JP3069029U - 移動体通信機のアクセサリ―アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファッション性を高めると共に視認性も
より一層高め、所有する者の趣味感に充分な満足感を与
える移動体通信機用アクセサリーアンテナを提供する。 【解決手段】 アンテナの先端部分に２個の発光素子を
上下に配し、片側を下部の光ファイバーに光を伝達する
様に工夫して、アンテナ棒状部分を発光させ、もう一方
を上部発光に用いアンテナ全体が発光するように工夫し
た。また、交換用のアクセサリーアンテナとして、交換
後に違和感が無く、且つ、ファッション性を高めるため
のデザイン上にも工夫した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は移動体通信機、主に携帯電話機のアンテナ先端部に取り付けた発光素 子を発光させる事で発着呼の認識をするアクセサリーアンテナの改良に関するも のである。

【０００２】

【考案の背景】

従来、この種のアクセサリーアンテナは、先端部が発光するものはさまざまな 機種の物が製造販売されているが、棒状部も同時に発光するものは見あたらない 。

【０００３】

【考案の目的】

そこで、本考案はアンテナの先端部を発光させると同時に棒状部も発光させる 事でファッション性をより一層高め、使用者の多様なニーズに応えられる製品を 提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の主たる部品構成は、２個の発光ダイオードをプリント基板の上下端に 配し、それを発光させる目的の検波ダイオードとアンテナの間に調整用のチップ インダクターを配し、それらをプリント基板上で接続した。

【０００５】 その様に加工したプリント基板上片側の発光ダイオード頭部をアンテナ先端基 部に差し込み、その発光ダイオードでアンテナ棒状部に挿入した光ファイバーを 発光させ、もう一方の発光ダイオードでアンテナ先端部分を発光させている。

【０００６】

【作用】

視認性にすぐれ、また、発行色の組み合わせを変えることで多様性を持たせる 事ができるため、仕様者の多様なニーズに応えられる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

次に、本考案の実施の形態を具体例として、図面を参照して説明する。図１は 本考案を実施した携帯子機アンテナ用センサーで、プリント基板の上下端に２個 の発光ダイオードを配し、その間に検波ダイオードと、携帯子機の周波数に合わ せた調整用のチップインダクターを配して加工したプリント基板の要部側面図、 図２は、その回路図例１、図３は同じく回路図例２、図４はアンテナの先端基部 を含めた断面図、図５はアンテナ全体の断面図である。

【０００８】 これらの図において１はプリント基板で、サイズおよび形状は、これを取り付 ける物の形状に合わせる。また、図中２はチップインダクターで、使用する値は 携帯子機の種類（通信周波数帯等）により発光ダイオードの輝度を調整して決定 する。

【０００９】 図中３および４は、携帯子機の発着呼時に放射される電磁波を検波して発光ダ イオードを発光させる電力に変換する検波ダイオードであり、図中５および６は 発光ダイオードであり、発光色の組み合わせは自由に設定できる。

【００１０】 図中７はアンテナ先端基部で、金属を加工しており、使用する発光ダイオード の本体が填め込められる様に設計してある。また、図中８は円筒形の光ファイバ ーで透明あるいは透過性の色付きを使用し、適当な長さにカットしたものを数本 使用する、これは発光ダイオードの光をアンテナ下部まで伝えると同時に段間を 光らせる役目もはたしている、また、図中９は光を効率的に光ファイバーに伝え る為のプラスチックレンズである。図中１０は先端基部用キャップであり、透明 または透過性の色付プラスチックを使用する。このように、これらを一体化した 事でアンテナ棒状部を光らせる事が可能となった。

【００１１】 図中１１は形状記憶合金棒であり、電波を送受するアンテナの要部でもある。 また、それは光ファイバーの心棒の役目もはたしている。図中１２は光ファイバ ー全体を収納する透明プラスチックの円筒形カバーであり、アンテナ先端基部と アンテナベースとを支える支柱でもある。

【００１２】 図中１３はアンテナベースで、金属を加工したものであり、このネジ部を携帯 子機のアンテナ挿入部にねじこむ事で、このアクセサリーアンテナとしての機能 が発揮できる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案に係る移動体通信機のアクセサリーアンテナは上述のように構成され、 作用するため、従来に比しはるかにファッション性がます事で、多様なニーズに 対応でき、且つ、携帯子機から放射された電磁波を利用して発光するため、移動 体通信機のシステムそのものに悪影響をおよぼす事のないものとなっている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を実施した携帯子機のアクセサリーアン
テナ用発着呼センサーの要部を示す側面図である。

【図２】図１の回路図例１である。

【図３】図１の回路図例２である。

【図４】先端基部組み立て後の断面図。

【図５】アンテナ全体の断面図

【符号の説明】

１ プリント基板 ２ チップインダクター ３ 検波ダイオード１ ４ 検波ダイオード２ ５ 発光素子（ＬＥＤ）１ ６ 発光素子（ＬＥＤ）２ ７ 先端基部 ８ 円筒形光ファイバー ９ プラスチックレンズ １０ 先端基部キャップ １１ 形状記憶合金棒 １２ 円筒形プラスチックカバー １３ アンテナベース

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年１２月８日（１９９９．１２．
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】移動体通信機用アクセサリーアンテナにお
   いて、携帯子機が発着呼時にアンテナの先端部分が発光
   する事に加え、そのアンテナの棒状部分も同時に発光さ
   せる事で、よりファッション性を高めたことを特徴とす
   る移動体通信機のアンテナ。
2. 【請求項２】プリント基板の上下端に発光素子（ＬＥ
   Ｄ）を配し、また、同一基板上に、その他の電子部品を
   配して一体化させ、アンテナの上下が発光する事を可能
   とした発着呼センサー。