JP3071183U - テーブル - Google Patents

テーブル

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JP3071183U
JP3071183U JP2000000871U JP2000000871U JP3071183U JP 3071183 U JP3071183 U JP 3071183U JP 2000000871 U JP2000000871 U JP 2000000871U JP 2000000871 U JP2000000871 U JP 2000000871U JP 3071183 U JP3071183 U JP 3071183U
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JP
Japan
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deck
person
decks
legs
divided
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JP2000000871U
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Inventor
実 日下
Original Assignee
株式会社和光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の人が特定の位置に座って人間関係が固
定化するという弊害がなく、かつ、1人1人が使用でき
るスペースが明確で隣を気にすることなく食事等をする
ことができ、さらに、介助者が介助するのに便利なテー
ブルを提供する。 【解決手段】 平面形状が正六角形を呈し、かつ、その
相対向する2つの角部を結ぶ対角線位置で2つに分割可
能な甲板1を有し、その分割可能な甲板1を構成する2
枚の半甲板1a,1bにおけるそれぞれの角部に脚2を
取り付け、それら半甲板1a,1bを互いに位置や向き
を変更して配置可能としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はテーブル、特に老人ホーム等に備えて食事等をするのに最適なテーブ ルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテーブルの甲板は四角形又は円形が一般的であった。
【0003】 老人ホーム等ではテーブルの周囲に複数の椅子を配して、同一テーブルで複数 の人が一緒に食事などをすることが多い。そして、テーブルの甲板が四角形の場 合は同じ席に同じ人が座る傾向があり、すなわち、テーブルの特定の場所が特定 の人の専用となって、隣に座る人がいつも同じで、特定の人だけと親しくなって 、人間関係が固定化するという弊害がある。これに対して、甲板が円形のテーブ ルは、座る位置が固定せず、毎回座る位置が異なる傾向があるので、特定の人だ けでなく皆と親しくなれる機会があって、人間関係が固定化しにくいという利点 がある。しかしながら、1人1人が自分の使用できるスペースが定かでないので 、隣と接近し過ぎて互いに肘がぶつかったりするという弊害がある。
【0004】 また、甲板が四角形のテーブルと、甲板が円形のテーブルは、いずれも、介助 者が隣にしか座ることができないので、介助に不便であるという不満がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、特定の人が特定の位置に座って人間関係が固定化するという 弊害がなく、かつ、1人1人が使用できるスペースが明確で隣を気にすることな く食事等をすることができ、さらに、介助者が介助するのに便利なテーブルの提 供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案のテーブルは、平面形状が正六角形を呈し 、かつ、その相対向する2つの角部を結ぶ対角線位置で2つに分割可能な甲板1 を有し、その分割可能な甲板1を構成する2枚の半甲板1a,1bにおけるそれ ぞれの角部に脚2を取り付け、それら半甲板1a,1bを互いに位置や向きを変 更して配置可能としたことを特徴とする、という構成を採るものである。
【0007】 なお、上記の本考案のテーブルは、甲板1の下面側において隣接する2本の脚 2の間に幕板やエプロンなどと称される部材を架設する代わりに、各脚2の上端 部の側面に補強リブ3を設けることが好ましい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、甲板1は平面 形状を正六角形とする。6人程度が一緒に食事等をするのに最適な人数だからで ある。また、その一辺の長さは90cm以上とすることが好ましい。90cm以 上あれば、甲板1の上に両肘を載せても、その肘が隣の人の肘とぶつからない程 度の余裕ができるからである。
【0009】 甲板1は相対向する2つの角部を結ぶ対角線位置で分割可能とする。すなわち 、甲板1は平面形状がそれぞれ台形を呈する2枚の半甲板1a,1bに分割でき るようにする。換言すれば、甲板1は平面形状がそれぞれ台形を呈する2枚の半 甲板1a,1bを合体することにより構成される。
【0010】 2枚の半甲板1a,1bはそれぞれ下面側の角部に脚2を立設する。すなわち 、脚2は各半甲板1a,1bに4本づつ、合計8本を取り付ける。したがって、 各半甲板1a,1bはそれぞれ独自に4本の脚2で支持されるので、分割しても 傾倒することはない。
【0011】 甲板1の高さは約68cm程度が好ましい。しかしながら、高さが異なるタイ プを複数種類備えることが望ましい。
【0012】 隣接する2本の脚2の間隔は、その間に車椅子のフットレストが余裕をもって 入れる幅にすることが好ましい。例えば、2本の脚2の間隔は約60cm以上に することが好ましい。
【0013】 ところで、一般的なテーブルは、甲板の下面側において隣接する2本の脚の間 に幕板又はエプロンなどと称される部材を架設しているが、甲板の下に車椅子を 入れようとすると、それらに車椅子の肘掛けが当たって邪魔になるという問題が ある。そこで幕板やエプロンを無くして、その代わりに、各脚2の上端部におけ る反対側の2側面にそれぞれ補強リブ3を設けることが好ましい。
【0014】 甲板1、脚2及び補強リブ3の材料は、木、プラスチック、金属等自由である が、人に優しいという点で木が最も好ましい。
【0015】 甲板1は上記のように分割可能なので、半甲板1a,1bの位置や向きを、図 4乃至図6に示すように変更することができる。そして、例えば、図4に示すよ うに一方の半甲板1aに対して他方の半甲板1bの位置をずらすと、介助者が隣 ではなく斜め前方に位置して(介助者と被介助者の位置を一点鎖線による円で示 している)介助することができる。
【0016】
【考案の効果】
請求項1記載の本考案のテーブルは、上記のように、平面形状が正六角形を呈 するので、円形のテーブルと同様に人間関係が固定化しにくいという利点がある ので特定の人だけでなく皆と親しくなれる機会に恵まれる。また、6人がテーブ ルの周囲に輪状に座ることにより、お互いの顔をよく見ることができ、お互いに 楽しく食事等をすることができる。また、甲板が四角形の場合は、座る位置によ って人間関係が序列化する傾向があるが、甲板が正六角形の場合は、どの位置に 座っても皆が対等であり、人間関係が序列化する弊害がない。また、甲板が正六 角形を呈することにより、その周囲に座る人がそれぞれ一辺の長さを自分の占有 できるスペースとして認識できるので、隣の人と肘がぶつかり合うまで接近し過 ぎるようなことがなく、各自が充分な余裕をもって食事等をすることができる。 また、甲板は分割できて、その半甲板の位置や向きを変更できるので、食事やそ の他の作業をする場合に、甲板の全体形状をそれらに最も適した形状にすること ができる。そして、甲板の形状を介助者が介助しやすい形状にすることもできる ので、介助者が楽になるという利点もある。
【0017】 次に、請求項2記載の本考案のテーブルは、上記の請求項1記載のテーブルが 奏する効果に加えて、甲板の下面側において隣接する2本の脚の間に幕板やエプ ロンなどと称される部材を架設しないので、甲板の下に車椅子を入れるときに、 その車椅子の肘掛けが幕板やエプロンに当たって邪魔になるという弊害がなく、 また、幕板やエプロンを設けなくとも、その代わりに、各脚の上端部の側面に補 強リブを設けるので、各脚がぐらぐらしないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】右側面図である。
【図4】甲板を変形した状態の平面図である。
【図5】甲板を変形した状態の平面図である。
【図6】甲板を変形した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 甲板 1a 半甲板 1b 半甲板 2 脚 3 補強リブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形状が正六角形を呈し、かつ、その
    相対向する2つの角部を結ぶ対角線位置で2つに分割可
    能な甲板1を有し、その分割可能な甲板1を構成する2
    枚の半甲板1a,1bにおけるそれぞれの角部に脚2を
    取り付け、それら半甲板1a,1bを互いに位置や向き
    を変更して配置可能としたことを特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】 甲板1の下面側において隣接する2本の
    脚2の間に幕板やエプロンなどと称される部材を架設す
    る代わりに、各脚2の上端部の側面に補強リブ3を設け
    た請求項1記載のテーブル。
JP2000000871U 2000-02-21 2000-02-21 テーブル Expired - Lifetime JP3071183U (ja)

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