JP3071825U - 板 材 - Google Patents

板 材

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JP3071825U
JP3071825U JP2000001583U JP2000001583U JP3071825U JP 3071825 U JP3071825 U JP 3071825U JP 2000001583 U JP2000001583 U JP 2000001583U JP 2000001583 U JP2000001583 U JP 2000001583U JP 3071825 U JP3071825 U JP 3071825U
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三郎 福島
洋 亀山
昭一 橋本
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株式会社日本テクマ
ダイナガ株式会社
昭和電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄光性発光体による表示を施した建物用板材
を、軽量で強度に優れると共に、吸音性・断熱性・耐久
性に優れた構造とする。 【手段】ゴムに無数のコルク粒を混入して成るベース板
2に、暗闇での表示のための発光体3を埋め込む。発光
体3の露出面はベース板2の表面と同一面を成してい
る。ベース板2はコルク粒入りのゴム板であるため、軽
量で強度に優れると共に、吸音性・断熱性・耐久性に優
れる。表面はフラットであるため、積み重ね等の取り扱
いが容易であると共に、人が躓くこともない。製造する
においては、素材板を加硫プレスするのと同時に、発光
体3をベース板(素材板)2に離脱不能に埋め込むこと
ができるため、製造コストも抑制できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、暗闇で人が視認できる表示を施した板材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物内で照明が停電で消えた場合のような非常時に、暗闇の下で人を避難誘導 し得るように、暗闇でも人が視認できる避難誘導用の表示を床材に施すことが提 案されている。
【0003】 その例として、例えば特開平8−312108号公報には、パネル本体の上面 にタイルカーペットを貼り付けてなる床材において、タイルカーペットに窓穴を 空けて、この窓穴内に誘導表示プレートを嵌め入れ、誘導表示プレートの上面に 、蓄光塗料で誘導用の表示を施すことが記載されている。
【0004】 また、特開平9−158451号公報には、上面に誘導用や警告用等の凸部を 設けた床材において、前記突部の表面に蓄光塗料を塗布することが記載されてい る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
これら従来技術のように蓄光塗料を利用して表示を施すと、外部からのエネル ギーの供給を受けることなく、暗闇で誘導順路等を表示できる利点がある。
【0006】 しかし、特開平8−312108号公報の構成では、床材はパネル本体とタ イルカーペットと誘導表示プレートとの3つの部材を貼り合わせた複雑な構造で あるため製造コストが嵩む、誘導表示プレートの形状や個数などに制約が多い ためデザインの自由性が低い、敷設作業が面倒である、ホコリが窓穴の縁に 溜まり易く、美感を損なう虞がある、誘導表示プレートがタイルカーペットの 表面から突出しているため人が誘導表示プレートに躓きやすい、といった問題が あった。
【0007】 他方、特開平9−158451号公報のものは、目の不自由な人の誘導のため に床材に突部が形成されている点を利用して、突部に蓄光塗料を塗布したもので あり、凸部が存在していることを条件としているため、建物の廊下や室内の床よ うに全体としてフラットな床には適用し難いという問題があった。
【0008】 また、両公報の技術とも、誘導表示プレート又は突部の表面に蓄光塗料を塗布 したものであるため、使用しているうちに人の靴底で蓄光塗料が少しずつ擦り取 られる虞がある点も問題であった。
【0009】 本考案は、これらの従来技術の問題点を解消することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の考案では、ゴムに無数のコルク粒を混入 したコルク−ゴム質板から成るベース板に、暗闇での表示となる蓄光性の発光体 を、ベース板の表面と同一面をなす状態で露出するようにして埋め込んでいる構 成にした。
【0011】 また、請求項2の考案は、請求項1において、前記発光体がベース板の裏面に も露出していることを特徴としている。
【0012】 また、請求項3の考案は、請求項1において、前記発光体が、前記ベース板を その厚さ方向に塑性変形させた状態でベース板に埋め込まれていることを特徴と している。
【0013】 請求項4の考案は、請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、前記発光体は、 照射された光を再帰反射または乱反射もしくは鏡面反射のように反射させる性質 をもつ材料を含んでいることを特徴とする。
【0014】 発光体は、暗闇で発光する性質を持っておれば足り、一般に樹脂(合成ゴムを 含む)等の基材に蓄光剤(発光剤)を混入した構造になっている。蓄光剤には、 蛍光剤や蓄光顔料、或いは蛍光塗料などが含まれる。また、請求項4の場合、蓄 光剤自身が反射機能をもっている場合と、蓄光剤とは別に例えば微小なガラス粒 のような反射材を混入させている場合との両方を含む。
【0015】
【考案の作用・効果】
いずれの請求項の構成においても、暗闇での表示となる発光体はベース板の内 部に埋め込まれており、板材は表裏がフラットな単純な形態になっている。
【0016】 従って、積み重ね等の取り扱いが簡単である、敷設作業が容易である、ホコリ が溜まることもなく美感に優れている、床材に使用しても人が躓くことはない、 摩耗によって発光体が減ることはないため耐久性が高い、発光体を様々な形状に することができるためデザインの自由性が高い、表面が平滑であるため建物の廊 下や床などに広く使用できて適用範囲が広い、といった優れた効果を奏する。
【0017】 また、ベース板はコルク−ゴム質であるため、コルクの多孔質構造とゴムの強 靱さとが相俟って強度を損なうことなく軽量化できるばかりか、高い遮音性・断 熱性を確保することができ、更に、加工しやすいため発光体の埋め込みも容易と なる利点がある。また、適度のクッション性も備えているため、床材に適用する と特に好適である。
【0018】 請求項2の場合、ベース板の表裏で発光体が同じ模様となるように構成するこ とにより、板材の表裏の方向性を無くして敷設作業の能率を向上させることが可 能となる。
【0019】 請求項3のようにベース板を塑性変形させることによって発光体をベース体内 に埋め込む構成にすると、一々穴空け加工を行う必要がないため、製造工程を簡 単化できる利点がある。また、加硫工程等を利用して発光体をベース板に融着状 態に一体化できるため、発光体の埋め込み強度を向上できる利点もある。
【0020】 請求項4のように発光体に反射性を持つ材料を含ませると、例えば懐中電灯の 光や避難誘導灯等の光によって表示をクリアーに浮かび上がらせることができる というように、蓄光剤による表示機能を助長できる利点がある。
【0021】
【考案の実施形態】
次に、本考案を床材に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】 (1).第1実施形態(図1〜図5) 図1〜図5では床材1の形態例を幾つか示しており、床材1は、平面視で四角 形に形成したベース板2と、暗闇での表示のためにベース板2に埋め込んだ蓄光 性の発光体3とから成っている。
【0023】 図1に示す床材1では、ベース板2に、蓄光性の発光体3からなる避難誘導用 の矢印を施した例であり、このように発光体3で矢印が表示された床材1を一列 状に又は飛び飛びの状態で敷設することにより、停電等の非常時に暗闇下で人に 避難方向を視認させることができる。
【0024】 図2に示す例では、方位を表示するために5枚の床材1を一組として使用して いる。床材1の大きさは必要に応じて設定できるが、加工の容易性や取り扱いの 容易性から好適な大きさがあるため、表示する図柄の大きさがベース板2よりも 大きい場合は、複数の床材1で一つの表示を構成すればよい。
【0025】 図3に示すのは、装飾目的のための表示を発光体3で施した例であり、例えば イベント会場の廊下などに敷設される。発光体3から成る表示としては、文字や 絵、模様、キャラクターの姿態など、目的や好みによって自由に設定できる。
【0026】 図4及び図5では床材1の断面構造を示しており、図4は図1のIV−IV視断面 図、図5は図3の V-V視断面図である(他の発光体3の箇所も同様の断面になっ ている)。この図より明らかなように、発光体3の露出面はベース板2の表面( 上面)と同一面を成している。
【0027】 ベース板2は、ゴムに無数のコルク粒を混入させたコルク−ゴム質のもので、 軽量で強度が高く、かつ、吸音性・遮音性・断熱性に優れている(なお、ベース 板2の具体的な組成例については後述する)。
【0028】 発光体3は、透明又は半透明のゴムや樹脂等の基材に蓄光性発光剤(蓄光剤) を混入したものである。基材の素材は特に限定はなく、合成ゴム、天然ゴム、ア クリル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABSなど種々のもの を使用できる。
【0029】 発光体3はベース板2よりも柔らかくても良いし硬くても良いが、両者が同じ 程度の硬さであるのが好ましい。図4及び図5の例では、発光体3がベース板2 の表面(上面)のみに露出しており、この場合のベース板2への発光体3の埋め 込み深さ寸法は、ベース板2の厚さなどに応じて設定したら良い。後述の実施形 態の図面(例えば図8〜図9)に明示するように、発光体3をベース板2の表裏 両面に貫通した構造としても良い。
【0030】 床材1の厚さ寸法Tは用途や敷設場所に応じて自由に設定できるが、一般には 、3〜30mmの範囲が多い。
【0031】 (2).製造工程の例(図6〜図7) 前記した床材1は、図6及び図7で示す工程を経て製造される。
【0032】 すなわち、先ず、図6に示すように、合成ゴムの原料となる薬品(すなわち合 成ゴム薬品)と粒状コルク、並びに加硫促進剤を攪拌装置で混練することにより 、ベース板2の第1中間体とも言うべき不定形素材4を形成する。
【0033】 合成ゴム薬品としては、よく知られているように、ブタジエンやシリコーン、 アクリロリトロリ、スチレン、クロロプレン、ポリウレタン、ブチル、フッ素な どを使用できる。床材1の場合、合成ゴム薬品と粒状コルクとの配合割合は重量 比で45:55〜65:35%程度で良い。
【0034】 加硫促進剤としては、よく知られているように、グアニジン類やアルデヒドア ンモニア類など様々のものがあり、ゴムの種類に応じて選択したらよい。また、 加硫促進剤に加えて、サリチル酸やフタル酸などの加硫遅延剤、或いは安定剤等 の助剤を少量添加してもよい。
【0035】 図6(B)に示すように、上記の不定形素材4を一対又は複数対のローラ5の 間に通すことにより、ベース板2の第2中間体ともいうべき帯板状の素地板6を 連続的に形成する。
【0036】 次いで、図6(C)に示すように、素地板6を適当な長さに切断して、この切 断したものを、昇降台7と固定歯8とを備えたトムソン9にかけることにより、 ベース板2の第3中間体ともいうべき素材板10を多数枚得る。この段階で素材 板10はベース板2に対応した面積と厚さ寸法に設定されている。
【0037】 次いで、図6(D)に示すように、上型11と昇降式下型12とを備えたプレ ス装置13を使用して、加熱下で加硫プレスを行うことにより、素材板10を架 橋構造としてゴムとしての性質に改善する。この場合、各素材板10の所定位置 に別途製造しておいた固体の発光体3を載せ、これら発光体3が載せられた素材 板10を複数枚重ね合わせて下型12に載せ、その状態で加硫プレスを行う。
【0038】 加熱温度は一般に150〜200℃である。プレス時間は素材板10の枚数や 全体の厚さによって異なっており、5〜60分の範囲であることが多い。
【0039】 この加硫プレス工程により、図7(B)に示すように、各素材板10が一体に 融合した状態の素材ブロック(ゴムブロック)14が形成される。この素材ブロ ック14はベース板2の第4中間体ともいうべきもので、加圧により、素材ブロ ック14の内部には、各素材板10の位置に対応して発光体3が埋設されている 。また、発光体3は、加熱下の挟圧作用により、素材ブロック14に一体に溶着 した状態になる。
【0040】 それから、図7(C)に示すように、素材ブロック14を各ベース板2の厚さ ごとにスライス(切断)して、発光体3を表面に露出させる。スライス加工は、 例えば、図7(D)に示すように、一対のローラ15にループ状カッター16を 巻掛けしたバンドナイフ装置17によって行うことができる。もちろん、他の切 断装置でスライス加工しても良い。
【0041】 加硫によって素材ブロック14の表面にはゴム層が析出した状態になるため、 素材ブロックの上面のゴム層14aをスライスして除去する。これは、最上段の ベース板2の上面にコルク含有層を露出させるためである。
【0042】 なお、素材板10の厚さ寸法T′は、加硫プレス工程での厚さの変化を考慮し て設定すればよいが、現実には、ベース板2の厚さ寸法さとほぼ同じ寸法に設定 されている。
【0043】 素材ブロック14のスライス加工により、ベース板2は所定の厚さに加工され ているが、プレス加工のために外形寸法は不揃いになっている。そこで、トムソ ン等の切断装置(図示せず)を使用して、不要な縁を切除して外形寸法を整える 。これによって床材1が完成する。
【0044】 (3).第2実施形態(図8〜図9) 図8及び図9では、発光体3をベース板2の表裏に露出させた第2実施形態及 びその製法を示している。
【0045】 このうち図8に示す例では、加硫プレス工程に先立って、各素材板10に、そ の表裏に貫通した穴18を空けておき、各素材板10の穴18に、素材板10と 同じ厚さに形成した固体状の発光体3を嵌め込んで、加硫プレスしたのちスライ スすることによって製造される。なお、発光体3の厚さ寸法は、加硫プレスに際 しての加圧変形を考慮して、素材板10よりも多少は厚くしたり薄くしたりする ことは可能である。
【0046】 図9のうち(A)に示す例では、表裏に貫通する穴18が空けられた素材板1 0を揃えて重ね合わせ、この素材板10における積層体の穴18に、当該積層体 の厚さ寸法に形成した発光体の連続体3′を嵌め込み、その状態で加硫プレスし てからスライスすることによって製造される。
【0047】 また、図9のうち(B)に示す例では、(A)と同様の素材板10の積層体に おける穴18に、液状の発光体材料19を流し込み、それから加硫プレスしてい る。
【0048】 固体状の発光体3を製造する方法としては、例えば、シリコーン樹脂(シリコ ーンゴム)等の合成ゴムを基材とする場合は、ゴム原料を混練する工程で蓄光剤 (必要に応じて反射材も)を混入し、型に充填して加硫工程等の工程を行ったり 、蓄光剤入りのゴム板を製造してからこれをトムソン等によって型抜きしたりす れば良い。
【0049】 また、蓄光剤が練り込まれた樹脂ペレットを材料として射出成形法又は加圧成 形法によって製造したり、或いは、押し出し加工等でシート状に形成した材料板 をプレスやパンチングマシン等にて打ち抜くなど、様々の方法を採用できる。
【0050】 (4).第3実施形態(図10〜図11) 図10及び図11に示す第3実施形態では、発光体3を断面台形状に形成する ことによって抜け防止を図っている。
【0051】 このうち図10に示す例では、ベース板2と同じ厚さの素材板10に底付きの 穴18を予め空けておき、その穴18に固体状の発光体3を嵌め込んでから加硫 プレスするにおいて、発光体3を断面台形状に形成しておき、加硫プレスの工程 で素材板10の肉を発光体3の側面に寄せることにより、穴18を蟻溝の形状に 変形させている。
【0052】 図11に示す例では、穴18が開いた素材板10aと穴無の素材板10bとの 2枚の素材板10を1セットとして1枚のベース板2を形成するにおいて、発光 体3を断面台形状に形成しておくことにより、加硫プレス後に穴18を蟻溝状に 変形させている。
【0053】 図10及び図11の例とも、発光体3は断面凸型であっても良い。また、発光 体3はその全周にわたって断面台形や凸型に形成する必要はなく、一部だけを台 形状や凸形に形成しても良い。
【0054】 言うまでもないが、他の実施形態でも、発光体3を断面台形状や断面凸型に形 成することは可能である。
【0055】 (5).第4実施形態(図12) 図12に示す第4実施形態では、ベース板2の表面側と裏面側とにそれぞれ発 光体3が埋め込まれたタイプの床材1とその製造工程とを示している。
【0056】 すなわちこの実施形態は、(A)に示すように、穴18に発光体3を埋め込ん だ素材板10aと穴なしの素材板10bとを交互に重ね合わせて、これを加硫プ レスすることにより、(B)に示すように、上下に所定間隔で発光体3が埋設さ れた素材ブロック14を形成し、次いで、(C)に示すように、素材ブロック1 4を、発光体3が半分の厚さに切断されるようにしてスライスすることにより、 ベース板2の表面側と裏面側とに発光体3が埋め込まれた床材1を得るようにし たものである。
【0057】 本実施形態では、ベース板2の表面側の発光体3と裏面側の発光体3とを対称 に配置して、発光体3で構成される図柄が表裏で同じになるようにしており、こ のため、床材1は表裏のどちらを上にしても敷設することができる。また、発光 体3はベース板2を貫通していないため、発光体3と穴18との間に隙間が生じ ても、清掃用等の水が床スラブに伝わる不具合も生じない。
【0058】 (6).第5実施形態(図13) 図13に示すのは第5実施形態であり、この実施形態では、(A)に示すよう に、ベース板2を平面視で二等辺三角形に形成している。
【0059】 例えば(B)に示すように、ベース板2に適宜形状の多数の発光体3を散点状 等の配置で埋設することにより、1枚の床材1の表面が全体として一つの色彩に 発光する状態としている。そして、(A)において縦線表示と横線表示とで区別 して示すように、異なる色彩に発光する床材1を用意しておき、これらの色彩の 異なる床材1を組み合わせて敷設することにより、床に一種のモザイク模様を施 している。
【0060】 (7).その他 本考案は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。
【0061】 例えば、ベース板(板材)の平面形状は四角形や三角の他に、六角形や菱形な どの様々の形状を選択することができる。また、ベース板をキャラクターの形状 に切り抜くなどしても良い。発光体の色(基材である樹脂やゴム等の色及び発光 剤の発光色)も様々に設定できる。
【0062】 また、本考案は床材のみならず、建物の壁材や天井材など、様々の分野の板材 に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における床材の斜視図である。
【図2】他の図柄の発光体製表示を施した床材の平面図
である。
【図3】更に他の図柄の発光体製表示を施した床材の斜
視図である。
【図4】図1のIV−IV視断面図である。
【図5】図3の V-V視断面図である。
【図6】第1実施形態に係る板材(床材)の製造工程の
一部を示す図である。
【図7】第1実施形態に係る板材(床材)の製造工程の
一部を示す図である。
【図8】第2実施形態及びその製造工程を示す図であ
る。
【図9】第2実施形態の変形例及び製造工程を示す図で
ある。
【図10】第3実施形態及び製造工程を示す図である。
【図11】第3実施形態の変形例及び製造工程を示す図で
ある。
【図12】第4実施形態及び製造工程を示す図である。
【図13】第5実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 板材の一例としての床材 2 ベース板 3 蓄光性の発光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福島 三郎 大阪市北区中津1丁目18番8号 NPビル 301号室 株式会社日本テクマ 内 (72)考案者 亀山 洋 大阪市城東区鴫野西1丁目2番7号 ダイ ナガ株式会社 内 (72)考案者 橋本 昭一 大阪市北区中津7丁目4番8号 昭和電気 株式会社 内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴムに無数のコルク粒を混入したコルク−
    ゴム質板から成るベース板に、暗闇での表示となる蓄光
    性の発光体を、ベース板の表面と同一面をなす状態で露
    出するようにして埋め込んでいることを特徴とする板
    材。
  2. 【請求項2】前記発光体がベース板の裏面にも露出して
    いることを特徴とする請求項1に記載した板材。
  3. 【請求項3】前記発光体は、前記ベース板をその厚さ方
    向に塑性変形させた状態でベース板に埋め込まれている
    ことを特徴とする請求項1に記載した板材。
  4. 【請求項4】前記発光体は、照射された光を再帰反射ま
    たは乱反射もしくは鏡面反射のように反射させる性質を
    もつ材料を含んでいることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のうちのいずれかに記載した板材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013504079A (ja) * 2009-09-01 2013-02-04 ルフトハンザ・テッヒニク・アクチェンゲゼルシャフト 避難経路標識の製造方法ならびに避難経路標識

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