JP3069696U - 合図灯 - Google Patents

合図灯

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JP3069696U
JP3069696U JP1999009538U JP953899U JP3069696U JP 3069696 U JP3069696 U JP 3069696U JP 1999009538 U JP1999009538 U JP 1999009538U JP 953899 U JP953899 U JP 953899U JP 3069696 U JP3069696 U JP 3069696U
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哲 橘
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三ツ星貿易株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯性を良くし且つ視認性を高めることが可能
な合図灯を提供する。 【解決手段】把持部2と、一端が把持部2に固定された
光透過性の第1筒体3と、第1筒体3とほぼ同じ長さで
第1筒体3に伸縮自在に外嵌された光透過性の第2筒体
4と、第1筒体3の先端部から第2筒体4が離脱するの
を防止する抜け止め機構5と、第1筒体3と第2筒体4
の内部に第1筒体3に対して第2筒体4が伸縮可能とな
るように設けられた伸縮式導線6および伸縮式導線6か
ら給電される複数の発光ダイオード7とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、合図灯に関し、特に、携帯性に優れ 且つ視認性を高くすることが可能な合図灯に関する。
【0002】
【従来の技術】 工事現場付近や車両等の事故発生現場付近、落石等による 災害発生現場付近、駐車場等においては、車両等を停止させたり誘導したりする 為に、発光型の合図灯が広く実用に供されている。 従来の合図灯50は、図6に示すように、把持する為の把持部51と、この把 持部51の一端に連なり一体的に固着された光透過性の筒体52と、筒体52の 内部に直列状に設けられた複数の発光ダイオードと、複数の発光ダイオードへの 給電を制御する電気制御部と、複数の発光ダイオードの点灯、消灯の為の指令を 電気制御部へ入力する為の操作スイッチ53等を備えている。把持部51の内部 には、乾電池を収容する為の電池収容部が設けられ、電池収容部に乾電池を収容 して操作スイッチ53を操作することにより複数の発光ダイオードを点灯又は消 灯させる。
【0003】 例えば、工事現場付近において車両を一時停止させる場合には、遠方から工事 現場に接近する運転者の視認性を高め注意を喚起するため、筒体52の長さは極 力長い方が望ましい。 一方、接近した車両を誘導する場合には、筒体52の長さは極力短い方が振り 易く(扱い易く)長時間使用する場合に疲れにくい。筒体52の長さが短い方は 携帯性にも優れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 従来の合図灯50では、筒体52の長さ を極力長いものにすれば、視認性は高まるものの携帯性に劣り、筒体52の長さ を極力短いものにすれば、携帯性は優れるものの視認性が低くなる。 本考案の目的は、携帯性を良くし且つ視認性を高めることが可能な合図灯を提 供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の合図灯は、案内や誘導に用いら れる発光型の合図灯において、把持する為の把持部と、一端が把持部に固定され た光透過性の第1筒体と、この第1筒体とほぼ同じ長さで第1筒体に伸縮自在に 外嵌された光透過性の第2筒体と、第1筒体の先端部から第2筒体が離脱するの を防止する抜け止め機構と、第1筒体と第2筒体の内部に第1筒体に対して第2 筒体が伸縮可能となるように設けられた伸縮式導線およびこの伸縮式導線から給 電される複数の発光ダイオードとを備えたことを特徴とするものである。
【0006】 例えば、工事現場付近において車両を一時停止させる場合には、第1筒体と第 2筒体を互いに離隔する方向に相対的に引っ張ることにより合図灯の全長を長く する。このとき、抜け止め機構により第1筒体の先端部から第2筒体が離脱する のを防止できると共に、内部の伸縮式導線は伸び、各発光ダイオード間の間隔は 広くなる。次に、把持部を把持して複数の発光ダイオードを点灯又は点滅させ合 図灯を振るなどすると、視認性は格段に高まり、遠方から工事現場に接近する運 転者の注意を喚起することができる。
【0007】 接近した車両を誘導する場合には、第1筒体に第2筒体をほぼ2重筒状に外嵌 させて合図灯の全長を短くする。このとき、内部の伸縮式導線は縮み、各発光ダ イオード間の間隔は狭くなる。次に、把持部を把持して複数の発光ダイオードを 点灯させたり点滅させたりした状態で合図灯を振り車両を誘導することができる 。この合図灯を携帯する場合には、全長を短くした状態で、収納バッグ等に収納 したり把持部に紐等を取付けておいて身体の一部(例えばベルト等)に取付ける ことができる。
【0008】 それ故、車両を一時停止させる際には、合図灯の全長を長くすることで視認性 を格段に高めることができ、車両の制動遅れを防止して車両の運転者や使用者の 安全を高めることができる。しかも第2筒体が第1筒体とほぼ同じ長さで第1筒 体に伸縮自在に外嵌されるので、合図灯の全長を最小限短くすることができる。 それ故、携帯性を良くし且つ視認性を高めることが可能となる。
【0009】 請求項2の合図灯は、請求項1の考案において、前記抜け止め機構が、第1筒 体の先端部に外嵌固定された第1筒片と、第2筒体の基端部に内嵌固定された第 2筒片とで構成されたことを特徴とするものである。それ故、合図灯の最大伸長 時に第1筒片と第2筒片が係合することにより、第1筒体の先端部から第2筒体 が離脱するのを防止できる。
【0010】 請求項3の合図灯は、案内や誘導に用いられる発光型の合図灯において、把持 する為の把持部と、一端が把持部に固定された光透過性の第1筒体と、この第1 筒体とほぼ同じ長さで第1筒体に伸縮自在に内嵌された光透過性の第2筒体と、 第1筒体の先端部から第2筒体が離脱するのを防止する抜け止め機構と、第1筒 体と第2筒体の内部に第1筒体に対して第2筒体が伸縮可能となるように設けら れた伸縮式導線およびこの伸縮式導線から給電される複数の発光ダイオードとを 備えたことを特徴とするものである。請求項3の考案は、請求項1の考案とほぼ 同様の構成であり、第1筒体と第2筒体の径の大小関係が入れ替わっただけなの で、請求項1の考案と同様の作用、効果を奏する。
【0011】 請求項4の合図灯は、請求項3の考案において、前記抜け止め機構が、第1筒 体の先端部に内嵌固定された第1筒片と、第2筒体の基端部に外嵌固定された第 2筒片とで構成されたことを特徴とするものである。それ故、合図灯の最大伸長 時に第1筒片と第2筒片が係合することにより、第1筒体の先端部から第2筒体 が離脱するのを防止できる。 請求項5の合図灯は、請求項1〜4の何れかの考案において、前記第1,第2 筒体間の摺動隙間を液密にシールするシール部材を設けたことを特徴とするもの である。それ故、雨天時に第1,第2筒体内部に水が侵入するのを防止できる。
【0012】 請求項6の合図灯は、請求項1〜5の何れかの考案において、前記把持部の内 部に電池を収容する電池収容部を設けるとともに、複数の発光ダイオードへの給 電を制御する電気制御部と、複数の発光ダイオードの点灯、点滅、消灯の為の指 令を電気制御部へ入力する為の操作スイッチを設けたことを特徴とするものであ る。電池を電池収容部へ所定個数収容すると、例えば消灯状態のとき操作スイッ チを1回押圧することにより、電気制御部へ複数の発光ダイオードの点滅指令が 入力され複数の発光ダイオードと電池との間が導通状態となり各発光ダイオード は点滅する。この状態で操作スイッチを1回押圧することにより、電気制御部へ 複数の発光ダイオードの点灯指令が入力され各発光ダイオードは常時点灯状態と なる。さらに操作スイッチを1回押圧することにより、電気制御部へ複数の発光 ダイオードの消灯指令が入力され消灯する。このように、操作スイッチを操作す ることで、複数の発光ダイオードの点滅、点灯、消灯状態を切換えることができ る。
【0013】 請求項7の合図灯は、請求項6の考案において、前記把持部の先端側部分の外 面部に、外部へ光を投射可能な小型ランプ又は発光ダイオードを設けたことを特 徴するものである。夜間、例えば、警察官が免許証の提示を求め確認する際等に 、操作スイッチ等を操作して小型ランプ又は発光ダイオードにより把持部の先端 側部分から外部へ光を投射し、手元の免許証を照らして確認することができる。
【0014】 請求項8の合図灯は、請求項1〜5の何れかの考案において、前記伸縮式導線 は、1または複数のカールコードを備えたことを特徴とするものである。それ故 、第1筒体に対して第2筒体を繰り返し伸縮させても、カールコードは絡まった り他の部材に挟まれたりすることがなく第2筒体をスムースに伸縮させることが できると共に、断線による故障を防止することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1、図2に示すように、合図灯1は、把持する為の把持部2と、一端が把持 部2に固定された第1筒体3と、第1筒体3とほぼ同じ長さで第1筒体3に伸縮 自在に外嵌された第2筒体4と、第1筒体3の先端部から第2筒体4が離脱する のを防止する抜け止め機構5と、第1筒体3と第2筒体4の内部に設けられた伸 縮式導線6及び10個の発光ダイオード7と、把持部2内に設けられ複数の発光 ダイオード7への給電を制御する電気制御部19等を備えている。
【0016】 図2に示すように、把持部2は、例えばABS樹脂製で手で握ることが可能な 大きさの略円筒状に形成され、図2における右側約2/3長さ部分の把持本体8 と左側約1/3長さ部分の筒体接続部9等から構成され、把持本体8が筒体接続 部9に内嵌螺合されている。把持本体8のうち両端部を除く約80%の外周表面 には、ギザギザ目が形成され手から合図灯1が滑り落ちるのを防止したり筒体接 続部9から把持本体8を確実に取り外したり逆に取り付けたりできる。
【0017】 把持本体8の内部には電池収容部8aが設けられ、電池収容部8aには、例え ば単2型の乾電池10を2個直列状に収容可能である。尚、把持本体8と筒体接 続部9との連結部分には環状のシール部材11が設けられ、把持本体8と筒体接 続部9の連結状態のとき把持部2内への水の侵入を防止している。尚、把持本体 8の基端部には、合図灯1を室内外の所定位置に吊るしたり身体の一部(例えば ベルト等)に取付ける為の紐通し部8bが設けられている。 筒体接続部9は、把持本体8よりもやや大径に形成され、長さ方向略中間部分 には、複数の発光ダイオード7の点灯、点滅、消灯の為の指令を電気制御部19 へ入力する為の操作スイッチ12が設けられている。
【0018】 第1筒体3と第2筒体4について説明すると、第1,第2筒体3,4は、外観 上赤色または橙色であって、ポリカーボネート等の合成樹脂等から構成され、第 1筒体3は例えば長さ約350mm、外径約30mmに形成され、第2筒体4は 例えば長さ約350mm、外径約34mmに形成され、第2筒体4の先端部には 蓋部材13が固着されている。 第1筒体3は、無色透明の光透過性のポリカーボネート等の合成樹脂製の筒体 と、この合成樹脂製の筒体の内周面の全面にわたって貼着された赤色又は橙色の 着色シート等から構成され、発光ダイオード7の光がこの着色シートを通過する 際、光をあらゆる方向へ放射するようになっている。
【0019】 第2筒体4は、光透過性のポリカーボネート等の合成樹脂製の筒体と、この合 成樹脂製の筒体の外周面の全面にわたって設けられた前記と同様の赤色又は橙色 の着色シートと、この着色シートの外周面に設けられた熱収縮性のフィルム等か ら構成されている。熱収縮性のフィルムは、例えば無色透明のポリエチレン又は ポリプロピレンから成る筒状フィルムであり、加熱することにより内径を収縮可 能である。つまり、合成樹脂製の筒体の外周面に着色シートを被せ、合成樹脂製 の筒体よりもやや大径のフィルム内にこれら筒体及び着色シートを挿入し、その 後、このフィルムを加熱して縮径させることで、着色シートを合成樹脂製の筒体 に貼着可能である。
【0020】 抜け止め機構5について説明すると、図3に示すように、第1筒体3の先端部 には第1筒片3aが外嵌固定され、第2筒体4の基端部には第2筒片4aが内嵌 固定され、合図灯1の伸長状態のとき、これら第1筒片3aと第2筒片4aが係 合することにより、第1筒体3の先端部から第2筒体4が離脱するのを防止でき る。
【0021】 図2、図3に示すように、第1筒体3の外周面と第2筒体4の内周面との間に は、第1,第2筒片3a,4a間の長さ方向略中間部分においてOリングから成 るシール部材14が設けられ、第1,第2筒体3,4間の摺動隙間15を液密に シールする。それ故、雨天に使用する場合、第1,第2筒体3,4内部に水が侵 入するのを防止できる。しかも、シール部材14と第1,第2筒体3,4との間 に摩擦力が働き、第2筒体4が第1筒体3にタイトに外嵌されているので、合図 灯1の伸長状態及び収縮状態を保持することができる。
【0022】 10個の発光ダイオード7と伸縮式導線6等について説明すると、図1、図2 に示すように、複数の発光ダイオード7は伸縮式導線6により直列接続され、そ の直列回路には、電池10、電気制御部19等が接続されている。10個の発光 ダイオード7は6個のダイオード保持部材17(以下、保持部材という)に1個 又は2個ずつ設けられ、各保持部材17は等間隔置きに配設されている。但し、 左右両端の保持部材17は、夫々連結部材18を介して一方は蓋部材13にビス で連結され、他方は筒体接続部9の内部の先端側部分に固定されている。つまり 、発光ダイオード7は、左右両端の2個の保持部材17の内側に夫々1個ずつ、 その他の4個の保持部材17の各々の両側に設けられ、合計10個設けられてい る。
【0023】 伸縮式導線6は5本のカールコード16を備え、これら5本のカールコード1 6の各々は隣接する保持部材17の間に配設されて電気的に連結されている。尚 、各カールコード16は、図2における左端側の被膜が夫々部分的に除去されて 2本の細い被覆線16a,16bが剥き出され、これら2本の被膜電線16a, 16bが夫々の保持部材17に半田付けされている。
【0024】 次に、以上説明した合図灯1の作用について説明する。 例えば、工事現場付近において車両を一時停止させる場合には、図1(a)に 示す伸長状態(合図灯1の全長例えば約880mm)にし、接近した車両を誘導 する場合には図1(b)に示す収縮状態(合図灯1の全長例えば約550mm) にする。 合図灯1を収縮状態から伸長状態にするには、第1筒体3と第2筒体4を互い に離隔する方向に引っ張ることにより合図灯1の全長は最大限長くなる。このと き、抜け止め機構5により第1筒体3の先端部から第2筒体4が離脱するのを防 止できると共に、内部の各カールコード16は夫々伸びて所定間隔置きの発光ダ イオード7間の間隔は広くなる。
【0025】 次に、把持部2を把持して操作スイッチ12を1回押圧すると全ての発光ダイ オード7が点滅する状態になり、更に操作スイッチ12を1回押圧すると全ての 発光ダイオード7が常時点灯した状態になる。このように合図灯1の伸長状態で 各発光ダイオード7を点滅状態もしくは点灯状態にしてこの合図灯1を振るなど すると、視認性は格段に高まり、遠方から工事現場に接近する運転者の注意を喚 起することができる。
【0026】 接近した車両を誘導する場合には、図1(b)に示すように、第1筒体3に第 2筒体4をほぼ2重筒状に外嵌させて合図灯1を収縮状態にする。このとき、各 カールコード16は縮み、所定間隔おきの発光ダイオード7間の間隔は狭くなる 。次に、把持本体8を把持して全ての発光ダイオード7を点灯もしくは点滅状態 にして合図灯1を振り車両を誘導することができる。この合図灯1を携帯する場 合には、この収縮状態で、収納バッグ等に収納したり把持本体8の紐通し部8b に紐を取付けておいて身体の一部(例えばベルト等)に取付けることができる。
【0027】 それ故、車両を一時停止させる際には、合図灯1を伸長状態にすることで視認 性を格段に高めることができ、車両の制動遅れを防止して車両の運転者や使用者 の安全を高めることができる。しかも第2筒体4が第1筒体3とほぼ同じ長さで 第1筒体3に伸縮自在に外嵌されるので、合図灯1を収縮状態にすることができ 、それ故、携帯性を良くし且つ視認性を高めることが可能となる。 小径の第1筒体3の一端が把持部2に固定され、第1筒体3に第2筒体4が伸 縮自在に外嵌されているので、把持部2の成形の為の金型を、従来のものを兼用 することが可能となり、その金型費用を低減でき、製作費用を格段に低減するこ とができる。
【0028】 複数の発光ダイオード7への給電を制御する電気制御部19と操作スイッチ1 2を設けたので、電池収容部8aに電池10を収容した状態で操作スイッチ12 を操作することで、全ての発光ダイオード7の点滅、点灯、消灯状態を切換える ことができる。電池10交換の際には、筒体接続部9から把持本体8を取り外し 、この把持本体8内の電池収容部8aの電池10を交換することができる。
【0029】 伸縮式導線6は5本のカールコード16を備えているので、第1筒体3に対し て第2筒体4を繰り返し伸縮させても、カールコード16は絡まったり他の部材 に挟まれたりすることがなく第2筒体4をスムースに伸縮させることができると ともに、断線による故障を防止することができる。
【0030】 次に、本実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。 1)本実施形態では、単2型の乾電池10を2個使用しているが、これは単2型 のものや使用個数に限定されるものではない。勿論、家庭用電源で繰り返し充電 可能な電池も適用可能である。 2)合図灯1は伸長状態と収縮状態の間の途中の長さのときにも、点滅もしくは 点灯させて使用する場合もある。第1,第2筒体3,4の長さは、350mmに 限定されるものではなく、伸長状態で300〜400mm、収縮状態で150〜 200mmの長さのものを使用する場合もある。
【0031】 3)カールコード16や発光ダイオード7の数は必要に応じて増減する場合もあ る。 4)前記実施形態では、操作スイッチ12により順次、点滅、点灯、消灯状態に 切り替え可能に構成しているが、順次、点灯、点滅、消灯状態に切り替え可能に 構成してもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種 々の変更を付加した形態で実施することも可能である。
【0032】 次に、別の実施形態に係る合図灯について説明する。但し、前記実施形態と同 じ部材には同一の符号を付して説明を適宜省略する。 1)別実施形態1・・(図4参照) 図4に示すように、合図灯1Aの筒体接続部9の先端側部分の外面部には、外 部へ光を投射可能な小型ランプ20(又は発光ダイオード)が設けられている。 筒体接続部9Aには、操作スイッチ12に隣接して操作スイッチ21が設けられ ている。尚、小型ランプ20(又は発光ダイオード)を第1筒体3内の基端部付 近(具体的には、保持部材17あるいは連結部材18)に取り付け、そのランプ に近接する着色シートを予めくり抜いておき、外部へ光を投射するようにしても よい。更に、小型ランプ20(又は発光ダイオード)を筒体接続部9と第1筒体 3内の基端部付近の両方に設けてもよい。
【0033】 この合図灯1Aによれば、夜間、例えば、警察官が免許証の提示を求め確認す る際等に、操作スイッチ21を操作して小型ランプ20(又は発光ダイオード) により把持部2Aの先端側部分から外部へ光を投射し、手元の免許証を照らして 確認することができる。尚、操作スイッチ21を省略し、小型ランプ20の為の 操作スイッチを操作スイッチ12に集約してもよい。この場合、例えば、操作ス イッチ12により順次、全発光ダイオード7の点滅、点灯、この点灯状態のまま 小型ランプ20の点灯、全発光ダイオード7と小型ランプ20の消灯状態に切り 替える。尚、第1,第2筒体3,4の長さは、警察官が使用するタイプのものは 、伸長状態で300〜400mm、収縮状態で150〜200mmの長さのもの を使用する場合が多いが、この長さに限定されるものではない。その他前記実施 形態と同様の作用、効果を奏する。
【0034】 2)別実施形態2・・(図5参照) 図5に示すように、合図灯1Bは、大径の第1筒体3Aの一端が把持部2に固 定され、第1筒体3Aに小径の第2筒体4Aが伸縮自在に内嵌されている。この 場合、抜け止め機構は、図示しないが、第1筒体3Aの先端部に内嵌固定された 第1筒片と、第2筒体4Aの基端部に外嵌固定された第2筒片とで構成され、合 図灯1Bの伸長状態のとき、これら第1筒片と第2筒片が係合することにより、 第1筒体3Aの先端部から第2筒体4Aが離脱するのを防止できる。第1筒体3 Aの内周面と第2筒体4Aの外周面との間には、第1,第2筒片の長さ方向略中 間部分においてOリングから成るシール部材14が設けられている。その他前記 実施形態と同様の構成となっており、略同様の作用、効果を奏する。
【0035】
【考案の効果】 請求項1の考案によれば、例えば、車両を一時停止させる 際には、合図灯を伸長状態にすることで視認性を格段に高めることができ、車両 の制動遅れを防止して車両の運転者や使用者の安全を高めることができる。しか も第2筒体が第1筒体とほぼ同じ長さで第1筒体に伸縮自在に外嵌されるので、 合図灯を収縮状態にすることができ、それ故、携帯性を良くし且つ視認性を高め ることが可能となる。 小径の第1筒体の一端が把持部に固定され、第1筒体に第2筒体が伸縮自在に 外嵌されているので、把持部の成形の為の金型を、従来のものを兼用することが 可能となり、金型費用を低減でき、製作費用を格段に低減できる。
【0036】 請求項2の考案によれば、抜け止め機構が、第1筒体の先端部に外嵌固定され た第1筒片と、第2筒体の基端部に内嵌固定された第2筒片とで構成されている ので、合図灯の最大伸長時に第1筒片と第2筒片が係合することにより、第1筒 体の先端部から第2筒体が離脱するのを確実に防止できる。その他請求項1と同 様の効果を奏する。
【0037】 請求項3の考案によれば、基本的に請求項1の考案と略同様の構成であり、第 1筒体と第2筒体の径の大小関係が入れ替わっているだけなので、基本的に請求 項1と同様の効果を奏する。 請求項4の考案によれば、合図灯の最大伸長時に第1筒片と第2筒片が係合す ることにより、第1筒体の先端部から第2筒体が離脱するのを確実に防止できる 。その他請求項3と同様の効果を奏する。
【0038】 請求項5の考案によれば、第1,第2筒体間の摺動隙間を液密にシールするシ ール部材を設けたので、雨天で使用する際、第1,第2筒体内部に水が侵入する のを防止できる。その他請求項1〜4と同様の効果を奏する。
【0039】 請求項6の考案によれば、複数の発光ダイオードへの給電を制御する電気制御 部と操作スイッチを設けたので、電池収容部に電池を収容した状態で操作スイッ チを操作することで、複数の発光ダイオードの点滅、点灯、消灯状態を切換える ことができる。把持部の内部に電池収容部を設けたので、デッドスペースを有効 活用でき、しかも、簡単に電池交換することができる。その他請求項1〜5の何 れかと同様の効果を奏する。
【0040】 請求項7の考案によれば、把持部の先端側部分の外面部に、外部へ光を投射可 能な小型ランプ又は発光ダイオードを設けたので、夜間、例えば、警察官が免許 証の提示を求め確認する際等に、操作スイッチ等を操作して小型ランプ又は発光 ダイオードにより把持部の先端側部分から外部へ光を投射し、手元の免許証を照 らして確認することができる。その他請求項6と同様の効果を奏する。
【0041】 請求項8の考案によれば、伸縮式導線は、1または複数のカールコードを備え たので、第1筒体に対して第2筒体を繰り返し伸縮させても、カールコードは絡 まったり他の部材に挟まれたりすることがなく第2筒体をスムースに伸縮させる ことができると共に、断線による故障を防止することができる。その他請求項1 〜5の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態に係る合図灯の伸縮動作を説
明する説明図であり、(a)は合図灯の伸長状態の合図
灯の説明図、(b)は収縮状態の合図灯の説明図であ
る。
【図2】合図灯の一部切欠き縦断面図である。
【図3】抜け止め機構の要部拡大縦断面図である。
【図4】別実施形態に係る合図灯の図2相当図である。
【図5】他の別実施形態に係る合図灯の概略説明図であ
る。
【図6】従来の合図灯の正面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 合図灯 2,2A 把持部 3,3A 第1筒体 3a 第1筒片 4,4A 第2筒体 4a 第2筒片 5 抜け止め機構 6 伸縮式導線 7 発光ダイオード 8a 電池収容部 10 電池 12,21 操作スイッチ 14 シール部材 16 カールコード 19 電気制御部 20 小型ランプ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内や誘導に用いられる発光型の合図灯
    において、 把持する為の把持部と、 一端が把持部に固定された光透過性の第1筒体と、 この第1筒体とほぼ同じ長さで第1筒体に伸縮自在に外
    嵌された光透過性の第2筒体と、 第1筒体の先端部から第2筒体が離脱するのを防止する
    抜け止め機構と、 第1筒体と第2筒体の内部に第1筒体に対して第2筒体
    が伸縮可能となるように設けられた伸縮式導線およびこ
    の伸縮式導線から給電される複数の発光ダイオードと、 を備えたことを特徴とする合図灯。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め機構が、第1筒体の先端部
    に外嵌固定された第1筒片と、第2筒体の基端部に内嵌
    固定された第2筒片とで構成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の合図灯。
  3. 【請求項3】 案内や誘導に用いられる発光型の合図灯
    において、 把持する為の把持部と、 一端が把持部に固定された光透過性の第1筒体と、 この第1筒体とほぼ同じ長さで第1筒体に伸縮自在に内
    嵌された光透過性の第2筒体と、 第1筒体の先端部から第2筒体が離脱するのを防止する
    抜け止め機構と、 第1筒体と第2筒体の内部に第1筒体に対して第2筒体
    が伸縮可能となるように設けられた伸縮式導線およびこ
    の伸縮式導線から給電される複数の発光ダイオードと、 を備えたことを特徴とする合図灯。
  4. 【請求項4】 前記抜け止め機構が、第1筒体の先端部
    に内嵌固定された第1筒片と、第2筒体の基端部に外嵌
    固定された第2筒片とで構成されたことを特徴とする請
    求項3に記載の合図灯。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2筒体間の摺動隙間を液密
    にシールするシール部材を設けたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の合図灯。
  6. 【請求項6】 前記把持部の内部に電池を収容する電池
    収容部を設けるとともに、複数の発光ダイオードへの給
    電を制御する電気制御部と、複数の発光ダイオードの点
    灯、点滅、消灯の為の指令を電気制御部へ入力する為の
    操作スイッチを設けたことを特徴とする請求項1〜5の
    何れかに記載の合図灯。
  7. 【請求項7】 前記把持部の先端側部分の外面部に、外
    部へ光を投射可能な小型ランプ又は発光ダイオードを設
    けたことを特徴とする請求項6に記載の合図灯。
  8. 【請求項8】 前記伸縮式導線は、1または複数のカー
    ルコードを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れ
    かに記載の合図灯。
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