わった場合、冷房停止温度をカウンターのカウント
する圧縮機停止回数が所定回数に達するまで一定温度上
げ、冷房モードから暖房モードに切り変わった場合、暖
房停止温度をカウンターのカウントする圧縮機停止回数
が所定回数に達するまで一定温度下げることを特徴とし
た空気調和機。 - 【請求項２】 室内側熱交換器、室内側送風機、圧縮
機、室外側熱交換器、室外側送風機とを有し、冷房運転
及び暖房運転を行う空気調和機において、室温を設定す
る室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、前記室
温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて検
出された室温との値により、空気調和機を運転制御する
運転制御装置とを具備するとともに、前記運転制御装置
は、内部に設定室温に対する所定温度を設定する温度設
定器と、冷房モードから暖房モードへの切り変え後及
び、暖房モードから冷房モードへの切り変え後に動作す
るタイマーを具備し、暖房運転時、設定室温より所定値
高い暖房停止温度にて圧縮機運転を停止させ送風運転と
し、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温度に
て冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定室温
より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機運転を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する、冷暖自動運転制御を
行うとともに、冷暖自動運転制御により暖房モードから
冷房モードに切り変わった場合、タイマーにより所定時
間の間だけ、冷房停止温度を一定温度上げ、冷房モード
から暖房モードに切り変わった場合、タイマーにより所
定時間の間だけ、暖房停止温度を一定温度下げることを
特徴とした空気調和機。 - 【請求項３】 室内側熱交換器、室内側送風機、圧縮
機、室外側熱交換器、室外側送風機とを有し、冷房運転
及び暖房運転を行う空気調和機において、室温を設定す
る室温設定器と、室温を検出する室温検出器と、前記室
温設定器にて設定された設定室温と、室温検出器にて検
出された室温との値により、空気調和機を運転制御する
運転制御装置とを具備するとともに、前記運転制御装置
は、内部に設定室温に対する所定温度を設定する温度設
定器と、冷房モードから暖房モードへの切り変え後及
び、暖房モードから冷房モードへの切り変え後に動作す
るタイマーを具備し、暖房運転時、設定室温より所定値
高い暖房停止温度にて圧縮機運転を停止させ送風運転と
し、暖房停止温度よりさらに所定値高い冷房開始温度に
て冷房運転を開始するとともに、冷房運転時、設定室温
より所定値低い冷房停止温度にて圧縮機運転を停止させ
送風運転とし、冷房停止温度よりさらに所定値低い暖房
開始温度にて暖房運転を開始する、冷暖自動運転制御を
行うとともに、冷暖自動運転制御により暖房モードから
冷房モードに切り変わった場合、冷房停止温度を一定温
度上げ、タイマーの経過時間とともに徐々に元の冷房停
止温度に戻し、冷房モードから暖房モードに切り変わっ
た場合、暖房停止温度を一定温度下げ、タイマーの経過
時間とともに徐々に元の暖房停止温度に戻すことを特徴
とした空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285734A JP3072194B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4285734A JP3072194B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137637A JPH06137637A (ja) | 1994-05-20 |
| JP3072194B2 true JP3072194B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=17695354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4285734A Expired - Fee Related JP3072194B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3072194B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008157563A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和装置および空気調和装置の制御方法 |
| JP5981396B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2016-08-31 | サンポット株式会社 | ヒートポンプ熱源機 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4285734A patent/JP3072194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06137637A (ja) | 1994-05-20 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |