JP3068118B2 - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP3068118B2
JP3068118B2 JP3262370A JP26237091A JP3068118B2 JP 3068118 B2 JP3068118 B2 JP 3068118B2 JP 3262370 A JP3262370 A JP 3262370A JP 26237091 A JP26237091 A JP 26237091A JP 3068118 B2 JP3068118 B2 JP 3068118B2
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JP
Japan
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filter
range hood
cleaning
control means
exhaust fan
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JP3262370A
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JPH0599469A (ja
Inventor
修 筒井
康利 稲富
和幸 榎本
晴彦 斉藤
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東陶機器株式会社
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキッチン等で排煙のため
に使用するレンジフード、より詳しくは、レンジフード
内に設けたフィルタの洗浄機能を備えた自動再生のレン
ジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンジを使用する際に発生す
る煙や油煙等を外部に排出するため、排気ファンを内蔵
したレンジフードが広く使用されている。
【0003】このようなレンジフードでは、レンジフー
ド本体、排気ファン及び建物外壁への油脂分の付着を防
ぐために、フード前面に排煙中に含まれる油脂などを除
去するフィルタが設けられている。このようなものとし
て、例えば、特開昭64−75836号公報、特開平1
−224025号公報に開示されたように、フィルタを
コンベア式のエンドレスフィルタとし、さらにこのフィ
ルタの洗浄用として超音波洗浄装置を設けたものが知ら
れている。
【0004】図7は、このような超音波洗浄装置を備え
たレンジフードを示すものであり、エンドレスフィルタ
30は、駆動軸32および従動軸33に巻き掛けられて
おり、長時間の使用による汚れでフィルタ30が目詰ま
りした場合には、図示しないモータによって駆動軸32
を回転して矢印B方向に移動させ、フィルタ30の一部
を超音波洗浄槽31内に浸漬させる。そしてこの洗浄槽
31内で超音波の振動によってフィルタ30の汚れを洗
浄除去することができる。なお、34,35はエンドレ
スフィルタ30を案内するガイドローラ、36はファ
ン、37はファン36を駆動するモータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レンジフードにおいては、フィルタ30が超音波洗浄槽
31内を通過しながら一回転して停止するように構成さ
れており、しかもフィルタ30に付着した洗浄水を受け
る手段が何等なされていない。このため、フィルタ30
が回転する間に付着した洗浄水がレンジフード下の調理
機器等に落下するという問題がある。
【0006】本発明の目的とするところは、上記従来の
欠点を解消することであり、洗浄水が付着したフィルタ
を排水受皿上に停止させて、レンジフードからの水滴の
落下を防ぐことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフード
は、上記目的を達成するために、排気ファンと該排気フ
ァンを駆動するモータを備えたレンジフード本体と、前
記排気ファンと前記レンジフード本体の吸気口との間に
設けたエンドレスフィルタと、該エンドレスフィルタを
走行させる駆動手段と、前記エンドレスフィルタに洗浄
水を噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄水を受ける排水受
皿と、前記駆動手段を制御して前記エンドレスフィルタ
の洗浄面を前記排水受皿上に停止させる制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】この制御手段としては、接触型リレー制
御,非接触型リレー制御,シーケンス制御を用いること
ができる。
【0009】
【作用】本発明のレンジフードによると、エンドレスフ
ィルタが駆動装置で駆動され走行しながら洗浄される。
そして、洗浄水が付着したフィルタの洗浄面が、制御手
段によって排水受皿上に自動的に停止する。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明
の特徴を具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すレンジフー
ドの一部切欠正面図、図2は図1の側面の断面図、図3
はレンジフード内の要部の概略斜視図である。
【0012】レンジフード本体1の内部には、上部に排
気ファン2とこの排気ファン2を駆動するためのモータ
3が設けられており、排気ファン2には外部に連通する
排気ダクト4が接続されている。また、レンジフード本
体1の底部には吸気口5が開口され、上記排気ファン2
の吸引力によって、レンジ(図示せず)等で発生した排
煙や油煙がこの吸気口5から吸引される。
【0013】6は吸気口5と排気ファン2との間に設け
られたコンベア式のエンドレスフィルタであり、両端が
駆動軸7と従動軸8とに巻き掛けられ、モータ7aで駆
動軸7を回転させてフィルタ6を矢印A方向に走行させ
ることができる。またこのエンドレスフィルタ6の下方
には、リミットスイッチ9が設けられており、更に、こ
のリミットスイッチのピン9aを動かしてオン・オフす
るドグ10(10a,10b,10c)がコンベア式フ
ィルタ6に等間隔に突設されている。また、コンベア式
フィルタ6の下方には、フィルタ6の汚れを検出するフ
ォトセンサ16が設けられている。
【0014】エンドレスフィルタ6の内部には、フード
本体1の略全幅に亘る洗浄ノズル取付けパイプ11が配
設され、取付けパイプ11には多数の洗浄ノズル11a
が取付けてある。この洗浄ノズル11aからフィルタ6
面に向かって洗浄水が噴射され、フィルタ6に付着した
油脂分などの汚れが除去される。また、この洗浄ノズル
取付けパイプ11は、給水管12及び給水バルブ13に
接続され、さらに図示しない外部の給水系と接続され洗
浄水を供給している。
【0015】14は、フィルタ6を洗浄した際に発生す
る排水を受ける排水受皿であり、排水がレンジフード外
に滴下しないように、レンジフード本体1の奥部に設け
られ、さらに下部の一部を開口し外部の排水管(図示せ
ず)に接続されている。また、洗浄ノズル11aの吸気
口5側には、水はね防止板15が設けられており、ノズ
ル洗浄時の水はねによる洗浄水の飛散を防止している。
【0016】次いで上記構成のレンジフードのフィルタ
洗浄時の動作について説明する。
【0017】長時間の使用によって、フィルタ6に油脂
分などの汚れが付着すると、この汚れをフォトセンサ1
6が検知し、これと連動したモータ7aが駆動されフィ
ルタ6を走行させる。これと同時に洗浄ノズル11aか
ら洗浄水を噴射しフィルタ6の洗浄を開始する。その
際、図4(a)に示すように、ドグ10a,10b,1
0cは等間隔に、しかも、隣接したドグ間のフィルタが
排水受皿上に収まるような間隔に設けられており、フィ
ルタ6が走行してドグ10bが排水受皿14の端部に近
づくと、ドグ10cがリミットスイッチ9に近づく(図
4(b)参照)。そして、ドグ10aが排水受皿14の
上面の略中央位置までくると、同時にドグ10cによっ
てリミットスイッチ9がオフされる(図4(c)参
照)。これによってフィルタ6の走行及び洗浄水の噴射
が停止される。さらに、これと同時にタイマー(図示せ
ず)のスイッチがオンされ、一定時間経過後(本実施例
では24時間)同様に次の洗浄が開始されることとな
る。この動作を3回繰り返し、フィルタ6の全面を自動
的に洗浄することができる。
【0018】なお、上記したタイマーに代え、洗浄面の
乾燥を検知することのできるフォトセンサ(図示せず)
をフィルタ上方に設け、フィルタの乾燥状態を検知して
発する信号によって洗浄を開始するように構成しても良
いし、また手動によって開始するようにしても良い。フ
ォトセンサを用いれば、乾燥状態を的確に判断でき、フ
ィルタ6の洗浄面を排水受皿14上に必要以上に停止さ
せることなく、フィルタ6の全面を短時間で効率的に洗
浄することができる。
【0019】このように、本実施例では、洗浄ノズル1
1aによって洗浄されたフィルタ6の洗浄面が、一定時
間排水受皿上14に自動的に停止する。このため、洗浄
の際フィルタ6に付着した洗浄水がレンジフード下の調
理機器等に落下することがない。
【0020】図5は、上記した接触型リレー制御による
制御手段に代え非接触型のリレー制御を用いた実施例で
ある。
【0021】図において、コンベア式フィルタ6の側部
には上記したドグ10に代え、等間隔で3つのマーク2
1が印されており、更にフィルタ6の近傍には、上記リ
ミットスイッチ9に代えてこのマーク21を検知するこ
とのできるフォトセンサ22が設けられている。このフ
ォトセンサ22とマーク21とで上記実施例と同様にモ
ータ7aの動作を制御し、フィルタ6の洗浄面を排水受
皿14上に停止させることができる。
【0022】図6は、更に他の実施例を示すもので、フ
ィルタ走行の制御手段としてシーケンス制御を用いた一
例である。
【0023】同図において、駆動軸7にはステッピング
モータ25が連結されており、このステッピングモータ
25には更にモータドライバとパルス発振器のアッセン
ブリ26が接続されている。そして、図示しないシーケ
ンサに組込まれたプログラムによりパルス発振器と直接
信号のやりとりを行い、パルス発振器からのパルス信号
によってモータドライバから出力信号を発信し、上記ス
テッピングモータ25の動作を制御するようになってい
る。その際、ステッピングモータ25の一回の駆動によ
るフィルタ6の走行量が排水受皿14上に収まるように
設定し、また一定時間経過後、再度洗浄を開始するよう
に構成している。
【0024】この制御方法によっても、洗浄後の水の付
着したエンドレスフィルタ6を排水受皿14上に自動停
止させることができる。特にエンドレスフィルタ6の駆
動手段としてステッピングモータを用いてシーケンス制
御することによって、上記したリレー制御におけるリミ
ットスイッチ9やフォトセンサ16への油脂分の付着等
からくる誤作動を防ぐこともできる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、走行可
能なエンドレスフィルタを洗浄する洗浄装置と、この洗
浄水を受ける排水受皿を備え、更にフィルタを走行させ
る駆動手段を制御してエンドレスフィルタの洗浄面を受
皿上に停止させる制御手段を備えている。このため、洗
浄後のエンドレスフィルタが排水受皿上に乾燥するまで
自動的に停止し、レンジフード下の調理機器等へ洗浄水
が滴下するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すレンジフードの切欠正
面図である。
【図2】図1に示すレンジフードの側面断面図である。
【図3】図1に示すレンジフードの要部の斜視図であ
る。
【図4】図1に示すレンジフードの動作を説明するため
の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図7】従来例におけるレンジフードの側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 レンジフード本体 2 排気ファン 3 モータ 4 排気ダクト 5 吸気口 6 エンドレスフィルタ 7 駆動軸 7a モータ 8 従動軸 9 リミットスイッチ 10 ドグ 11 洗浄ノズル取付けパイプ 11a 洗浄ノズル 12 給水管 13 給水バルブ 14 排水受皿 15 水はね防止板 16 フォトセンサ 21 マーク 22 フォトセンサ 25 ステッピングモータ 26 アッセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 晴彦 神奈川県茅ヶ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ヶ崎工場内 (56)参考文献 特開 昭64−75836(JP,A) 実開 昭64−56817(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/06 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ファンと該排気ファンを駆動するモ
    ータを備えたレンジフード本体と、前記排気ファンと前
    記レンジフード本体の吸気口との間に設けたエンドレス
    フィルタと、該エンドレスフィルタを走行させる駆動手
    段と、前記エンドレスフィルタに洗浄水を噴射する洗浄
    ノズルと、前記洗浄水を受ける排水受皿と、前記駆動手
    段を制御して前記エンドレスフィルタの洗浄面を前記排
    水受皿上に停止させる制御手段とを備えたレンジフー
    ド。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、接触型リレー制御によ
    る制御手段であることを特徴とする請求項1記載のレン
    ジフード。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、非接触型リレー制御に
    よる制御手段であることを特徴とする請求項1記載のレ
    ンジフード。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、シーケンス制御による
    制御手段であることを特徴とする請求項1記載のレンジ
    フード。
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JPH11216321A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Fuji Kogyo Kk レンジフードのフィルター清掃装置
KR101875838B1 (ko) * 2016-09-08 2018-07-06 전남대학교산학협력단 3차원 다공성 구조체를 이용한 유증기 필터 및 이를 구비한 공기정화장치

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