JP3071073U - テレスコカバー用緩衝体。 - Google Patents
テレスコカバー用緩衝体。Info
- Publication number
- JP3071073U JP3071073U JP2000002160U JP2000002160U JP3071073U JP 3071073 U JP3071073 U JP 3071073U JP 2000002160 U JP2000002160 U JP 2000002160U JP 2000002160 U JP2000002160 U JP 2000002160U JP 3071073 U JP3071073 U JP 3071073U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- elastic body
- buffer
- foamed rubber
- shock absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のカバーボックスの伸縮方向の運動の終わ
りに連結体が互いに衝突して停止する停止運動を、所定
の長さ有する板状芯金の片側又は両側部面の長手方向に
沿って、細長いマイクロ発泡ゴム状弾性体を設けてなる
緩衝体とストッパーを組み合わせてカバーボックスに装
着して衝撃を吸収する。 【構成】緩衝体は、ゴム状弾性体よりなる、断面マイク
ロ発泡状の紐状のマイクロ発泡ゴム状弾性体を芯金の片
側又は両側面に設けた構造で、その緩衝体のマイクロ発
泡ゴム状弾性体が隣接するカバーボックスに設けたスト
ッパーとの間で接圧してカバーボックスの伸縮運動を行
うもので、マイクロ発泡ゴム状弾性体の働きで衝撃を効
率よく吸収する緩衝体。
りに連結体が互いに衝突して停止する停止運動を、所定
の長さ有する板状芯金の片側又は両側部面の長手方向に
沿って、細長いマイクロ発泡ゴム状弾性体を設けてなる
緩衝体とストッパーを組み合わせてカバーボックスに装
着して衝撃を吸収する。 【構成】緩衝体は、ゴム状弾性体よりなる、断面マイク
ロ発泡状の紐状のマイクロ発泡ゴム状弾性体を芯金の片
側又は両側面に設けた構造で、その緩衝体のマイクロ発
泡ゴム状弾性体が隣接するカバーボックスに設けたスト
ッパーとの間で接圧してカバーボックスの伸縮運動を行
うもので、マイクロ発泡ゴム状弾性体の働きで衝撃を効
率よく吸収する緩衝体。
Description
【0001】 本考案は、衝撃を緩和しつつカバーの伸張又は伸縮作動をする事を特徴とする 、緩衝体付き連結装置に関する。
【0002】 従来よりゴム状弾性体をクッション装置として用いる事は知られている。一般 的には許容スペースが十分確保できる場合が多く、ゴム状弾性体によるクッショ ン材の厚さや硬度を選択する事により、クッション効果を適度に発揮できるが、 テレスコカバーの数個のカバーボックスを含むテレスコープ式に伸縮自在なカバ ーの如く、積層されたカバー間の隙間が僅かであり、カバー伸張時に於いては、 その僅かな隙間にゴム状弾性体によるクッション材を配設する必要があったが、 僅かなスペースの為、有効なクッション効果を得る事は困難で有った。特に、衝 撃、振動、騒音等の発生を和らげるには効果が不十分で、工作機械の効率を高め るべく高速走行速度となると、緩衝体としての機能に限界があつた。
【0003】 本考案はかかる問題を解決するため鋭意研究し得られたもので、テレスコカバ ーの数個のカバーボックスを含むテレスコープ式に伸縮自在なカバーを伸縮する 為の緩衝体付き連結装置であって、その緩衝体は板状芯金の片側側部面の長手方 向に沿って、マイクロ発泡ゴム状弾性体を接合した伸張用緩衝体の請求項1の方 式、又、板状芯金の両側側部面の長手方向に沿って、マイクロ発泡ゴム状弾性体 を接合した伸張・圧縮両用の請求項2の方式、及び板状芯金に接合した、緩衝体 に関するものである。前記、伸縮自在なカバーの一部に上記緩衝体をカバーの伸 縮方向に対して直角方向になる如く止着し、その緩衝体のマイクロ発泡ゴム状弾 性体に対向して、隣設する伸縮自在なカバーに設けたストッパー部が上記緩衝体 のマイクロ発泡ゴム状弾性体に衝突、圧接する如くなした、テレスコープ式に伸 縮自在なカバーを連結移動するための緩衝体付き連結装置に関するものである。 前記、緩衝体は所定の長さ有する板状芯金の片側側部面又は両側側部面の長手方 向に沿って、マイクロ発泡ゴム状弾性体を設けた構造であり、その緩衝体を構成 する前記芯金の片側側部面又は両側面部に配設した前記緩衝体に対向して衝突、 接圧するストッパーを隣設する伸縮自在なカバーに設けることにより、衝撃を緩 和しつつカバーの伸縮をする事を特徴とする緩衝体付き連結装置である。以下図 面に従って一実施例について説明する。
【0004】 請求項1に関する実施例を説明する断面図、図1,図2,図3,図6, 請求 項2に関する実施例を説明する断面図、図4,図5,図7に示すマイクロ発泡ゴ ム状弾性体より成る緩衝体は、数個のカバーボックス1−1,1−2,1−3を 含むテレスコープ式に伸縮自在なカバーのための連結装置を構成するものであっ て、各カバーボックスが縮む方向及び伸びる方向の運動の際、緩衝体付き連結装 置が互いに衝突して行う運動を、ストッパーとマイクロ発泡ゴム状弾性体A1又 はA2を設けた緩衝体により衝撃を吸収し、騒音、振動を和らげる事を狙いとす るものである。
【0005】 図1の断面図に於いて、カバーボックス1−1,1−2,1−3を図の如く重 ね合わせ各カバーボックス間に於いて、カバーボックス1−1の下右端部に板状 芯金(以下芯金と言う)BにワイパーC及びマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを設け た緩衝体1−Aを止着し、カバーボックス1−1の下左端部にストッパーD1を 設け、カバーボックス1−2の下右端部に芯金BにワイパーC及びマイクロ発泡 ゴム状弾性体Aを設けた緩衝体2−Aを止着し、カバーボックス1−2の下左端 部にストッパーD2と、上左端部に芯金Bとマイクロ発泡ゴム状弾性体Aよりな る緩衝体2−Bを設け、カバーボックス1−3の上左端部に芯金Bとマイクロ発 泡ゴム状弾性体Aよりなる緩衝体3−Bをそれぞれ止着してなり、カバーボック ス1−1,1−2間に於いて、カバーボックス1−2に設けた緩衝体2−Bはカ バーボックス1−1に設けた緩衝体1−AとストッパーD1との間で、カバーボ ックスの伸縮運動に際して常にマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを介して接圧する如 く成す事によって衝撃を吸収する。 カバーボックス1−2,1−3間についても説明を省略するが同様に緩衝体とス トッパーがマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを介して接圧する如く成している。尚、 緩衝体2−Bは緩衝体1−Aに対してはストッパーとして働く。同様に緩衝体3 −Bは緩衝体2−Aに対してストッパーとして働く。
【0006】 図2の断面図は図1の場合の変形方式で図1に於けるストッパーD1,D2を 緩衝体1−D,2−Eに置き換えた方式で基本的には説明を略すが図1と同様の 働きをする。図3の断面図は上記緩衝体1−A,2−A,2−B,3−Bの総称 緩衝体K−1で、芯金Bにマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを一体に形成した状態を 示す。尚接着処理及び溶着方法についての本考案者の実施例を後述する。
【0007】 図4の断面図は請求項2に関するもので、カバーボックス1−1,1−2,1 −3を図の如く重ね合わせ各カバーボックス間に於いて、カバーボックス1−1 の下右端部に芯金BにワイパーCを設けたストッパー1−Fを止着し、カバーボ ックス1−1の下左端部にストッパーD1を設け、カバーボックス1−2の下右 端部に芯金BにワイパーCを設けたストッパー2−Fを止着し、カバーボックス 1−2の下左端部にストッパーD2と、上左端部に芯金Bの両側面にマイクロ発 泡ゴム状弾性体Aを設けてなる緩衝体2−Gを設け、カバーボックス1−3の上 左端部に芯金Bの両側面にマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを設けてなる緩衝体3− Eを止着してなり、カバーボックス1−2および1−3の上左端に設けた緩衝体 2−G及び3−Eがそれぞれ対向するカバーボックス1−1及び1−2に設けた 前記ストッパー1−F,D1及び2−G,D2間にあって、カバーボックスの伸 縮運動に際して常にマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを介して接圧する如く成す事に よって衝撃を吸収する構造をなす。
【0008】 本考案者の芯金Bにマイクロ発泡ゴム状弾性体Aを止着する実施例を以下に示 す。芯金をS45Cのフラットバーとし、マイクロ発泡ゴム状弾性体Aをマイク ロ発泡ポリウレタンシートとし、フラットバーの接着面に、(株)東洋化学研究 所製メタロックUA(商品名)を塗布し、マイクロ発泡ポリウレタンシートとフ ラットバーとを接合する事により、非常に優れた衝撃吸収能力を発揮する緩衝体 を得る事ができた。
【図1】 カバーボックスに装着した請求項1記載の
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
【図2】 カバーボックスに装着した請求項1記載の
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
【図3】 本考案の請求項1記載の緩衝体の断面図。
【図4】 カバーボックスに装着した請求項2記載の
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
緩衝体及びストッパーによる連鎖機構を示す断面図。
【図5】 本考案の請求項2記載の緩衝体の断面図。
【図6】 本考案の請求項1記載の緩衝体の斜視図。
【図7】 本考案の請求項2記載の緩衝体の斜視図。
1−1,1−2,1−3・・・・カバーボックス、1−
A,2−A,2−B,3−B,1−D,2−D,2−
E,3−D・・・・芯金の片側面マイクロ発泡ゴム状弾
性体A付き緩衝体、D1,D2,1−C,2−C・・・
・芯金の片側面マイクロ発泡ゴム状弾性体A付き緩衝体
のストッパー、B・・・・芯金、C・・・・ワイパー、
K−1・・・・請求項1の芯金の片側面マイクロ発泡ゴ
ム状弾性体A付き緩衝体の総称
A,2−A,2−B,3−B,1−D,2−D,2−
E,3−D・・・・芯金の片側面マイクロ発泡ゴム状弾
性体A付き緩衝体、D1,D2,1−C,2−C・・・
・芯金の片側面マイクロ発泡ゴム状弾性体A付き緩衝体
のストッパー、B・・・・芯金、C・・・・ワイパー、
K−1・・・・請求項1の芯金の片側面マイクロ発泡ゴ
ム状弾性体A付き緩衝体の総称
Claims (2)
- 【請求項1】テレスコカバーの数個のカバーボックスを
含むテレスコープ式に伸縮自在なカバーを伸縮する為の
緩衝体付き連結装置であって、その緩衝体は板状芯金の
片側側部面の長手方向に沿って、細長いマイクロ発泡ゴ
ム状弾性体を接合したものであって、前記伸縮自在なカ
バーの一部に上記緩衝体をカバーの伸縮方向に対して直
角方向になる如く止着し、その緩衝体のマイクロ発泡ゴ
ム状弾性体に対向して、隣設する伸縮自在なカバーに設
けたストッパー部が上記緩衝体のマイクロ発泡ゴム状弾
性体に衝突、圧接する如くなした、テレスコープ式に伸
縮自在なカバーを連結移動するための緩衝体付き連結装
置に於いて、 前記、緩衝体は所定の長さを有する板状芯金の片側側部
面の長手方向に沿って、細長いマイクロ発泡ゴム状弾性
体を接合してなり、その緩衝体を伸縮自在なカバーの一
部に、その伸縮方向に対して直角方向に配設止着し、そ
の緩衝体を構成する前記芯金の片側側部面に配設した細
長いマイクロ発泡ゴム状弾性体に対向して衝突、接圧す
るストッパーを隣設する伸縮自在なカバーに設けること
により、衝撃を緩和しつつカバーの伸張作動をする事を
特徴とする、板状芯金の片側側部面の長手方向に沿っ
て、細長いマイクロ発泡ゴム状弾性体を止着してなる緩
衝体。 - 【請求項2】テレスコカバーの数個のカバーボックスを
含むテレスコープ式に伸縮自在なカバーを伸縮する為の
緩衝体付き連結装置であって、その緩衝体は板状芯金の
両側側部面の長手方向に沿って、細長いマイクロ発泡ゴ
ム状弾性体を接合したものであって、前記伸縮自在なカ
バーの一部に上記緩衝体をカバーの伸縮方向に対して直
角方向になる如く止着し、その緩衝体のマイクロ発泡ゴ
ム状弾性体に対向して、隣設する伸縮自在なカバーに設
けたストッパー部が上記緩衝体のゴム状弾性体に衝突、
圧接する如くなした、テレスコープ式に伸縮自在なカバ
ーを連結移動するための緩衝体付き連結装置に於いて、 前記、緩衝体は所定の長さ有する板状芯金の両側側部面
の長手方向に沿って、細長いマイクロ発泡ゴム状弾性体
を接合してなり、その緩衝体を伸縮自在なカバーの一部
に、その伸縮方向に対して直角方向に配設止着し、その
緩衝体を構成する前記芯金の両側側部面に配設した細長
いマイクロ発泡ゴム状弾性体に対向して衝突、接圧する
ストッパーを隣設する伸縮自在なカバーに設けることに
より、衝撃を緩和しつつカバーの伸縮作動をする事を特
徴とする、板状芯金の両側側部面の長手方向に沿って、
細長いマイクロ発泡ゴム状弾性体を止着してなる緩衝
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002160U JP3071073U (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | テレスコカバー用緩衝体。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002160U JP3071073U (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | テレスコカバー用緩衝体。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071073U true JP3071073U (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=43204429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002160U Expired - Fee Related JP3071073U (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | テレスコカバー用緩衝体。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071073U (ja) |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000002160U patent/JP3071073U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3887223A (en) | Collision energy dissipation apparatus for a passenger motor vehicle | |
KR102114061B1 (ko) | 어린이 카 시트 에너지 흡수 및 댐핑 장치 | |
US3494607A (en) | Impact energy absorbing fluid cushion structure | |
JP5684844B2 (ja) | スプリング式衝撃吸収装置 | |
JP2010125858A (ja) | 衝撃吸収部材 | |
US6422290B1 (en) | Damping device for telescopic guards | |
JP5020519B2 (ja) | 車両用バンパ構造 | |
JP3071073U (ja) | テレスコカバー用緩衝体。 | |
US8141917B2 (en) | Energy absorption impact system for motor vehicles | |
JP2008013124A (ja) | 対人保護用エネルギー吸収部材 | |
KR20100024761A (ko) | 차량용 크래쉬 박스 | |
JP3066084U (ja) | テレスコカバ―用緩衝体。 | |
JP3067052U (ja) | テレスコカバ―用緩衝体。 | |
KR200433327Y1 (ko) | 건물용 주차 보호대 | |
KR100932673B1 (ko) | 차량용 크래쉬 박스 | |
KR100932674B1 (ko) | 차량용 범퍼 스테이 | |
KR101800338B1 (ko) | 철도차량 충격흡수장치 | |
CN216401367U (zh) | 一种吸能辅助装置及车辆 | |
JP4863738B2 (ja) | 車両用衝撃吸収体 | |
JP6791773B2 (ja) | 鉄道車両用排障装置及び緩衝板 | |
JP3176091U (ja) | スプリング式衝撃吸収装置 | |
CN214656030U (zh) | 一种钢轨阻尼减振降噪装置 | |
KR101625294B1 (ko) | 다목적의 완충기능을 갖는 레일 | |
TWM605172U (zh) | 火車用橡膠軸簧 | |
JPH0825169A (ja) | テレスコカバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |