JP3070738U - リングを設けたシリンダ錠 - Google Patents

リングを設けたシリンダ錠

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JP3070738U
JP3070738U JP2000001431U JP2000001431U JP3070738U JP 3070738 U JP3070738 U JP 3070738U JP 2000001431 U JP2000001431 U JP 2000001431U JP 2000001431 U JP2000001431 U JP 2000001431U JP 3070738 U JP3070738 U JP 3070738U
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JP
Japan
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lock
ring
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shaft
cylinder lock
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JP2000001431U
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Inventor
博信 三木
Original Assignee
博信 三木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ錠を鍵以外の工具等であけるこ
とを困難にする。 【解決手段】 錠の施錠軸2に溝10を設け、施錠軸2
の外周上にリング3を組み合わせた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が解決しょうとする課題】
従来、シリンダ錠は一般に、住宅のドアや重要品の保管等の南京錠に広く使用 されているが、錠の熟練者では特殊な工具を使用した場合、数十秒の短時間で錠 をあけることができるため、防犯上は錠の効果に問題があった。そして、錠を二 重にしたり、別の防犯装置を取り付けたりする必要があった。
【0002】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、施錠軸2の外周上にリング3を設けたもので、ロ ックピン5または押し上げピン6によって位置決めされている。
【0003】 施錠軸2の径は、リング3の挿入部を細くしている。しかし、錠本体1のリン グ3の挿入部の径を大きくしてもよい。そして、施錠軸2の溝10は、ピン穴1 1の錠をあける側に隣接して一条設けているが、ピン穴11の両側に設けてもよ い。また、ロックピン5の入る個別の溝としてもよい。
【0004】 リング3の厚みは、誤った位置の施錠軸2の外周上にあるロックピン5が、施 錠軸2の回転によってリング3から外れなければよい。また、リング3の長さは 自由で、施錠軸2にピン穴11が一箇所以上残す長さであってもよい。
【0005】 リング3の切り欠き9は、リング3に弾性を得ている。
【0006】 ロックピン12の面取りの先端の径は、ロックピン12の胴部がリング3のピ ン穴4に接した状態で、ロックピン12を上下して先端がピン穴4に掛からなけ ればよい。そして、長さはリング3の厚み以上あればよい。また、面取りを円筒 状の段にしてもよい。
【0007】 押し上げピン13の面取りは、先端部を球面としもよく、長さはリング3の厚 み寸法としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1では、鍵8で全てのロックピン5が押し上げピン6を介して正しい位置に 誘導され、リング3は押し上げピン6によって施錠軸2と共に回転できる。そし て、一般に工具で錠をあけようとするときは、施錠軸に回転方向の力を加えなが ら、ロックピン5をピン穴11の縁に掛けて正しい位置に誘導しようとする。し かし、施錠軸2に固定されないリング3を設けているため、施錠軸2の回転力は リング3には伝わらないので、ロックピン5とピン穴4とに隙間を保つ。
【0009】 図3は、リング3に切り欠き9を設けたもので、バネの復元力をもたせること によって、施錠軸2との間に隙間をもたせると共に錠本体1とに摩擦力を得、外 部の工具からの回転を受けないようにする。また、鍵穴部に設ければ外部の工具 が直接リング3に触れることもない。
【00010】 また、図7で、リング3のピン穴4がロックピン12に接触していても、ロッ クピン12および押し上げピン13に面取りを付けているので、押し上げピン1 3を介してロックピン12を正しい位置に誘導しようとするときは、リング3を 回転させて、ロックピン12の先端とピン穴4とに必ず隙間を得るため、ピン穴 4の縁に掛けて正しい位置に誘導することが困難である。
【00011】 そして、図6のように、リング3にある全てのロックピン5が誤った位置の施 錠軸2の外周上に誘導された場合のみ回転可能な施錠軸2の回転を妨ぐため、ピ ン穴11に隣接して設けた溝10によって、バネ7でロックピン5を溝10に押 し込み、回転を止めている。
【00012】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【00013】 施錠軸にリングを設けているので、施錠軸の外周上のリングには工具の回転力 は働かない。ロックピンとリングのピン穴とに隙間を生じ、ロックピンは誤った 位置の施錠軸上に位置決めされやすい。そして、ロックピンが誤った位置にあれ ば、リングと施錠軸は共に回転できない。ただし、全てのロックピンが誤った位 置にあれば、施錠軸のみ回転可能であるが、施錠軸に設けた溝にロックピンが押 し込まれ施錠軸の回転を止める。そのため、元の回転位置での作業が再度必要と なり、短時間で錠をあけることができない。また、簡単な構成であるので、従来 の錠の取り付けと同じ寸法とすることが可能で、交換も簡単に行え、錠を二重に する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】錠の要部断面図である。
【図2】施錠軸とリングの分解斜視図である。
【図3】切り欠きを設けたリングの斜視図である。
【図4】ロックピンおよび押し上げピンの位置を示す断
面図である。
【図5】A−A断面図である。
【図6】ロックピンが施錠軸の溝にある状態を示す断面
図である。
【図7】面取りを付けたロックピンおよび押し上げピン
の使用を示す断面図である。
【符号の説明】
1 錠本体 2 施錠軸 3 リング 4、11 ピン穴 5、12 ロックピン 6、13 押し上げピン 7 バネ 8 鍵 9 切り欠き 10 溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠本体1に溝10を設けた施錠軸2とピ
    ン穴4をあけたリング3を組み合わせてなるリングを設
    けたシリンダ錠。
  2. 【請求項2】 リング3に切り欠き9を設けた請求項1
    記載のリングを設けたシリンダ錠。
  3. 【請求項3】 面取りを付けたロックピン12および押
    し上げピン13を使用した請求項1記載のリングを設け
    たシリンダ錠。
JP2000001431U 2000-02-03 2000-02-03 リングを設けたシリンダ錠 Expired - Lifetime JP3070738U (ja)

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