JP3071946B2 - 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置

Info

Publication number
JP3071946B2
JP3071946B2 JP4149255A JP14925592A JP3071946B2 JP 3071946 B2 JP3071946 B2 JP 3071946B2 JP 4149255 A JP4149255 A JP 4149255A JP 14925592 A JP14925592 A JP 14925592A JP 3071946 B2 JP3071946 B2 JP 3071946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
magnetic recording
reproducing
signal processing
equalizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4149255A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05342512A (ja
Inventor
直喜 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4149255A priority Critical patent/JP3071946B2/ja
Priority to US08/074,297 priority patent/US5546245A/en
Publication of JPH05342512A publication Critical patent/JPH05342512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071946B2 publication Critical patent/JP3071946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/18Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging
    • H03M1/181Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values
    • H03M1/182Automatic control for modifying the range of signals the converter can handle, e.g. gain ranging in feedback mode, i.e. by determining the range to be selected from one or more previous digital output values the feedback signal controlling the reference levels of the analogue/digital converter
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/027Analogue recording
    • G11B5/035Equalising
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係
り、特に磁気記録再生装置のデジタル信号を用いた再生
信号処理回路に好適に用いられる新規なA/D変換方式
を採用した再生信号処理回路およびそれを用いた磁気記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置等の磁気記録再生装置
における記録再生方式として、通信分野で取り上げられ
ているパーシャルレスポンス(PR)信号伝送技術の適
用が進められている。これは、記録信号の帯域を圧縮し
て記録し、その再生においては電磁変換特性も含めて波
形等化を行い、狭帯域の信号をマルチレベルで再生する
という方式である。PR波形処理を等化器の後段で実施
する場合は、簡単な回路構成で実現できるが、等化器に
はナイキスト波形等化が要求されることから収束が遅い
上に、等化誤差が大きくなるという問題があった。これ
に対して、PR波形処理を等化器の前段で実施する場合
として、例えば、特開平2−150114号公報に開示
されている方法では自動等化器の負担が小さく、等化の
収束性や誤差は改善される。ここで、上記のPR波形処
理を等化器の前段で実施する場合の従来の再生信号処理
回路を図11に示す。図に示すごとく、自動等化器の前
段のアナログ固定等化器6で、PR波形処理に相当する
等化を実施すると共に、磁気ディスク1のトラック位置
などによる電磁変換系の特性変化を、自動利得調整回路
(AGC回路)4での利得調整と、A/D変換器7で信
号をデジタル化をした後、磁気ディスク1上にあらかじ
め記録した既知の記録情報を用いて、デジタル等化器8
の特性を特性補正回路10による自動等化特性の設定と
によって吸収し、後段のビタビ復号器(識別器)9で識
別するものである。こうした自動等化方式を適用するこ
とによって、再生信号の信号処理回路の特性による誤差
を大きく許容することができ、回路設計の自由度が拡大
できるため記録再生装置のコストが低減できるとしてい
る。しかし、従来技術におけるPR波形処理を行うアナ
ログ固定等化器6には、波形のスリミングや、特定の周
波数でのノッチ、さらにはノイズ除去などを含めた複雑
な特性の処理を必要とし、その実現にはオペアンプ、大
容量のコンデンサ、インダクタンスなどの回路部品が必
要となる。さらには、デジタル等化器8の前段のA/D
変換器において適切なデジタル信号を出力するために、
アナログのバイポーラトランジスタによって構成される
AGC回路4を採用して、デジタル化に必要な振幅調整
を実施したり、これらのアナログ回路や外装の素子を含
めての集積化は極めて困難であり、かつ消費電力や実装
面積を増大させるなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
記録再生装置におけるPRの波形処理を含む再生信号処
理回路において、従来のAGC回路を不要としてアナロ
グ回路部の簡略化をはかり、高集積化が容易で、かつ低
消費電力化が可能な磁気記録再生信号の処理回路および
それを用いた磁気記録再生装置を提供することにある。
さらに、上記の信号処理回路を集積化して適用すること
により、より小型で高性能の磁気記録再生装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、本発明の磁気記録再生信号の処理回路で
は、磁気ヘッドからの再生信号を簡単な低域通過回路
(LPF…ローパスフィルタ)を介して、直接A/D変
換器でデジタル化し、従来のAGC回路を適用しない構
成とするものである。そして、A/D変換後の信号処理
はすべてデジタル信号で行うものである。
【0005】本発明の磁気記録再生信号の処理回路の一
例を図1に示す。磁気ヘッド2からの再生信号を増幅す
るプリアンプ3、LPF(ローパスフィルタ)5、A/
D変換器7、デジタル等化器8、識別器9とからなる再
生信号処理回路18と、等化誤差算出回路11と、電圧
制御発振器(VCO)制御回路12と、VCO制御回路
12の出力によってシステムクロックCLKを生成する
VCO13と、A/D変換器7の参照電位差Vrを制御
する利得制御信号生成回路14等からなる。
【0006】また、ビタビ復号器(識別器)9などの識
別結果zが出るまで、少なくとも数ビットの時間遅れが
生じる識別器9とは別に、ビットごとに識別結果が得ら
れる簡易識別器15を設けて、簡易識別器15の出力を
等化誤差の算出や各種制御信号の算出に用いても良い。
また、デジタル等化器8に統制補正回路を付加して自動
等化器となし、等化誤差eや識別結果zを用いて特性補
正回路10を制御し、デジタル等化器8の特性を自動的
に設定するようにしても良い。この時、等化に用いる波
形を予め定めて置き、識別結果を予め定めた波形に合わ
せて入力してデジタル等化器8の特性を求めても良い
し、また出荷時や電源投入時にあらかじめ求めておいた
デジタル等化器8の特性を記録しておき、アクセス先に
合わせて再設定しても良い。さらには、上記のA/D変
換器7を含む後段の再生回路部と、等化誤差算出回路1
1と、電圧制御発振器(VCO)制御回路12と、VC
O13と、利得制御信号生成回路14とからなる回路部
18は、一部外部の素子を含んだ上で、すべてCMOS
回路で実現可能であることから、後段の復調回路や記録
部の変調回路、さらには磁気ヘッド2の位置決めのため
のデジタルサーボ回路や、データバスとの通信回路も含
めて1チップに集積化しても良い。また、再生回路部の
LPF5も含めて、BiCMOSのプロセスを用いて集
積化しても良い。
【0007】
【作用】図1を用いて、本発明の磁気記録再生回路の動
作を説明する。図において、磁気ヘッド2の再生信号
は、プリアンプ3で増幅され、LPF5で不要な帯域が
除去される。LPF5の出力は、A/D変換器7でデジ
タル信号に変換され、デジタル等化器8に入力される。
デジタル等化器8は、PR波形処理の特性を含めて波形
等化し、後段のビタビ復号器9で記録されていた情報を
識別再生する。この時、等化誤差算出回路11は、等化
出力値yから識別結果zを減算して等化誤差eを出力す
る。A/D変換器7の参照電位差Vrは、等化誤差eと
識別器の出力zによって動作する利得制御信号生成回路
14によってアナログ信号をデジタル化する際に等化出
力値yが識別に必要な値となるように負帰還制御され
る。VCO13は、等化誤差eと識別結果zで動作する
VCO制御回路12によって等化誤差eを減少するよう
にシステムクロックCLKを発生する。ここで、A/D
変換器7のアナログ信号xをデジタル化する際に比較参
照する参照電位差Vrは、AGC回路の利得制御方法と
同様の方法で制御し、AGC回路と同様の効果をA/D
変換器7に持たせている。AGC回路の利得制御と異な
る点は、参照電位差Vrの制御は、その中心電位を変動
させないように制御するところにある。また、ビタビ復
号器などの識別器9とは別に、ビットごとに識別結果が
得られる簡易識別器15(図4参照)を設けた場合、簡
易識別器15の出力を等化誤差算出部11と利得制御信
号生成回路14とVCO制御回路12とに出力して、A
/D変換器7やVCO13を制御することによって、自
動振幅調整やVCO13の追従性の高速化が実現でき
る。また、デジタル等化器8の特性を自動的に設定する
場合は、等化誤差eや識別結果zを特性補正回路10に
入力し、再生動作を繰り返しながらデジタル等化器8の
特性を最適化する。この時、特性の補正に用いるパター
ン波形を、磁気ディスク1上のセクタあるいはトラック
上にあらかじめ記録しておき、識別結果zをあらかじめ
定めたパターン波形に合わせて入力してデジタル等化器
8の特性を補正することによって、識別誤りの影響を無
くすることができる。また、出荷時に磁気ディスク1上
の任意のセクタやトラック上に特性の補正に用いるパタ
ーン波形を記録した上で、デジタル等化器8の定数をあ
らかじめ求めておき、この定数を不揮発性メモリ21
(図7参照)に記録しておいて、定数が求まり次第にパ
ターン波形を消去し、ユーザーサイトでの再生時には、
アクセス先に合わせて不揮発性のメモリ内の定数をデジ
タル等化器8に再設定することによリ、セクタあるいは
トラックごとの適切な等化が実施できる。この場合、特
性補正回路10は出荷時の回路特性を決めるテスタに含
まれていれば良く、記録再生装置の回路を簡略化するこ
とができる。また、トラックの一部に特性の補正に用い
るパターン波形を記録しておき、電源の投入時ごとに等
化特性の定数を求めてメモリに記録し、再生時にはアク
セス先のトラックに合わせてメモリの定数をデジタル等
化器8に再設定することによって、トラックごとの適切
な等化が実施できる。この場合、特性補正回路10は電
源投入時にのみ動作すれば良いので、記録情報再生時の
動作電力を低減させることができる。さらには、上記の
A/D変換器7を含む後段の再生回路部と、等化誤差算
出回路11と、電圧制御発振器(VCO)制御回路12
と、VCO13と、利得制御信号生成回路14とからな
る再生回路部は、ほとんどがCMOS回路で実現可能で
あることから、後段の復調回路や記録部の変調回路、さ
らには磁気ヘッド2の位置決めのためのデジタルサーボ
回路、データバスとの通信回路も含めて1チップで集積
化(図10参照)することができる。この集積回路を磁
気ディスク装置に適用することによって、極めて小型で
コンパクトな記録再生装置が実現できる。また、BiC
MOSのプロセスを用いれば、再生回路部のLPF5の
特性を含めての集積化も実現でき、さらに小型化を期待
することができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げ、図面を用いて
さらに詳細に説明する。 〈実施例1〉本実施例を図2および図3を用いて説明す
る。図2において、複数もしくは単数の磁気ディスク1
と磁気ヘッド2と、プリアンプ3、LPF5、セレクタ
19および再生信号処理回路18とからなる。本実施例
においては、主に再生回路についての説明であるため、
特に記録回路については省略してある。磁気ディスク1
が回転している状態で、磁気ヘッド2がセレクトされ、
再生しようとしている磁気ディスク1上に磁気ヘッド2
が到達すると、磁気ヘッド2からの再生信号は、プリア
ンプ3で増幅され、LPF5で不要な帯域が除去され
る。LPF5の出力xは、A/D変換器7でデジタル信
号に変換され、デジタル等化器8に入力される。デジタ
ル等化器8は、PR波形処理の特性を含めて波形等化
し、後段のビタビ復号器9で記録されていた情報を識別
し再生する。この時、等化誤差算出回路11は、等化出
力値yから識別結果zを減算して等化誤差eを出力す
る。A/D変換器7の参照電位差Vrは、等化誤差eと
識別器の出力zによって動作する利得制御信号生成回路
14によって、アナログ信号xをデジタル化する際に等
化出力値yが識別に適切な値になるように負帰還制御さ
れる。VCO13は、等化誤差eと識別結果zで動作す
るVCO制御回路12によって等化誤差eを減少するよ
うにシステムクロックCLKを発生する。なお、セレク
タ19は、プリアンプ3が複数個ある場合に何れか一つ
を選択するためのセレクタである。ここで、A/D変換
器7は、例えば図3に示すように、ラダー抵抗器34群
と、コンパレータ35群と、デコーダ回路36と、ラッ
チ37とからなるフラッシュ型A/Dコンバータと、ラ
ダー抵抗器34群の両端に参照電位を与える加算機3
8、39とから構成される。参照電位差Vrは、Vr=
Vr0−Vr1として与えられる。ここで、Vr0を固
定電位とすれば、Vr1を正の電位として印加すること
によりラダー抵抗器34群の両端の電位差は増大し、ア
ナログ入力(信号)xの振幅はデジタル出力では減少す
る。逆に、Vr1を負の電位として印加すればラダー抵
抗器34群の両端の電位差は減少し、アナログ入力(信
号)xの振幅はデジタル出力では増大する。この時、V
r0とVr1をデジタル値とし、加算器38と39をデ
ジタル加算器として、このデジタル加算器の出力を、そ
れぞれA/D変換器を用いてラダー抵抗器34の両端に
印加してもよいことは明らかである。本実施例では、複
数のプリアンプ3の出力を、LPF5の前段で切り替え
ることによって、LPF5を含む後段の回路を共通化す
ることができる。また、個々のカットオフ周波数を違え
て設定したLPF5を複数個設けて切り替えるか、LP
F5を能動回路素子からなる可変周波数LPF5にする
ことによって、磁気ディスク1の半径方向で記録密度を
変える記録再生方式にも適用することができる。
【0009】〈実施例2〉本実施例では、再生回路部に
ついて実施例1とは異なる部分について、図4を用いて
説明する。ビタビ復号器などの識別器9とは別に、ビッ
トごとに識別結果が得られる簡易識別器15を設けて、
簡易識別器15の出力z′を、等化誤差算出回路11
と、利得制御信号生成回路14と、VCO制御回路12
とに出力して、A/D変換器7やVCO13を制御す
る。本実施例によれば、簡易識別器15の出力z′で、
A/D変換器7やVCO13を制御することによって、
識別器9にビタビ復号器の採用によって生じる識別結果
の出力時間差をなくし、自動振幅調整やVCO13の追
従性の高速化を実現することができる。
【0010】〈実施例3〉本実施例について図5を用い
て説明する。なお、再生回路部について実施例1とは異
なる部分についてのみ説明する。本実施例においては、
デジタル等化器8の特性を自動的に設定する。すなわ
ち、デジタル等化器8の特性を補正する特性補正回路1
0を設け、等化誤差eや識別結果(識別器の出力)zを
特性補正回路9に入力し、再生動作を繰り返しながらデ
ジタル等化器8の特性を最適化する。本実施例によれ
ば、磁気ディスク1の特性や磁気ヘッド2の性能上のば
らつきを吸収できる特長がある。
【0011】〈実施例4〉本実施例について図6を用い
て説明する。なお、本実施例は実施例3の再生回路部の
改良に関するものであって、実施例3とは異なる部分に
ついてのみ説明する。本実施例では、図6に示すごと
く、特性補正パターン記憶部16と、スイッチ20を設
ける。特性補正に用いるパターン波形を、磁気ディスク
1上のセクタあるいはトラック上にあらかじめ記録し、
これを特性補正パターン記憶部16に記憶させておき、
スイッチ20を図示した状態とし、上記記憶部の内容を
再生パターン波形に合わせて等化誤差算出回路11に出
力する。この出力z″で等化誤差eを算出し、この出力
を特性補正回路10に送ってデジタル等化器8の特性を
補正する。特性の補正が終了した時点で、スイッチ20
を信号z側に入れれば適応動作となる。本実施例によれ
ば、特性補正に用いる識別出力z″を誤りなく得られる
ので、特性補正動作の高速収束化および高性能化が期待
できる。
【0012】〈実施例5〉本実施例について図7を用い
て説明する。なお、本実施例も実施例3の再生回路部の
改良に関するものであり、実施例3とは異なる部分につ
いてのみ説明する。本実施例では、磁気ディスク装置の
出荷時に、磁気ディスク1上の任意のセクタやトラック
上に、適合したデジタル等化器8の特性を与える定数を
記憶させた不揮発性メモリ21を設ける。出荷時に磁気
ディスク1上の任意のセクタやトラック上に、特性の補
正に用いるパターン波形を記録した上で、特性補正回路
10を介してデジタル等化器8の定数をあらかじめ求
め、この定数を不揮発性メモリ21に記憶させる。ユー
ザーサイトでの再生動作時には、アクセス先に合わせて
不揮発性メモリ21内の定数をデジタル等化器8に再設
定することによって、セクタあるいはトラックごとの適
切な等化が実施できる。本実施例によれば、特性補正回
路10は出荷時の回路特性を決めるテスタに含まれてい
れば良く、図8に示すごとく装置上では特性補正回路1
0を省略することができ、再生信号処理回路18の簡易
化がはかられる。また、定数が求まり次第に特性を補正
するための磁気ディスク1上の特性補正用の情報を消去
することができるので、ユーザの記録領域を広くするこ
とができる。
【0013】〈実施例6〉本実施例について図6および
図8を用いて説明する。なお、本実施例も実施例3の再
生回路部の改良に関するものであり、実施例3とは異な
る部分についてのみ説明する。本実施例では、図9に示
すごとく磁気ディスク1上のトラックの一部に、特性の
補正に用いるパターン波形を記録する領域22を設け、
電源の投入時ごとに等化特性の定数を求めて不揮発性メ
モリ21に記録させ、再生動作時には、アクセス先のト
ラックに合わせて不揮発性メモリ21の定数をデジタル
等化器8に再設定する。回路構成は実施例5で示した図
7に類似しており、不揮発性メモリ21をRAMなどの
揮発性メモリに置き替える。また、特性補正用のパター
ンは電源の投入ごとに再記録しても良い。本実施例によ
れば、電源投入ごとに特性を補正し直すことができるた
め、経時的な磁気ディスクや磁気ヘッドの特性の変化に
も対応できる。また、特性補正回路部は電源投入時の特
性補正時にのみ動作すれば良いので、ユーザ情報の再生
動作時には、上記の特性補正回路部の動作を止めること
ができ、回路の消費電力を低減することができる。さら
には、不揮発性メモリ21にRAMを用いることで、高
速動作と集積化が一段と容易になる。
【0014】〈実施例7〉本実施例について図10を用
いて説明する。本実施例では、上記実施例1ないし実施
例6で示したA/D変換器7を含む後段の再生回路部
と、等化誤差算出回路11と、電圧制御発振器(VC
O)制御回路12と、VCO13と、利得制御信号生成
回路14とからなる回路部をCMOS回路で実現し、後
段の復調回路23や記録部の変調回路24と、さらには
磁気ヘッド2の位置決めのためのデジタルサーボ回路2
5と、データバス26との通信回路27と、これらの回
路を制御する制御回路28とを集積回路29に集積化し
て磁気ディスク装置に実装する。磁気ディスク装置と外
部装置との制御信号は30である。31は、磁気ヘッド
2のシーク動作およびディスク1の回転動作を行うドラ
イバ回路および状態検知回路である。また、32は、記
録データのセレクト回路であり、33は、再生信号のセ
レクト回路である。本実施例によれば、極めて小型な磁
気ディスク装置が実現できる。そして、制御回路28
で、各回路ブロックの動作クロックを制御することによ
りCMOSロジックのオン率を低減させることができ、
この結果、信号処理回路全体での低消費電力化が期待で
きる。また、BiCMOSのプロセスを用いれば、再生
回路部のLPF5の特性を含めての集積化も実現可能で
あり、磁気記録再生装置の、より小型化が期待できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本発明の磁
気記録再生信号の処理回路によれば、PRの波形処理を
含む信号処理方式において、磁気ヘッドからの再生信号
を低域通過回路(LPF)を介して直接A/D変換器で
デジタル化し、従来のAGC回路を不要とする回路構成
であるためアナログ回路部の簡略化がはかれ、高集積化
が極めて容易となり、CMOSプロセスによる集積化が
可能な再生信号処理回路を実現することができる。さら
に、本発明の集積化した磁気記録再生信号の処理回路を
記録再生装置に適用することによって、より小型で高性
能の磁気記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生信号の処理回路の基本構
成の一例を示す回路図。
【図2】本発明の実施例1で例示した磁気記録再生信号
の処理回路の構成を示す回路図。
【図3】本発明の実施例1で例示したA/D変換器の構
成を示す回路図。
【図4】本発明の実施例2で例示した磁気記録再生信号
の処理回路の構成を示す回路図。
【図5】本発明の実施例3で例示した磁気記録再生信号
の処理回路の構成を示す回路図。
【図6】本発明の実施例4で例示した磁気記録再生信号
の処理回路の部分構成を示す回路図。
【図7】本発明の実施例5および実施例6で例示した磁
気記録再生信号の処理回路の部分構成を示す回路図。
【図8】本発明の実施例5で例示した磁気記録再生信号
の処理回路の部分構成を示す回路図。
【図9】本発明の実施例6で例示した磁気ディスク上の
記録状態を示す模式図。
【図10】本発明の実施例7で例示した磁気記録再生信
号の処理回路の部分構成を示す回路図。
【図11】従来の磁気記録再生信号の処理回路の構成の
一例を示す回路図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク 2…磁気ヘッド 3…プリアンプ 4…AGC(自動利得調整)回路 5…LPF(ローパスフィルタ) 6…アナログ固定等化器 7…A/D(アナログ/デジタル)変換器 8…デジタル等化器 9…識別器(ビタビ複合器) 10…特性補正回路 11…等化誤差算出回路 12…電圧制御発振器(VCO)制御回路 13…電圧制御発振器(VCO) 14…利得制御信号生成回路 15…簡易識別器 16…特性補正パターン記憶部 17…等化定数メモリ 18…再生信号処理回路 19…セレクタ 20…スイッチ 21…不揮発性メモリ 22…パターン波形を記録する領域 23…復調回路 24…変調回路 25…デジタルサーボ回路 26…データバス 27…通信回路 28…制御回路 29…集積回路 30…制御信号 31…ドライバ回路および状態検知回路 32…記録データのセレクト回路 33…再生信号のセレクト回路 34…ラダー抵抗器 35…コンパレータ 36…デコーダ回路 37…ラッチ 38…加算器 39…加算器

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体に情報の記録を行う記録用磁
    気ヘッドと、記録した情報を再生する再生用磁気ヘッド
    を少なくとも備えた磁気記録再生装置の再生信号処理回
    路において、アナログ再生信号をデジタル化するA/D
    変換器のデジタル化するアナログ信号の電位差を、デジ
    タル信号の識別前の情報信号と識別後の情報信号を用い
    て制御する信号処理回路を少なくとも設けたことを特徴
    とする磁気記録再生信号の処理回路。
  2. 【請求項2】磁気記録媒体の磁化情報を再生する再生用
    磁気ヘッドと、該再生用磁気ヘッドの出力を増幅するプ
    リアンプと、該プリアンプの出力の不要な周波数帯域の
    再生信号を除去する高域除去回路と、A/D変換器と、
    デジタル等化器と、識別器と、デジタル等化器の出力か
    ら識別結果を減算して等化誤差を出力する等化誤差算出
    回路と、システムクロックを発生する電圧制御発振器
    と、上記電圧制御発振器を等化誤差と識別結果とで動作
    する電圧制御発振器制御回路と、等化誤差と識別器の出
    力によって動作する利得制御信号生成回路を少なくとも
    備えた磁気記録再生装置の再生信号処理回路において、
    アナログ信号をデジタル化する際に等化出力値が識別に
    必要な所定の値となるように、上記A/D変換器の参照
    電位差を利得制御生成回路で負帰還制御する信号処理回
    路を少なくとも設けたことを特徴とする磁気記録再生信
    号の処理回路。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の磁気記録再生信
    号の処理回路において、A/D変換器のアナログ信号を
    デジタル化する際に比較参照する電位差を、中心電位を
    変動させないように制御する回路を設けたことを特徴と
    する磁気記録再生信号処理回路。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項の
    磁気記録再生信号の処理回路において、識別器とは別
    に、ビットごとに識別結果が得られる簡易識別器を設
    け、該簡易識別器の出力を、等化誤差算出回路と利得制
    御信号生成回路と電圧制御発振器制御回路とに出力し
    て、A/D変換器または電圧制御発振器もしくはその両
    者を制御する回路を設けたことを特徴とする磁気記録再
    生信号の処理回路。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項の
    磁気記録再生信号の処理回路において、等化誤差と識別
    結果を入力とする特性補正回路を設け、再生信号処理動
    作を繰り返しながら等化器の特性を自動的に補正する回
    路を設けたことを特徴とする磁気記録再生信号の処理回
    路。
  6. 【請求項6】請求項5の磁気記録再生信号の処理回路に
    おいて、等化器の特性の補正に用いる情報を磁気記録媒
    体上の一部にあらかじめ記録させておき、識別結果の代
    わりにあらかじめ記録した情報を特性補正回路に入力し
    て、等化器の特性を補正する回路を設けたことを特徴と
    する磁気記録再生信号の処理回路。
  7. 【請求項7】請求項5または請求項6の磁気記録再生信
    号の処理回路において、磁気記録再生装置の出荷時に、
    磁気記録媒体上の一部に等化器の特性を補正するのに用
    いる情報を記録させた上で、上記等化器の定数を定め、
    該定数を記録しておく不揮発性メモリを設けて該メモリ
    に記録させると共に、上記等化器の特性を補正するのに
    用いる情報を消去して、ユーザサイトでの再生動作時に
    はアクセス先に合わせて、上記不揮発性メモリ内の定数
    を上記等化器に再設定する回路を設けたことを特徴とす
    る磁気記録再生信号の処理回路。
  8. 【請求項8】請求項5または請求項6の磁気記録再生信
    号の処理回路において、磁気記録媒体上の一部に等化器
    の特性を補正するための情報を記録させると共に、上記
    等化器の特性を決める定数を記録するメモリを設け、磁
    気記録再生装置の電源の投入毎に等化特性の定数を求め
    て上記メモリに記録し、再生動作時にはアクセス先に合
    わせて、上記メモリの定数を等化器に再設定する回路を
    設けたことを特徴とする磁気記録再生信号の処理回路。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれか1項記
    載の磁気記録再生信号の処理回路を含み、復調回路と、
    記録部の変調回路と、磁気ヘッドの位置決め制御を行う
    デジタルサーボ回路と、データバスとの記録再生情報の
    通信を行う通信回路と、上記複数の回路を制御する制御
    回路のうちの少なくとも1つを組み合わせて集積化した
    ことを特徴とする磁気記録再生信号の処理回路。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項8記載の磁気記録
    再生信号の処理回路のうちの少なくとも1つを用いて磁
    気記録再生装置を構成したことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の積層化した磁気記録再生
    信号の処理回路のうちの少なくとも1つを用いて磁気記
    録再生装置を構成したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP4149255A 1992-06-09 1992-06-09 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置 Expired - Fee Related JP3071946B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4149255A JP3071946B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置
US08/074,297 US5546245A (en) 1992-06-09 1993-06-09 Data storage apparatus with an A/D converter having a reference voltage control based upon a signal before and after discrimination

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4149255A JP3071946B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05342512A JPH05342512A (ja) 1993-12-24
JP3071946B2 true JP3071946B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=15471265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4149255A Expired - Fee Related JP3071946B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5546245A (ja)
JP (1) JP3071946B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3351163B2 (ja) * 1994-07-27 2002-11-25 株式会社日立製作所 情報記録再生装置及び信号処理回路
JP3456781B2 (ja) * 1995-02-06 2003-10-14 富士通株式会社 磁気記録再生装置の復調回路
US5987562A (en) * 1996-03-08 1999-11-16 Texas Instruments Incorporated Waveform sampler and method for sampling a signal from a read channel
KR100561798B1 (ko) 1999-11-22 2006-03-21 시게이트 테크놀로지 엘엘씨 결함 임계값 검출기 및 비터비 이득을 사용하는 데이터 에러 복구 방법 및 장치
US6462686B2 (en) * 2000-06-19 2002-10-08 Fujitsu Limited Servo controller and servo control method
US7746019B2 (en) * 2008-02-06 2010-06-29 Chip Goal Electronics Corporation Servo control circuit
US9743125B2 (en) 2012-07-03 2017-08-22 Trimvid, Llc. System and method for visual editing

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4393371A (en) * 1979-06-05 1983-07-12 Morgan-Smith Electronics Ltd. Analogue to digital signal conversion and storage system
JPS59143420A (ja) * 1983-02-04 1984-08-17 Victor Co Of Japan Ltd 分解能拡大装置
US4549165A (en) * 1984-06-22 1985-10-22 Rockwell International Corporation Dynamic voltage reference apparatus for A/D converters
US4633331A (en) * 1985-06-06 1986-12-30 Picotrin Technology, Inc. Information signal delay system utilizing random access memory
JPS63316381A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Victor Co Of Japan Ltd 磁気ディスク装置
DE3852395T2 (de) * 1988-10-17 1995-05-24 Ibm Adaptiver Entzerrer für Aufzeichnungssysteme unter Verwendung von Partial-Response-Signalisierung.
US4972190A (en) * 1989-06-12 1990-11-20 Aerocorp Technologies Inc. Analog signal digitizer for recording on a video
JPH0828062B2 (ja) * 1990-04-13 1996-03-21 パイオニア株式会社 情報再生装置
US5220466A (en) * 1991-05-21 1993-06-15 International Business Machines Corporation Method and apparatus for digital filter control in a partial-response maximum-likelihood disk drive system
US5206647A (en) * 1991-06-27 1993-04-27 Hughes Aircraft Company Low cost AGC function for multiple approximation A/D converters
US5233482A (en) * 1991-07-31 1993-08-03 International Business Machines Corporation Thermal asperity compensation for PRML data detection
US5194865A (en) * 1991-12-06 1993-03-16 Interbold Analog-to-digital converter circuit having automatic range control

Also Published As

Publication number Publication date
US5546245A (en) 1996-08-13
JPH05342512A (ja) 1993-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0822672A (ja) ディスク記録再生装置
US5671201A (en) Pulling-in circuit for PLL circuit, pulling-in method for PLL circuit, PLL circuit device and apparatus for reproducing optical disc
JPH08147887A (ja) 復号回路および再生装置
US6150888A (en) Phase locked loop circuit, reproduction apparatus and phase locking method
JP3071946B2 (ja) 磁気記録再生信号の処理回路およびそれを用いた記録再生装置
US5805024A (en) Phase lock loop system including a primary phase lock loop apparatus and a high order phase lock loop apparatus
US6874045B2 (en) Digital signal processing apparatus and processing method, and digital signal reproduction/reception system
JP3086056B2 (ja) 磁気記録再生装置とその再生信号処理方法
US6163516A (en) Optical disc reproduction apparatus and method capable of correcting a characteristic of an equalizer
US5157396A (en) D/a conversion apparatus
JP2804900B2 (ja) ディジタルvcrの可変速度再生装置
US5463504A (en) Magnetic disk system and waveform equalizer therefor
JPH07296524A (ja) デイジタルデータ再生装置
JPH06325308A (ja) ディジタル情報再生装置
JP4065469B2 (ja) 再生方法及び装置
WO2004095454A1 (ja) 再生装置および方法
JP3724910B2 (ja) 音声録再装置並びに音声記録装置及び音声再生装置
US6680885B2 (en) Optical disc system for efficiently controlling sled motor thereof
JP3732119B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3080804B2 (ja) 磁気ディスク装置及びフィルタ切り換え方法
JP3225588B2 (ja) ディジタル信号再生回路
JP2720261B2 (ja) デジタルカセットテープ再生装置
KR100230773B1 (ko) 디지탈 브이씨알의 디지탈 등화회로
JPH07192406A (ja) タイミングクロック生成用pll装置及びこれを搭載した磁気ディスク装置並びにこれを組み込んだ半導体集積回路
JPH08186489A (ja) Pll装置およびそれを備える信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees