JP3072153U - 害獣の通行阻止具 - Google Patents

害獣の通行阻止具

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JP3072153U
JP3072153U JP2000001873U JP2000001873U JP3072153U JP 3072153 U JP3072153 U JP 3072153U JP 2000001873 U JP2000001873 U JP 2000001873U JP 2000001873 U JP2000001873 U JP 2000001873U JP 3072153 U JP3072153 U JP 3072153U
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crops
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JP2000001873U
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Inventor
徹 玉井
Original Assignee
株式会社トーアミ
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】鉄線1,1を交叉させた網体Aで害獣の通
行阻止具を構成する。 【効果】網体からなっているから、土中に打ち込んだ棒
鋼2や杭その他のものにくくり付けやすく、設置状態が
安定したものとなる。棚際の風通しが良く、また、透光
性があるから、棚際における作物の育成が良好で、病害
が発生しにくい。さらに、冬期に雪だまりができるおそ
れがない。網体Aをメッキ加工しておくと、雨や雪にも
充分耐え得るものとなり、耐久性が大幅に向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、田畑その他様々な所に設置して害獣の通行を阻止し、作物を食い荒ら すのを防止するためのものに関し、特に、猪よけに利用すると極めて効果のある ものである。
【0002】
【従来の技術】
このような場合に普通用いられているのは薄板であり、それを柵のように立てて 用いている。特に、猪よけには、トタン板を用いるのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
薄板を立てた場合には、それを支えるために土中に打ち込んだ杭にくくり付けに くく、設置状態が不安定である。棚際の風通しも悪く、また、太陽の光を通さな いから、棚際における作物の育成が悪く、病害が発生しやすい。また、冬期には 雪だまりができるという欠点もある。 本考案は、薄板からなるものが有するこれらの欠点を解消することを目的とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案では、害獣の通行阻止具を鉄線1,1を交叉さ せた網体Aからなるものとした。 この網体を用いると、従来の薄板と同じように害獣の通行を阻止することができ る。しかも、棚際の風通しが良く、また、透光性があるから、棚際における作物 の育成が良好で、病害が発生しにくい。また、冬期に雪だまりができるおそれも ない。 本通行阻止具は種々の害獣の通行阻止具に適用することができるが、特に、猪よ けに利用すると極めて効果のあるものである。
【0005】 網体Aは持ち運びやすく、かつ、取り扱いやすい大きさであれば良いが、害獣が 飛び越えられない高さとする必要がある。 網体Aの網目の大きさは害獣の通行を阻止し得る大きさであれば良く、害獣の体 の大きさに応じて自由に設定することができる。 また、鉄線1の太さも害獣の突進力に耐え得るだけの太さであれば良いが、軽量 化ならしめるためにはできるだけ細くする方が良い。
【0006】 網体Aをメッキ加工しておくのが好ましい。このようにすると、雨や雪にも充分 耐え得るものとなり、耐久性が大幅に向上する。
【0007】
【考案の実施の形態】
本通行阻止具を猪よけに適用した場合の好ましい実施の形態を、図面に基いて詳 細に説明する。 図面には、多数の鉄線1,1を直角に交叉させ、各交点を溶接により固定した網 体Aで本通行阻止具を構成した場合を例示する。多数の鉄線1,1を菱形その他 特殊な形状になるように交叉させても良い。両鉄線1,1の交叉角度は自由であ る。
【0008】 網体Aの大きさは横2m位、高さ約64cm位とすることができる。この位の大 きさにすれば、持ち運びやすく、かつ、取り扱いやすい。また、この程度の高さ にすれば、たとえ猪でも飛び越えることができない。
【0009】 網体Aの網目の大きさは10cm位とすることができる。網目の大きさをこの位 にすれば、猪は勿論その他の害獣の通行をも阻止することができるであろう。
【0010】 また、各鉄線1,1の太さ(線径)も3.2あるいは4.0mm位とすることが できる。各鉄線1,1の太さ(線径)をこの位にすれば、猪の突進力にも充分耐 えるものとなり、また、軽量化ならしめることができる。
【0011】 このような太さ・大きさ・網目の網体Aは、例えば図2に示すように、それらを 横に継ぎ合わせながら田畑Bのそばに設置すれば良い。隣接する各網体A,Aは 土中に打ち込んだ杭に縄その他の結束具でくくり付けても良いが、図2に示すよ うに、土中に打ち込んだ直径10あるいは13mm位で、長さ1m位の2本の棒 鋼2,2で隣接する各網体A,Aの継ぎ合わせ部分を両面から挟み込み、2本の 棒鋼2,2と隣接する各網体A,Aとを結束線3で互いに結束してやれば、猪よ けとしての網体A,Aの設置も簡単であり、また、網体A,Aの設置状態も安定 したものとなるから、たとえ猪が網体A,Aに突進して来てもびくともしない。
【0012】 そして、本通行阻止具の最大の利点は、棚際の風通しが良く、また、透光性があ るから、棚際における作物の育成が良好で、病害が発生しにくいことであり、さ らには、冬期に雪だまりができるおそれがないことである。本通行阻止具がこの ような利点を有するのは、それが網体からなっているからに他ならない。 また、網体からなっているから、従来用いられているトタン板に比べて見映えも 良く、美観にも優れている。
【0013】 網体Aは亜鉛メッキ加工しておくのが好ましい。このようにすると、雨や雪にも 充分耐え得るものとなり、耐久性が大幅に向上する。
【0014】 なお、土中に打ち込んで網体Aを支える棒鋼2に、フック(図示しない)を形成 することもできる。このような棒鋼2を用いると、このフックに網体Aの横方向 の鉄線1を引っ掛けることができるから、上述したように結束線3その他の結束 具で棒鋼2と網体Aとを一々結束しなくても良いこともある。
【0015】
【考案の効果】
本通行阻止具を用いた場合には、設置状態も安定したものとなり、害獣の通行を 完全に阻止できる効果がある。特に、本通行阻止具は網体からなっているから、 棚際の風通しが良く、また、透光性があるから、棚際における作物の育成が良好 で、病害が発生しにくく、さらに、冬期に雪だまりができるおそれがないという 利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本通行阻止具の一例を示す平面図である。
【図2】本通行阻止具の使用状態の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…鉄線、2…棒鋼、3…結束線、A…網体、B…田
畑。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄線1,1を交叉させた網体Aからなるこ
    とを特徴とする害獣の通行阻止具。
  2. 【請求項2】網体Aをメッキ加工した請求項1記載の害
    獣の通行阻止具。
JP2000001873U 2000-03-30 2000-03-30 害獣の通行阻止具 Expired - Lifetime JP3072153U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147425A (ja) * 2009-12-25 2011-08-04 Toami Corp 獣害防止フェンス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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