JP3071031U - 地下構造物の蓋 - Google Patents

地下構造物の蓋

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JP3071031U
JP3071031U JP2000000731U JP2000000731U JP3071031U JP 3071031 U JP3071031 U JP 3071031U JP 2000000731 U JP2000000731 U JP 2000000731U JP 2000000731 U JP2000000731 U JP 2000000731U JP 3071031 U JP3071031 U JP 3071031U
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JP
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JP2000000731U
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Inventor
弘 木村
Original Assignee
北勢工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下構造物の蓋の上に砂や水が溜まりにく
く、水の場合には自然に流出し、砂の場合も雨水ととも
に自然に流出し、もし溜まっても除去し易やすい蓋を提
供する。 【解決手段】 蓋12の上に凹部を設けず、その上面に
多数の突部13を設け、蓋12が受枠11に嵌合したと
きに、蓋12の外周縁部14の上面が受枠11の上端面
と同一の高さか、または、やや高く、各突部13間の上
面は、蓋12の外周縁部14の上面に直接連続するか、
または他の突部13間の上面を介して蓋12の外周縁部
14の上面に連続し、かつ、蓋12の外周縁部14の上
面の高さと同一か、または高くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は地下構造物の蓋に関するものである。 なお、地下構造物の蓋とは、一般にマンホールと言われるものを含み、下水道 における地下埋設物、地下構造施設等と地上とを通ずる開口部を閉塞する大型鉄 蓋、汚水枡蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開 閉可能な共同溝用鉄蓋、送電用鉄蓋、配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路 面下の埋設導管およびその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する 消火栓蓋、制水弁蓋、空気弁蓋、ガス配管用蓋、量水器蓋等を総称する。
【0002】
【従来の技術】
地下構造物は、受枠1がその上端面が路面と同じ高さに埋設されており、その 受枠1に蓋2を嵌合している。そしてその蓋2は、図2に示すように、その上面 は受枠1の上端面と同じ高さであり、蓋2の上面に、その外周縁部4を残してそ の上面に多数の凹部5を設け、各凹部5間は突部3を形成する。各突部3の上面 は外周縁部4と同一の高さか、または、蓋2の中心方向に順次高くなっている。 従って、蓋2の外周縁部4の面も受枠1の上端面と同一の高さである。
【0003】
【考案により解決しようとする課題】
従来の地下構造物の蓋2は、外周縁部4の高さは、受枠1の上端面の高さと同 じであるので、路面と同じ高さであるが、蓋2の凹部5は、蓋2の外周縁部4お よび受枠1の上端面よりも低いので、凹部5に砂や水がたまり、歩行者や車が滑 り易く危険である。特に冬期に水が溜まると氷となりより滑り易くなり、非常に 危険となる。 また、凹部4に溜まった砂や水の除去は非常に面倒で手数がかかる。
【0004】 この考案は、蓋の上に砂や水がたまりにくく、水の場合には自然に流出し、砂 の場合も多くは雨水とともに自然に流出し、もし溜っても除去し易い地下構造物 の蓋を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
蓋の上面に凹部を設けず、その上面に多数の突部を設け、前記蓋が受枠に嵌合 させたときに、蓋の外周縁部の上面が前記受枠の上端面と同一の高さか、または 、やや高く、前記各突部間の蓋の上面は、蓋の外周縁部の上面に直接連続するか 、または、他の突部間の上面を介して蓋の外周縁部の上面に連続し、かつ、蓋の 外周縁部の上面の高さと同一かまたは高くする。 蓋の上面は、その外周縁より蓋の中央に向かって漸次高するのが好ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下考案の実施の形態を図面により説明する。 受枠11は公知のものを用いる。 蓋12は、上面に、凹部を設けず、多数の突部13を立設する。
【0007】 蓋12の外周縁部14は、従来の蓋2のように環状の突部(外周縁部4)を巡 らさず、蓋12の上面であって、各突部13間に連続するものであり、蓋12を 受枠11に嵌合したときには、外周縁部14の上面は受枠11の上端面と同一の 高さとなり、従って、路面と同じ高さとなる。 なお、外周縁部14の上面は、受枠11の上端面よりもやや高くてもよい。
【0008】 突部13は、平面形状が文字、円、楕円、多角形、または帯状あるいは模様を 形成する形状のいずれのものであってもよい。 ただし、各突部間の蓋12の上面は、他の突部13にさえぎられて凹部を形成 することなく、必ず外周縁部14の面に直接つながるか、またはいずれかの突部 間を介して外周縁部14の面につながるものとする。 そして、蓋12の上面には凹部を設けないので、いずれの突部間の蓋12の上 面もその高さは、蓋12の外周縁と同一かまたは高い。
【0009】 蓋11の上面は平面であってもよいが、砂や水の自然流出のためには、外周円 から中央方向にゆるやかに盛り上がる形状、すなわち、ゆるやかな球面または傾 斜面を形成するのが好ましい。
【0010】 各突部13の高さが同一であってもよいが、滑り防止のためには、高さの異な るものが混在するのが好ましい。 また、突部13の高さは、通行人がつまづかない程度の高さとし、外周縁部1 4に近いもの程低くするのが好ましい。
【0011】
【考案の効果】
この考案に係る蓋は、蓋の上面に凹部がなく、蓋の上に砂や水がたまりにくく 、水の場合には自然に流出し、砂の場合も多くは雨水とともに自然に流出し、も し溜っても除去し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】受枠に蓋を嵌合した状態の要部断面図である。
【図2】従来の地下構造物における、受枠に蓋を嵌合し
た状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 受枠 2 蓋 3 突部 4 外周縁部 5 凹部 11 受枠 12 蓋 13 突部 14 外周縁部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋の上面に凹部を設けず、その上面に多
    数の突部を設け、前記蓋が受枠に嵌合させたときに、蓋
    の外周縁部の上面が前記受枠の上端面と同一の高さか、
    または、やや高く、前記各突部間の蓋の上面は、蓋の外
    周縁部上面に直接連続するか、または、他の突部間の上
    面を介して蓋の外周縁部上面に連続し、かつ、蓋の外周
    縁部上面の高さと同一かまたは高いことを特徴とする地
    下構造物の蓋。
  2. 【請求項2】 蓋の上面が、その外周縁より蓋の中央に
    向かって漸次高いことを特徴とする請求項1に記載の地
    下構造物の蓋。
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