JP3069433U - 模様入り薄畳 - Google Patents

模様入り薄畳

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JP3069433U
JP3069433U JP1999009234U JP923499U JP3069433U JP 3069433 U JP3069433 U JP 3069433U JP 1999009234 U JP1999009234 U JP 1999009234U JP 923499 U JP923499 U JP 923499U JP 3069433 U JP3069433 U JP 3069433U
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tatami
tatami mat
thin
mat
pattern
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束 田中
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Koyo Sangyo Co Ltd
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Koyo Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、畳の表面に美麗な模様を有する薄
畳を目的とする。 【解決手段】 合成樹脂発泡体を主体とする畳床４と畳
表１からなる薄畳に於いて、一カ所または２カ所以上に
わたり畳表１及び畳床４、または畳表１の一部を打ち抜
き、その打ち抜いた部分に、耐摩耗性印刷物２を設置す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、家屋の板敷き床や座敷、マンションやアパート等の共同住宅建物やホ テル、遊技場等の床に敷くあらゆる用途に利用できる薄畳であり、特に畳の表に 絵柄などの模様を付与した薄畳に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来絵柄等の模様を入れた畳としては、特開平７−２１７１６４、実開平６−６ ２０８１に見られるように、畳表に直接印刷を施すかまたは絵柄を畳表に編み込 んだ後、畳床に積層する方法が知られている。しかしいずれの方法も畳表の表面 が平滑性に欠けるため綺麗な絵柄の畳とはなりにくい欠点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来のポリスチレン、ポリオレフィン等の合成樹脂発泡体を畳床とした薄畳が、 凹凸のある藺草からなる畳表上で模様を表現しようとしたのに対し、本考案は凹 凸のある畳全面の畳表上ではなく、発想を転換し、畳表および畳床、または畳表 の一部を打ち抜いた部分に、綺麗な模様を表現した平らな耐摩耗性印刷物を設置 し美麗な薄畳を得ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、合成樹脂発泡体を主体とする畳床と畳表からなる薄畳に於いて、畳表 および畳床、または畳表の一部を打ち抜き、その打ち抜いた部分に耐摩耗性印刷 物を設置してなる模様入り薄畳に関する。
【０００５】 即ち本考案は畳表全面に模様を表現するのではなく、表面が平滑でない畳表の大 部分はそのままにし、模様を表現する部分の畳表または畳表とその下に位置する 畳床を予め打ち抜き、その部分に相当する平らで耐摩耗性の材料に模様を印刷し 、打ち抜き部分に設置した薄畳に関するものである。打ち抜き部分への印刷物設 置方法は単にはめ込む方法の他、畳表のみを打ち抜く場合は粘着剤または接着剤 で固定してもよい。また畳表の切り抜き模様を形成する箇所は一カ所でもよいし 二カ所以上でもよい。更に切り抜き部分の形状は丸形、四角に限らずどの様な形 状でもよい。
【０００６】 本考案に於ける要点である平らで耐摩耗性印刷物の材料は、鉄、銅、アルミニウ ム等の金属、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニール 、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等のプラスチック、単板、処理単板、木板 、合板、紙、プラスチックラミネート紙等のシート状物やこれらの組合せ物であ る。これらは予めデザイン模様を形成し且つ紙、木材、プラスチック等を接着裏 打ちしてもよいし、裏打ち接着しないでそのまま単層で使用してもよい。その他 の畳床、畳表等は従来から使用されている材料がそのまま使用できる。
【０００７】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図１は本考案の模様入り薄 畳の一例を示したもので、畳表１および畳床４、または畳表１の一部を打ち抜き 平滑な材料の上に模様を印刷した耐摩耗性印刷物２をはめ込んだ薄畳を真上から 見た俯瞰図である。 図２は本考案の薄畳にはめ込む模様入り耐摩耗性印刷物積層体の側面図である。 即ち模様入り積層体は耐摩耗性印刷物２を表面に厚さ調整裏打ち３からなる例を 示している。 図３は本考案の薄畳にはめ込む単層の模様入り耐摩耗性印刷物２の側面図である 。即ち模様入り耐摩耗性印刷物は裏打ちしないで単層でも使用できる。 図４は本考案の薄畳の畳表１の厚さを一カ所打ち抜き、そこに模様入り耐摩耗性 印刷物２を設置した側面図である。 図５は本考案の薄畳の畳表１と畳床４を一カ所打ち抜き、そこに模様入り耐摩耗 性印刷物２を設置した側面図である。
【０００８】
【考案の効果】 本考案は、合成樹脂発泡体を主体とする畳床と畳表からなる薄畳に於いて、畳表 および畳床、または畳表の一部を打ち抜き、その打ち抜き部分に平らで耐摩耗性 印刷物を設置する事により、畳に従来より鮮明且つ美麗な模様をスポット的に付 与できた。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案模様入り薄畳を上から見た俯瞰図であ
る。
【図２】本考案薄畳にはめこむ模様入り耐摩耗性印刷物
として積層体の一例を示した図である。
【図３】本考案薄畳にはめこむ単層の模様入耐摩耗性印
刷物を示した図である。
【図４】本考案薄畳の畳表の打ち抜き部分に模様入り耐
摩耗性印刷物を設置した図である。
【図５】本考案は薄畳の畳表と畳床両方の打ち抜き部分
に模様入り耐摩耗性印刷物を設置した図である。
【符号の説明】
１ 畳表 ２ 耐摩耗性印刷物 ３ 厚さ調整裏打ち ４ 畳床

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 合成樹脂発泡体を主体とする畳床と畳表
    からなる薄畳に於いて、畳表および畳床、または畳表の
    一部を打ち抜き、その打ち抜いた部分に耐摩耗性印刷物
    を設置してなる模様入り薄畳。
  2. 【請求項２】 合成樹脂発泡体を主体とする畳床と畳表
    からなる薄畳に於いて、畳表の一部を打ち抜き、その打
    ち抜き部分に耐摩耗性印刷物を粘着または接着固定して
    なる模様入り薄畳。
JP1999009234U 1999-12-06 1999-12-06 模様入り薄畳 Expired - Lifetime JP3069433U (ja)

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