JP3068571B2 - 感熱型電気回路遮断部品 - Google Patents

感熱型電気回路遮断部品

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱型電気回路遮
断部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱型電気回路遮断部品としては、各種
の形態のものが用いられているが、一般には、特公平7
−60627号に開示された構造のいわゆる直線型のも
のが用いられる。このものは、図11に示すように、直
線上で相対向させた一対のリード線20に、線状の低融
点合金21が溶接され、この低融点合金21に動作促進
剤であるフラックス22が塗布され、上記低融点合金2
1に耐熱性絶縁筒23が挿通され、この耐熱性絶縁筒2
3の開口端と各リード線20との間が接着剤(エポキシ
樹脂)24で封止されて構成されている。
【0003】また、最近では、電子機器の小型化に伴
い、図12に示すように、厚み(図示のT寸法)が概ね
1mm以下の薄いものが用いられるようになってきた。
このような薄型のものは、一般に、図13に示すよう
に、金属薄板からなる一対のリード板30が所定距離を
隔てて突き合わせられ、これら両リード板30に熱可塑
性樹脂製の絶縁プレート31が熱融着されて相対的に位
置決めされている。そして、両リード板30の先端近傍
部が低融点合金(Pb,Sn,Bi等の合金)32で接
続され、この低融点合金32の表面に、フラックス(図
示せず)が塗布され、絶縁カバー33が熱融着されて構
成されている。図において、34はリード板30の低融
点合金32との接点として設けられた、接点用突部であ
る。
【0004】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品は、つ
ぎのようにして製造される。すなわち、まず、図14に
示すように、接点用突部34を上側に向けたリード板3
0を所定距離を隔てて突き合わせ、これら両リード板3
0の上面側に絶縁プレート31を載せ、加熱加圧して熱
融着する。このとき、図15に示すように、接点用突部
34は絶縁プレート31で覆われ、ここに突部35が形
成される。ついで、図16に示すように、上記突部35
の樹脂を研磨等によって除去し、接点用突部34を露呈
させる。つぎに、図17に示すように、両接点用突部3
4に低融点合金32を溶接等することにより両リード板
30を接続し、この低融点合金32にフラックスを塗布
する。そののち、図18に示すように、絶縁カバー33
を取り付けて低融点合金32を覆うことが行われる。
【0005】上記感熱型電気回路遮断部品は、動作の機
構上、上記低融点合金32の周辺に一定の空間が必要で
ある。すなわち、低融点合金32を使用した電気回路遮
断部品では、図19(a)および(b)に示すように、
溶融状態の低融点合金32aが、その表面張力によって
各リード板30上に凝集することにより、リード板30
間の導通が絶縁され、かつ、動作後には良好な絶縁性能
が確保される。このため、低融点合金32の周辺には、
凝集後の低融点合金32aの厚さ(図示のX寸法)程度
の深さを有する空間が必要である。また、動作後にの絶
縁性能を確保するため、両リード板30同士は、適当な
距離を隔てた状態で支持する必要がある。したがって、
図19(c)に示すように、上記絶縁カバー33には、
膨らみ36が形成され、低融点合金32を保護するとと
もに、凝集後の低融点合金32aの厚さ以上の空間を確
保するようにしている。また、絶縁プレート31は、両
リード板30を適当な距離を隔てた状態で支持する役割
りも果たしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示す直線型の感熱型電気回路遮断部品では、製造過程
で両リード線20と低融点合金21を溶接する際、両リ
ード線20を、治具等で一直線上かつ所定間隔に位置決
めする必要があり、作業が行いにくい。また、耐熱性絶
縁筒23の開口端を接着剤24で封止する際にも、耐熱
性絶縁筒23とリード線20とを位置決めしなければな
らないうえ、接着剤24が硬化するまで仮固定する必要
があり、作業が極めて行いにくい。さらに、上記接着剤
24は、粘度が低すぎると、図20に示すように、耐熱
性絶縁筒23の内部深くまで侵入し、低融点合金21に
よる絶縁動作を阻害するおそれがある。逆に、粘度が高
すぎると、図21に示すように、ほとんど耐熱性絶縁筒
23の内部に侵入せず、耐熱性絶縁筒23との接着面積
が小さくなりすぎて所定の強度が得られなくなる。この
ため、上記直線型の感熱型電気回路遮断部品では、接着
剤(エポキシ樹脂)24の粘度を常に適正に保持する必
要があり、きわめて作業が行いにくい。
【0007】また、図12および図13に示す薄型の感
熱型電気回路遮断部品では、あらかじめ熱可塑性樹脂を
成形した完成パーツである絶縁プレート31を、わざわ
ざ再加熱してリード板30に融着する必要があるため、
工程が多く、エネルギーの無駄も多い。また、熱融着工
程では、絶縁プレート31およびリード板30を位置決
め保持した状態で加熱加圧し、面着させなければなら
ず、作業が煩雑で装置も大掛かりなものが必要になる。
さらに、リード板30の電極相当部分の樹脂を研磨等に
よって除去して接点用突部34を露呈させる必要がある
ため、製造工程が煩雑である。しかも、絶縁プレート3
1とリード板30とを重ねて融着させているため、絶縁
プレート31は、リード板30の片面とだけしか融着し
ておらず、経年変化等により境界面から剥離する恐れが
ある。また、凝集後の低融点合金32aの厚さ以上の空
間を確保するため、絶縁カバー33の一部に膨らみ36
を形成させているため、部品自体を上下から挟み込むよ
うな外力が加わったとき、上記膨らみ36に応力が集中
して内部へ陥没し、内部の低融点合金32を損傷させる
おそれがある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、製造工程を簡略化でき、外力等に対して強い感
熱型電気回路遮断部品の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の感熱型電気回路遮断部品は、一対のリード
導体と、上記両リード導体を所定距離を隔てて支持する
絶縁支持部材と、上記両リード導体同士を接続する可溶
合金片とを備え、上記絶縁支持部材がリード導体より厚
みが厚い略枠状を呈し、両リード導体が上記枠状の周壁
を貫通して枠状内に突出され、上記リード導体の枠状内
に突出された部分が可溶合金片で接続され、上記絶縁支
持部材の上下開口部が板状部材で覆われていることを要
旨とする。
【0010】すなわち、本発明の感熱型電気回路遮断部
品は、絶縁支持部材がリード導体より厚みが厚い略枠状
を呈し、両リード導体の枠状内に突出された部分が可溶
合金片で接続されているため、従来のように、エポキシ
樹脂での封止作業やリード板の電極相当部分の樹脂を研
磨等によって除去して接点用突部を露呈させるような煩
雑な工程が不要になり、製造工程と作業量が大幅に減少
する。また、絶縁プレートとリード板とを重ねて融着す
るのではなく、リード導体を枠状の周壁に貫通させてい
るため、経年変化等による剥離の恐れがほとんどなくな
り、強度が高くなる。さらに、絶縁支持部材が略枠状を
呈し、リード導体の枠状内に突出された部分が可溶合金
片で接続されているため、上記絶縁支持部材の厚みによ
って凝集した可溶合金の厚さ以上の空間を確保でき、従
来のような膨らみを持った絶縁カバーが不要になる。そ
して、絶縁支持部材の上下開口部が板状部材で覆われて
いることから、略枠状の絶縁支持部材と平らな板状部材
とで可溶合金が覆われ、部品自体を上下から挟み込むよ
うな外力が加わっても、面全体で力を受け止めることが
でき、内部の可溶合金片の損傷が防止され、外力に対し
て強くなる。
【0011】本発明の感熱型電気回路遮断部品におい
て、絶縁支持部材と両リード導体とが一体成形によって
形成されている場合には、従来のように、あらかじめ熱
可塑性樹脂を成形した完成パーツである絶縁プレート
を、わざわざ再加熱して融着させる必要がなく、しか
も、両リード導体の位置決めと絶縁支持部材と両リード
導体との融着とが一体成形によって行われるため、従来
のような位置決めしながら熱融着するような煩雑な工程
が不要となり、製造工程と作業量が大幅に減少するう
え、省エネルギーにもなる。さらに、型でリード導体と
絶縁支持部材とが一体に成型されるので、寸法精度,形
状精度ならびに位置精度等が良好になるうえ、大量生産
にも適している。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0013】図1および図2は、本発明の感熱型電気回
路遮断部品の一実施の形態を示す図である。この感熱型
電気回路遮断部品は、一対の帯状のリード板1と、上記
リード板1を支持する熱可塑性樹脂製の枠状絶縁プレー
ト2と、上記両リード板1を接続するPb,Sn,Bi
等の低融点合金からなる可溶合金片3とを備えている。
【0014】上記枠状絶縁プレート2は、リード板1よ
りも厚み寸法が厚い矩形の枠状に形成されている。そし
て、上記両リード板1は、所定間隔を隔てて突き合わせ
られた状態で位置決めされ、枠状絶縁プレート2の厚み
方向の略中心に位置し、その周壁に貫通固定されて枠状
内に突出されている。上記リード板1の枠状絶縁プレー
ト2内に突出された部分に可溶合金片3が溶接され、両
リード板1が接続されている。上記可溶合金片3には、
フラックス(図示せず)が塗布されている。そして、枠
状絶縁プレート2の上下の開口部が絶縁シート4で覆わ
れている。上記枠状プレート2の厚み寸法は、溶融,凝
集した可溶合金(図19(b)参照)が絶縁プレート4
に当接しない程度に設定される。
【0015】上記感熱型電気回路遮断部品は、例えば、
つぎのようにしてつくることができる。すなわち、ま
ず、図3に示すように、所定間隔を隔てて位置決めされ
た両リード板1と枠状絶縁プレート2とを、一体射出成
形等の型一体成形によって形成する。ついで、図4に示
すように、両リード板1の枠状絶縁プレート2内に突出
した部分に可溶合金片3が溶接され、この可溶合金片3
にフラックスが塗布される。つぎに、図5に示すよう
に、枠状絶縁プレート2の上下の開口部に絶縁シート4
が接着される。
【0016】上記感熱型電気回路遮断部品は、例えば、
つぎのようにして使用される。すなわち、あらかじめ、
両リード板1に電気回路の遮断する部分を接続してお
く。そして、周囲の温度が、可溶合金片3の溶融温度に
達したとき、上記可溶合金片3が溶融して凝集し(図1
9(b)参照)、両リード板1間の導通が遮断される。
【0017】このように、上記感熱型電気回路遮断部品
によれば、従来のように、リード板の電極相当部分の樹
脂を研磨等によって除去して接点用突部を露呈させるよ
うな工程が不要になり、製造工程と作業量が大幅に減少
する。また、枠状絶縁プレート2によって可溶合金片3
が保護され、外力に対して強くなる。しかも、枠状絶縁
プレート2の厚みによって溶融、凝集後の可溶合金の厚
み以上の空間を確保できるため、従来のように、膨らみ
を持った絶縁カバーが不要で、上記絶縁シート2はフラ
ットなものでよく、面全体で力を受け止めることがで
き、内部の可溶合金片3の損傷が防止される。
【0018】また、枠状絶縁プレート2とリード板1が
型一体成形で成形されているため、強度が高くなる。ま
た、完成パーツである絶縁プレートを、わざわざ再加熱
して融着させる必要がなく、位置決めしながら熱融着す
るような煩雑な工程も不要となる。また、寸法精度,形
状精度ならびに位置精度等が良好になるうえ、大量生産
にも適している。
【0019】図6は、本発明の感熱型電気回路遮断部品
の第2の実施の形態を示す。このものは、枠状絶縁プレ
ート2がドーナツ状に形成されている。すなわち、本発
明において枠状とは矩形状のものに限定するものではな
く、円形状その他多角形状のものも含む趣旨である。な
お、図では絶縁シート4は示していない。それ以外は、
図1および図2に示すものと同様であり、同様の部分に
は同じ符号を付している。このものでも、図1および図
2に示すものと同様の作用効果を奏する。
【0020】図7は、本発明の感熱型電気回路遮断部品
の第3の実施の形態を示す。このものは、枠状絶縁プレ
ート2が、リード板1が貫通固定されたコ字状片2a
と、このコ字状片2の開放部に内嵌される棒状片2bと
から構成されている。すなわち、本発明において、枠状
絶縁プレート2(絶縁支持部材)は、2以上の部品から
構成され、全体として枠状を呈するものも含む趣旨であ
る。なお、図では絶縁シート4は示していない。それ以
外は、図1および図2に示すものと同様であり、同様の
部分には同じ符号を付している。このものでも、図1お
よび図2に示すものと同様の作用効果を奏する。
【0021】図8は、本発明の感熱型電気回路遮断部品
の第4の実施の形態を示す。このものは、リード板1が
所定距離を隔てて並行するように位置決めされている。
すなわち、本発明において、一対のリード板1は、可溶
合金片3で接続される部分が所定間隔を隔て、かつ、相
互に絶縁された状態で位置決めされていればよく、相互
の位置関係は各種の態様のものも含む趣旨である。な
お、図では絶縁シート4は示していない。それ以外は、
図1および図2に示すものと同様であり、同様の部分に
は同じ符号を付している。このものでも、図1および図
2に示すものと同様の作用効果を奏する。
【0022】図9は、本発明の感熱型電気回路遮断部品
の第5の実施の形態を示す。このものは、枠状絶縁プレ
ート2が、並行に位置決めされたリード板1が貫通固定
された棒状部材2cと、この棒状部材2cの一側に突出
されたリード板1を囲むコ字状部材2dとから構成され
ている。なお、図では絶縁シート4は示していない。そ
れ以外は、図8に示すものと同様であり、同様の部分に
は同じ符号を付している。このものでも、図8に示すも
のと同様の作用効果を奏する。
【0023】図10は、本発明の感熱型電気回路遮断部
品の第6の実施の形態を示す。このものは、枠状絶縁プ
レート2が上面に開放する略箱状を呈している。そし
て、上面の開口部だけが絶縁シート4で覆われている。
すなわち、本発明において枠状とは周壁だけからなるも
のに限定されるものではなく、周壁に底部もしくは天井
部を有するものも含む趣旨である。それ以外は、図1お
よび図2に示すものと同様であり、同様の部分には同じ
符号を付している。このものでは、部品数が少なくなっ
て組立の手間が省ける他、強度的にも飛躍的に向上する
ようになる。それ以外は、図1および図2に示すものと
同様の作用効果を奏する。
【0024】なお、上記各実施の形態では、リード導体
として、帯状もしくは板状のものを用いたが、これに限
定するものではなく、線状や棒状のもの等でもよい。ま
た、上記各実施の形態では、リード板1を枠状絶縁プレ
ート2の厚み方向略中心に位置させたが、溶融,凝集し
た可溶合金(図19(b)参照)が絶縁プレート4に当
接しない程度であれば、これに限定するものではない。
また、上記各実施の形態では、本発明を薄型の感熱型電
気回路遮断部品に適用した例を示したが、これに限定す
るものではなく、各種の形状のものに適用することがで
きる。また、上記各実施の形態では、枠状絶縁プレート
2を熱可塑性樹脂で形成したが、これに限定するもので
はなく、熱硬化製樹脂等で形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の感熱型電気回路
遮断部品によれば、従来のように、エポキシ樹脂での封
止作業や、リード板の電極相当部分の樹脂を研磨等によ
って除去して接点用突部を露呈させるような煩雑な工程
が不要になり、製造工程と作業量が大幅に減少する。ま
た、絶縁プレートとリード板とを重ねて融着するのでは
なく、リード導体を枠状の周壁に貫通させているため、
経年変化等による剥離の恐れがほとんどなくなり、強度
が高くなる。さらに、絶縁支持部材が略枠状を呈し、リ
ード導体の枠状内に突出された部分が可溶合金片で接続
されているため、上記絶縁支持部材の厚みによって凝集
した可溶合金の厚さ以上の空間を確保でき、従来のよう
な膨らみを持った絶縁カバーが不要になる。そして、絶
縁支持部材の上下開口部が板状部材で覆われていること
から、略枠状の絶縁支持部材と平らな板状部材とで可溶
合金が覆われ、部品自体を上下から挟み込むような外力
が加わっても、面全体で力を受け止めることができ、内
部の可溶合金片の損傷が防止され、外力に対して強くな
る。
【0026】本発明の感熱型電気回路遮断部品におい
て、絶縁支持部材と両リード導体とが一体成形によって
形成されている場合には、従来のように、あらかじめ熱
可塑性樹脂を成形した完成パーツである絶縁プレート
を、わざわざ再加熱して融着させる必要がなく、しか
も、両リード導体の位置決めと絶縁支持部材と両リード
導体との融着とが一体成形によって行われるため、従来
のような位置決めしながら熱融着するような煩雑な工程
が不要となり、製造工程と作業量が大幅に減少するう
え、省エネルギーにもなる。さらに、型でリード導体と
絶縁支持部材とが一体に成型されるので、寸法精度,形
状精度ならびに位置精度等が良好になるうえ、大量生産
にも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱型電気回路遮断部品の一実施の形
態を示す分解斜視図である。
【図2】上記感熱型電気回路遮断部品を示す図であり、
(a)は絶縁シートを除去した状態の平面図、(b)は
断面図である。
【図3】上記感熱型電気回路遮断部品の製造工程を示す
斜視図である。
【図4】上記感熱型電気回路遮断部品の製造工程を示す
斜視図である。
【図5】上記感熱型電気回路遮断部品の製造工程を示す
斜視図である。
【図6】本発明の感熱型電気回路遮断部品の第2の実施
の形態を示す説明図である。
【図7】本発明の感熱型電気回路遮断部品の第3の実施
の形態を示す説明図である。
【図8】本発明の感熱型電気回路遮断部品の第4の実施
の形態を示す説明図である。
【図9】本発明の感熱型電気回路遮断部品の第5の実施
の形態を示す説明図である。
【図10】本発明の感熱型電気回路遮断部品の第6の実
施の形態を示す図であり、(a)は絶縁カバーを取った
状態の平面図、(b)は断面図である。
【図11】従来例の直線型の感熱型電気回路遮断部品を
示す断面図である。
【図12】従来例の薄型の感熱型電気回路遮断部品を示
す斜視図である。
【図13】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品を示す断
面図である。
【図14】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の製造工
程を示す図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図で
ある。
【図15】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の製造工
程を示す側面図である。
【図16】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の製造工
程を示す図であり、(a)は側面図、(b)は斜視図で
ある。
【図17】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の製造工
程を示す斜視図である。
【図18】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の製造工
程を示す斜視図である。
【図19】上記薄型の感熱型電気回路遮断部品の作用を
示す説明図であり、(a)は溶融前の低融点合金の状
態、(b)は溶融後の低融点合金の状態、(c)は絶縁
カバーを取り付けた状態である。
【図20】上記直線型の感熱型電気回路遮断部品の状態
を示す断面図である。
【図21】上記直線型の感熱型電気回路遮断部品の状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 リード板 2 枠状絶縁プレート 3 可溶合金片 4 絶縁シート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリード導体と、上記両リード導体
    を所定距離を隔てて支持する絶縁支持部材と、上記両リ
    ード導体同士を接続する可溶合金片とを備え、上記絶縁
    支持部材がリード導体より厚みが厚い略枠状を呈し、両
    リード導体が上記枠状の周壁を貫通して枠状内に突出さ
    れ、上記リード導体の枠状内に突出された部分が可溶合
    金片で接続され、上記絶縁支持部材の上下開口部が板状
    部材で覆われ、上記絶縁支持部材が両リード導体ととも
    に型で一体に成形されていることを特徴とする感熱型電
    気回路遮断部品。
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