JP3072132B2 - 冷暖房装置 - Google Patents

冷暖房装置

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JP3072132B2
JP3072132B2 JP3027305A JP2730591A JP3072132B2 JP 3072132 B2 JP3072132 B2 JP 3072132B2 JP 3027305 A JP3027305 A JP 3027305A JP 2730591 A JP2730591 A JP 2730591A JP 3072132 B2 JP3072132 B2 JP 3072132B2
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cooling
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正夫 蔵地
一彦 丸本
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱源側冷媒サイクルと利
用者側冷媒サイクルに分離された冷暖房装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱源側冷媒サイクルと利用者側冷
媒サイクルに分離された冷暖房装置は例えば特開昭62
−272040号公報に示されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のこの種の
冷暖房装置について説明する。図14において、1は圧
縮機、2はOFF時に冷房サイクルとなる熱源側冷媒サ
イクル四方弁、3は熱源側熱交換器、4は減圧装置、5
は第1補助熱交換器であり、これら圧縮機1、熱源側冷
媒サイクル四方弁2、熱源側熱交換器3、減圧装置4、
第1補助熱交換器5を環状に連接して熱源側冷媒サイク
ル6を形成している。
【0004】7は第2補助熱交換器で、第1補助熱交換
器5と熱交換するように一体に形成されている。8は冷
媒を送出する冷媒ポンプ、9はOFF時に冷房サイクル
となる利用者側冷媒サイクル四方弁であり、前述した熱
源側冷媒サイクル6の構成要素と第2補助熱交換器7と
冷媒ポンプ8と利用者側冷媒サイクル四方弁9は室外機
10に収納されている。11は利用者側熱交換器であ
り、室内機12に収納されている。
【0005】ここで室外機10と室内機12の設置位置
関係は室外機10が高所、室内機12が低所にあるもの
とする。また、第2補助熱交換器7、冷媒ポンプ8、利
用者側冷媒サイクル四方弁9、利用者側熱交換器11を
環状に連接して利用者側冷媒サイクル13を形成してい
る。
【0006】14は冷房・暖房・室温等を設定し、冷房
指令と暖房指令と室外機10の運転指令及び停止指令を
出力するリモコンである。尚15〜18は室外機10と
室内機12を接続するための接続バルブである。
【0007】また19は冷房指令ないし暖房指令を検知
する冷暖モード検知手段、20は室外機10の運転指令
ないし停止指令を検知する室外機発停検知手段、21は
冷暖モード検知手段19及び室外機発停検知手段20の
検知した指令に従って室外機10を駆動する機器駆動手
段であり、これら冷暖モード検知手段19、室外機発停
検知手段20、機器駆動手段21は図示しない制御装置
内にある。
【0008】以上のように構成された冷暖房装置につい
て、以下に動作を説明する。まず、冷房モードの場合を
考える。冷暖モード検知手段19では冷房モードを検知
し、室外機発停検知手段20では運転モードを検知し、
熱源側冷媒サイクル6では、圧縮機1からの高温高圧ガ
スはOFFとなっている熱源側冷媒サイクル四方弁2を
通り熱源側熱交換器3で放熱して凝縮液化し、減圧装置
4で減圧され、第1補助熱交換器5で蒸発して熱源側冷
媒サイクル四方弁2を通り圧縮機1へ循環する。
【0009】この時、利用者側冷媒サイクル13の第2
補助熱交換器7と前記第1補助熱交換器5が熱交換し、
利用者側冷媒サイクル13内のガス冷媒が冷却されて液
化する。
【0010】この液化した冷媒はOFFとなっている利
用者側冷媒サイクル四方弁9、冷媒ポンプ8を通り、利
用者側熱交換器11に送られて、冷房して吸熱蒸発しガ
ス化して、利用者側冷媒サイクル13の第2補助熱交換
器7に循環することとなる。
【0011】次に、暖房モードの場合を考える。冷暖モ
ード検知手段19では暖房モードを検知し、室外機発停
検知手段20では運転モードを検知し、熱源側冷媒サイ
クル6では、圧縮機1からの高温高圧ガスはONとなっ
ている熱源側冷媒サイクル四方弁2を通り第1補助熱交
換器5で放熱して凝縮液化し、減圧装置4で減圧され、
熱源側熱交換器3で蒸発して熱源側冷媒サイクル四方弁
2を通り圧縮機1へ循環する。
【0012】この時、利用者側冷媒サイクル13の第2
補助熱交換器7と前記第1補助熱交換器5が熱交換し、
利用者側冷媒サイクル13内の冷媒が加熱されてガス化
する。
【0013】このガス化した冷媒は利用者側熱交換器1
1に送られて、暖房して放熱凝縮し液化して、ONとな
っている利用者側冷媒サイクル四方弁9、冷媒ポンプ8
を通り、利用者側冷媒サイクル13の第2補助熱交換器
7に循環することとなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、室外機が高所に位置しているため、システムの停止
時は液冷媒が低所に、吸熱しガス化した冷媒が高所に存
在し、暖房起動時に冷媒ポンプへガス冷媒のみが吸入さ
れ、冷媒ポンプ内の潤滑が悪くなりポンプ寿命が短くな
るばかりでなく、冷媒ポンプの循環能力が不足し、熱源
側冷媒サイクルの高圧が上昇してシステムが停止する恐
れがあるという欠点を有していた。
【0015】本発明は暖房運転を停止した後、所定時間
室外機を冷房モードで運転し、液冷媒タンクに液冷媒を
貯溜しておき、次の暖房起動時に冷媒ポンプに液冷媒を
流入させ、冷媒ポンプの寿命を長くし、循環能力が確保
できる冷暖房装置を提供することを第1の目的とする。
【0016】また、本発明は暖房運転を停止した後、外
気温度に応じた所定時間、室外機を冷房モードで運転
し、液冷媒タンクに液冷媒を外気温度に適した時間で高
率よく貯溜し、次の暖房起動時に冷媒ポンプに液冷媒を
流入させ、冷媒ポンプの寿命を長くし、循環能力が確保
できる冷暖房装置を提供することを第2の目的とする。
【0017】また、本発明は暖房運転を停止した後、熱
源側サイクルと利用者側サイクルの圧力差に応じた所定
時間、室外機を冷房モードで運転し、液冷媒タンクに液
冷媒をシステムの運転状態に適した時間で高率よく貯溜
し、次の暖房起動時に冷媒ポンプに液冷媒を流入させ、
冷媒ポンプの寿命を長くし、循環能力が確保できる冷暖
房装置を提供することを第3の目的とする。
【0018】また、本発明は暖房運転を停止した後、外
気温度と室内温度の温度差に応じた所定時間、室外機を
冷房モードで運転し、液冷媒タンクに液冷媒を外気温度
及び室内温度に適した時間で高率よく貯溜しておき、次
の暖房起動時に冷媒ポンプに液冷媒を流入させ、冷媒ポ
ンプの寿命を長くし、循環能力が確保できる冷暖房装置
を提供することを第4の目的とする。
【0019】また、本発明は暖房運転を停止した後、液
冷媒タンク内の液冷媒量が規定値に達するまで、室外機
を冷房モードで運転し、液冷媒タンクに液冷媒を運転状
態に合った最小時間で高率よく貯溜しておき、次の暖房
起動時に冷媒ポンプに液冷媒を流入させ、冷媒ポンプの
寿命を長くし、循環能力が確保できる冷暖房装置を提供
することを第5の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイク
ルにおける冷媒ポンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵
する液冷媒タンクを設け、さらに制御装置に冷暖モード
検知手段と室外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて
室外機の停止指令検知後所定時間を経過したかを検知す
る所定時間検知手段を設けている。
【0021】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記所定時間
検知手段で所定時間経過を検知するまで、前記機器駆動
手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させる
のである。
【0022】上記第2の目的を達成するために、本発明
の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポ
ンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タン
ク、室外機に外気温度を検知する外気温センサをそれぞ
れ設け、さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室外機
発停検知手段と機器駆動手段に加えて前記外気温センサ
で検知した温度が高温な程長く時間を設定し、前記室外
機の停止指令検知後その設定された時間を経過したかを
検知する外気温補正所定時間検知手段を設けている。
【0023】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記外気温補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記外
気温補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0024】上記第3の目的を達成するために、本発明
の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポ
ンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タン
ク、室外機に熱源側冷媒サイクルの圧力を検知する熱源
圧力センサ及び利用者側冷媒サイクルの圧力を検知する
利用圧力センサをそれぞれ設けている。
【0025】さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室
外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて前記熱源圧力
センサと前記利用圧力センサにて検知する圧力差を検知
する圧力差検知手段と、前記圧力差検知手段で検知した
圧力差が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止
指令検知後その設定された時間を経過したかを検知する
圧力差補正所定時間検知手段を設けている。
【0026】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記圧力差補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記圧
力差補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0027】上記第4の目的を達成するために、本発明
の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポ
ンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タン
ク、室外機に外気温度を検知する外気温センサ、室内機
に室内温度を検知する室温センサをそれぞれ設けてい
る。
【0028】さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室
外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて前記室温セン
サと前記外気温センサにて検知する温度差を検知する温
度差検知手段と、前記温度差検知手段で検知した温度差
が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止指令検
知後その設定された時間を経過したかを検知する温度差
補正所定時間検知手段を設けている。
【0029】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記温度差補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記温
度差補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0030】上記第5の目的を達成するために、本発明
の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポ
ンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タンク
を設け、さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室外機
発停検知手段と機器駆動手段に加えて、前記液冷媒タン
ク内の液冷媒が規定値に達しているかを検知する液冷媒
量検知手段を設けている。
【0031】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記液冷媒量
検知手段で前記液冷媒タンク内の液冷媒量が規定値に達
したことを検出するまで、前記機器駆動手段により冷房
モードで前記室外機の運転を継続させるのである。
【0032】
【作用】本発明の冷暖房装置は、制御装置が暖房停止後
に室外機を所定時間、冷房モードで運転を継続して液冷
媒タンク内に液冷媒を蓄えるため、次の暖房起動時に冷
媒ポンプへ液冷媒を流入させることができる。
【0033】また、本発明の冷暖房装置は、制御装置が
暖房停止後に室外機を外気温度に応じた所定時間、冷房
モードで運転を継続して液冷媒タンク内に液冷媒を効率
よく貯溜するため、次の暖房起動時に冷媒ポンプへ液冷
媒を流入させることができる。
【0034】また、本発明の冷暖房装置は、制御装置が
暖房停止後に室外機を熱源側サイクルと利用側サイクル
の圧力差に応じた所定時間、冷房モードで運転を継続し
て液冷媒タンク内に液冷媒を効率よく貯溜するため、次
の暖房起動時に冷媒ポンプへ液冷媒を流入させることが
できる。
【0035】また、本発明の冷暖房装置は、制御装置が
暖房停止後に室外機を外気温度及び室内温度の温度差に
応じた所定時間、冷房モードで運転を継続して液冷媒タ
ンク内に液冷媒を効率よく貯溜するため、次の暖房起動
時に冷媒ポンプへ液冷媒を流入させることができる。
【0036】また、本発明の冷暖房装置は、制御装置が
暖房停止後に室外機を液冷媒タンク内の液冷媒量が規定
値に達するまでの時間、冷房モードで運転を継続して液
冷媒タンク内に液冷媒を効率よく貯溜するため、次の暖
房起動時に冷媒ポンプへ液冷媒を流入させることができ
る。
【0037】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷暖房装置につい
て、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成の
部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0038】図1は本発明による冷暖房装置の第1の実
施例における冷暖房装置の冷媒サイクル図である。
【0039】図1において、22は利用者側冷媒サイク
ル13における冷媒ポンプ8の上流側に設けられ利用者
側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクである。23は所定時
間検知手段であり、室外機発停検知手段20がリモコン
14からの室外機10の停止指令を検知した後所定時間
を経過したかを検知する。24aは制御装置で、冷暖モ
ード検知手段19と、室外機発停検知手段20と、所定
時間検知手段23と、機器駆動手段21とを備えてい
る。
【0040】制御装置24aは、冷暖モード検知手段1
9で暖房指令を検知し且つ室外機発停検知手段20で室
外機10の停止指令を検知したときは、所定時間検知手
段23で所定時間経過を検知するまで、機器駆動手段2
1により、圧縮機1と冷媒ポンプ8を駆動し、熱源側冷
媒サイクル四方弁2と利用者側冷媒サイクル四方弁9を
冷房サイクル駆動して冷房モードで室外機10の運転を
継続させる構成となっている。
【0041】以上のように構成された本実施例の冷暖房
装置について、図2のフローチャートを用いて、本実施
例の制御装置24aの動作、ここでは特に問題となる暖
房モードに限って説明する。
【0042】図2において、STEP1は、冷房・暖房
の判定ルーチンであり、冷暖モード検知手段19で冷房
指令を検知するとSTEP1をNO側に分岐して冷房ル
ーチンへ移行する。また、暖房指令を検知するとSTE
P1をYES側に分岐して次のSTEP2へ移行する。
【0043】STEP2は、室外機10のON/OFF
を判定するルーチンであり、室外機発停検知手段20で
運転指令を検知するとSTEP2をNO側に分岐して運
転ルーチンへ移行する。また、停止指令を検知するとS
TEP2をYES側に分岐して次のSTEP3へ移行す
る。
【0044】STEP3は、室外機発停検知手段20で
停止指令を検知後所定時間が経過したか否かを判定する
ルーチンである。所定時間検知手段23で所定時間経過
を検知していない場合は、STEP3をNO側に分岐し
てSTEP4の冷房モード運転ルーチンへ移行し、ST
EP4で機器駆動装置21が室外機10を冷房モードで
運転し、STEP1に戻る。
【0045】また、STEP3において所定時間検知手
段23で所定時間経過を検知した場合は、STEP3を
YES側に分岐してSTEP5の停止ルーチンへ移行
し、STEP5で機器駆動装置21が室外機10を停止
させ、STEP1に戻る。
【0046】この結果、所定時間検知手段23で所定時
間経過を検知するまでSTEP4で第1補助熱交換器5
は冷却され、これと一体に形成されている第2補助熱交
換器7も冷却されるため、利用者側冷媒サイクル13内
の冷媒が急速に液化し液冷媒タンク22内に貯溜される
ようになる。
【0047】したがって、次の暖房起動時には、冷媒ポ
ンプ8へ液冷媒が流入するので、冷媒ポンプ8の潤滑が
確保され冷媒ポンプ8の寿命も長くなり、冷媒循環能力
も確保できるので、熱源側冷媒サイクル6の高圧が上昇
してシステムが停止することを防止できる。
【0048】次に、本発明による冷暖房装置の第2の実
施例について、図面を参照しながら説明するが、第1の
実施例と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。図3は本発明による冷暖房装置の第2
の実施例における冷暖房装置の冷媒サイクル図である。
【0049】図3において、25は室外機10の某所に
あり外気温度を検知する外気温センサである。26は外
気温補正所定時間検知手段であり、外気温センサ25で
検知した温度が高温な程長く時間を設定し、室外機発停
検知手段20がリモコン14からの室外機10の停止指
令を検知した後その設定された時間を経過したかを検知
する。24bは制御装置で、冷暖モード検知手段19
と、室外機発停検知手段20と、外気温補正所定時間検
知手段26と、機器駆動手段21とを備えている。
【0050】制御装置24bは、冷暖モード検知手段1
9で暖房指令を検知し且つ室外機発停検知手段20で室
外機10の停止指令を検知したときは、外気温補正所定
時間検知手段26にて設定された時間の経過を外気温補
正所定時間検知手段26で検知するまで、機器駆動手段
21により、圧縮機1と冷媒ポンプ8を駆動し、熱源側
冷媒サイクル四方弁2と利用者側冷媒サイクル四方弁9
を冷房サイクル駆動して冷房モードで室外機10の運転
を継続させる構成となっている。
【0051】以上のように構成された本実施例の冷暖房
装置について、図4のグラフと図5のフローチャートを
用いて、本実施例の制御装置24bの動作、ここでは特
に問題となる暖房モードに限って説明する。
【0052】図4は外気温センサ25の値と利用者側冷
媒サイクル13内の冷媒がガス化する量(ガス冷媒量)
及び、加熱されガス化した冷媒を回収して液冷媒タンク
22内に液冷媒として貯溜する量を一定とした時の貯溜
時間(規定液冷媒量回収時間)の関係を示したグラフで
ある。
【0053】外気温が高くなる程、ガス冷媒量は増加
し、このため規定液冷媒量回収時間も増加する。
【0054】図5において、STEP1は、冷房・暖房
の判定ルーチンであり、冷暖モード検知手段19で冷房
指令を検知するとSTEP1をNO側に分岐して冷房ル
ーチンへ移行する。また、暖房指令を検知するとSTE
P1をYES側に分岐して次のSTEP2へ移行する。
【0055】STEP2は、室外機10のON/OFF
を判定するルーチンであり、室外機発停検知手段20で
運転指令を検知するとSTEP2をNO側に分岐して運
転ルーチンへ移行する。また、停止指令を検知するとS
TEP2をYES側に分岐して次のSTEP3へ移行す
る。
【0056】STEP3は、外気温により時間(冷媒の
回収時間)の設定を行うルーチンであり、外気温補正所
定時間検知手段26が、外気温A以下の時時間をC時間
に設定し、外気温がA以上B以下の時時間をD時間に、
外気温がB以上の時時間をE時間に設定し、STEP4
へ移行する。
【0057】STEP4は、室外機発停検知手段20で
停止指令を検知後STEP3で設定した時間が経過した
か否かを判定するルーチンである。外気温補正所定時間
検知手段26でSTEP3において設定した時間の経過
を検知していない場合は、STEP4をNO側に分岐し
てSTEP5の冷房モード運転ルーチンへ移行し、ST
EP5で機器駆動装置21が室外機10を冷房モードで
運転し、STEP1に戻る。
【0058】また、STEP4において外気温補正所定
時間検知手段26でSTEP3において設定した時間の
経過を検知した場合は、STEP4をYES側に分岐し
てSTEP6の停止ルーチンへ移行し、STEP6で機
器駆動装置21が室外機10を停止させ、STEP1に
戻る。
【0059】この結果、外気温補正所定時間検知手段2
6で外気温度に応じた時間の経過を検知するまでSTE
P5で第1補助熱交換器5は冷却され、これと一体に形
成されている第2補助熱交換器7も冷却されるため、利
用者側冷媒サイクル13内の冷媒が急速に液化し、外気
温度に応じた時間で高率よく液冷媒タンク22内に貯溜
されるようになる。
【0060】したがって、次の暖房起動時には、冷媒ポ
ンプ8へ液冷媒が流入するので、冷媒ポンプ8の潤滑が
確保され冷媒ポンプ8の寿命も長くなり、冷媒循環能力
も確保できるので熱源側冷媒サイクル6の高圧が上昇し
てシステムが停止することを防止できる。
【0061】次に、本発明による冷暖房装置の第3の実
施例について、図面を参照しながら説明するが、第1の
実施例と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。図6は本発明によるの冷暖房装置の第
3の実施例における冷暖房装置の冷媒サイクル図であ
る。
【0062】図6において、27は室外機10の某所に
あり熱源側冷媒サイクル6の圧力を検知する熱源圧力セ
ンサ、28は室外機10の某所にあり利用者側冷媒サイ
クル13の圧力を検知する利用圧力センサ、29は熱源
圧力センサ27と利用圧力センサ28で検知した圧力差
を検知する圧力差検知手段である。
【0063】30は圧力差補正所定時間検知手段であ
り、圧力差検知手段29で検知した圧力差が大きい程時
間を長く時間を設定し、室外機発停検知手段20がリモ
コン14からの室外機10の停止指令を検知した後その
設定された時間を経過したかを検知する。
【0064】24cは制御装置で、冷暖モード検知手段
19と、室外機発停検知手段20と、圧力差検知手段2
9と、圧力差補正所定時間検知手段30と、機器駆動手
段21とを備えている。
【0065】制御装置24cは、冷暖モード検知手段1
9で暖房指令を検知し且つ室外機発停検知手段20で室
外機10の停止指令を検知したときは、圧力差補正所定
時間検知手段30にて設定された時間の経過を圧力差補
正所定時間検知手段30で検知するまで、機器駆動手段
21により、圧縮機1と冷媒ポンプ8を駆動し、熱源側
冷媒サイクル四方弁2と利用者側冷媒サイクル四方弁9
を冷房サイクル駆動して冷房モードで室外機10の運転
を継続させる構成となっている。
【0066】以上のように構成された本実施例の冷暖房
装置について、図7のグラフと図8のフローチャートを
用いて、本実施例の制御装置24cの動作、ここでは特
に問題となる暖房モードに限って説明する。
【0067】図7は圧力差検知手段29で検知した圧力
差の値と利用者側冷媒サイクル13内の冷媒がガス化す
る量(ガス冷媒量)及び、加熱されガス化した冷媒を回
収して液冷媒タンク22内に液冷媒として貯溜する量を
一定とした時の貯溜時間(規定液冷媒量回収時間)の関
係を示したグラフである。
【0068】圧力差が大きくなる程、ガス冷媒量は増加
し、このため規定液冷媒量回収時間も増加する。
【0069】図8において、STEP1は、冷房・暖房
の判定ルーチンであり、冷暖モード検知手段19で冷房
指令を検知するとSTEP1をNO側に分岐して冷房ル
ーチンへ移行する。また、暖房指令を検知するとSTE
P1をYES側に分岐して次のSTEP2へ移行する。
【0070】STEP2は、室外機10のON/OFF
を判定するルーチンであり、室外機発停検知手段20で
運転指令を検知するとSTEP2をNO側に分岐して運
転ルーチンへ移行する。また、停止指令を検知するとS
TEP2をYES側に分岐して次のSTEP3へ移行す
る。
【0071】STEP3は、圧力差により時間(冷媒の
回収時間)の設定を行うルーチンであり、圧力差補正所
定時間検知手段30が、圧力差A以下の時回収時間をC
時間に設定し、圧力差がA以上B以下の時回収時間をD
時間に、圧力差がB以上の時回収時間をE時間に設定
し、STEP4へ移行する。
【0072】STEP4は、室外機発停検知手段20で
停止指令を検知後STEP3で設定した時間が経過した
か否かを判定するルーチンである。圧力差補正所定時間
検知手段30でSTEP3において設定した時間の経過
を検知していない場合は、STEP4をNO側に分岐し
てSTEP5の冷房モード運転ルーチンへ移行し、ST
EP5で機器駆動装置21が室外機10を冷房モードで
運転し、STEP1に戻る。
【0073】また、STEP4において圧力差補正所定
時間検知手段30でSTEP3において設定した時間の
経過を検知した場合は、STEP4をYES側に分岐し
てSTEP6の停止ルーチンへ移行し、STEP6で機
器駆動装置21が室外機10を停止させ、STEP1に
戻る。
【0074】この結果、圧力差補正所定時間検知手段3
0で熱源側冷媒サイクル6と利用者側冷媒サイクル13
の圧力差に応じた時間の経過を検知するまでSTEP5
で第1補助熱交換器5は冷却され、これと一体に形成さ
れている第2補助熱交換器7も冷却されるため、利用者
側冷媒サイクル13内の冷媒が急速に液化し、圧力差に
応じた時間で高率よく液冷媒タンク22内に貯溜される
ようになる。
【0075】したがって、次の暖房起動時には、冷媒ポ
ンプ8へ液冷媒が流入するので、冷媒ポンプ8の潤滑が
確保され冷媒ポンプ8の寿命も長くなり、冷媒循環能力
も確保できるので熱源側冷媒サイクル6の高圧が上昇し
てシステムが停止することを防止できる。
【0076】次に、本発明による冷暖房装置の第4の実
施例について、図面を参照しながら説明するが、第1の
実施例と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。図9は本発明による冷暖房装置の第4
の実施例における冷暖房装置の冷媒サイクル図である。
【0077】図9において、25は室外機10の某所に
あり外気温度を検知する外気温センサ、31は室内機1
0の某所にあり室内温度を検知する室温センサ、32は
外気温センサ25と室温センサ31で検知した温度差を
検知する温度差検知手段である。
【0078】33は温度差補正所定時間検知手段であ
り、温度差検知手段32で検知した温度差が大きい程時
間を長く時間を設定し、室外機発停検知手段20がリモ
コン14からの室外機10の停止指令を検知した後その
設定された時間を経過したかを検知する。
【0079】24dは制御装置で、冷暖モード検知手段
19と、室外機発停検知手段20と、温度差検知手段3
2と、温度差補正所定時間検知手段33と、機器駆動手
段21とを備えている。
【0080】制御装置24dは、冷暖モード検知手段1
9で暖房指令を検知し且つ室外機発停検知手段20で室
外機10の停止指令を検知したときは、温度差補正所定
時間検知手段33にて設定された時間の経過を温度差補
正所定時間検知手段33で検知するまで、機器駆動手段
21により、圧縮機1と冷媒ポンプ8を駆動し、熱源側
冷媒サイクル四方弁2と利用者側冷媒サイクル四方弁9
を冷房サイクル駆動して冷房モードで室外機10の運転
を継続させる構成となっている。
【0081】以上のように構成された本実施例の冷暖房
装置について、図10のグラフと図11のフローチャー
トを用いて、本実施例の制御装置35の動作、ここでは
特に問題となる暖房モードに限って説明する。
【0082】図10は温度差検知手段32で検知した温
度差の値と利用者側冷媒サイクル13内の冷媒がガス化
する量(ガス冷媒量)及び、加熱されガス化した冷媒を
回収して液冷媒タンク22内に液冷媒として貯溜する量
を一定とした時の貯溜時間(規定液冷媒量回収時間)の
関係を示したグラフである。
【0083】温度差が大きくなる程、ガス冷媒量は増加
し、このため規定液冷媒量回収時間も増加する。
【0084】図11において、STEP1は、冷房・暖
房の判定ルーチンであり、冷暖モード検知手段19で冷
房指令を検知するとSTEP1をNO側に分岐して冷房
ルーチンへ移行する。また、暖房指令を検知するとST
EP1をYES側に分岐して次のSTEP2へ移行す
る。
【0085】STEP2は、室外機10のON/OFF
を判定するルーチンであり、室外機発停検知手段20で
運転指令を検知するとSTEP2をNO側に分岐して運
転ルーチンへ移行する。また、停止指令を検知するとS
TEP2をYES側に分岐して次のSTEP3へ移行す
る。
【0086】STEP3は、温度差により時間(冷媒の
回収時間)の設定を行うルーチンであり、温度差補正所
定時間検知手段33が、温度差A以下の時回収時間をC
時間に設定し、温度差がA以上B以下の時回収時間をD
時間に、温度差がB以上の時回収時間をE時間に設定
し、STEP4へ移行する。
【0087】STEP4は、室外機発停検知手段20で
停止指令を検知後STEP3で設定した時間が経過した
か否かを判定するルーチンである。温度差補正所定時間
検知手段33でSTEP3において設定した時間の経過
を検知していない場合は、STEP4をNO側に分岐し
てSTEP5の冷房モード運転ルーチンへ移行し、ST
EP5で機器駆動装置21が室外機10を冷房モードで
運転し、STEP1に戻る。
【0088】また、STEP4において温度差補正所定
時間検知手段33でSTEP3において設定した時間の
経過を検知した場合は、STEP4をYES側に分岐し
てSTEP6の停止ルーチンへ移行し、STEP6で機
器駆動装置21が室外機10を停止させ、STEP1に
戻る。
【0089】この結果、温度差補正所定時間検知手段3
3で外気温度と室内温度の温度差に応じた時間の経過を
検知するまでSTEP5で第1補助熱交換器5は冷却さ
れ、これと一体に形成されている第2補助熱交換器7も
冷却されるため、利用者側冷媒サイクル13内の冷媒が
急速に液化し、温度差に応じた時間で高率よく液冷媒タ
ンク22内に貯溜されるようになる。
【0090】したがって、次の暖房起動時には、冷媒ポ
ンプ8へ液冷媒が流入するので、冷媒ポンプ8の潤滑が
確保され冷媒ポンプ8の寿命も長くなり、冷媒循環能力
も確保できるので熱源側冷媒サイクル6の高圧が上昇し
てシステムが停止することを防止できる。
【0091】次に、本発明による冷暖房装置の第5の実
施例について、図面を参照しながら説明するが、第1の
実施例と同一構成の部分は同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。図12は本発明による冷暖房装置の第
5の実施例における冷暖房装置の冷媒サイクル図であ
る。
【0092】図12において、34は液冷媒タンク22
内の液冷媒量が規定値に達しているかを検知する液冷媒
量検知手段である。24eは制御装置で、冷暖モード検
知手段19と、室外機発停検知手段20と、液冷媒量検
知手段34と、機器駆動手段21とを備えている。
【0093】制御装置24eは、冷暖モード検知手段1
9で暖房指令を検知し且つ室外機発停検知手段20で室
外機10の停止指令を検知したときは、液冷媒量検知手
段34で液冷媒タンク22内の液冷媒量が規定値に達し
ていることを検知するまで、機器駆動手段21により、
圧縮機1と冷媒ポンプ8を駆動し、熱源側冷媒サイクル
四方弁2と利用者側冷媒サイクル四方弁9を冷房サイク
ル駆動して冷房モードで室外機10の運転を継続させる
構成となっている。
【0094】以上のように構成された本実施例の冷暖房
装置について、図13のフローチャートを用いて、本実
施例の制御装置24eの動作、ここでは特に問題となる
暖房モードに限って説明する。
【0095】図13において、STEP1は、冷房・暖
房の判定ルーチンであり、冷暖モード検知手段19で冷
房指令を検知するとSTEP1をNO側に分岐して冷房
ルーチンへ移行する。また、暖房指令を検知するとST
EP1をYES側に分岐して次のSTEP2へ移行す
る。
【0096】STEP2は、室外機10のON/OFF
を判定するルーチンであり、室外機発停検知手段20で
運転指令を検知するとSTEP2をNO側に分岐して運
転ルーチンへ移行する。また、停止指令を検知するとS
TEP2をYES側に分岐して次のSTEP3へ移行す
る。STEP3は、液冷媒量検知手段34で液冷媒タン
ク22内の液冷媒量が規定値に達したか否かを判定する
ルーチンである。液冷媒量検知手段34で液冷媒タンク
22内の液冷媒量が規定値に達したことを検知していな
い場合は、STEP3をNO側に分岐してSTEP4の
冷房モード運転ルーチンへ移行し、STEP4で機器駆
動装置21が室外機10を冷房モードで運転し、STE
P1に戻る。
【0097】また、STEP3において液冷媒量検知手
段34で液冷媒タンク22内の液冷媒量が規定値に達し
たことを検知した場合は、STEP3をYES側に分岐
してSTEP5の停止ルーチンへ移行し、STEP5で
機器駆動装置21が室外機10を停止させ、STEP1
に戻る。
【0098】この結果、液冷媒量検知手段34で液冷媒
タンク22内の液冷媒量が規定値に達したことを検知す
るまでSTEP4で第1補助熱交換器5は冷却され、こ
れと一体に形成されている第2補助熱交換器7も冷却さ
れるため、利用者側冷媒サイクル13内の冷媒が急速に
液化し、運転条件に影響されず液冷媒タンク22内の液
冷媒量が規定値に達するまでの時間で高率よく液冷媒タ
ンク22内に貯溜されるようになる。
【0099】したがって、次の暖房起動時には、冷媒ポ
ンプ8へ液冷媒が流入するので、冷媒ポンプ8の潤滑が
確保され冷媒ポンプ8の寿命も長くなり、冷媒循環能力
も確保できるので熱源側冷媒サイクル6の高圧が上昇し
てシステムが停止することを防止できる。
【0100】
【発明の効果】以上、実施例からも明らかなように、本
発明の冷暖房装置は、利用者側冷媒サイクルにおける冷
媒ポンプの上流側に利用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タ
ンクを設け、さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室
外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて室外機の停止
指令検知後所定時間を経過したかを検知する所定時間検
知手段を設けている。
【0101】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記所定時間
検知手段で所定時間経過を検知するまで、前記機器駆動
手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させる
のである。
【0102】この構成により、制御装置が暖房停止後に
室外機を所定時間、冷房モードで運転を継続して液冷媒
タンク内に液冷媒を蓄えるため、次の暖房起動時に冷媒
ポンプへ液冷媒を流入させることができる。これにより
冷媒ポンプの潤滑が確保され冷媒ポンプの寿命も長くな
り、冷媒循環能力も確保できるので熱源側冷媒サイクル
の高圧が上昇してシステムが停止することを防止でき
る。
【0103】また、本発明の別の冷暖房装置は、利用者
側冷媒サイクルにおける冷媒ポンプの上流側に利用者側
冷媒液を貯蔵する液冷媒タンク、室外機に外気温度を検
知する外気温センサをそれぞれ設け、さらに制御装置に
冷暖モード検知手段と室外機発停検知手段と機器駆動手
段に加えて前記外気温センサで検知した温度が高温な程
長く時間を設定し、前記室外機の停止指令検知後その設
定された時間を経過したかを検知する外気温補正所定時
間検知手段を設けている。
【0104】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記外気温補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記外
気温補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0105】この構成により、制御装置が暖房停止後に
室外機を外気温度に応じた所定時間、冷房モードで運転
を継続して液冷媒タンク内に液冷媒を効率よく貯溜する
ため、次の暖房起動時に冷媒ポンプへ液冷媒を流入させ
ることができる。これにより冷媒ポンプの潤滑が確保さ
れ冷媒ポンプの寿命も長くなり、冷媒循環能力も確保で
きるので熱源側冷媒サイクルの高圧が上昇してシステム
が停止することを防止できる。
【0106】また、本発明のさらに別の冷暖房装置は、
利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポンプの上流側に利
用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タンク、室外機に熱源側
冷媒サイクルの圧力を検知する熱源圧力センサ及び利用
者側冷媒サイクルの圧力を検知する利用圧力センサをそ
れぞれ設けている。
【0107】さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室
外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて前記熱源圧力
センサと前記利用圧力センサにて検知する圧力差を検知
する圧力差検知手段と、前記圧力差検知手段で検知した
圧力差が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止
指令検知後その設定された時間を経過したかを検知する
圧力差補正所定時間検知手段を設けている。
【0108】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記圧力差補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記圧
力差補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0109】この構成により、制御装置が暖房停止後に
室外機を熱源側サイクルと利用側サイクルの圧力差に応
じた所定時間、冷房モードで運転を継続して液冷媒タン
ク内に液冷媒を効率よく貯溜するため、次の暖房起動時
に冷媒ポンプへ液冷媒を流入させることができる。これ
により冷媒ポンプの潤滑が確保され冷媒ポンプの寿命も
長くなり、冷媒循環能力も確保できるので熱源側冷媒サ
イクルの高圧が上昇してシステムが停止することを防止
できる。
【0110】また、本発明のさらに別の冷暖房装置は、
利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポンプの上流側に利
用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タンク、室外機に外気温
度を検知する外気温センサ、室内機に室内温度を検知す
る室温センサをそれぞれ設けている。
【0111】さらに制御装置に冷暖モード検知手段と室
外機発停検知手段と機器駆動手段に加えて前記室温セン
サと前記外気温センサにて検知する温度差を検知する温
度差検知手段と、前記温度差検知手段で検知した温度差
が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止指令検
知後その設定された時間を経過したかを検知する温度差
補正所定時間検知手段を設けている。
【0112】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記温度差補
正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を前記温
度差補正所定時間検知手段で検知するまで、前記機器駆
動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継続させ
るのである。
【0113】この構成により、制御装置が暖房停止後に
室外機を外気温度及び室内温度の温度差に応じた所定時
間、冷房モードで運転を継続して液冷媒タンク内に液冷
媒を効率よく貯溜するため、次の暖房起動時に冷媒ポン
プへ液冷媒を流入させることができる。これにより冷媒
ポンプの潤滑が確保され冷媒ポンプの寿命も長くなり、
冷媒循環能力も確保できるので熱源側冷媒サイクルの高
圧が上昇してシステムが停止することを防止できる。
【0114】また、本発明のさらに別の冷暖房装置は、
利用者側冷媒サイクルにおける冷媒ポンプの上流側に利
用者側冷媒液を貯蔵する液冷媒タンクを設け、さらに制
御装置に冷暖モード検知手段と室外機発停検知手段と機
器駆動手段に加えて、前記液冷媒タンク内の液冷媒が規
定値に達しているかを検知する液冷媒量検知手段を設け
ている。
【0115】そして、前記制御装置は、前記冷暖モード
検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手
段で室外機の停止指令を検知したときは、前記液冷媒量
検知手段で前記液冷媒タンク内の液冷媒量が規定値に達
したことを検出するまで、前記機器駆動手段により冷房
モードで前記室外機の運転を継続させるのである。
【0116】この構成により、制御装置が暖房停止後に
室外機を液冷媒タンク内の液冷媒量が規定値に達するま
での時間、冷房モードで運転を継続して液冷媒タンク内
に液冷媒を効率よく貯溜するため、次の暖房起動時に冷
媒ポンプへ液冷媒を流入させることができる。これによ
り冷媒ポンプの潤滑が確保されて冷媒ポンプの寿命も長
くなり、冷媒循環能力も確保できるので熱源側冷媒サイ
クルの高圧が上昇してシステムが停止することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷暖房装置の第1の実施例の冷媒
サイクル図
【図2】同実施例における冷暖房装置の動作フローチャ
ート
【図3】本発明による冷暖房装置の第2の実施例の冷媒
サイクル図
【図4】同実施例の冷暖房装置の外気温とガス冷媒量及
び規定液冷媒量回収時間の相関を示すグラフ
【図5】同実施例における冷暖房装置の動作フローチャ
ート
【図6】本発明による冷暖房装置の第3の実施例の冷媒
サイクル図
【図7】同実施例の冷暖房装置の圧力差とガス冷媒量及
び規定液冷媒量回収時間の相関を示すグラフ
【図8】同実施例における冷暖房装置の動作フローチャ
ート
【図9】本発明による冷暖房装置の第4の実施例の冷媒
サイクル図
【図10】同実施例の冷暖房装置の温度差とガス冷媒量
及び規定液冷媒量回収時間の相関を示すグラフ
【図11】同実施例における冷暖房装置の動作フローチ
ャート
【図12】本発明による冷暖房装置の第5の実施例の冷
媒サイクル図
【図13】同実施例における冷暖房装置の動作フローチ
ャート
【図14】従来の冷暖房装置の冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 熱源側冷媒サイクル四方弁 3 熱源側熱交換器 4 減圧装置 5 第1補助熱交換器 6 熱源側冷媒サイクル 7 第2補助熱交換器 8 冷媒ポンプ 9 利用者側冷媒サイクル四方弁 10 室外機 11 利用者側熱交換器 12 室内機 13 利用者側冷媒サイクル 14 リモコン 19 冷暖モード検知手段 20 室外機発停検知手段 21 機器駆動手段 22 液冷媒タンク 23 所定時間検知手段 24a,24b,24c,24d,24e 制御装置 25 外気温センサ 26 外気温補正所定時間検知手段 27 熱源圧力センサ 28 利用圧力センサ 29 圧力差検知手段 30 圧力差補正所定時間検知手段 31 室温センサ 32 温度差検知手段 33 温度差所定時間検知手段 34 液冷媒量検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 F24F 11/02 102 F25B 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機,熱源側冷媒サイクル四方弁,熱
    源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に
    連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交
    換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用
    者側熱交換器,利用者側冷媒サイクル四方弁,冷媒を送
    出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプの上流側に位置し利
    用者側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクを環状に連接して
    なる利用者側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サイク
    ル,前記第2補助熱交換器,前記利用者側冷媒サイクル
    四方弁,前記冷媒ポンプ,前記液冷媒タンクから構成さ
    れ高所に配置された室外機と、前記利用者側熱交換器か
    ら構成され低所に配置された室内機と、冷房指令と暖房
    指令と前記室外機の運転指令及び停止指令を出力するリ
    モコンと、冷房指令ないし暖房指令を検知する冷暖モー
    ド検知手段と、前記室外機の運転指令ないし停止指令を
    検知する室外機発停検知手段と、前記室外機の停止指令
    検知後所定時間を経過したかを検知する所定時間検知手
    段と、前記室外機を駆動する機器駆動手段とを備えた制
    御装置とを有し、前記制御装置は、前記冷暖モード検知
    手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手段で
    室外機の停止指令を検知したときは、前記所定時間検知
    手段で所定時間経過を検知するまで、前記機器駆動手段
    により冷房モードで前記室外機の運転を継続させること
    を特徴とする冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機,熱源側冷媒サイクル四方弁,熱
    源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に
    連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交
    換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用
    者側熱交換器,利用者側冷媒サイクル四方弁,冷媒を送
    出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプの上流側に位置し利
    用者側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクを環状に連接して
    なる利用者側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サイク
    ル,前記第2補助熱交換器,前記利用者側冷媒サイクル
    四方弁,前記冷媒ポンプ,前記液冷媒タンク,外気温度
    を検知する外気温センサから構成され高所に配置された
    室外機と、前記利用者側熱交換器から構成され低所に配
    置された室内機と、冷房指令と暖房指令と前記室外機の
    運転指令及び停止指令を出力するリモコンと、冷房指令
    ないし暖房指令を検知する冷暖モード検知手段と、前記
    室外機の運転指令ないし停止指令を検知する室外機発停
    検知手段と、前記外気温センサで検知した温度が高温な
    程長く時間を設定し、前記室外機の停止指令検知後その
    設定された時間を経過したかを検知する外気温補正所定
    時間検知手段と、前記室外機を駆動する機器駆動手段と
    を備えた制御装置とを有し、前記制御装置は、前記冷暖
    モード検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停
    検知手段で室外機の停止指令を検知したときは、前記外
    気温補正所定時間検知手段にて設定された時間の経過を
    前記外気温補正所定時間検知手段で検知するまで、前記
    機器駆動手段により冷房モードで前記室外機の運転を継
    続させることを特徴とする冷暖房装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機,熱源側冷媒サイクル四方弁,熱
    源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に
    連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交
    換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用
    者側熱交換器,利用者側冷媒サイクル四方弁,冷媒を送
    出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプの上流側に位置し利
    用者側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクを環状に連接して
    なる利用者側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サイク
    ル,前記第2補助熱交換器,前記利用者側冷媒サイクル
    四方弁,前記冷媒ポンプ,前記液冷媒タンク,熱源側冷
    媒サイクルの圧力を検知する熱源圧力センサ、利用者側
    冷媒サイクルの圧力を検知する利用圧力センサから構成
    され高所に配置された室外機と、前記利用者側熱交換器
    から構成され低所に配置された室内機と、冷房指令と暖
    房指令と前記室外機の運転指令及び停止指令を出力する
    リモコンと、冷房指令ないし暖房指令を検知する冷暖モ
    ード検知手段と、前記室外機の運転指令ないし停止指令
    を検知する室外機発停検知手段と、前記熱源圧力センサ
    と前記利用圧力センサにて検知する圧力差を検知する圧
    力差検知手段と、前記圧力差検知手段で検知した圧力差
    が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止指令検
    知後その設定された時間を経過したかを検知する圧力差
    補正所定時間検知手段と、前記室外機を駆動する機器駆
    動手段とを備えた制御装置とを有し、前記制御装置は、
    前記冷暖モード検知手段で暖房指令を検知し且つ前記室
    外機発停検知手段で室外機の停止指令を検知したとき
    は、前記圧力差補正所定時間検知手段にて設定された時
    間の経過を前記圧力差補正所定時間検知手段で検知する
    まで、前記機器駆動手段により冷房モードで前記室外機
    の運転を継続させることを特徴とする冷暖房装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機,熱源側冷媒サイクル四方弁,熱
    源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に
    連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交
    換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用
    者側熱交換器,利用者側冷媒サイクル四方弁,冷媒を送
    出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプの上流側に位置し利
    用者側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクを環状に連接して
    なる利用者側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サイク
    ル,前記第2補助熱交換器,前記利用者側冷媒サイクル
    四方弁,前記冷媒ポンプ,前記液冷媒タンク,外気温度
    を検知する外気温センサから構成され高所に配置された
    室外機と、前記利用者側熱交換器,室内温度を検知する
    室温センサとから構成され低所に配置された室内機と、
    冷房指令と暖房指令と前記室外機の運転指令及び停止指
    令を出力するリモコンと、冷房指令ないし暖房指令を検
    知する冷暖モード検知手段と、前記室外機の運転指令な
    いし停止指令を検知する室外機発停検知手段と、前記室
    温センサと前記外気温センサにて検知する温度差を検知
    する温度差検知手段と、前記温度差検知手段で検知した
    温度差が大きい程長く時間を設定し、前記室外機の停止
    指令検知後その設定された時間を経過したかを検知する
    温度差補正所定時間検知手段と、前記室外機を駆動する
    機器駆動手段とを備えた制御装置とを有し、前記制御装
    置は、前記冷暖モード検知手段で暖房指令を検知し且つ
    前記室外機発停検知手段で室外機の停止指令を検知した
    ときは、前記温度差補正所定時間検知手段にて設定され
    た時間の経過を前記温度差補正所定時間検知手段で検知
    するまで、前記機器駆動手段により冷房モードで前記室
    外機の運転を継続させることを特徴とする冷暖房装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機,熱源側冷媒サイクル四方弁,熱
    源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に
    連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交
    換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用
    者側熱交換器,利用者側冷媒サイクル四方弁,冷媒を送
    出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプの上流側に位置し利
    用者側冷媒液を貯溜する液冷媒タンクを環状に連接して
    なる利用者側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サイク
    ル,前記第2補助熱交換器,前記利用者側冷媒サイクル
    四方弁,前記冷媒ポンプ,前記液冷媒タンクから構成さ
    れ高所に配置された室外機と、前記利用者側熱交換器か
    ら構成され低所に配置された室内機と、冷房指令と暖房
    指令と前記室外機の運転指令及び停止指令を出力するリ
    モコンと、冷房指令ないし暖房指令を検知する冷暖モー
    ド検知手段と、前記室外機の運転指令ないし停止指令を
    検知する室外機発停検知手段と、前記液冷媒タンク内の
    液冷媒が規定値に達しているかを検知する液冷媒量検知
    手段と、前記室外機を駆動する機器駆動手段とを備えた
    制御装置とを有し、前記制御装置は、前記冷暖モード検
    知手段で暖房指令を検知し且つ前記室外機発停検知手段
    で室外機の停止指令を検知したときは、前記液冷媒量検
    知手段で前記液冷媒タンク内の液冷媒量が規定値に達し
    たことを検出するまで、前記機器駆動手段により冷房モ
    ードで前記室外機の運転を継続させることを特徴とする
    冷暖房装置。
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