JP3071412U - 防臭排水口 - Google Patents
防臭排水口Info
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- JP3071412U JP3071412U JP2000002104U JP2000002104U JP3071412U JP 3071412 U JP3071412 U JP 3071412U JP 2000002104 U JP2000002104 U JP 2000002104U JP 2000002104 U JP2000002104 U JP 2000002104U JP 3071412 U JP3071412 U JP 3071412U
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- Japan
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- drainage
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- partition plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】砂や汚泥が溜まらない、防臭に優れた排水部品
を提供する。 【構成】パイプを2分し渦巻き状に排水を流し、先端の
円筒部に設けたフタで臭気を遮断することを特徴とす
る。
を提供する。 【構成】パイプを2分し渦巻き状に排水を流し、先端の
円筒部に設けたフタで臭気を遮断することを特徴とす
る。
Description
【0001】
この考案は排水設備に使用する部品である。排水用パイプの上端又は排 水パイプの中途に接続して使用する。
【0002】
従来は防臭タイプとして排水パイプ上端に、下部をL型に内側に折り曲 げ、釣り鐘状の部品をはめ込み、L型部分に水を溜める目皿を用いてい た。
【0003】
これは次の様な欠点があった。 (イ)排水が長期間行われないと、L型部の水が蒸発し、パイプ内の臭 気が漏れる。 (ロ)L型部に髪の毛や糸くずや汚泥が溜まり易く排水に支障がある。 (ハ)掃除をしなければ、汚泥が臭気を発する様になる。 (ニ)排水パイプの下流にトラップ部があればパイプ内の空気圧で排水 がスムーズに行われない。 (ホ)排水パイプの直径より大きな構造である。 (ヘ)先端部に用いるもので、排水パイプの中途で使用出来ない。 (ト)高価である。 本考案はこれらの欠点を除く為になされたものである。
【0004】
円筒状の本体(1)の中心を通る仕切板(2)を設け、仕切板(2)の 左右の上端から円筒内部に沿って右下方へ渦巻状の2個の導水部(3) を設ける。仕切板(2)と導水部(3)が交わる位置にそれぞれ流出口 (4)を設け、流出口(4)を通り導水部(3)の延長上に先端を斜め に切断した円筒部(5)を設ける。次に2個の円筒部(5)に輪状の締 付部(6)をそれぞれ設け、締付部(6)に設けたネジ(7)を蝶番と するフタ(8)を設ける。 本考案は以上の構成よりなる防臭排水口である。
【0005】
本考案の防臭排水口を使用する場合はつぎのようになる。 排水の状況により二つの使用法がある。一つは流し台や洗濯機のホース による排水であり、この場合はパイプ上端に本考案を接着剤で取り付け 上部にホースをさしこんで使用する。他方浴室など床面に広がった水を 集め排水する場合は、パイプ上端に本考案を取り付け、上部を筒型の目 皿でふさぐ。 上部より流れ込んだ排水は左右の導水部(3)を通り流出口(4)を抜 け円筒部(5)先端のフタ(8)を押し上げ、下方へ流れ落ちる。排水 が終わればフタ(8)は閉じパイプ下部の空気を遮断し、防臭の効果が ある。
【0006】
以下本考案の実施例について説明する。 (イ)円筒状の本体(1)の中心を通る仕切板(2)を設ける。 (ロ)仕切板(2)の上端の左右から円筒内部に沿って右下方へ2個の 導水部(3)を設ける。 (ハ)仕切板(2)の下部と導水部(3)の下部が交わる位置にそれぞ れ流出口(4)を設ける。 (ニ)流出口(4)を通り導水部(3)の延長上に、先端を斜めに切断 した円筒部(5)を設ける。 (ホ)円筒部(5)に輪状の締付部(6)を設ける。 (ヘ)締付部(6)にネジ(7)を設け、ネジ(7)を蝶番とするフタ (8)を円筒部(5)の口に設ける。 本考案は以上の構成であり、流し台や洗濯機の排水は排水パイプ上端に 取り付けた本考案の上部にホースを差し込んで使用する。又、浴室等の 床面からの排水は排水パイプ上部に本考案を取り付け、上部に筒型の目 皿をかぶせて使用する。本体上部から流れ込む排水は導水部(3)を通 り、円筒部(5)に流れ込み先端のフタを押し上げ、パイプ下部に流れ 出る。排水が終われば、フタは閉じパイプ内の臭気を遮断する。
【0007】
(イ)防臭だけでなく防虫効果もある。 (ロ)水による空気の遮断と違い、長期間使用しなくても、防臭効果が ある。 (ハ)構造が簡単で砂・髪の毛・糸屑・汚泥が溜まらない。 (ニ)流し台や洗濯機等のホースによる排水に対して、特別な装置を用 いず、ホースを差し込むだけの使用ですむ。 (ホ)排水パイプの途中でも、パイプが垂直であれば取り付け出来る。 (ヘ)排水が右回転の渦状にスムーズに流れる。 (ト)市販の接着剤で接着出来る。 (チ)安価に製造出来る。
【図1】本考案の断面図である。
【図2】本考案の斜視破断図である。
【図3】締付部(6)の斜視図である。
【図4】フタ(8)の斜視図である。
(1)本体 (2)仕切板 (3)導水部
(4)流出口 (5)円筒部 (6)締付部 (7)ネジ
(8)フタ
(4)流出口 (5)円筒部 (6)締付部 (7)ネジ
(8)フタ
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)円筒状の本体(1)の中心を通る仕
切板(2)を設ける。 (ロ)仕切板(2)の上端の左右から、円筒内部に沿っ
て右下方へ渦巻状の2個の導水部(3)を設ける。 (ハ)仕切板(2)の下部と導水部(3)の下部が交わ
る位置にそれぞれ流出口(4)を設ける。 (ニ)流出口(4)を通り導水部(3)の延長上に、先
端を斜めに切断した円筒部(5)をそれぞれ設ける。 (ホ)2個の円筒部(5)に輪状の締付部(6)を設け
る。 (ヘ)締付部(6)にネジ(7)を設け、ネジ(7)を
蝶番とし円筒部(5)の切断面を覆うフタ(8)を設け
る。 以上の構成からなる防臭排水口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002104U JP3071412U (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 防臭排水口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002104U JP3071412U (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 防臭排水口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071412U true JP3071412U (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=43204758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002104U Expired - Fee Related JP3071412U (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 防臭排水口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071412U (ja) |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000002104U patent/JP3071412U/ja not_active Expired - Fee Related
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