JP3068974U - ネックストラップの安全装置 - Google Patents

ネックストラップの安全装置

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JP3068974U
JP3068974U JP1999008711U JP871199U JP3068974U JP 3068974 U JP3068974 U JP 3068974U JP 1999008711 U JP1999008711 U JP 1999008711U JP 871199 U JP871199 U JP 871199U JP 3068974 U JP3068974 U JP 3068974U
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strap body
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Inventor
良典 佐々木
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尾崎織マーク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被吊下げ所持物による適正負荷を越えた過剰負
荷時にストラップ体の係合連結状態を確実に解除し、使
用者への安全を図ったネックストラップの安全装置を提
供すること。 【解決手段】被吊下げ所持物Hを、ループ状でなるスト
ラップ体の一部に接続しておき、前記ループ状のストラ
ップ体を介して前記被吊下げ所持物を首廻りに掛けて所
持するようにしたネックストラップにおいて、前記スト
ラップ体1の長さ方向中間部位に、前記被吊下げ所持物
Hによる適正負荷時には、係合連結状態を維持し、過剰
負荷時には、前記係合連結状態を解除する係合連結状態
維持−解除手段2を設けたネックストラップの安全装
置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、パスカード、プレスカード、あるいはその他の催し会場において用 いる所持カード、さらには幼児・子供用の比較的軽量な水筒類、あるいはこれら に類する小物所持物、比較的軽量なポシェット類などの被吊下げ所持物をストラ ップ体を介して首廻りに掛けて用いるネックストラップに関するものであり、特 に、被吊下げ所持物による適正負荷を越えた過剰負荷時にストラップ体の係合連 結状態を解除し、使用者への安全を図ったネックストラップの安全装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、上記するような被吊下げ所持物をループ状のネックストラップに よって、首廻りに掛けて所持する場合、従来のネックストラップにあっては、当 該ストラップが完全なループ部材によって構成されているため、人込みなどにお いて利用する場合、ループ状のネックストラップが何らかの構造物あるいは周囲 の人に引っ掛かっると、ループ状のネックストラップによって使用者の首を締め てしまい、予期せぬ大事故を引き起こすことがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、上記するような従来のループ状ネックストラップにみられ る問題点を解決しようとするものであり、特に、被吊下げ所持物による適正負荷 を越えた過剰負荷時にストラップ体の係合連結状態を確実に解除し、使用者への 安全を図ったネックストラップの安全装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、被吊下げ所持物 を、ループ状でなるストラップ体の一部に接続しておき、前記ループ状のストラ ップ体を介して前記被吊下げ所持物を首廻りに掛けて所持するようにしたネック ストラップにおいて、 前記ストラップ体の長さ方向中間部位に、前記被吊下げ所持物による適正負荷時 には、係合連結状態を維持し、過剰負荷時には、前記係合連結状態を解除する係 合連結状態維持−解除手段を設けてなるネックストラップの安全装置を構成する ものである。
【0005】 さらに、この考案は、前記ストラップ体が、テープ状部材からなり、前記テープ 状部材を切断して前記係合連結状態維持−解除手段のための切断両端部分を形成 してなるネックストラップの安全装置を構成するものである。
【0006】 さらにまた、この考案は、前記係合連結状態維持−解除手段が、前記テープ状部 材からなるストラップ体の切断両端部分を横断面が略円形状になるように加工し た外径寸法約D1 の丸棒状部分と、前記ストラップ体の丸棒状部分に嵌まり合う 内径寸法約D2 (D1 >D2 )の孔を備えた弾性変形可能な筒状部材からなるネ ックストラップの安全装置を構成するものでもある。
【0007】
【考案の実施の態様】
以下、この考案になるネックストラップの安全装置について図面に示す具体的な 実施例にもとづいて詳細に説明する。 図1は、この考案にかかるネックストラップの安全装置についての具体的な実施 例を示す概略的な斜視図であり、図2は、当該ネックストラップの安全装置にお ける係合連結状態維持−解除手段の具体的な実施例を示すものであって、図2A は、当該係合連結状態維持−解除手段が分離されている状態を示す概略的な斜視 図であり、図2Bは、当該係合連結状態維持−解除手段が係合連結されている状 態を示す概略的な縦断面図であり、図2Cは、図2Bにおいて2C−2C線に沿 って断面で示す概略的な2C−2C線断面図である。
【0008】 この考案は、被吊下げ所持物Hをストラップ体を介して首廻りに掛けて用いるネ ックストラップであり、特に、被吊下げ所持物による適正負荷を越えた過剰負荷 時にストラップ体の係合連結状態を解除し、使用者への安全を図ったネックスト ラップの安全装置を供する。この考案において、被吊下げ所持物Hとは、パスカ ード、プレスカード、あるいはその他の催し会場において用いる所持カード、さ らには幼児・子供用の比較的軽量な水筒類、あるいはこれらに類する小物所持物 、比較的軽量なポシェット類等であって、それらいずれのものに対しても簡単な 設計変更の範囲内において適用が可能なものである。
【0009】 この考案において、ネックストラップの安全装置は、基本的には、テープ状部材 によって構成されるストラップ体1と、当該ストラップ体1の長さ方向中間部位 に、前記被吊下げ所持物Hによる適正負荷時には、係合連結状態を維持し、過剰 負荷時には、前記係合連結状態を解除するように構成してある係合連結状態維持 −解除手段2とからなっている。
【0010】 この考案におけるネックストラップの安全装置にあって、前記ストラップ体1は 、テープ状部材Tからなっており、図1に示すようにその一部に、前記被吊下げ 所持物Hを吊り下げておくための吊り下げ金具3が取り付けてある。前記テープ 状部材Tに前記吊り下げ金具3を取り付けるには、前記テープ状部材Tに前記吊 り下げ金具3を通して、前記テープ状部材Tを折り畳み状にし、縫着線4に沿っ て縫着加工により簡単に形成できる。
【0011】 一方、この考案にあって、ストラップ体1を構成するテープ状部材Tは、従来の もののようなループ状のものではなく、例えば、前記吊り下げ金具3を取り付け てある反対側が切断されていて、前記係合連結状態維持−解除手段2のための切 断両端部分Ta、Tbを形成するものからなっている。
【0012】 この考案において、前記係合連結状態維持−解除手段2は、前記テープ状部材T の切断両端部分Ta、Tbを横断面が略円形状になるように加工した外径寸法約 D1 の丸棒状部分5、5と、前記ストラップ体の丸棒状部分5、5に嵌まり合う 内径寸法約D2 (D1 >D2 )の孔7を備えた弾性変形可能な筒状部材6とによ って構成されている。
【0013】 前記テープ状部材Tの切断両端部分Ta、Tbを横断面が略円形状の丸棒状部分 5、5を加工するには、前記テープ状部材Tの切断部位に、例えば、セルロース プラスチックフィルムを巻き付けて該テープ状部材Tの横断面を概略円形状とし た後、巻いたフィルムの重なった部分に有機溶剤を塗り、テープを絞って接着す る。しかる後、この接着部分に熱(約70〜80℃程度)をかけてフィルムを硬 化させ、硬化したフィルムの中央でテープ状部材Tを切断して形成する。
【0014】 一方、前記係合連結状態維持−解除手段2を構成する筒状部材6は、例えば、弾 性変形が可能なシリコン材の成形加工によって供されるものであって、前記スト ラップ体の丸棒状部分5、5に嵌まり合う内径寸法約D2 (D1 >D2 )の孔7 を備えている。前記筒状部材6の外周面に対しては、図1並びに図2Aに示すよ うに、文字、記号あるいはマーク等の適宜表示8が設けてある。
【0015】 なお、この考案において、前記係合連結状態維持−解除手段2における筒状部材 6の成形加工の手順の一例を図3に示す。この例に示すように、前記筒状部材6 は、所望のデザインに仕上げられ提供される。
【0016】
【考案の効果】
以上の構成になるこの考案のネックストラップの安全装置は、構造が簡単であり 、製造が容易であって、工場サイドにおける多量生産化に適合し得るなどの点に おいて、経済的に極めて有利に作用するものであり、さらに、構成部材が少ない ものであるという点において極めて実効性の高いものといえる。
【0017】 さらに、この考案になるネックストラップの安全装置は、パスカード、プレスカ ード、あるいはその他の催し会場において用いる所持カード、さらには幼児・子 供用の比較的軽量な水筒類、あるいはこれらに類する小物所持物、比較的軽量な ポシェット類などの被吊下げ所持物をストラップ体を介して首廻りに掛けて用い るネックストラップに対して変更することなく適用が可能であるという点におい て極めて実効性の高いものといえる。
【0018】 さらにまた、この考案になるネックストラップの安全装置は、軽量であり嵩張る ことがなく取り扱い性に優れている点、さらには、デザインの変化性に優れてい る点などにおいても極めて有効に作用するものといえる。
【0019】 さらにまた、この考案になるネックストラップの安全装置は、被吊下げ所持物に よる適正負荷時には、ストラップ体のループ状を確実に確保することができるよ うになっており、被吊下げ所持物による適正負荷を越えた過剰な負荷が加わった 状況において、ストラップ体の係合連結状態を確実に解除し、使用者への安全を 図った点においても極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案にかかるネックストラップの
安全装置についての具体的な実施例を示す概略的な斜視
図である。
【図2】図2は、当該ネックストラップの安全装置にお
ける係合連結状態維持−解除手段の具体的な実施例を示
すものであって、図2Aは、当該係合連結状態維持−解
除手段が分離されている状態を示す概略的な斜視図であ
り、図2Bは、当該係合連結状態維持−解除手段が係合
連結されている状態を示す概略的な縦断面図であり、図
2Cは、図2Bにおいて2C−2C線に沿って断面で示
す概略的な2C−2C線断面図である。
【図3】図3は、係合連結状態維持−解除手段における
筒状部材の成形加工の手順の一例を示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 ストラップ体 2 係合連結状態維持−解除手段 3 吊り下げ金具 4 縫着線 5、5 丸棒状部分 6 筒状部材 7 筒状部材の孔 8 筒状部材外周面の適宜表示 H 被吊下げ所持物 T テープ状部材 Ta、Tb 切断両端部分 D1 丸棒状部分の外径寸法約 D2 筒状部材の孔の内径寸法

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吊下げ所持物を、ループ状でなるスト
    ラップ体の一部に接続しておき、前記ループ状のストラ
    ップ体を介して前記被吊下げ所持物を首廻りに掛けて所
    持するようにしたネックストラップにおいて、前記スト
    ラップ体の長さ方向中間部位に、前記被吊下げ所持物に
    よる適正負荷時には、係合連結状態を維持し、過剰負荷
    時には、前記係合連結状態を解除する係合連結状態維持
    −解除手段を設けてなることを特徴とするネックストラ
    ップの安全装置。
  2. 【請求項2】 前記ストラップ体が、テープ状部材から
    なり、前記テープ状部材を切断して前記係合連結状態維
    持−解除手段のための切断両端部分を形成してなること
    を特徴とする請求項1に記載のネックストラップの安全
    装置。
  3. 【請求項3】 前記係合連結状態維持−解除手段が、前
    記テープ状部材からなるストラップ体の切断両端部分を
    横断面が略円形状になるように加工した外径寸法約D1
    の丸棒状部分と、前記ストラップ体の丸棒状部分に嵌ま
    り合う内径寸法約D2 (D1 >D2 )の孔を備えた弾性
    変形可能な筒状部材からなることを特徴とする請求項1
    及び2に記載のネックストラップの安全装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004347733A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Kokuyo Co Ltd 安全装置及び懸吊具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004347733A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Kokuyo Co Ltd 安全装置及び懸吊具

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