JP3070321U - 自動車保護カバ―の収納、取出し装置 - Google Patents

自動車保護カバ―の収納、取出し装置

Info

Publication number
JP3070321U
JP3070321U JP2000000108U JP2000000108U JP3070321U JP 3070321 U JP3070321 U JP 3070321U JP 2000000108 U JP2000000108 U JP 2000000108U JP 2000000108 U JP2000000108 U JP 2000000108U JP 3070321 U JP3070321 U JP 3070321U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
protective cover
storage case
winding shaft
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000000108U
Other languages
English (en)
Inventor
喜代志 松沢
Original Assignee
喜代志 松沢
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 喜代志 松沢 filed Critical 喜代志 松沢
Priority to JP2000000108U priority Critical patent/JP3070321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070321U publication Critical patent/JP3070321U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車保護カバーの使用を簡便化する。 【解決手段】 ドラム状の収納ケース1内に巻取軸4を
設けて、これに自動車保護カバー10の後部を所要長さの
取付帯12を介して結合し、巻取軸4を回動ざせることに
より、保護カバー10はドラム2の出入孔7から引き込ま
れて巻き収められる。収納ケース1は車のバンパーに着
脱自在に取り付け、保護カバー10を引き出し、自動車に
被せるだけで使用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車に被着する保護カバーの、車への被着及び収納を簡便に行えるよ うにした、自動車保護カバーの収納、取出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
露天で駐車をするような場合に、車の傷みを防ぐため、車に保護カバーを被せ ることが行われている。この保護カバーは、従来、袋に収納されているものを取 り出して車に被せ、車を使用するときは、被せた保護カバーを取りはずして小さ く折りたたんで袋に収納するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような保護カバーは、一般に、新車の購入時はしばらくの間被着 、収納を繰り返して使用するが、被着のときに風でも吹いていると思うようにい かず手間どり、また、収納のときはカバーを小さく折りたたんで袋に入れる作業 が非常に面倒なことから、しばらくすると使用しないようになってしまうのが実 情である。
【0004】 本考案は、上記のような実情にかんがみなされたもので、車の保護カバーの収 納と車への被着が容易、迅速に行うことができ、車のバンパーに着脱自在として 便利に使用することのできる、自動車保護カバーの収納、取出し装置を提供しよ うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成について、添付図面を参照して説明 すると、本考案は、自動車の保護カバー10とその収納ケース1とよりなり、上記 収納ケース1は、軸線方向に長く形成した、被覆カバー10の出し入れ孔7を有す る、ドラム2内に、保護カバー10の巻取軸4をドラム2外よりの操作で回動自在 に装架して形成され、また、被覆カバー10は、カバー本体11の後部内面に、巻取 軸4から出し入れ孔7の外にまで達する長さの取付帯12がその一端部において取 り付けられており、この保護カバー10は、上記取付帯12の他端を巻取軸4に固定 して収納ケース1に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図6は本考 案装置の一実施例を示し、図7、図8は同他の実施例を示したものである。
【0007】 図1〜図5において、1は自動車の保護カバーの収納ケースで、横長円筒形の ドラム2の両端を端板3,3で塞いで形成されている。このドラム2にはその軸 芯に沿って保護カバー10の巻取軸4が回動自在に装架され、その一端の軸部が端 板3より外方に突出し、その突出個所には巻取軸4を回動させるためのツマミ6 を有する回動板5が固着されている。また、ドラム2には、そのほぼ全長にわた り、所要の巾を有するドラム2の長手方向に長い出入孔7が開設されているとと もに、その出入孔7を開閉する蓋板8が、着脱自在或は図示のように開閉自在に 設けられている。
【0008】 さらに、ドラム2の外側部には、この収納ケース1を自動車の尾部、例えばバ ンパー15に着脱可能な取付具16が設けられている。この取付具16については特に 限定されるものではないが、例えば図示のように、拡大ヘッド18を有する係合突 起17が用いられる。これに対し、相手方のバンパー15の方には、係合突起17を 受け入れるダルマ形の係合孔17を設ける。この係合突起17と係合孔19とによる 着脱自在の構造は従来公知である。上記収納ケース1のバンパー15への取付けは 、その他適宜の手段が採用できる。また、取付け個所はバンパー15に限定される ものではない。
【0009】 保護カバー10は、普通に知られているような、自動車の上面部と両側面部及び前 部と後部を覆うように形成されたカバーをそのままカバー本体11として利用する ものとし、このカバー本体11には、その後端より所要距離隔てた両側間中央部の 位置に、所要長さ、すなわち、収納ケースの半径より少し長く形成した取付帯12 がその一端部を縫着等により取付けられており、取付帯12の他端部には、布状フ ァスナー(マジックテープ)の一方13aが設けられ、巻取軸4の長手方向中央部 に設けられた布状ファスナー(マジックテープ)の他方13bと着脱できるように なっている。また、カバー本体11の両側間中央部の外面には、図1、図5に示す ように、カバー本体11より厚地の取出し用のつまみ片14が設けられている。
【0010】 上記の保護カバー10は、それに設けた取付帯12をファスナー13a、13bの結合に より巻取軸4に取付けられる。その状態で回動板5により巻取軸4を図5の矢印 で示すような巻き取り方向に回動させれば、まず、取付帯12が巻き取られて行き 、それに引かれて、取付帯12の固着個所より前部のカバー部分11aと後部のカバ ー部分11bとが出入口7よりドラム2内に引き込まれ巻取軸4に巻き取られ、収 納されることになる。収納後は蓋板8によって出入口7を閉じることになる。保 護カバー10を収納した収納ケース1は、通常は自動車のトランクルームに入れて 保管しておくのがよい。
【0011】 保護カバー10を自動車に被せるには、図4、図6に示すように、収納ケース1を その係合突起17を係合孔19に挿入してバンパー20に取り付けた後、蓋板8を開き 、つまみ片14をつかんでカバー本体11を出入口7から引き出し、図7に示すよう に、そのカバー部分11aを自動車に被せて、前端部を自動車の下側に掛け止めす るとともに、後部のカバー部分11bを自動車の後端部下側に掛け止めする。それ により保護カバー10の自動車への装着が終えることになる。
【0012】 装着した保護カバー10を収納するには、カバー部分11a、11bの車への掛け止 めをはずして、回動板5により巻取軸4を巻き取り方向に回動してやれば上述し たように、保護カバー10は出入口7より薄板状になって引き込まれて行き、巻取 軸4に巻き取られ、収納されることになる。収納を終えた収納ケース1は係合突 起17を係合19より脱出させて、再びトランクルームに入れて、保管することにな る。
【0013】 図8〜図10は収納ケース1の他の実施例を示したものである。この実施例では 、ドラム2における出入孔7と巻取軸4の形状がさきの実施例とは異なっている 。すなわち、出入孔7は、その両端部分が所要の長さにわたり広巾とした大巾部 分7a、7aとし、中間部をそれより巾を狭くした小巾部分7cとしてそれら大巾 部分7a、7aと小巾部分7cとをテーパー巾部7bで接続して形成している。ま た、巻取軸4は、上記出入孔7の巾の変化に対応して、逆に、大巾部分7a、7a に対応する部分を小径部分4a、4aとし、小巾部分7cと対応する部分を大径部 分4cとし、テーパー巾部7bに対応する部分を逆のテーパー部分4bに形成し ている。このようにすれば、保護カバー1の巻き取りにあたって、その厚い両側 部分と薄い中央部分の出し入れがより円滑化するとともに、巻き取られた保護カ バーの径が巾方向に均等化し、ドラム2の径を実質的に縮小することができる。 なお、その他の構成についてはさきの実施例におけると同様であるから、その説 明は省略する。
【0014】 本考案装置については、これを試作して実験を行った。試作品は、中型の自動 車を対象としたもので、ドラムの直径が約16cm、長さが約120cmとした。実験で は、試作品を車のトランクから出してバンパー15に取り付け、保護カバー10を自 動車全体にカバーセットするのに約10〜15秒の時間で行うことができた。また、 カバーセットした保護カバーの収納ケース1内への巻き取りは円滑にでき、巻き 取り開始から収納ケースを車のトランクに入れるまでに要した時間は約15〜20秒 という短時間であった。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、収納ケースの巻取軸に自動車に被せる 保護カバーの後部を結合して、保護カバーを巻取りにより収納できるようにする とともに、保護カバーを引き出せば自在に巻きほどくことができるようになって いるので、保護カバーの自動車への被覆及び収納が極めて簡単に確実に行えるこ とになり、保護カバーの利用度が向上される。
【0016】 しかも、収納ケースは自動車に着脱自在となるので、常にトランク等に入れて運 搬でき、必要に応じて随時使用することができ便利である。また、保護カバーの 収納は、手動で円滑に行うことができるとともに、使用にあたっては、保護カバ ーを単に引き出すだけで自動車に容易迅速に被せることができ、特に保護カバー はその後部に設けた取付帯を介して巻取軸に結合されているので、自動車の尾部 の被覆も十分に行うことができる。
【0017】 さらに、収納ケースを車のトランクに入れておけば、保護カバーが雨や露などで 濡れたとき、トランクに車の暖房を入れることによって、乾燥させることができ 、快適に使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同一部切截平面図である。
【図3】保護カバーを展開した内面図である。
【図4】保護カバーを引き出した使用時の要部を示す側
断面図である。
【図5】保護カバー収納時の状態を示す側断面図であ
る。
【図6】収納ケースをバンパーに取り付けた状態の概略
図である。
【図7】保護カバーの車への被覆状態を示したもので、
(イ)は側面図、(ロ)は背面図である。
【図8】収納ケースの他の実施例を示す斜視図である。
【図9】同平面図である。
【図10】同平断面図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 2 ドラム 4 巻取軸 5 回動板 7 出入孔 7a 大巾部分 7b テーパー部 7c 小巾部分 8 蓋板 保護カバー 11 カバー本体 11a 前部カバー部 11b 後部カバー部 12 取付帯 14 つまみ片 15 バンパー 16 取付具 4a 小径部分 4b テーパー部 4c 大径部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の保護カバーとその収納ケースと
    よりなり、上記収納ケースは、軸線方向に長く形成し
    た、被覆カバーの出し入れ孔を有するドラム内に、保護
    カバーの巻取軸をドラム外よりの操作で回動自在に装架
    して形成され、また、被覆カバーは、カバー本体の後部
    内面に、巻取軸から出し入れ孔の外にまで達する長さの
    取付帯がその一端部において取り付けられており、この
    保護カバーは、上記取付帯の他端を巻取軸に固定して収
    納ケースに取り付けられていることを特徴とする、自動
    車保護カバーの収納、取出し装置。
JP2000000108U 2000-01-17 2000-01-17 自動車保護カバ―の収納、取出し装置 Expired - Fee Related JP3070321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000108U JP3070321U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 自動車保護カバ―の収納、取出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000108U JP3070321U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 自動車保護カバ―の収納、取出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070321U true JP3070321U (ja) 2000-07-28

Family

ID=43203724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000108U Expired - Fee Related JP3070321U (ja) 2000-01-17 2000-01-17 自動車保護カバ―の収納、取出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070321U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084830A2 (en) * 2007-12-27 2009-07-09 Jong-Su Kwag Rolling type cover device
CN107554463A (zh) * 2017-07-19 2018-01-09 杨忠武 一种缓冲保险杠遥控车衣箱

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084830A2 (en) * 2007-12-27 2009-07-09 Jong-Su Kwag Rolling type cover device
KR100907782B1 (ko) * 2007-12-27 2009-07-15 곽종수 권취식 커버장치
WO2009084830A3 (en) * 2007-12-27 2009-08-20 Jong-Su Kwag Rolling type cover device
CN107554463A (zh) * 2017-07-19 2018-01-09 杨忠武 一种缓冲保险杠遥控车衣箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8608223B2 (en) Automobile cover removal and installation roller assembly
US5078330A (en) Compactor for vehicle covers
JP3070321U (ja) 自動車保護カバ―の収納、取出し装置
US6598653B1 (en) Windshield covering system
US20010045758A1 (en) Vehicle cover
US6244209B1 (en) Signal balloon
KR20220023405A (ko) 전동 골프카트용 권취식 방수덮개 장치
JP3128681U (ja) 新聞配達用の雨避けカバー装置
JP2002029263A (ja) 自動車用雨よけ装置
JP3919927B2 (ja) 竿体ケース
KR920005975Y1 (ko) 자동차용 카바
JP3124500U (ja) 自動車用カバー
JPH0410101Y2 (ja)
US20040187991A1 (en) ATV cover
JPH10203444A (ja) 自転車等の保護カバー装置
JP3003119U (ja) 簡単車カバー
JPS637128Y2 (ja)
JP2007125201A (ja) 傘袋収納容器
JPH0421298Y2 (ja)
JP2593035Y2 (ja) トナーカートリッジ
JPH0886123A (ja) テント装置
JP3043878U (ja) スキーキャリア収納ケース
JP3033896U (ja) 携帯用雨傘カバー
JP3033099U (ja) 紐巻取収納器具
JP2001037514A (ja) 傘 袋

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154