JP3068675U - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP3068675U
JP3068675U JP1999008312U JP831299U JP3068675U JP 3068675 U JP3068675 U JP 3068675U JP 1999008312 U JP1999008312 U JP 1999008312U JP 831299 U JP831299 U JP 831299U JP 3068675 U JP3068675 U JP 3068675U
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JP
Japan
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pipe
frame
adjusting
wheelchair
seat
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JP1999008312U
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English (en)
Inventor
慶祿 許
Original Assignee
祿泰股▲分▼有限公司
財團法人伊甸社会福利基金会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート幅を調節することができる車椅子を提
供する。 【解決手段】 シート幅調節装置2は連結パイプ21の
相互接合によって形成され、ボルトおよびナットで固定
されている。連結パイプ21のその両端に各々調節パイ
プ22が嵌め込まれ、調節パイプ22がそれと対応する
連結パイプ21内で伸縮の長短の具合を調節することが
できる。連結パイプ21表面には多数個の貫通した調節
穴が設けてある。調節パイプ22表面にも同じく多数個
の調節穴が設けてあり、調節パイプ22が伸縮の長短の
具合を調節した後、ボルトおよびナットでもって対応し
た調節穴に挿入し、調節パイプ22を連結パイプ21の
上に締め付けて固定させる。各調節パイプ22の末端は
継手25になっていて、調節パイプ22をフレーム11
の上に接合して取付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は車椅子に関し、特に患者の必要に応じてシートの広さを大小に調節す ることができる車椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車椅子の構造は図6に示すように、車椅子本体4とサポート構造5を包 括し、車椅子本体4は左右対称の2つのフレーム41を含み、並びにサポート構 造5でもってフレーム41の間に連結して固定されている。フレーム41の上部 にシート42が張ってあり、シート42の背中がバック43になっていて、そし てフレーム41の相対する外側の左右両側に駆動リング44が各々取付けてある 。フレーム41の先端両縁に沿った足の左右両側に補助リング45が各一つ取付 けてあり、そしてフレーム41中段の左右両側から斜め下へ向って伸びた先にペ ダル46が各一つ付いていて、フレーム41がシート付近の後ろ左右両側から上 に延長した先に、後方へ向って直角に曲がった握り柄48が各一つ設けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の車椅子構造を借りて、患者を乗せる車椅子の役目を果たすこと ができるが、但し、車椅子のサポート構造5は大小を固定する装置になっていて 、患者の必要に応じて大小長短の具合を適当に調節することができない。従って この種の車椅子の広さは固定されていているため、以下のような欠点がある。
【0004】 1.従来の車椅子の構造は大部分が一般成人が乗る広さに製造されているから 、児童または体付きの比較的小さい患者には向かない。従ってこの種の患者は仕 方がないために体に合わない規格の車椅子を使用している。一部分の患者は特別 規格の車椅子を注文して使うこともできるが、負担が重いため、一般には不向き である。
【0005】 2.年々成長して大きくなっていく発育盛りの児童にとって、なおのこと従来 の車椅子は不向きであるばかりでなく、大きく成長していく度に新品と交換する には費用が莫大であり、かつ廃棄された後の古い車椅子は環境保護の上から見て も大きな問題である。
【0006】 これから見ても分かるように従来の車椅子にはまだ改良すべき欠陥が残ってい る。 そこで、本考案は、シート幅を調節することができる車椅子を提供することに ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の車椅子によると、シート幅を調節することができるので、体型が大小 異なった患者に合わせて、シートの幅が自由に調節でき、もって患者の便に供す るものである。 また、車椅子の構造が発育中の児童患者に好都合であり、もって新しい車椅子 に取り替える回数と費用の負担が大いに節減される。 さらに、車椅子を統一した規格であらゆる患者に適用させ、従って車椅子を大 量に量産することが可能となるため、製品の品質を高めると同時にコストを大幅 に引下げて、使用者の負担を軽減させる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明し、もって本考案の技術内容並びに その目的と効果を明らかにする。 図1は本考案の一実施例による車椅子である。車椅子本体1とシート幅調節装 置2を主として包括する。その内、車椅子本体1には左右対称のフレーム11を 含み、並びにシート幅調節装置2をもって2つのフレーム11の間に連結し、フ レーム11はシート幅調節装置2の上方にシート12が張ってある。シート12 はクッション(図面に未表示)をその上に置く用に供す、もって人間がその上に 乗ることができる車椅子を構成する。シート12後ろ側のフレーム11の間に上 に向った垂直のバック13が張ってあり、使用者の背中が支える用に供する。シ ート12とバック13は等しくカンバスを使用し、もって充分な支持力を持たせ るとともに、迅速に組立と取り外しができる便利を与える。
【0009】 シート12とバック13の左右両側はマジックテープでもって張り合わせるこ とによってフレーム11間(図面に未表示)に取付ける。またフレーム11がシ ート12において向い合った外側に各々駆動リング14を取付け、各フレーム1 1の先端に沿った足に各々補助リング15が左右両側に取付けてあって、駆動リ ング14と補助リング15の取り合わせにより、フレーム11が車椅子本体1を 移動させる構造を形成する。フレーム11は中段より各々斜めに前へ向って延長 した先にペダル16があって、使用者が足を掛ける用に供する。各フレーム11 のシート12両側に肘掛け17が設けてあって、使用者が手を乗せる用に供する 。さらに各フレームが上向きに伸びた先即ちバック13の左右両側の突端に各々 握り柄18を設けて、車椅子が他人によって握り柄18を握って動かすことがで きる。
【0010】 図2および図3は前述のシート幅調節装置2が連結パイプ21の相互接合によ って形成され、ボルト31とナット32でもって締めて固定する。その締め付け 場所は座金33をあてがえて締め付けの堅固を確保する。各連結パイプ21のそ の両端に各々調節パイプ22が嵌め込まれて、各調節パイプ22がそれと対応す る連結パイプ21内で伸縮の長短の具合を調節することができる。連結パイプ2 1表面には多数個の貫通した調節穴23が設けてある。そして各調節パイプ22 表面にも同じく多数個の調節穴24が設けてあって、各調節パイプ22が伸縮の 長短の具合を調節した後、ボルト31とナット32でもって対応した調節穴23 、24に挿入し、調節パイプ22を連結パイプ21の上に締め付けて固定させる 。各調節パイプ22の末端は継手25になっていて、調節パイプ22をその延長 先のフレーム11の上に接合して取付ける。これによって調節パイプ22がフレ ーム11の上で回転することができ、もって調節パイプ22の役目が順調にはか どるのを確保する。
【0011】 図4および図5は本実用新案が実施の際、先ず車椅子本体1の上のシート12 とバック13を取り除いた後、各ボルト31とナット32をゆるめ、もって各調 節パイプ22が連結パイプ21内の伸縮具合を調節し、これによってフレーム1 1間の広さを適当な広さに調節して使用者の体型に合わせる。その後、各ボルト 31とナット32を元通り締め直し、改めてシート12とバック13を張る。こ れで本考案の調節作業が完了する。
【0012】
【考案の効果】
本実用新案の提供するシート幅が調節できる車椅子の構造は、前述の従来の技 術と比較して次のような特長と効果を有する。 1.本実用新案は体型の異なった患者に一律に適用することができる上、体型 に合わせて最適のシート幅に調節することができて、患者に最適の乗り心地を与 える。 2.年齢の小さい児童患者に対して、本考案はその身体の成長に合わせてシー ト広さが調節できるから、なおさら発育盛りの幼少年に最適であり、しかも身体 成長に応じて車椅子を買い換えする必要がないから費用面でも大いに節約できる 。 3.本実用新案は単一規格で、異なった体型の使用者に適応できるから、低コ ストの生産に向き、これによって高品質の量産が可能であるとともに、コスト安 で使用者が手軽に購入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による車椅子を示す概略斜視
図である。
【図2】本考案の一実施例による車椅子のシート幅調節
装置を示す概略斜視図である。
【図3】本考案の一実施例による車椅子のシート幅調節
装置を示す分解図である。
【図4】本考案の一実施例による車椅子を示す概略斜視
図であって、作動実施前の状態を示す図である。
【図5】本考案の一実施例による車椅子を示す概略斜視
図であって、作動完了後の状態を示す図である。
【図6】従来の折り畳み式車椅子を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 車椅子本体 2 シート幅調節装置 11 フレーム 12 シート 13 バック 14 駆動リング 15 補助リング 16 ペダル 17 肘掛け 18 握り柄 21 連結パイプ 22 調節パイプ 23 調節穴 24 調節穴 25 継手 31 ボルト 32 ナット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子本体とシート幅調節装置とを備え
    る車椅子であって、 前記車椅子本体は左右に相対するフレームを有し、前記
    フレームは前記シート幅調節装置と連結され、前記フレ
    ームは前記シート幅調節装置の上方にシートを有し、前
    記シート後方に背中を支えるための垂直のバックが設け
    られ、前記フレームが相対する前記シートの左右外側に
    駆動リングがそれぞれ1つ設けられ、前記フレーム先端
    両縁に沿った足の左右両側にそれぞれ補助リングが設け
    られ、前記フレーム中段部の左右両側からそれぞれ斜め
    下方へ延伸した先にペダルが設けられ、前記フレームが
    前記シート近傍の左右両側からそれぞれ上方へ延伸され
    た先に後方へ向って直角に曲がった握り柄が設けられ、 前記シート幅調節装置は、中心で接合されている1対の
    連結パイプにより形成され、前記連結パイプの両端にそ
    れぞれ調節パイプが嵌めこまれ、前記調節パイプおよび
    前記連結パイプの表面には複数の貫通孔が設けられ、前
    記調節パイプを対応する前記連結パイプ内で伸縮するこ
    とにより長短が調節可能であり、長短の調節がされた
    後、前記調節パイプおよび前記連結パイプは前記貫通孔
    のうち対応する貫通孔をナットでもって締めて固定し、
    前記調節パイプの端部はその延長方向の前記フレームの
    トップ部に接合され、接合により前記調節パイプがその
    フレーム上で回転可能であり、前記調節パイプが自在に
    伸縮すること特徴とする車椅子。
  2. 【請求項2】 前記連結パイプと前記調節パイプとは、
    前記貫通孔においてナットおよびボルトにより接合され
    ていることを特徴とする請求項1記載の車椅子。
  3. 【請求項3】 前記シートおよび前記バックの各左右両
    端縁はマジックテープを有し、前記マジックテープによ
    り前記フレームの両側に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載の車椅子。
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