JP3070444B2 - フレキシブル配線板の取付構造 - Google Patents
フレキシブル配線板の取付構造Info
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- Japan
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- wiring board
- flexible wiring
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- locking
- guide shaft
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブル配線板の取
付構造に係り、特にリードスクリュウを駆動するモータ
に接続されたフレキシブル配線板の中間部分を係止する
ように構成されたフレキシブル配線板の取付構造に関す
る。
付構造に係り、特にリードスクリュウを駆動するモータ
に接続されたフレキシブル配線板の中間部分を係止する
ように構成されたフレキシブル配線板の取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置に設けられたヘッドキ
ャリッジは、リードスクリュウがステッピングモータに
駆動されると、リードスクリュウ及びガイドシャフトに
ガイドされながらディスク半径方向に移動する。そし
て、ヘッドキャリッジに支持された磁気ヘッドは、ディ
スク上の各トラックに摺接して磁気記録/再生を行う。
ャリッジは、リードスクリュウがステッピングモータに
駆動されると、リードスクリュウ及びガイドシャフトに
ガイドされながらディスク半径方向に移動する。そし
て、ヘッドキャリッジに支持された磁気ヘッドは、ディ
スク上の各トラックに摺接して磁気記録/再生を行う。
【0003】このような磁気ディスク装置においては、
装置の薄型化及び小型化が進められている。その一例と
しては、装置を駆動制御するための制御回路が設けられ
た回路基板の位置をディスク駆動モータやヘッドキャリ
ッジの移動範囲から離間した位置に配設することにより
装置の薄型化を図っている。
装置の薄型化及び小型化が進められている。その一例と
しては、装置を駆動制御するための制御回路が設けられ
た回路基板の位置をディスク駆動モータやヘッドキャリ
ッジの移動範囲から離間した位置に配設することにより
装置の薄型化を図っている。
【0004】このような構成が採用された磁気ディスク
装置では、リードスクリュウを駆動するモータと回路基
板に設けられたコネクタとの間をフレキシブル配線板に
より接続するようになっている。ところが、上記構成の
ものでは、モータと回路基板との離間距離が長くなって
いるので、その分フレキシブル配線板の全長を長くする
必要があった。さらに、フレキシブル配線板の全長が長
くなるのに伴ってフレキシブル配線板の中間部分が周囲
に部品に接触するおそれが生ずるため、フレキシブル配
線板の中間部分を係止するための係止部材がモータと回
路基板との間に設けられていた。
装置では、リードスクリュウを駆動するモータと回路基
板に設けられたコネクタとの間をフレキシブル配線板に
より接続するようになっている。ところが、上記構成の
ものでは、モータと回路基板との離間距離が長くなって
いるので、その分フレキシブル配線板の全長を長くする
必要があった。さらに、フレキシブル配線板の全長が長
くなるのに伴ってフレキシブル配線板の中間部分が周囲
に部品に接触するおそれが生ずるため、フレキシブル配
線板の中間部分を係止するための係止部材がモータと回
路基板との間に設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
ては、装置の薄型化と共にフレキシブル配線板の全長が
長くなり、フレキシブル配線板が他に部品等に接触する
ことを防止するため係止する必要があった。そのため、
従来は、フレキシブル配線板の中間部分を係止するため
の係止部材を設けなければならず、その分部品点数が増
えて組立工程での手間が増加することになって製造コス
トが高価になると共に、係止部材を取り付けるためのス
ペースを確保しなければならなかった。
ては、装置の薄型化と共にフレキシブル配線板の全長が
長くなり、フレキシブル配線板が他に部品等に接触する
ことを防止するため係止する必要があった。そのため、
従来は、フレキシブル配線板の中間部分を係止するため
の係止部材を設けなければならず、その分部品点数が増
えて組立工程での手間が増加することになって製造コス
トが高価になると共に、係止部材を取り付けるためのス
ペースを確保しなければならなかった。
【0006】さらに、磁気ディスク装置においては、薄
型化及び小型化が進められているため、多数の部品が密
集して配設されており、上記係止部材を適切な位置に設
けることが難しかった。そのため、係止部材の取付位置
によっては、フレキシブル配線板が無理に寄せられた
り、あるいはフレキシブル配線板を捩じられるようにし
て配設しなければならない場合があり、フレキシブル配
線板に負担がかかるといった問題があった。
型化及び小型化が進められているため、多数の部品が密
集して配設されており、上記係止部材を適切な位置に設
けることが難しかった。そのため、係止部材の取付位置
によっては、フレキシブル配線板が無理に寄せられた
り、あるいはフレキシブル配線板を捩じられるようにし
て配設しなければならない場合があり、フレキシブル配
線板に負担がかかるといった問題があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決したフレ
キシブル配線板の取付構造を提供することを目的とす
る。
キシブル配線板の取付構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
一端がヘッドキャリッジを駆動するモータに接続され、
他端が基板に設けられたコネクタに接続されるフレキシ
ブル配線板の取付構造において、前記ヘッドキャリッジ
の移動をガイドするガイドシャフトを固定する固定部材
に前記フレキシブル配線板を係止する係止部を設けたこ
とを特徴とするものである。
一端がヘッドキャリッジを駆動するモータに接続され、
他端が基板に設けられたコネクタに接続されるフレキシ
ブル配線板の取付構造において、前記ヘッドキャリッジ
の移動をガイドするガイドシャフトを固定する固定部材
に前記フレキシブル配線板を係止する係止部を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、前記係止部が、
前記一端と他端との間で直角方向に曲げられた曲部を係
止することを特徴とするものである。
前記一端と他端との間で直角方向に曲げられた曲部を係
止することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記請求項1によれば、ヘッドキャリッジのガ
イドシャフトを固定する固定部材にフレキシブル配線板
を係止する係止部を設けたため、部品点数を削減するこ
とができると共に、フレキシブル配線板に負担をかける
ことなく安定に係止することができる。
イドシャフトを固定する固定部材にフレキシブル配線板
を係止する係止部を設けたため、部品点数を削減するこ
とができると共に、フレキシブル配線板に負担をかける
ことなく安定に係止することができる。
【0011】また、請求項2によれば、係止部がフレキ
シブル配線板の直角方向に曲げられた曲部を係止するこ
とにより、各方向へのフレキシブル配線板の移動を規制
して確実に係止することができる。
シブル配線板の直角方向に曲げられた曲部を係止するこ
とにより、各方向へのフレキシブル配線板の移動を規制
して確実に係止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面と共に本発明になるフレキシブル
配線板の取付構造の一実施例につき説明する。尚、図1
はディスク装置のヘッドキャリッジ1及びフレキシブル
配線板2の取付状態を示す斜視図である。
配線板の取付構造の一実施例につき説明する。尚、図1
はディスク装置のヘッドキャリッジ1及びフレキシブル
配線板2の取付状態を示す斜視図である。
【0013】ヘッドキャリッジ1は、先端上面に下側磁
気ヘッド6を支持するキャリッジ本体4と、先端下面に
上側磁気ヘッド7を支持するヘッドアーム5とを有す
る。ヘッドアーム5は、基端部分がキャリッジ本体4に
対し回動可能に取り付けられており、ディスクカートリ
ッジ(図示せず)の挿入前は磁気ヘッド7を上昇させる
方向に回動し、ディスクカートリッジが装着されると共
に磁気ヘッド7を降下させる方向に回動する。
気ヘッド6を支持するキャリッジ本体4と、先端下面に
上側磁気ヘッド7を支持するヘッドアーム5とを有す
る。ヘッドアーム5は、基端部分がキャリッジ本体4に
対し回動可能に取り付けられており、ディスクカートリ
ッジ(図示せず)の挿入前は磁気ヘッド7を上昇させる
方向に回動し、ディスクカートリッジが装着されると共
に磁気ヘッド7を降下させる方向に回動する。
【0014】また、ヘッドキャリッジ1は、前後方向に
延在するリードスクリュウ8に係合するように設けられ
ている。リードスクリュウ8はシャーシ9(図1中、1
点鎖線で示す)の背面側に取り付けられたステッピング
モータ10に結合されている。
延在するリードスクリュウ8に係合するように設けられ
ている。リードスクリュウ8はシャーシ9(図1中、1
点鎖線で示す)の背面側に取り付けられたステッピング
モータ10に結合されている。
【0015】このステッピングモータ10によりリード
スクリュウ8が所定角度回動されると、ヘッドキャリッ
ジ1はその回動角に応じた距離だけA,B方向に駆動さ
れて磁気ヘッド6,7を所望とするトラックに摺接させ
る。また、シャーシ9の下面には、制御回路を有する基
板12(図1中、破線で示す)が取り付けられている。
この基板12上には、フレキシブル配線板2の先端に設
けられた接続部2aが挿入接続されるコネクタ14が配
設されている。
スクリュウ8が所定角度回動されると、ヘッドキャリッ
ジ1はその回動角に応じた距離だけA,B方向に駆動さ
れて磁気ヘッド6,7を所望とするトラックに摺接させ
る。また、シャーシ9の下面には、制御回路を有する基
板12(図1中、破線で示す)が取り付けられている。
この基板12上には、フレキシブル配線板2の先端に設
けられた接続部2aが挿入接続されるコネクタ14が配
設されている。
【0016】尚、シャーシ9の平面9aには、基板12
上に配設されたコネクタ14を下方から挿通するための
貫通孔9bが設けられている。そのため、基板取付後
は、コネクタ14が貫通孔9bに挿通されてシャーシ9
の平面9aより上方に突出した状態となる。
上に配設されたコネクタ14を下方から挿通するための
貫通孔9bが設けられている。そのため、基板取付後
は、コネクタ14が貫通孔9bに挿通されてシャーシ9
の平面9aより上方に突出した状態となる。
【0017】フレキシブル配線板2は、一端側に設けら
れた接続部2aが基板12上のコネクタ14に接続され
て固定状態となり、他端側の接続部2bがステッピング
モータ10の外周に接続されている。尚、フレキシブル
配線板2の他端側の接続部2bは、U字状に折り返され
た状態で接続されている。これは、ステッピングモータ
10をシャーシ9の背面に固定する際に、接続部2bが
たるんでいる分ステッピングモータ10が回動可能とな
り、ステッピングモータ10の取付位置の位置合わせが
容易にできるようにするためである。
れた接続部2aが基板12上のコネクタ14に接続され
て固定状態となり、他端側の接続部2bがステッピング
モータ10の外周に接続されている。尚、フレキシブル
配線板2の他端側の接続部2bは、U字状に折り返され
た状態で接続されている。これは、ステッピングモータ
10をシャーシ9の背面に固定する際に、接続部2bが
たるんでいる分ステッピングモータ10が回動可能とな
り、ステッピングモータ10の取付位置の位置合わせが
容易にできるようにするためである。
【0018】また、キャリッジ本体4の中間部分には、
リードスクリュウ8と平行に配されたガイドシャフト1
5が挿通されている。従って、キャリッジ本体4は、リ
ードスクリュウ8とガイドシャフト15にガイドされな
がらA,B方向に移動するように設けられている。
リードスクリュウ8と平行に配されたガイドシャフト1
5が挿通されている。従って、キャリッジ本体4は、リ
ードスクリュウ8とガイドシャフト15にガイドされな
がらA,B方向に移動するように設けられている。
【0019】そして、ガイドシャフト15は、両端15
a,15bが固定部材16,17によりシャーシ9の平
面9a上の固定されている。一方の固定部材16は、シ
ャーシ9の平面9aにネジ止めされる固定部16aと、
固定部16aより所定角度傾斜した押圧部16bとより
なる。そして、固定部16aは、平面9a上に突出する
一対のピン18により所定取付位置に位置決めされると
共に、ビス19により固定される。
a,15bが固定部材16,17によりシャーシ9の平
面9a上の固定されている。一方の固定部材16は、シ
ャーシ9の平面9aにネジ止めされる固定部16aと、
固定部16aより所定角度傾斜した押圧部16bとより
なる。そして、固定部16aは、平面9a上に突出する
一対のピン18により所定取付位置に位置決めされると
共に、ビス19により固定される。
【0020】また、ガイドシャフト15の一端15a
は、上記固定部材16とシャーシ9の平面9a上に突出
する突出部20と間に挿通されるように配設されてい
る。そして、固定部材16の押圧部16bは、シャーシ
9の平面9a上の固定されることにより、ガイドシャフ
ト15の一端15aを突出部20に押圧する。そのた
め、ガイドシャフト15の一端15aは、固定部材16
の押圧部16bと突出部20との間で挟持される。
は、上記固定部材16とシャーシ9の平面9a上に突出
する突出部20と間に挿通されるように配設されてい
る。そして、固定部材16の押圧部16bは、シャーシ
9の平面9a上の固定されることにより、ガイドシャフ
ト15の一端15aを突出部20に押圧する。そのた
め、ガイドシャフト15の一端15aは、固定部材16
の押圧部16bと突出部20との間で挟持される。
【0021】上記他方の固定部材17は、ガイドシャフ
ト15の他端15bを固定するための部材であって、シ
ャーシ9の平面9aにネジ止めされる固定部17aと、
固定部17aの端部より所定角度傾斜した押圧部17b
と、固定部17aより起立する起立部17cと、起立部
17cの上端に設けられフレキシブル配線板2の中間部
分を係止する係止部17dとを有する。
ト15の他端15bを固定するための部材であって、シ
ャーシ9の平面9aにネジ止めされる固定部17aと、
固定部17aの端部より所定角度傾斜した押圧部17b
と、固定部17aより起立する起立部17cと、起立部
17cの上端に設けられフレキシブル配線板2の中間部
分を係止する係止部17dとを有する。
【0022】図2は固定部材17とフレキシブル配線板
2の取付方向を示す斜視図であり、図3はフレキシブル
配線板2が固定部材17の係止部17dに係止された状
態を示す斜視図である。固定部材17の固定部17a
は、平面9a上に突出する一対のピン21により所定取
付位置に位置決めされると共に、ビス22により固定さ
れる。また、ガイドシャフト15の他端15bは、上記
固定部材17とシャーシ9の平面9a上に突出する突出
部23との間に挿通されるように配設されている。
2の取付方向を示す斜視図であり、図3はフレキシブル
配線板2が固定部材17の係止部17dに係止された状
態を示す斜視図である。固定部材17の固定部17a
は、平面9a上に突出する一対のピン21により所定取
付位置に位置決めされると共に、ビス22により固定さ
れる。また、ガイドシャフト15の他端15bは、上記
固定部材17とシャーシ9の平面9a上に突出する突出
部23との間に挿通されるように配設されている。
【0023】そして、固定部材17の押圧部17bは、
シャーシ9の平面9a上に固定されることにより、ガイ
ドシャフト15の他端15bを突出部23に押圧する。
そのため、ガイドシャフト15の他端15bは、固定部
材17の押圧部17bと突出部23との間で挟持され
る。
シャーシ9の平面9a上に固定されることにより、ガイ
ドシャフト15の他端15bを突出部23に押圧する。
そのため、ガイドシャフト15の他端15bは、固定部
材17の押圧部17bと突出部23との間で挟持され
る。
【0024】また、固定部材17の係止部17dには、
フレキシブル配線板2を係止するための突部17e,1
7fとU字状に折曲された保持部17gとが設けられて
いる。そして、起立部17cには、フレキシブル配線板
2の延在方向(B方向)に突出する突出部17hが設け
られている。尚、突出部17hはフレキシブル配線板2
の一端側の接続部2aの延在方向を規制しており、その
先端が円弧状に形成されている。
フレキシブル配線板2を係止するための突部17e,1
7fとU字状に折曲された保持部17gとが設けられて
いる。そして、起立部17cには、フレキシブル配線板
2の延在方向(B方向)に突出する突出部17hが設け
られている。尚、突出部17hはフレキシブル配線板2
の一端側の接続部2aの延在方向を規制しており、その
先端が円弧状に形成されている。
【0025】上記フレキシブル配線板2は、固定部材1
7の係止部17dに係止されるように中間部分がクラン
ク状に直角方向に曲げられている。すなわち、フレキシ
ブル配線板2の中間部分は、接続部2aから中間部分に
向かってB方向(左右方向)に延在する延在部2cと、
延在部2cから直交するA方向(前後方向)に曲げられ
た第1曲部2dと、第1曲部2dの端部から直交するC
方向(上下方向)に曲げられた第2曲部2eと、第2曲
部2eからB方向(左右方向)に延在する延在部2f
と、よりなる。尚、第1曲部2d及び第2曲部2eは、
組み付け前は直線状に形成されているが、係止部17d
に係止されるように組み付ける際に折曲される。
7の係止部17dに係止されるように中間部分がクラン
ク状に直角方向に曲げられている。すなわち、フレキシ
ブル配線板2の中間部分は、接続部2aから中間部分に
向かってB方向(左右方向)に延在する延在部2cと、
延在部2cから直交するA方向(前後方向)に曲げられ
た第1曲部2dと、第1曲部2dの端部から直交するC
方向(上下方向)に曲げられた第2曲部2eと、第2曲
部2eからB方向(左右方向)に延在する延在部2f
と、よりなる。尚、第1曲部2d及び第2曲部2eは、
組み付け前は直線状に形成されているが、係止部17d
に係止されるように組み付ける際に折曲される。
【0026】上記のように構成されたフレキシブル配線
板2の中間部分は、図3に示されるように固定部材17
に一体に設けられた係止部17dに載置されると、突部
17e,17fによりA方向の移動が規制され、突部1
7f,保持部17gによりB方向の移動が規制され、保
持部17gによりC方向の移動が規制される。そのた
め、フレキシブル配線板2の中間部分は、係止部17d
の突部17e,17f及び保持部17gにより各方向に
移動不可状態に係止される。よって、フレキシブル配線
板2は係止部17dに係止されて他の部品等に接触する
ことが防止されると共に、ヘッドキャリッジ1の移動を
妨げないように所定高さ位置に装架された状態に配設さ
れる。
板2の中間部分は、図3に示されるように固定部材17
に一体に設けられた係止部17dに載置されると、突部
17e,17fによりA方向の移動が規制され、突部1
7f,保持部17gによりB方向の移動が規制され、保
持部17gによりC方向の移動が規制される。そのた
め、フレキシブル配線板2の中間部分は、係止部17d
の突部17e,17f及び保持部17gにより各方向に
移動不可状態に係止される。よって、フレキシブル配線
板2は係止部17dに係止されて他の部品等に接触する
ことが防止されると共に、ヘッドキャリッジ1の移動を
妨げないように所定高さ位置に装架された状態に配設さ
れる。
【0027】このようにガイドシャフト15を固定する
ための固定部材17に一体に設けられた係止部17d
が、フレキシブル配線板2の中間部分を係止することが
できるので、固定部材17と別体の係止部材を設ける必
要がなく、その分部品点数を削減することができ、組立
工程での手間を削減して製造コストを安価に抑えること
ができる。また、従来のように固定部材17と別体の係
止部材を設けるためのスペースを確保する必要もないの
で装置の小型化にも対応することができる。
ための固定部材17に一体に設けられた係止部17d
が、フレキシブル配線板2の中間部分を係止することが
できるので、固定部材17と別体の係止部材を設ける必
要がなく、その分部品点数を削減することができ、組立
工程での手間を削減して製造コストを安価に抑えること
ができる。また、従来のように固定部材17と別体の係
止部材を設けるためのスペースを確保する必要もないの
で装置の小型化にも対応することができる。
【0028】さらに、ステッピングモータ10に接続さ
れるフレキシブル配線板2の配設位置の下方に上記固定
部材17が取り付けられているため、フレキシブル配線
板2の中間部分を固定部材17の係止部17dに係止さ
せる際にフレキシブル配線板2に無理な応力が作用した
り、あるいはフレキシブル配線板2が捩じられるといっ
たことが防止される。
れるフレキシブル配線板2の配設位置の下方に上記固定
部材17が取り付けられているため、フレキシブル配線
板2の中間部分を固定部材17の係止部17dに係止さ
せる際にフレキシブル配線板2に無理な応力が作用した
り、あるいはフレキシブル配線板2が捩じられるといっ
たことが防止される。
【0029】尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を
一例として挙げて説明したが、これ以外にも光学ヘッド
等を有するヘッドキャリッジを駆動させる構成の装置に
も本発明を適用することができるのは勿論である。
一例として挙げて説明したが、これ以外にも光学ヘッド
等を有するヘッドキャリッジを駆動させる構成の装置に
も本発明を適用することができるのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1によれば、ヘ
ッドキャリッジのガイドシャフトを固定する固定部材に
フレキシブル配線板を係止する係止部を設けたため、部
品点数を削減することができ、組立工程での手間を削減
して製造コストを安価に抑えることができる。また、従
来のようにガイドシャフトの固定部材と別体の係止部材
を設けるためのスペースを確保する必要もないので装置
の小型化にも対応することができる。さらに、フレキシ
ブル配線板の配設位置の途中に固定部材が設けられてい
るので、フレキシブル配線板に負担をかけることなく安
定に係止することができる。
ッドキャリッジのガイドシャフトを固定する固定部材に
フレキシブル配線板を係止する係止部を設けたため、部
品点数を削減することができ、組立工程での手間を削減
して製造コストを安価に抑えることができる。また、従
来のようにガイドシャフトの固定部材と別体の係止部材
を設けるためのスペースを確保する必要もないので装置
の小型化にも対応することができる。さらに、フレキシ
ブル配線板の配設位置の途中に固定部材が設けられてい
るので、フレキシブル配線板に負担をかけることなく安
定に係止することができる。
【0031】また、請求項2によれば、係止部がフレキ
シブル配線板の直角方向に曲げられた曲部を係止するこ
とにより、各方向へのフレキシブル配線板の移動を規制
して確実実に係止することができる。
シブル配線板の直角方向に曲げられた曲部を係止するこ
とにより、各方向へのフレキシブル配線板の移動を規制
して確実実に係止することができる。
【図1】本発明になるフレキシブル配線板の取付構造の
一実施例が適用されたヘッドキャリッジの斜視図であ
る。
一実施例が適用されたヘッドキャリッジの斜視図であ
る。
【図2】固定部材とフレキシブル配線板の取付方向を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】フレキシブル配線板が固定部材の係止部に係止
された状態を示す斜視図である。
された状態を示す斜視図である。
1 ヘッドキャリッジ 2 フレキシブル配線板 4 キャリッジ本体 5 ヘッドアーム 6,7 磁気ヘッド 8 リードスクリュウ 10 ステッピングモータ 14 コネクタ 15 ガイドシャフト 16,17 固定部材
Claims (2)
- 【請求項1】 一端がヘッドキャリッジを駆動するモー
タに接続され、他端が基板に設けられたコネクタに接続
されるフレキシブル配線板の取付構造において、 前記ヘッドキャリッジの移動をガイドするガイドシャフ
トを固定する固定部材に前記フレキシブル配線板を係止
する係止部を設けたことを特徴とするフレキシブル配線
板の取付構造。 - 【請求項2】 前記係止部は、前記一端と他端との間で
直角方向に曲げられた曲部を係止することを特徴とする
請求項1記載のフレキシブル配線板の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158145A JP3070444B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | フレキシブル配線板の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158145A JP3070444B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | フレキシブル配線板の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097322A JPH097322A (ja) | 1997-01-10 |
JP3070444B2 true JP3070444B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=15665252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7158145A Expired - Lifetime JP3070444B2 (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | フレキシブル配線板の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070444B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7158145A patent/JP3070444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH097322A (ja) | 1997-01-10 |
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