JP3068942U

JP3068942U - アロマ吊下アクセサリ―

Info

Publication number: JP3068942U
Application number: JP1999008669U
Authority: JP
Inventors: 良二有富
Original assignee: ロフテー株式会社
Priority date: 1999-11-12
Filing date: 1999-11-12
Publication date: 2000-05-26
Anticipated expiration: 2005-11-12

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案は、アクセサリーとして用いることが
できると共にアロマテラピー効果を図ることができるア
ロマ吊下アクセサリーを提供するものである。【解決手段】アロマ吊下アクセサリーとしてのペンダ
ント１０は吊り下げられる装飾体１２と、この装飾体１
２を吊り下げる吊下体としてのループ体１４とから構成
されている。前記装飾体１２の底面１２Ａには収容孔１
６が形成されている。この収容孔１６にはミント等の芳
香性の植物の花や葉等から抽出した精油を染み込ませた
綿１８が詰め込まれている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はペンダントや携帯電話のストラップのように吊り下げて用いられることにより装飾美を発揮すると共に芳香を漂わせてアロマテラピー効果も図れることができるアロマ吊下アクセサリーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

近年、ミント等の芳香が心身をリラックさせる等の効果をもたらす事実が医学的に証明され、これに伴い屋内等で芳香性の植物から抽出した精油（エッセンシャルオイル）を香炉で揮発させて心身をリラックさせる一種のアロマテラピーが行われてきている。しかし、従来は上述したように屋内等でアロマテラピーを行うだけであり、身体等に着けて持ち運びすることは困難であるため、いつでもアロマテラピー効果を得ることはできないという不具合がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記事実に鑑みなされたものでありアクセサリーとして用いることができると共にアロマテラピー効果を図ることができるアロマ吊下アクセサリーを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、吊り下げられる装飾体と、この装飾体に穿設された収容孔と、この収容孔の開口部から収容孔内部に詰め込まれると共に芳香性植物等から抽出した精油を染み込ませた精油吸収体と、前記装飾体に取り付けられて装飾体を吊り下げる吊下体と、を有してなることを特徴としている。請求項２の考案は、吊り下げられる装飾体と、この装飾体に穿設された収容孔と、この収容孔の開口部から収容孔内部に詰め込まれると共に芳香性植物等から抽出した精油を染み込ませた精油吸収体と、前記収容孔の底部に貫通形成された貫通孔と、この貫通孔に端部が挿入されることにより前記装飾体に取り付けられて装飾体を吊り下げるループ状の吊下体と、を有してなることを特徴している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１及び図２には本考案に係るアロマ吊下アクセサリーの第１実施例が示されている。第１実施例のアロマ吊下アクセサリーはペンダント１０に適用された例が示されている。図１に示されるように、このペンダント１０は吊り下げられる装飾体１２と、この装飾体１２を吊り下げる吊下体としてのループ体１４とから構成されている。前記装飾体１２はアルミで円柱形状に形成され、前記ループ体１４は合成樹脂材を紐状にして形成されている。図２に示されるように、前記装飾体１２の底面１２Ａには装飾体１２の天面１２Ｂ方向に向かって収容孔１６が形成されている。この収容孔１６にはミント等の芳香性の植物の花や葉等から抽出した精油（エッセンシャルオイル）を染み込ませた精油吸収体としての綿１８が収容孔１６の開口部１６Ａから脱落しないように詰め込まれている。前記収容孔１６の底部１６Ｂには前記装飾体１２の天面１２Ｂに貫通する貫通孔２０が形成されている。この貫通孔２０には前記ループ体１４の一端部１４Ａと他端部１４Ｂが挿入されている。これら一端部１４Ａと他端部１４Ｂは収容孔１６内に配設された球体２２に固着されている。この球体２２の径は前記貫通孔２０の内径に比べて大径に形成され、球体２２が前記貫通孔２０から抜け出ないようになっている。

【０００６】次に、第１実施例のペンダント１０の作用について説明する。前記ペンダント１０は通常のペンダントと同様にループ体１４を首に掛けることにより使用する。このペンダント１０の装飾体１２は通常のペンダントの装飾体と同様に装飾体として装飾美を発揮することができる。また、前記装飾体１２に形成された収容孔１６にはミントから抽出した精油を染み込ませた綿１８が詰め込まれている。このため、綿１８に染み込んだ精油から芳香が揮発して開口部１６Ａから外部にミントの芳香が周辺に漂うことになる。従って、このペンダント１０はミントの芳香を漂わせることにより心身をリラックスさせる等のアロマテラピー効果を施すことができる。しかも、ペンダント１０は首に掛けて用いるものであるため、屋内だけでなく屋外でも簡単に前記アロマテラピー効果を施すことができる。

【０００７】図３には本考案に係るアロマ吊下アクセサリーの第２実施例が示されている。第２実施例ではアロマ吊下アクセサリーを携帯電話に取り付けられるストラップ３０に適用した例について説明する。なお、第１実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。図３に示されるように、このストラップ３０は装飾体１２と短いループ体３４とから構成されている。このループ体３４は携帯電話に結ばれるようになっている。なお、他の構成及び作用、効果は第１実施例のペンダント１０と同一であるので、その説明は省略する。

【０００８】なお、前記実施例ではアロマ吊下アクセサリーをペンダント１０や携帯電話のストラップ３０に適用した例を示したが、キーホルダー等他のアクセサリーに適用してもよいことは勿論である。また、前記実施例ではミントから抽出した精油を綿１８に染み込ませて用いたが、ミント以外の芳香性の植物の花や葉等から抽出した精油でもよいことは勿論である。なお、実施例では精油吸収体として精油に対して劣化しにくい綿１８を用いたが、綿１８に限定されないことは勿論である。また、前記実施例では装飾体１２をアルミで形成し、ループ体１４を合成樹脂材で形成したが、装飾体１２及びループ体１４の材料は限定されないことは勿論である。なお、実施例では装飾体１２を円柱形状に形成したが、装飾体１２の形状は円柱形状に限定されるものでないことは勿論である。

【０００９】

【考案の効果】

本考案のアロマ吊下アクセサリーは、ペンダントや携帯電話のストラップのようにアクセサリーとしても用いることができると共に芳香を漂わせることにより心身をリラックスさせる等のアロマテラピー効果を期待できるという優れた効果を有する。また、本考案のアロマ吊下アクセサリーは、身に着けたりするものであるので屋内だけでなく屋外でも簡単にアロマテラピー効果を期待できるという優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例のアロマ吊下アクセサリーが適用さ
れたペンダントの全体図である。

【図２】第１実施例のアロマ吊下アクセサリーが適用さ
れたペンダントの一部拡大縦断面図である。

【図３】第２実施例のアロマ吊下アクセサリーが適用さ
れた携帯電話のストラップの全体図である。

【符号の説明】

１０ペンダント１２装飾体１４ループ体１６収容孔１６Ａ開口部１６Ｂ底部１８綿２０貫通孔３０ストラップ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】吊り下げられる装飾体と、この装飾体に
穿設された収容孔と、この収容孔の開口部から収容孔内
部に詰め込まれると共に芳香性植物等から抽出した精油
を染み込ませた精油吸収体と、前記装飾体に取り付けら
れて装飾体を吊り下げる吊下体と、を有してなることを
特徴とするアロマ吊下アクセサリー。
【請求項２】吊り下げられる装飾体と、この装飾体に
穿設された収容孔と、この収容孔の開口部から収容孔内
部に詰め込まれると共に芳香性植物等から抽出した精油
を染み込ませた精油吸収体と、前記収容孔の底部に貫通
形成された貫通孔と、この貫通孔に端部が挿入されるこ
とにより前記装飾体に取り付けられて装飾体を吊り下げ
るループ状の吊下体と、を有してなることを特徴とする
アロマ吊下アクセサリー。