JP3068188U - ツバスパナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルト・ナット等が容易適確に位置決めでき
るようにした。 【解決手段】 嵌合部の一側にストッパー部を形成した
こと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ボルト・ナットなどを容易適確に位置決めできるツバスパナに関す る。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスパナに配設されたボルト・ナットなどの嵌合部は、単にＵ形状に開口 されたのみである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしこれら従来品は、ナット・ボルトなどが嵌合部に適正に嵌合し難く、ま た嵌合したナット・ボルトが嵌合部より容易に抜け出たり、滑って位置ズレする 等、多くの欠点を有している。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、このような従来例の欠点をなくすために改良されたものである。 即ち、端部に配設の嵌合部の一側面にツバ状の如きストッパー部を形成したこ とで、嵌合部へのナット・ボルト等が容易適確に位置決めができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１〜２は実施形態の一例であって、１はスパナ本体で、その端部にボルト・ ナット等のネジ抜け穴２を有する嵌合部３が開口配設されている。

【０００６】 しかも前記した嵌合部３の一側面には、ナット・ボルト頭等が通り抜けない程 度のツバ状の如きストッパー部３を形成して成るものである。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したような本考案によると、嵌合部の一側にボルト・ナット受け用の ストッパー部を形成したことで、ボルト・ナット等を格別手指で押さえることな く、容易、適確に嵌合せしめられ、従って嵌合締付作業の際に特に油の付着した ボルト・ナットでも滑ったり抜け出たりすることもなく、怪我等も防止できる等 、実用性に優れたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施形態例を示す平面図である。

【図２】第２実施形態例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ スパナ本体 ２ ネジ抜け穴 ３ 嵌合部 ４ ストッパー部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ツバスパナ本体に配設したネジ抜け穴を
   有する嵌合部の一側面にストッパー部を形成して成るツ
   バスパナ。