JP3070801U - 古新聞紙等のストッカ― - Google Patents

古新聞紙等のストッカ―

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JP3070801U
JP3070801U JP2000000515U JP2000000515U JP3070801U JP 3070801 U JP3070801 U JP 3070801U JP 2000000515 U JP2000000515 U JP 2000000515U JP 2000000515 U JP2000000515 U JP 2000000515U JP 3070801 U JP3070801 U JP 3070801U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】古新聞紙をストックした状態のままで紐掛けで
きるようにした従来の古新聞紙等のストッカーは紐掛け
作業が案外面倒で、一般新聞紙を4分の1ページ大に畳
んで収納するサイズであるため荷崩れし易い。 【解決手段】古新聞紙53を乗せる甲板13を有した機
台3と、前後2つの固定壁枠5と、起倒自在な左右2つ
の起倒壁枠7と、これら壁枠5、7で四方が囲まれ甲板
13を底面とする矩形のストック空間51を備え、スト
ック空間の平面形状は2分の1ページ大に折り畳んだ一
般新聞紙がほぼぴったり収まる大きさで、起立姿勢での
起倒壁枠7の壁枠部31と甲板13の左右の端縁13b
との間には距離Lがある。従って、起倒壁枠7を横倒姿
勢にすると、ストック空間51が左右方向に向かって開
放され、この開放空間に、甲板13からはみ出している
古新聞紙53の端部が位置するので、少なくともこの端
部に紐掛けする作業は簡単に遂行できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として古新聞紙をまとめておくための古新聞紙等のストッカーに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、古新聞紙等をまとめておくための古新聞紙等のストッカーには各種のも のがあり、ストックした状態のままの古新聞紙等の束に紐掛けできるようにした ものもある。このタイプのものは、一般に、側壁にはその上下両端に達した縦長 のスリットが形成されると共に、底壁には両端が上記スリットに臨む紐通し用の 溝が形成されていて、この溝に通した紐をスリットにおいて露出している箇所に 巻き付けることで紐掛けされるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような構造の従来の古新聞紙等のストッカーにあっては、溝に紐を通すの が案外面倒で、特に、2重、3重に紐を巻き付ける場合は、先に通した紐が抵抗 になって紐を上手く通せないことが多いという問題があった。 また、一般新聞紙の折り畳みサイズとして、畳んだ状態の面的大きさが手頃で 形も崩れ難く且つ積み上げ状態も安定するのは、2分の1ページ大であるのに、 従来の古新聞紙等のストッカーは一般新聞紙を4分の1ページ大に畳んで収納す るサイズになっているため、結束もこのサイズで行われるのが常である。このた め、平面サイズの割に高さが大きくなってしまい、故紙回収の場面やトラック積 みにおいて簡単に荷崩れしてしまうという問題もあった。
【0004】 本考案は上記した従来の問題点に鑑みて為されたものであり、ストックした状 態のままの古新聞紙の束に紐掛けする作業を、開放空間における紐掛けと同様に 極めて容易に行うことができ、更には、一般新聞紙を2分の1ページ大でストッ クしたまま結束することができるようにした古新聞紙等のストッカーを提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の古新聞紙等のストッカーは、新 聞紙等を乗せる甲板を有した機台と、この機台に支持された4つの壁材と、この 4つの壁材で四方が囲まれ上記甲板を底面とする矩形のストック空間と、機台に 設けられたクリックストップ手段とを備え、4つの壁材のうち互いに対向する少 なくとも2つの壁材はストック空間を画する起立姿勢と甲板より低い位置での横 倒姿勢とに姿勢変更できる起倒型になっていて、この起倒型壁材の少なくとも起 立姿勢が前記クリックストップ手段によって保持されるようにしたものである。
【0006】 この古新聞紙等のストッカーは、起倒型壁材を起立姿勢にすることでストック 空間が画成されるので、日常は、この状態でストック空間に古新聞紙等を収納し て行き、ストックした古新聞紙等を束ねるときは、起倒型壁材を横倒姿勢にする 。起倒型壁材を横倒姿勢にすると、ストック空間が側方に向かって開放されるの で、少なくともこの開放された位置においては、当該古新聞紙の束に紐掛けする 作業を容易に遂行することができる。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1に記載した古新聞紙等のストッカーにおいて、ス トック空間の平面形状は2分の1ページ大に折り畳んだ一般新聞がほぼぴったり 収まる大きさで、上記平面形状の長手方向両端を画する壁材が起倒型壁材であっ て、この起倒型壁材は、起立姿勢において垂直な壁部とこの壁部の下端から水平 に延びたアームを有するほぼL字形を為し、このアームの先端部が甲板の下側で 機台に回動自在に支持され、甲板のうち起倒型壁材側の端縁と起立姿勢における 起倒型壁材の壁部との間には距離があることを特徴とするものである。
【0008】 この考案によれば、ストック空間に収納される古新聞紙はその長手方向両端部 が甲板からはみ出してここに積み重ねられて行き、また、起倒型壁材は横倒姿勢 になった状態では、そのアームが甲板の下側に隠れると共に壁部はアームの長さ 分甲板より低いところでほぼ垂直になっているので、当該古新聞紙束のうち甲板 からはみ出している部分の周囲には何の障害物も存在しなくなる。従って、古新 聞紙の端部にいとも簡単に紐を巻き付けることができ、何重に巻いてもその障害 になる事情は全く無く、紐を結ぶ作業も楽に行うことができる。
【0009】 請求項3の考案は、請求項1又は2に記載した古新聞紙等のストッカーのいず れかにおいて、甲板の下に紐ロール乗せ板を配置したものである。 このようにしておけば、古新聞紙を束ねる際にいちいち紐ロールを探さなくて 済む。
【0010】 請求項4の考案は、請求項1から3に記載した古新聞紙等のストッカーのいず れかにおいて、壁材は金属製の棒材をコ字形の枠状に形成したものである。 従って、壁材が運搬時のハンドルを兼ねることができ、また、ストック空間に 収納された古新聞紙の束の周面は、四方に2本づつ棒材が沿っているだけで殆ど は開放しているため、必要に応じ、ストック状態のままで任意の箇所に紐掛けを することも可能である。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態に係る古新聞紙等のストッカー1を図面に従って 説明する。 このストッカー1は、機台3と、この機台3に立設された前後1組の固定壁枠 5と、機台3に回動自在に支持された左右1組の起倒壁枠7と、この起倒壁枠7 をクリックストップするためのクリックストップ子9と、機台3に取り付けられ たキャスター11とから構成されている。
【0012】 機台3は、金属板のプレス加工によって互いに一体に形成された甲板13と側 壁15及び取付け片17と、これらとは別体に形成された紐ロール乗せ板19と によって構成されている。 甲板13は、前後方向(図1における右下方へ向かう方向を前側とし、左下方 へ向かう方向を左側とする。)にやや長い長方形の平板状をしており、その前後 幅は一般新聞紙の2分の1ページの幅寸法より多少大きく、左右幅は前後幅より 稍小さい。甲板13の前後両端部には、それぞれ、左右方向に離間した2つの孔 13a(図2参照)が形成されている。 側壁15は甲板13の前後両端縁の全体から下方へ延びていて、その下端部を 互いに内側へ水平に折り曲げることで取付け片17が形成されている。
【0013】 紐ロール乗せ板19は、前後の取付け片17に掛け渡すように取り付けられて いる。この紐ロール乗せ板19の左右幅は甲板13の左右幅の3分の2程度で、 その左右両側部は上に向かって折り起こされた背の低い壁になっていて、この左 右の壁の間隔は、20号サイズの紙紐ロール23を倒した姿勢で多少余裕をもっ て乗せることができる程度の寸法になっている。 前側の側壁15には、左右方向に長い比較的大きな紐引出し口15aが形成さ れている。
【0014】 固定壁枠5は、ステンレススチール等の金属製丸棒を折り曲げ形成したもので 、前後方向から見て門型をしており、その両下端部はその余の部分より稍小径な 螺軸5aになっている。この螺軸5aは、甲板13の前記孔13aに上から挿通 されると共に、この孔13aから下に突出した部分にナット25が取り付けられ る。これにより、固定壁枠5が、甲板13の前後両端部から立ち上がるように取 り付けられる。
【0015】 起倒壁枠7も、ステンレススチール等の金属製丸棒を折り曲げ形成したもので 、左右方向から見た形はほぼ門型を為し、前後方向から見た形は互いに左右対称 のL字形をしている。即ち、2つの起倒壁枠7は、図1に示す起立姿勢になって いる状態で見て、固定壁枠5とほぼ同じ大きさの横倒コ字形をした壁枠部31と 、この壁枠部31の両下端から水平に延びたアーム33と、このアーム33の先 端部から互いに前後反対側へ向けて延びた比較的短い支点部35とから成り、ア ーム33の長さは、機台3の高さより多少短い。
【0016】 クリックストップ子9は、甲板13の下面の左端部と右端部に、それぞれ、前 後2つ1組で設けられており、前後1組のクリックストップ子9は互いにこの方 向で離間して配置されると共に、前後対称の形になっている。 クリックストップ子9は、矩形の平板状をした取付けベース41と、この取付 けベース41の一側端から下垂した背の低い支持壁43と、この支持壁43の下 側縁から水平に張り出した前後幅の小さい抱え片45とが金属板によって一体に 形成されている。従って、取付けベース41の一端部と支持壁43と抱え片45 とで、左右方向から見たコ字形のアーム抱え溝47が形成され、このアーム抱え 溝47の上下幅は、起倒壁枠7の材料である丸棒の太さと等しい寸法になってい る。 前後1組のクリックストップ子9は、アーム抱え溝47が互いに向き合って開 口する向きで、その取付けベース41が甲板13の下面に溶接され、その支持壁 43どうしの間隔は、起倒壁枠7の前後2本のアーム33どうしの外側前後幅よ り多少小さくなるように設定される。
【0017】 支持壁43は左右方向へ真っ直ぐ延びているが、抱え片45のうち支持壁43 と連続していない方の側縁であるガイド縁49は、左右方向に対して多少傾斜し た方向、即ち、機台3の内側へ行くに従って抱え片45の前後幅が多少広がって 行く方向へ傾斜している。この抱え片45の前後幅は、その狭い方の端部におい ては起倒壁枠7の材料である丸棒の太さの半分よりやや小さく、広い方の端部に おいては上記丸棒の太さとほぼ同じ程度になっている。 そして、ガイド縁49の左右方向におけるほぼ中間部には概ね半円形をした係 合切欠49aが形成され、支持壁43のうち上記係合切欠49aの脇に位置した ところには円形の支持孔43aが形成されている。
【0018】 起倒壁枠7の2つの支点部35は、図2、図3に示すように、前後1組のクリ ックストップ子9の各支持孔43aに内側から挿通される。この挿通は、2本の アーム33をその先端部どうしの間隔が狭まる方向へ撓めながら行うことになる が、前記したように、前後1組のクリックストップ子9の各支持壁43どうしの 間隔は、起倒壁枠7の前後2本のアーム33どうしの外側前後幅より多少小さく なっているので、支点部35の根本が支持孔43aに入った状態でも、アーム3 3には互いに外側へ広がろうとするバネ弾性が残る。 従って、この2本のアーム33どうしの間隔が最も広がってその先端部が前記 アーム抱え溝47に収まっている状態でも、図3に二点鎖線で示すように、この アーム33と支点部35とが連続する角部(円弧形に屈曲している部位)が支持 孔43aの縁に圧着することになる。
【0019】 起倒壁枠7は、図1、図2に示す起立位置と、図4、図5に実線で示す横倒位 置との間で回動自在となるように機台3に支持されると共に、これら2つの位置 で各別にクリックストップを掛けられる。 即ち、アーム33が水平に延びて壁枠部31が垂直に立った起立姿勢において は、アーム33の先端部がクリックストップ子9のアーム抱え溝47に収まるこ とでその姿勢が保持される。この状態でも、アーム33は前記バネ弾性によって 支持孔43aの縁に圧着するので、少々の力では倒れない。
【0020】 また、この状態から、例えば壁枠部31をある程度強い力で外側へ向けて押す と、アーム33の先端部の外周面がガイド縁49によって相対的に押されるので 、前後2本のアーム33は互いにその間隔を狭めるように撓みながらアーム抱え 溝47から外れて、その外周面がガイド縁49に乗り上げて行く(図3に実線で 示す状態)。 このようにしてガイド縁49に乗り上げたアーム33は、ガイド縁49を擦る 部位が支点部35側へ移りながら且つバネ弾性を強めながら下向きに姿勢を変え て行き、係合切欠49aに臨んだところでそのバネ弾性によって一気にこの係合 切欠49aに係合する。これで、横倒姿勢に保持される。この状態では、アーム 33が甲板13の下側に隠れるようにして垂直になり、このアーム33の下端か ら壁枠部31が水平に延びる形になる。
【0021】 起倒壁枠7が横倒姿勢になっている状態から、例えば壁枠部31をある程度強 い力で上方へ向けて押すと、アーム33の支点部35近くの部位の外周面が係合 切欠49aの縁によって相対的に押されるので、前後2本のアーム33は、その 間隔を狭めるように撓みながら係合切欠49aから外れてガイド縁49に乗り上 げて行く。ガイド縁49に乗り上げたアーム33は、ガイド縁49を擦る部位が 支点部35から遠ざかる方へ移りながら且つバネ弾性を弱めながら上向きに姿勢 を変えて行って、ガイド縁49から外れるのと同時にそのバネ弾性によって一気 にアーム抱え溝47に収まる。これで、起立姿勢に戻される。
【0022】 起倒壁枠7が起立姿勢になっている状態においては、この起倒壁枠7の壁枠部 31と固定壁枠5とで四方を囲まれ甲板13を底面とする矩形のストック空間5 1が画成される。このストック空間51の平面サイズは、2分の1ページ大に折 り畳んだ一般新聞紙がほぼぴったり収まる大きさになる(図4、図5参照)。そ して、この状態では、甲板13の左右の端縁13b(起倒壁枠7側の端縁)と起 倒壁枠7の壁枠部31との間にはある程度の距離L(図4参照)がある 起倒壁枠7を横倒姿勢にしたときは、ストック空間51の左右両側面が開放さ れ、起倒壁枠7の全体は、甲板13より低い高さに位置する。
【0023】 キャスター11は4つあり、取付け片17の左右両端部に各1つづつ取り付け られている。 古新聞紙等のストッカー1は以上のように構成されている。
【0024】 次に、古新聞紙等のストッカー1の使用方法の一例を説明する。 日常は、起倒壁枠7を起立姿勢にしてストック空間51を画成しておき、随時 、このストック空間51の中に、古新聞紙53を2分の1ページに畳んで収納す る。機台3の紐ロール乗せ板19には市販の紙紐ロール23を乗せておくと良い 。ストッカー1の置き場所を変えたいときは、固定壁枠5又は起倒壁枠7をハン ドル代わりに使い、キャスター11の転がりを利用して移動する。 ストックした古新聞紙53が適当な量溜ったら、それを紙紐23aで結束する 。この結束は、古新聞紙53をストッカー1から取り出して行っても勿論構わな いが、このストッカー1では、古新聞紙53が甲板13に乗ったままでも簡単に 結束することができる。この結束のやり方を図5で説明する。
【0025】 まず、左右の起倒壁枠7のいずれか一方を横倒姿勢にしてストック空間の左右 いずれか一方の面を開放する。次いで、機台3の紐引出し口15aを通して、紙 紐ロール23から紙紐23aを引き出し、それを古新聞紙53に巻き付けて縛る 。紙紐23aを巻き付ける位置は、起倒壁枠7が横倒姿勢になって開放されてい る場所において甲板13から外れている部分にすれば、古新聞紙53の束を動か す等の特別な処理は何も必要無いが、もう少し中央寄りの位置で結束したい場合 は古新聞紙53の束を当該開放面側へ多少ずらせれば良い。 こうして古新聞紙53の一端部を結束したら、別の起倒壁枠7を横倒姿勢にし て、他方の面も開放し、この場所で古新聞紙53を結束する。この結束も先の結 束と同様に行えば良い。
【0026】 このようにして、古新聞紙53の束がその両端部において幅方向から結束され る。 尚、古新聞紙53の束を更に長手方向でも縛りたい場合は、甲板13に乗せた ままで、又は、甲板13から降ろして、紙紐23aを巻き付ければ良い。この作 業は、当該古新聞紙53の束が既に両端部で結束されているので、古新聞紙53 がばらける虞れは殆ど無い。 古新聞紙53の結束が済んだら、起倒壁枠7を元の起立姿勢に戻しておく。
【0027】 以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の 変更などがあっても本考案に含まれる。 例えば、図面に示した実施の形態においては壁枠を枠形にしたが、この壁枠は 、板状、格子状その他ストック空間の周囲を画することができるものであれば形 態を問わない。 また、実施の形態においては、起倒壁枠を2つとしたが、場合によっては、4 つの壁枠を全て起倒タイプにして、古新聞紙への紐掛けの方向に自由度を持たせ ることも考えられる。 上記実施の形態では、古新聞紙をストックする場合を示したが、本考案に係る 古新聞紙等のストッカーを、古新聞紙以外の折り込み広告、チラシ、雑誌等のそ の他の紙製品をストックするのに用いてよいのは勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案古新聞紙等のストッカーにあっては、起倒型壁材を横倒 姿勢にすると、ストック空間が側方に向かって開放されるので、少なくともこの 開放された位置においては、当該古新聞紙の束に紐掛けする作業を容易に遂行す ることができる。
【0029】 請求項2の考案によれば、ストック空間に収納される古新聞紙はその長手方向 両端部が甲板からはみ出してここに積み重ねられて行き、また、起倒型壁材は横 倒姿勢になった状態では、そのアームが甲板の下側に隠れると共に壁部はアーム の長さ分甲板より低いところでほぼ垂直になっているので、当該古新聞紙束のう ち甲板からはみ出している部分の周囲には何の障害物も存在しなくなる。従って 、古新聞紙の端部にいとも簡単に紐を巻き付けることができ、何重に巻いてもそ の障害になる事情は全く無く、紐を結ぶ作業も楽に行うことができる。
【0030】 請求項3の考案によれば、古新聞紙を束ねる際にいちいち紐ロールを探さなく て済む。
【0031】 請求項4の考案によれば、壁材が運搬時のハンドルを兼ねることができ、また 、ストック空間に収納された古新聞紙の束の周面は、四方に2本づつ棒材が沿っ ているだけで殆どは開放しているため、必要に応じ、ストック状態のままで任意 の箇所に紐掛けをすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る古新聞紙等のストッ
カーの斜視図である。
【図2】図1の古新聞紙等のストッカーを、一部分解し
て下方から見た斜視図である。
【図3】図1の古新聞紙等のストッカーにおけるクリッ
クストップ子を拡大した底面図である。
【図4】図1のA−A線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図5】図1の古新聞紙等のストッカーに収納してある
新聞紙に紐掛けする作業の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…古新聞紙等のストッカー 3…機台 5…壁材 7…壁材(起倒型壁材) 9…クリックストップ手段 13…甲板 13b…(甲板の)端縁 19…紐ロール乗せ板 31…壁部 33…アーム 51…ストック空間 53…古新聞紙 L…距離

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】古新聞紙等を乗せる甲板を有した機台と、
    この機台に支持された4つの壁材と、この4つの壁材で
    四方が囲まれ上記甲板を底面とする矩形のストック空間
    と、機台に設けられたクリックストップ手段とを備え、
    4つの壁材のうち互いに対向する少なくとも2つの壁材
    はストック空間を画する起立姿勢と甲板より低い位置で
    の横倒姿勢とに姿勢変更できる起倒型になっていて、こ
    の起倒型壁材の少なくとも起立姿勢が前記クリックスト
    ップ手段によって保持されることを特徴とする古新聞紙
    等のストッカー。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した古新聞紙等のストッカ
    ーにおいて、ストック空間の平面形状は2分の1ページ
    大に折り畳んだ一般新聞がほぼぴったり収まる大きさ
    で、上記平面形状の長手方向両端を画する壁材が起倒型
    壁材であって、この起倒型壁材は、起立姿勢において垂
    直な壁部とこの壁部の下端から水平に延びたアームを有
    するほぼL字形を為し、このアームの先端部が甲板の下
    側で機台に回動自在に支持され、甲板のうち起倒型壁材
    側の端縁と起立姿勢における起倒型壁材の壁部との間に
    は距離があることを特徴とする古新聞紙等のストッカ
    ー。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した古新聞紙等のス
    トッカーのいずれかにおいて、甲板の下に紐ロール乗せ
    板を配置したことを特徴とする古新聞紙等のストッカ
    ー。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載した古新聞紙等のス
    トッカーのいずれかにおいて、壁材は金属製の棒材をコ
    字形の枠状に形成して成ることを特徴とする古新聞紙等
    のストッカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093737A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 節男 表 分離結合式新聞紙収納ラック

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