JP3068933B2 - 回転機軸受支持部 - Google Patents

回転機軸受支持部

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JP3068933B2 JP4012693A JP1269392A JP3068933B2 JP 3068933 B2 JP3068933 B2 JP 3068933B2 JP 4012693 A JP4012693 A JP 4012693A JP 1269392 A JP1269392 A JP 1269392A JP 3068933 B2 JP3068933 B2 JP 3068933B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高放射線量域に設けた
被回転機器を、遮蔽体を介して低放射線量域にて保守点
検を実施すべく設置した回転機軸受支持部に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子炉施設の高放射線量域に設け
る被回転機器を、遮蔽体を介して低放射線量域にて、こ
の被回転機器の保守点検を実施すべく設置した従来の回
転機軸受支持部を図4に示す。
【0003】回転機の対象機器である被回転機器1は、
回転軸4と一体化した水シール用回転板3と軸封水シー
ル2にて軸封部を形成する。この回転軸4は、高放射線
量域30から遮蔽体5を貫通して低放射線量域31に存在す
る図示しない回転機に連結される。この遮蔽体5は、コ
ンクリートまたは鋼材等から形成され放射線を遮蔽する
ことができる。
【0004】回転機軸受支持部は、前記遮蔽体5を貫通
する貫通スリーブ8と、この貫通スリーブ8内に挿入さ
れる前記回転軸4と、この回転軸4に回転自在に固定さ
れた軸受6と、この軸受6を支持する軸受支持部7とか
ら構成されている。
【0005】この従来の構成において、回転機軸受支持
部押えボルト9を取外して、回転軸4と共に回転機軸受
支持部7を一体として低放射線量域31内に保守点検のた
めに引上げた状態を図5に示す。この状態において、高
放射線量域30側からの放射線が、貫通スリーブ8を経由
して、低放射線量域31側へ直接侵入する。この放射線
が、低放射線量域31において、従業者の被曝発生源にな
ると共に空間線量を上昇させる。このため貫通スリーブ
8の上部と回転軸4との間に仮設遮蔽体10を設置する必
要がある。この仮設遮蔽体10を設置するのに従業者が一
時被曝する可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原子力施設用回転電機
のうち可動部は、耐腐食性の優れた材料を使用している
が、回転に伴う摩耗等により保守点検を要する部材があ
る。特に回転軸と軸受については、定期的な点検を必要
とする。
【0007】このため原子力施設の高放射線量域で取扱
う機器については、保守点検を効率的に行い且つ作業時
の被曝線量を極力少なくするように考慮して機器、配置
の設計を行っている。
【0008】しかしながら可動部に係る部品の保守点検
の際には、この部品取出しと同時に、開口部から放射線
源より放射線が直接点検場所に進入する可能性があるの
で仮設遮蔽体を設置しなければならない場合がある。
【0009】このように回転軸、軸受部を点検、交換す
る場合、これ等の部品を取外し仮設遮蔽体を設定する時
に一時的に従業者が放射線被曝する可能性があるという
課題がある。
【0010】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、回転機器の保守点検の際に、高放射線量域から直接
放射線を受けることなく従業者の被曝低減を図れる回転
機軸受支持部を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、高放射線量域と低放射線量域と
の間に介在する遮蔽体と、この遮蔽体を貫通し貫通孔を
内部に形成する貫通スリーブと、この貫通スリーブ内に
挿入される回転機の軸に連結した回転軸と、この回転軸
に回転自在に固定された軸受と、前記貫通スリーブ内に
挿入され前記軸受を支持する軸受支持部とから成る回転
機軸受支持部において、前記貫通スリーブ内側面と前記
軸受支持部外側面に外部段差を形成し、前記軸受支持部
内側面と前記回転軸外側面に内部段差を形成し、前記軸
受支持部の引上げ時に前記軸受支持部と前記貫通スリー
ブとの間隙を閉止できる閉止部を前記軸受支持部の下部
に形成して成ることを特徴とする回転機軸受支持部を提
供する。
【0012】
【作用】このように構成することにより、高放射線量域
と低放射線量域との間に設置された遮蔽体により高放射
線量域からの放射線が遮蔽される。この遮蔽体を貫通し
て形成された貫通スリーブ内側面とこの貫通スリーブ内
に挿入された軸受支持部外側面に外部段差が形成され、
高放射線量域からの放射線が遮蔽される。また前記軸受
支持部内側面とこの軸受支持部内に挿入された前記回転
軸外側面に形成された内部段差により、高放射線量域か
らの直接放射線が遮蔽される。更に前記軸受支持部の下
部に形成された閉止部により、前記軸受支持部を引上げ
たとき、前記軸受支持部と前記貫通スリーブとの間隙を
閉止できる。
【0013】前記の様に形成して、回転機の回転軸、軸
受部を保守点検を行う際に、高放射線量域からの放射線
を遮蔽することができるので、従業者の放射線被曝低減
を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明による回転機軸受支持部の
縦断面図である。なお図1において、図4と同一部分に
は同一符号を付し、その部分の構成の説明は省略する。
【0015】回転機軸受支持部は、高放射線量域30と低
放射線量域31との間に介在する遮蔽体15より構成され
る。この遮蔽体15を貫通して貫通スリーブ18が埋込まれ
ている。この貫通スリーブ18の貫通孔内を、前記低放射
線量域31に設置した図示しない回転機の軸に連結した回
転軸14が挿入される。この回転軸14の中間部は、軸受16
により回転自在に固定されている。この軸受16は、軸受
支持部17内で支持される。またこの軸受支持部17は、前
記貫通スリーブ18内に挿入され、軸受支持部押えプレー
ト21にて上方より押えられ、軸受支持部押えボルト19に
て固定される。前記回転軸14の下端は、被回転機器1
に、軸封水シール2を介して取付けられる。
【0016】前記貫通スリーブ18の内側面と前記軸受支
持部17の外側面には外部段差11が形成されている。前記
軸受支持部17の内側面と前記回転軸14の外側面には内部
段差12が形成されている。また前記軸受支持部17を引上
げた時に、前記軸受支持部17の下端は、前記貫通スリー
ブ18の下端よりも下方に来るように延長されている。更
に、前記軸受支持部17と前記貫通スリーブ18との間隙を
下方より閉止できる様に、前記軸受支持部17の下端には
閉止部13が形成されている。尚この閉止部13の外径は、
前記貫通スリーブ18の内径より大きくなっている。次に
このような構成からなる本実施例の作用について説明す
る。通常の運転状態について図1により説明する。
【0017】高放射線量域30と低放射線量域31との間に
設置された遮蔽体15により、高放射線量域30からの放射
線が遮蔽される。この遮蔽体15を貫通して形成された貫
通スリーブ18の内側面とこの貫通スリーブ18内に挿入さ
れた軸受支持部17の外側面に形成された外部段差11によ
り、前記貫通スリーブ18と前記軸受支持部17との間隙を
通過する高放射線量域30からの放射線が遮蔽される。ま
た前記軸受支持部17の内側面とこの軸受支持部17内に挿
入された前記回転軸14の外側面に形成された内部段差12
により、高放射線量域30からの放射線が遮蔽される。
【0018】回転機の保守点検について、図1乃至図3
により説明する。図2は、回転機軸受支持部を低放射線
量域31に引上げた状態を示す。図3は、引上げた回転機
軸受支持部の点検状態を示す。
【0019】図2に示すように、軸受支持部押えボルト
19を取外し、回転軸14と共に回転機軸受支持部を引上げ
る。この引上げられた状態でも軸受支持部17の下部は、
高放射線量域30側に伸び、且つ軸受支持部17の下端にあ
る閉止部13が貫通スリーブ18の内径より大きい。このた
め前記貫通スリーブ18と軸受支持部17との間隙を通して
高放射線量域30からの直接放射線が遮蔽され、低放射線
量域31における従業者の放射線被曝を大幅に低減するこ
とができる。図3により、回転機軸受支持部の点検方法
について説明する。
【0020】回転軸14と共に引上げた軸受支持部17を軸
受支持部用固定架台20で固定する。軸受支持部押えプレ
ート21を軸受支持部17より取外し、回転軸14を更に引上
げて回転軸用固定架台22で固定する。この回転軸14のう
ち、高放射線量域30側の大径部14aが軸受支持部17の内
径より大きく形成されている。このため回転軸14を引上
げたとき、この大径部14aが軸受支持部17下端の貫通孔
を閉止し、高放射線量域30の直接放射線が低放射線量域
31へ進入することが大幅に軽減される。回転軸連結部
(従動側)23と回転軸連結部(駆動側)24を取外し、軸
受支持部押えプレート21及び軸受16の交換、点検を実施
する。復旧手続は、前記分解手順とは逆の手順で行う。
【0021】このように本実施例によれば、高放射線量
域に設けた被回転機器の回転軸及び軸受の保守点検を、
遮蔽体を介して低放射線量域で実施することができ、放
射線被曝へ大幅な低減を図ることができる。また、仮設
遮蔽体取付に起因する一時的な放射線被曝を伴う作業を
回避できるので、保守点検の作業時間の短縮及び従業者
の大幅な被曝低減を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る回転
機軸受支持部によれば、高放射線量域に設ける回転機器
のうち、特に点検を必要とする回転軸及び軸受を、遮蔽
体を介して低放射線量域で、保守点検を実施することが
できるので、従業者の放射線被曝の大幅な低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である回転機軸受支持部の縦
断面図。
【図2】図1に示す回転機軸受支持部の引上げ状態を示
す縦断面図。
【図3】図1に示す回転機軸受支持部の点検状態を示す
縦断面図。
【図4】従来の回転機軸受支持部の縦断面図。
【図5】図4に示す回転機軸受支持部の引上げ状態を示
す縦断面図。
【符号の説明】
11…外部段差 12…内部段差 13…閉止部 14…回転軸 15…遮蔽体 16…軸受 17…軸受支持部 18…貫通スリーブ 30…高放射線量域 31…低放射線量域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高放射線量域と低放射線量域との間に介
    在する遮蔽体と、この遮蔽体を貫通し貫通孔を内部に形
    成する貫通スリーブと、この貫通スリーブ内に挿入され
    る回転機の軸に連結した回転軸と、この回転軸に回転自
    在に固定された軸受と、前記貫通スリーブ内に挿入され
    前記軸受を支持する軸受支持部とから成る回転機軸受支
    持部において、前記貫通スリーブ内側面と前記軸受支持
    部外側面に外部段差を形成し、前記軸受支持部内側面と
    前記回転軸外側面に内部段差を形成し、前記軸受支持部
    の引上げ時に前記軸受支持部と前記貫通スリーブとの間
    隙を閉止できる閉止部を前記軸受支持部の下部に形成し
    て成ることを特徴とする回転機軸受支持部。
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