JP3068277U - キ―ボ―ドのパンタグラフ式キ― - Google Patents

キ―ボ―ドのパンタグラフ式キ―

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JP3068277U JP1999007877U JP787799U JP3068277U JP 3068277 U JP3068277 U JP 3068277U JP 1999007877 U JP1999007877 U JP 1999007877U JP 787799 U JP787799 U JP 787799U JP 3068277 U JP3068277 U JP 3068277U
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pantograph
shaft
key
key body
keyboard
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國炎 頼
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▲英▼群企業股▲分▼有限公司
國炎 頼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー本体が安定して固定され、安定した上下
移動をするキーボードのパンタグラフ式キーを提供す
る。 【解決手段】 キー本体10と、互いに交錯するように
連結されキー本体10を支持する外パンタグラフ20お
よび内パンタグラフ30と、底板40と、回路板60
と、弾性体50とを備える。外パンタグラフ20および
内パンタグラフ30は、その交錯部位にそれぞれ中軸
座、中軸が設けられ、キー本体10および底板40との
接触部位にはそれぞれ軸21および滑り軸24が設けら
れている。キー本体10は外パンタグラフ20および内
パンタグラフ30に支えられて固定され、傾斜したり不
安定になったりしない。外パンタグラフ20、内パンタ
グラフ30、キー本体10および底板40は直接圧入に
より速やかに組立てられ、キーをキーボードに安定して
結合できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キーボードのパンタグラフ式キーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンピュータ用キーボードのキーは、一般にキー本体の底部から下方へ 突出する柱体が底座に対して垂直に伸縮運動をすることによって、キーボードの 電気接点を触発するように設計されたものである。ところが、このようなコンピ ュータ用キーボードのキーは、キー本体の柱体と底座との接触面積が小さ過ぎる と、入力時にキー本体が斜めになったりキーが不安定になったりするので、接触 面積を拡大させてキー本体の安定性を高めなければならない。さらに、キー本体 と底座との間の垂直伸縮運動のためにキー本体を緊密に固定するのが難しく、従 来のキー本体は不安定で振れ動くことがあり、しかも入力時の騒音はかなり大き い。
【0003】 またもう一つ問題になるのは、軽くて薄型の小型コンピュータ、例えば携帯用 コンピュータが注目されているという点である。キー本体の垂直運動の安定性の 問題を解決するにはキー本体と底座との間の距離を大きくする必要があり、キー ボード全体の厚みは明らかに増してしまう。つまり、軽く小さく薄型であるとい う小型コンピュータの条件を満足することができない。
【0004】 また、パンタグラフの平行機構を利用したキーは、上述の垂直柱体式のキーの 欠点を解決するために、二つのフレーム部材でキー本体の運動を制御するように 設計されている。ところが、フレーム部材のパンタグラフ、軸または滑り面など を互いに交錯するように組合せるのには時間が掛かるだけでなく、コンピュータ 用キーボードの一キー毎に一組のパンタグラフが必要であるので、コストが高く 経済的メリットがない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、キー本体が安定して固定され、圧力をかけられた場合でも安 定した上下移動を維持するキーボードのパンタグラフ式キーを提供することにあ る。 本考案のもう一つの目的は、キー本体が傾斜したりキーが不安定になったりす ることを防止し、またキー本体の下降が小さく、厚みが薄いコンピュータに収容 可能なキーボードのパンタグラフ式キーを提供することにある。
【0006】 本考案のさらにもう一つの目的は、部材が簡易であって組立が容易であり、組 合せの作業にかかるコストが小さいキーボードのパンタグラフ式キーを提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本考案のキーボードのパンタグラフ式キーは、 互いに交錯するように連結される外パンタグラフおよび内パンタグラフでキー本 体を支持する構造であって、交錯する外、内パンタグラフの交錯部位ならびにキ ー本体および底板との間の接触部位にはそれぞれ直接嵌合できる滑り軸および軸 座が設けられ、各軸座の開口端に適当なガイド面が設けられる。これにより、外 、内パンタグラフは速やかに組合わせられ、キー本体は外、内パンタグラフに支 えられ安定して固定され、力がかけられても安定した上下移動ができる。また、 直接嵌合される滑り軸および軸座を利用して外、内パンタグラフを固定支持部材 とすることにより、キー本体が傾斜したりキーが不安定になったりする現象を防 止し、キー本体の下降を減少させる。外、内パンタグラフ、キー本体ならびに底 板は直接圧入により速やかに組立てることができるため、キーをキーボードに安 定して結合できる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、本考案の一実施例によるキーボードのパンタグラフ式キー は、キーボードの基座上に一キー毎に予め設けられるスイッチの底板40を含み 、その底板40の位置には外パンタグラフ20、内パンタグラフ30、弾性体5 0および回路板60が互いに交錯するように設けられ、頂端のキー本体10を共 同で支持する。
【0009】 以下、各部材の構造および特徴について説明する。 キー本体10は、底面の外側に近い位置に軸座11および滑り溝12を二つず つ有し、各軸座11の開口端には適当な角度に傾斜したガイド面13が設けられ 、滑り溝12の開口端には適当な角度に傾斜したガイド面14が設けられ、また 滑り溝12の内側にストッパ15が設けられ、キー本体10の底面中央には円溝 16が形成されている。
【0010】 外パンタグラフ20および内パンタグラフ30の構造はほぼ同様であり、外パ ンタグラフ20は、フレーム状であって、一端に二つの突出した軸21を有し、 中間位置に中軸座22を有し、中軸座22の一側面にガイド面23が設けられ、 また外パンタグラフ20は軸21の反対側の端部に突出した滑り軸24を二つ有 し、中心に孔25を有する。
【0011】 内パンタグラフ30は、板状であって、一端に軸31を有し、中間部位に突出 した中軸32を二つ有し、二つの中軸32の末端にガイド斜面が設けられ、また 内パンタグラフ30は軸31の反対側の端部に突出した滑り軸33を二つ有し、 二つの滑り軸33の末端にガイド面34が設けられ、中心に円孔36を有する。 なお、外パンタグラフ20の孔25のサイズは、内パンタグラフ30の外枠の サイズより大きく、内パンタグラフ30を収納できる程度である。
【0012】 底板40は、適当な位置に軸座41および滑り溝43を二つずつ有し、二つの 軸座41の開口端には適当な角度に傾斜したガイド面42が設けられ、また二つ の滑り軸43の開口端にも適当な角度に傾斜したガイド面44が設けられる。 弾性体50は、よく見られるとおり、キー本体の底面中央の円溝16に嵌合可 能な円形固定端51を上端に有し、下端には適度な伸縮弾性を保持する弾性端部 52を有する。また、弾性体50の底面は回路板60の表面に接触し、キーのス イッチをなす。
【0013】 図4〜図11に示すように、上記各部材の組立作業は以下のとおりである。 (1)図4に示すように、キー本体10を裏返す。 (2)図5に示すように、外パンタグラフ20の軸21をキー本体10の軸座1 1に圧入する。 (3)図6に示すように、内パンタグラフ30の中軸32を外パンタグラフ20 の中軸座22に圧入し、さらに内パンタグラフ30の滑り軸33をキー本体10 の滑り溝12に圧入する。
【0014】 (4)図7に示すように、弾性体50の固定端51を内パンタグラフ30の円孔 36に通してキー本体10の円溝16へ圧入する。 (5)図8に示すように、回路板60を設置する。 (6)図9に示すように、内パンタグラフ30の軸31を底板41の軸座41に 圧入し、内パンタグラフ30の滑り軸33を底板40の滑り溝42に圧入する。 (7)図10に示すように、キー本体10を高く保持するように、弾性体50の 弾性端52を回路板60および底板40に押付ける。 (8)図11に示すように、キー本体10を高く固定するように、キー本体10 のストッパ15によって内パンタグラフ30の滑り軸33を固定する。
【0015】 上述のキーボードのパンタグラフ式キーは、互いに交錯する内パンタグラフ2 0および外パンタグラフ30でキー本体を支持するパンタグラフ式キーであって 、重ねて組合わせられる際、互いに交錯する外、内パンタグラフの交錯部位なら びにキー本体10および底板40との間の接触部位は直接圧入されて嵌合し、各 軸座および滑り溝の開口部位にはそれぞれ適当な角度に傾斜したガイド面が設け られているので、各ガイド面によってキー本体と外パンタグラフおよび内パンタ グラフとの組立は速いとともに、キー本体と底板40との組立は便利である。
【0016】 また、外パンタグラフ20および内パンタグラフ30は、形状を少々変えても よく、例えば上述の密封式フレーム状の代わりに大きさが異なる二つのU型フレ ームを採用したとしても、その効果には何ら影響を与えない。 組立後の本実施例のキーは、外、内パンタグラフが互いに交錯するパンタグラ フの作用によってキー本体10が最短距離で下へ垂直に移動し、弾性体50が回 路板60を押付けて電気接点を触発するとキー本体10は緩められ、すなわち弾 性体50の弾性作用によってキー本体10は跳ね返される。
【0017】 垂直伸縮運動をするキー本体10は、最短距離で上下に動作するほかに、傾斜 したり緩くなったり動かなくなったりすることがない。組立時には、ガイド面1 3、14、23、42、44およびガイド面34によって外、内パンタグラフを 速やかに結合し、操作を簡易化することができるため、厚みが非常に薄く構造が 非常に安定しているパンタグラフ式のコンピュータ用キーボードを製作すること ができる。
【0018】 以上のように、互いに交錯する外、内パンタグラフの交錯部位ならびにキー本 体および底板との接触部位は、適当な角度に傾斜したガイド面またはガイド面を 有する滑り溝および軸溝が設けられ、対応する滑り軸が速やかに嵌合することが でき、キー本体が安定して固定されるため、組立作業は簡易化され、従来のキー ボードのキーの欠点を克服する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるキーボードのパンタグラ
フ式キーを示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例によるキーボードのパンタグラ
フ式キーを示す側面図である。
【図3】本考案の実施例によるキーボードのパンタグラ
フ式キーの底板が取り外された状態を示す底面図であ
る。
【図4】本考案の実施例によるキー本体が裏返された状
態を示す斜視図である。
【図5】本考案の実施例による外パンタグラフが組付け
られた状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の実施例による内パンタグラフが組付け
られた状態を示す斜視図である。
【図7】本考案の実施例による弾性体が組付けられた状
態を示す斜視図である。
【図8】本考案の実施例による回路板が組付けられた状
態を示す側面図である。
【図9】本考案の実施例による底板が組付けられた状態
を示す側面図である。
【図10】本考案の実施例による外、内パンタグラフと
底板との組付状態を示す側面図である。
【図11】本考案の実施例によるキーボードのパンタグ
ラフ式キーの側面図である。
【符号の説明】
10 キー本体 11 軸座 12 滑り溝 13、14、23、34、42、44 ガイド面 15 ストッパ 16 円溝 20 外パンタグラフ 21 軸 22 中軸座 24 滑り軸 25 孔 30 内パンタグラフ 31 軸 32 中軸 33 滑り軸 36 円孔 40 底板 41 軸座 43 滑り溝 50 弾性体 51 固定端 52 弾性端 60 回路板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面の外縁近くに設けられる軸座および
    滑り溝、その滑り溝の内側に設けられるストッパ、なら
    びに底面の中央部に形成される円溝を有し、前記軸座お
    よび前記滑り溝の開口端に所定の角度に傾斜したガイド
    面がそれぞれ設けられるキー本体と、 一端に設けられる軸、他端に設けられる滑り軸、ならび
    に中間部に設けられる中軸座を有し、その中軸座の開口
    端に所定の角度に傾斜したガイド面が設けられる外パン
    タグラフと、 一端に設けられる軸、他端に設けられ壁面に所定の角度
    に傾斜したガイド面が設けられる滑り軸、ならびに中間
    部に設けられる中軸を有し、内パンタグラフと、 それぞれ開口端に所定の角度に傾斜したガイド面が設け
    られる軸座および滑り溝を有し、前記軸座に前記内パン
    タグラフの軸が嵌入され前記滑り溝に前記外パンタグラ
    フの滑り軸が嵌入されることにより、前記内パンタグラ
    フおよび前記外パンタグラフが交錯するように結合する
    底板と、 回路板と、 上部に設けられ前記円溝に嵌入される円形固定端、なら
    びに下部に設けられ伸縮性を有する弾性端を有し、前記
    外パンタグラフおよび前記内パンタグラフとともに前記
    キー本体を支持し、前記弾性端の底面は前記回路板の電
    気接点に接触可能な弾性体と、 を備えることを特徴とするキーボードのパンタグラフ式
    キー。
  2. 【請求項2】 前記外パンタグラフおよび前記内パンタ
    グラフは、密封フレームであることを特徴とする請求項
    1記載のキーボードのパンタグラフ式キー。
  3. 【請求項3】 前記外パンタグラフおよび前記内パンタ
    グラフは、U形フレームであることを特徴とする請求項
    1記載のキーボードのパンタグラフ式キー。
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