JP3069238B2 - サイドステップ構造 - Google Patents

サイドステップ構造

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JP3069238B2
JP3069238B2 JP6093376A JP9337694A JP3069238B2 JP 3069238 B2 JP3069238 B2 JP 3069238B2 JP 6093376 A JP6093376 A JP 6093376A JP 9337694 A JP9337694 A JP 9337694A JP 3069238 B2 JP3069238 B2 JP 3069238B2
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JP
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side step
vertical wall
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wall forming
vehicle
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朗 平岡
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドステップ構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、オフロード車等の
高床の自動車では、車体1側部の下方位置に運転者や乗
員が足をかけて容易に乗り降りできるようサイドステッ
プ2を備えたものがある。
【0003】この種のサイドステップ2を備えた自動車
においては、国内用小型車等の車幅規制のあるものにつ
いては細幅ボデーが採用され、車幅規制のないものにつ
いては太幅ボデーが採用されているのが通常であり、例
えば太幅ボデーの自動車の場合には、図11に示す如
く、上面に踏み面を形成する平坦部3と、該平坦部3の
車体1側端部で起立する縦壁部4とを一体形成した略L
字状断面のサイドステップ2を使用し、車体1に取付け
た複数のステー5に前記平坦部3をボルト止めすること
により前記サイドステップ2の取付けを行うようにして
ある。
【0004】ところが、細幅ボデーの自動車の場合に
は、サイドステップ2の外側端が車幅を規定することに
なる為、サイドステップ2の外側端を規制車幅の枠内で
可能な限り外側へ張り出してサイドステップ2を使用性
良く配置する必要があり、しかもサイドステップ2の踏
み面には一定の幅寸法が確保されるようにしなければな
らないが、斯かる条件を満たすようサイドステップ2を
取付けると、図12に示す如くサイドステップ2の縦壁
部4が、該縦壁部4の上側に位置するロッカパネル6の
フランジ部分6aより内側に位置してしまうケースが多
く、このようなケースの場合には、走行時に車体1下側
に跳ね上げられた泥水7が前記フランジ部分6aに伝っ
て落ちることによりサイドステップ2の踏み面が汚れて
しまうという不具合を生じる為、図13に示すように、
縦壁部4の上端部が前記ロッカパネル6のフランジ部分
6aより外側に位置するよう前記縦壁部4の上端部を折
り曲げ形成したサイドステップ2’を使用するようにし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如く太幅ボデー用と細幅ボデー用のサイドステップ
2,2’を使い分けすると、大型部品が二種類となるた
め、コストが増加するという問題があった。
【0006】一方、縦壁部4の上端部を折り曲げ形成し
た細幅ボデー用のサイドステップ2’を太幅ボデー用と
して共用することも考えられるが、太幅ボデーの自動車
に対し細幅ボデー用のサイドステップ2’を通常の太幅
ボデー用位置に取付けた場合には、図14に示す如く縦
壁部4の上端部が過剰に外側に張り出して美観を著しく
損なうことになり、また、太幅ボデーの自動車に対し細
幅ボデー用のサイドステップ2’を細幅ボデー用位置に
取付けた場合には、車幅規制がないにも拘らず踏み面が
内側に入り込んでサイドステップ2の使用性をいたずら
に損なうことになる為、どちらの取付け位置を選択して
も商品価値を低下することになるという不具合があっ
た。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、太幅ボデーの自動車と細幅ボデーの自動車に対し商
品価値を低下することなくサイドステップを共用し得る
新規なサイドステップ構造を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイドステッ
プを、踏み面を形成する板状のサイドステップ本体と、
該サイドステップ本体の車体側端部に下端部を装着可能
な縦壁形成部材とに分割して構成し、縦壁形成部材の一
方の面を表にしてサイドステップ本体に装着した際に縦
壁形成部材の上端部が車両幅方向外側に張り出し且つ縦
壁形成部材の他方の面を表にしてサイドステップ本体に
装着した際に縦壁形成部材の上端部が車両幅方向内側に
張り出すよう縦壁形成部材に屈曲形状を付したことを特
徴とするサイドステップ構造、に係るものである。
【0009】
【作用】従って本発明では、細幅ボデーの自動車に対し
てサイドステップを取付ける場合には、縦壁形成部材の
一方の面を表にしてサイドステップ本体に装着すること
により、前記縦壁形成部材の上端部が車両幅方向外側に
張り出すようにしてサイドステップを構成し、前記サイ
ドステップ本体をステーの細幅ボデー用位置にボルト止
めして固定し、前記縦壁形成部材の上端部がロッカパネ
ルのフランジ部分より車両幅方向外側に配置されるよう
にする。
【0010】このようにすれば、走行時に車体下側に跳
ね上げられた泥水が前記ロッカパネルのフランジ部分に
伝って落ちることによりサイドステップの踏み面が汚れ
てしまうという不具合が防止される。
【0011】また、太幅ボデーの自動車に対してサイド
ステップを取付ける場合には、縦壁形成部材を前記の状
態から裏返し、他方の面を表にしてサイドステップ本体
に装着することにより、前記縦壁形成部材の上端部が車
両幅方向内側に張り出すようにしてサイドステップを構
成し、前記サイドステップ本体をステーの太幅ボデー用
位置にボルト止めして固定し、前記縦壁形成部材の上端
部がロッカパネルのフランジ部分に対し過剰に車両幅方
向外側に張り出さないような適宜位置に配置されるよう
にする。
【0012】このようにすれば、美観を損なうことなく
サイドステップを外側に配置することが可能となり、サ
イドステップの使用性が向上される。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0014】図1〜図3は本発明の第一実施例を示すも
ので、図11と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
している。
【0015】図中8はサイドステップを示し、該サイド
ステップ8は、踏み面9aを形成する板状のサイドステ
ップ本体9と、該サイドステップ本体9の車体1側端部
に下端部を装着可能な縦壁形成部材10とに分割して構
成されており、前記縦壁形成部材10の一方の面10a
を表にしてサイドステップ本体9に装着した際に縦壁形
成部材10の上端部が車両幅方向外側に張り出し且つ他
方の面10bを表にして装着した際に前記上端部が車両
幅方向内側に張り出すよう前記縦壁形成部材10に屈曲
形状が付してある。
【0016】ここで、前記サイドステップ本体9の車体
1側端部には踏み面9aに対し直角に起立する縦壁基部
11が形成され、該縦壁基部11の上端部には係合用ネ
ック部12が形成されており、一方、前記縦壁形成部材
10の下端部には前記係合用ネック部12に対し鉤状に
係合し得る係合用溝部13が形成されていて、該係合用
溝部13に前記係合用ネック部12を差し込んで両者を
係合せしめることにより、前記サイドステップ本体9の
車体1側端部と縦壁形成部材10の下端部との装着がな
されるようにしてある。
【0017】而して、細幅ボデーの自動車に対してサイ
ドステップ8を取付ける場合には、縦壁形成部材10の
一方の面10aを表にしてサイドステップ本体9に装着
することにより、前記縦壁形成部材10の上端部が車両
幅方向外側に張り出すようにしてサイドステップ8を構
成し、前記サイドステップ本体9をステー5の細幅ボデ
ー用位置(サイドステップ8の外側端が規制車幅の枠内
に収まる位置)にボルト止めして固定し、前記縦壁形成
部材10の上端部がロッカパネル6のフランジ部分6a
より車両幅方向外側に配置されるようにする。
【0018】このようにすれば、走行時に車体1下側に
跳ね上げられた泥水が前記ロッカパネル6のフランジ部
分6aに伝って落ちることによりサイドステップ8の踏
み面9aが汚れてしまうという不具合が防止される。
【0019】また、太幅ボデーの自動車に対してサイド
ステップ8を取付ける場合には、縦壁形成部材10を前
記の状態から裏返し、他方の面10bを表にしてサイド
ステップ本体9に装着することにより、前記縦壁形成部
材10の上端部が車両幅方向内側に張り出すようにして
サイドステップ8を構成し、前記サイドステップ本体9
をステー5の太幅ボデー用位置(前記細幅ボデー用位置
より外側位置)にボルト止めして固定し、前記縦壁形成
部材10の上端部がロッカパネル6のフランジ部分6a
に対し過剰に車両幅方向外側に張り出さないような適宜
位置に配置されるようにする。
【0020】このようにすれば、美観を損なうことなく
サイドステップ8を車両幅方向外側に配置することが可
能となり、サイドステップ8の使用性が向上される。
【0021】従って上記実施例によれば、太幅ボデーの
自動車と細幅ボデーの自動車に対し、その商品価値を低
下することなくサイドステップ8を共用することができ
るので、従来の如く太幅ボデー用と細幅ボデー用のサイ
ドステップを使い分けしていた場合と比較して大型部品
種類の削減を図ることができ、これによってコストの低
減を図ることができる。
【0022】また、サイドステップ8をサイドステップ
本体9と縦壁形成部材10とに分割して構成したことに
よって、前記縦壁形成部材10を安価で軽量な樹脂材料
等により構成することができるので、サイドステップ8
の原価及び質量の大幅な低減を図ることができる。
【0023】尚、本発明のサイドステップ構造は、上述
の実施例にのみ限定されるものではなく、サイドステッ
プ本体9の車体1側端部と縦壁形成部材10の下端部と
の装着方式には例えば図4〜図9に示す如き様々な方式
を採用し得ること、縦壁形成部材10には樹脂材料以外
にアルミニウム材料等の様々な材料を採用し得ること、
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】上記した本発明のサイドステップ構造に
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0025】(I)太幅ボデーの自動車と細幅ボデーの
自動車に対し、その商品価値を低下することなくサイド
ステップを共用することができるので、従来の如く太幅
ボデー用と細幅ボデー用のサイドステップを使い分けし
ていた場合と比較して大型部品種類の削減を図ることが
でき、これによってコストの低減を図ることができる。
【0026】(II)サイドステップをサイドステップ
本体と縦壁形成部材とに分割して構成したことによっ
て、前記縦壁形成部材を安価で軽量な樹脂材料等により
構成することができるので、サイドステップの原価及び
質量の大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例において細幅ボデー用のサ
イドステップを構成した状態を示す断面図である。
【図3】本発明の第一実施例において太幅ボデー用のサ
イドステップを構成した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第二実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第四実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第五実施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の第六実施例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第七実施例を示す斜視図である。
【図10】サイドステップを備えた自動車の一例を示す
斜視図である。
【図11】従来の太幅ボデー用のサイドステップを示す
断面図である。
【図12】従来の太幅ボデー用のサイドステップを細幅
ボデー用位置に配置した状態を示す断面図である。
【図13】従来の細幅ボデー用のサイドステップを示す
断面図である。
【図14】従来の細幅ボデー用のサイドステップを太幅
ボデー用位置に配置した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体 8 サイドステップ 9 サイドステップ本体 9a 踏み面 10 縦壁形成部材 10a 一方の面 10b 他方の面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドステップを、踏み面を形成する板
    状のサイドステップ本体と、該サイドステップ本体の車
    体側端部に下端部を装着可能な縦壁形成部材とに分割し
    て構成し、縦壁形成部材の一方の面を表にしてサイドス
    テップ本体に装着した際に縦壁形成部材の上端部が車両
    幅方向外側に張り出し且つ縦壁形成部材の他方の面を表
    にしてサイドステップ本体に装着した際に縦壁形成部材
    の上端部が車両幅方向内側に張り出すよう縦壁形成部材
    に屈曲形状を付したことを特徴とするサイドステップ構
    造。
JP6093376A 1994-05-02 1994-05-02 サイドステップ構造 Expired - Lifetime JP3069238B2 (ja)

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JP2016094142A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両のサイドステップ
JP2016101873A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両のサイドステップ

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