JP3069122U - 可動窓の安全操作機構 - Google Patents

可動窓の安全操作機構

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JP3069122U
JP3069122U JP1999008868U JP886899U JP3069122U JP 3069122 U JP3069122 U JP 3069122U JP 1999008868 U JP1999008868 U JP 1999008868U JP 886899 U JP886899 U JP 886899U JP 3069122 U JP3069122 U JP 3069122U
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JP1999008868U
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Inventor
伸一郎 佐藤
Original Assignee
しんたくハウス工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供、高齢者等が容易に窓の開閉操作を行な
うことができると共に、開閉操作の際に身体の安全を図
ることができるので、高齢者社会、福祉社会を迎えて快
適な生活を送ることができる。 【解決手段】 窓枠Aに回動可能に設けた可動窓である
片開き窓1を構成し、縦長に形成した窓框2の一側の縦
框材2Aの長さ方向略中間には開閉兼ロック用ハンドル
4が回動可能に設けてある。更に、窓框2を構成し、ハ
ンドル4より下方に位置する下框材2Dには、横方向に
開閉用取っ手5が設けてある。開閉用取っ手5は扁平凵
字状に形成してあり、しっかりと握って開閉操作を行な
うことができる構成にしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、個建て住宅、高層集合住宅所謂マンション等の建屋に開閉可能に設 けてある可動窓を安全に、かつ容易に開閉操作できるようにした可動窓の安全操 作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建屋の窓には様々なタイプの窓があるが、窓枠に対して開閉操作が可能 な可動窓のうち片開き窓、両開き窓のような外開き型の窓では、窓を構成する窓 框の縦框材の高さ方向略途中に設けてある把手を掴んで開閉操作行なうように構 成してある。また、幅方向両側に回転中心を有して建屋の外側方向に回転する回 転型窓では、窓框を構成する下框材に設けてある把手を掴んで開閉操作行なうよ うに構成してある。更に、窓枠に摺動して上下にスライドする上げ下げ型窓では 、窓框を構成する下框材に設けてある指掛け凹部に指先を掛けて開閉操作を行な うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来技術において、外開き型窓の場合把手の位置が大人を基準にして 設定してあるため、子供のように背の低い人、車椅子を利用している人或は老人 等のように高い位置に手が伸びない人、或は腕力の弱い人等には開閉操作が容易 ではないという問題がある。特に、窓を押し開ける操作を行なう場合に動作途中 で急に開いたりすることもあり、身体が窓の外に投げ出されるような危険な事態 を招く恐れがある。また、上げ下げ型窓の可動窓では指掛け凹部に指先を掛けた 状態で開閉操作を行なうが、窓が窓枠に対して円滑に摺動しないような場合には 指掛け凹部から指先が滑ってしまい、指先や爪を痛めるといった事故を招く場合 もある。
【0004】 本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、子供、高齢者或は身 体障害者が容易に窓の開閉操作を行なうことができると共に、開閉操作の際に身 体の安全を図ることができるようにすることにより、高齢者社会、福祉社会を迎 えて快適な生活を送ることができるようにした可動窓の安全操作機構を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、窓枠に対して開閉 可能に設けられた可動窓を構成する窓框の内、下側に位置する下框材に開閉用取 っ手を設けたことにある。
【0006】 そして、前記可動窓は前記窓枠に対して回動、昇降又は押し出し可能に設けた ものである請求項1記載の可動窓の安全操作機構。
【0007】 また、前記開閉用取っ手は扁平凵字状に形成し、前記可動窓に対して横方向に 設けた構成にするとよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1乃至図3は第1の実 施の形態を示す。図において、1は縦長矩形状の窓枠Aに開閉可能に設けられた 可動窓としての片開き窓を示す。2は該片開き窓1を構成する窓框で、該窓框2 は左右一対の縦框材2A、2Bと、該縦框材2A、2Bの上端および下端に対向 して連結した上框材2Cおよび下框材2Dとから縦長に構成してあり、内側に窓 ガラス3が嵌合してある。4は一側の縦框材2Aの長さ方向略中間に回動可能に 設けた開閉兼ロック用ハンドルを示し、該ハンドル4を所定方向に押したり引い たりすることにより片開き窓1を開閉し、かつ所定方向に回動操作することによ り、片開き窓1を窓枠Aに対してロックするようになっている。そして、上述の 構成からなる片開き窓1は、他側の縦框材2Bを窓枠Aにヒンジを介して接続す ることにより、建屋の外側に回動可能になっている。
【0009】 5は前記片開き窓1の下框材2Dに長手方向に沿って取着した操作用取っ手を 示す。該操作用取っ手5は断面略円形の金属製、合成樹脂製或は木製の棒状部5 Aと、該棒状部5Aの長手方向両端から略L字状に突出する一対の屈曲部5B、 5Bと、該各屈曲部5Bの先端に略T字状に突設され、ねじ穴が穿設してある一 対の取付台5C、5Cとから扁平凵字状に形成してあり、各取付台5Cのねじ穴 に取付ねじ6を挿入して下框材2Dに螺入することによって操作用取っ手5は片 開き窓1に固着してある。
【0010】 本実施の形態は上述の構成からなっており、操作用取っ手5は片開き窓1の下 框材2Dに設けてあるから、開閉用ハンドル4に手が届かないか、ようやく手が 届くような子供でも容易に窓の開閉操作を行なうことができる。そして、図3に 示すように、開閉操作の際に手に余裕を持たせることができるから、片開き窓1 が急に開くような挙動をした場合でも、身体が建屋の外に持っていかれるような 事態が起きるのを防止することができる。また、操作用取っ手5は片開き窓1の 幅方向に沿って横向きに設けてあるから、開閉操作する人は力を入れやすい適宜 の位置を掴んで操作することができるので操作性に優れている。
【0011】 なお、本実施の形態では片開き窓1に開閉用取っ手5を設けた構成を示したが 、両開き窓を構成する各外開き窓に設ける構成にしてもよいことは勿論である。
【0012】 次に、図4は本考案の他の実施の形態を示す。なお、前述した第1の実施の形 態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用し、その説明を省略 する。図において、11は公知の上げ下げ型窓で、該上げ下げ型窓11は縦長矩 形状の窓枠B内の上側に固着した固定外窓体12と、窓枠B内に昇降可能に嵌合 した可動内窓体13とから構成してある。ここで、可動内窓体13は、左右一対 の縦框材14A、14Bと、該縦框材14A、14Bの上端および下端に対向し て連結した上框材14Cおよび下框材14Dと、縦框材14A、14Bの長手方 向略中間に連結した中框材14Eとから縦長に構成した窓框14と、該窓框14 内に嵌合した窓ガラス15、16とから構成してある。
【0013】 そして、上述した可動内窓体13を構成する下框材14Dの内面に開閉用取っ 手5が固着してあり、該開閉用取っ手5は下框材14Dに沿って横方向に配設し てある。
【0014】 上述の構成からなる本実施の形態によれば、可動内窓体13を開閉操作する場 合、従来のように指先で行なうのではなく開閉用取っ手5を握って行なうことに より、可動内窓体13の滑りが悪いような場合でも指先で行う場合と比較して十 分に力を入れることが出来る結果、操作を確実にまた容易に行なうことができる し、指先を痛めるといった事態を解消することができる。
【0015】 なお、各実施の形態において、操作用取っ手5は棒状部5Aの両端側に設けた 一対の取付台5C、5Cを窓框2、14に取付ねじで固定するものとして述べた が、窓框2、14の組み立て時に操作用取っ手を一体に組み付ける構成にしても よい。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。 (1)可動窓に開閉用取っ手を設けることにより、子供、障害者、高齢者等でも 容易に窓の開閉操作ができる。 (2)外開き窓に開閉用取っ手を設けることにより、窓を開閉操作する場合に腕 を窓の外に伸ばすだけで身体を窓から外に乗り出す必要がないから、操作者が子 供でも老人でも極めて安全である。 (3)上げ下げ型窓に開閉用取っ手を設けることにより、開閉操作を指先でなく 手で確実に握った状態で操作できるから、力の弱い人でも開閉操作に力を入れ易 いし、指先を痛めると言った事態も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図3は本考案の第1の実施の形態に係
り、図1は片開き窓の内側正面図である。
【図2】図1中のII−II矢示方向拡大断面図であ
る。
【図3】窓の開閉操作を示す説明図である。
【図4】他の実施の形態に係る可動窓の正面図である。
【符号の説明】
1 片開き窓(可動窓) 2、14 窓框 2D、14D 下框材 5 開閉用取っ手 13 可動内窓体(可動窓) A、B 窓枠

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠に開閉可能に設けられた可動窓を構
    成する窓框の内、下側に位置する下框材に開閉用取っ手
    を設けたことを特徴とする可動窓の安全操作機構。
  2. 【請求項2】 前記可動窓は前記窓枠に対して回動、昇
    降又は押し出し可能に設けたものである請求項1記載の
    可動窓の安全操作機構。
  3. 【請求項3】 前記開閉用取っ手は扁平凵字状に形成
    し、前記可動窓に対して横方向に設けてある請求項1記
    載の可動窓の安全操作機構。
JP1999008868U 1999-11-22 1999-11-22 可動窓の安全操作機構 Expired - Lifetime JP3069122U (ja)

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