JP3068054U - 自動車用ガラス面における表示装置 - Google Patents

自動車用ガラス面における表示装置

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JP3068054U
JP3068054U JP1999007660U JP766099U JP3068054U JP 3068054 U JP3068054 U JP 3068054U JP 1999007660 U JP1999007660 U JP 1999007660U JP 766099 U JP766099 U JP 766099U JP 3068054 U JP3068054 U JP 3068054U
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JP
Japan
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automobile
film
display
glass surface
display device
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JP1999007660U
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Inventor
長実 山本
Original Assignee
有限会社シャインアート
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ガラスに直接、表示部を設けること
で、外部への表示インパクトが十分得られると共に、大
きさの制約、表示位置の制約から解放され、所望の発光
表示が実現できる、自動車用ガラス面における表示装置
を提供する。 【解決手段】 透明な紫外線カットフィルムの裏面に、
蛍光塗料によって、所要のデザインを表示し、その上に
保護用のコーティングを施したフィルム構造体を、自動
車用ガラス面に、車内側から装着し、かつ、車内側に設
けたブラックライトで、前記フィルム構造体を照射する
ことにより、前記蛍光塗料を発光して、フィルム表面側
に前記デザインを表示することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として、自動車運転に際して、その操縦、例えば、ブレーキ操作 や、薄暮時のスモールランプ点灯の時など、危険、注意を喚起する目的で、ある いは、広告表示などの目的で、装備される自動車用ガラス面における表示装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、既に、広告表示などの目的で、自動車の後部ダッシュボードに、蛍 光表示部を設けた筐体を装備して、照明手段で、蛍光表示部を発光させ、所要の 表示効果を、後続車などに与えるものが提唱されている(実開平7−36178 号公報、実開平8−227275号公報を参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置は、ダッシュボードなどの自動車内の所定個所に装 備され、フロントガラスやリアガラスなどの自動車ガラスを通して、外部者に対 し、表示効果を期待するものなので、表示インパクトが弱く、表示位置が低く、 また、操縦の妨げとならないようにするため、十分な大きさにすることができな い。
【0004】 本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、自 動車ガラスに直接、表示部を設けることで、外部への表示インパクトが十分得ら れると共に、大きさの制約、表示位置の制約から解放され、所望の発光表示が実 現できる、自動車用ガラス面における表示装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案では、透明な紫外線カットフィルムの裏面に、蛍光塗料によ って、所要のデザインを表示し、その上に保護用のコーティングを施したフィル ム構造体を、自動車用ガラス面に、車内側から装着し、かつ、車内側に設けたブ ラックライトで、前記フィルム構造体を照射することにより、前記蛍光塗料を発 光して、フィルム表面側に前記デザインを表示することを特徴とする。
【0006】 この場合、本考案の実施の形態として、前記フィルム構造体は、その表面側に 塗布した紫外線カット粘着剤を介して、自動車用ガラス面に、車内側から装着さ れていること、また、前記ブラックライトは、自動車のスモールランプあるいは /およびブレーキランプの点灯に連動して、点灯されるように、切り換え可能で あり、また、自動車側の電源に接続されるように構成されていることが、有効で ある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら、具体的に説明する。本考 案の自動車用ガラス面における表示装置は、透明な紫外線カットフィルム1の裏 面に、蛍光塗料によって、所要のデザイン(文字、描画の塗料層)2を表示し、 その上に保護用のコーティング3を施したフィルム構造体(商品名`ルミアスフ ィルム´)を、自動車用ガラス面4に、車内側から装着し、かつ、車内側に設け たブラックライト5で、前記フィルム構造体を照射することにより、前記蛍光塗 料を発光して、フィルム表面側にデザイン2を表示するのである。
【0008】 なお、この実施の形態においては、前記フィルム構造体は、その表面側に塗布 した紫外線カット粘着剤6を介して、自動車用ガラス面4に、車内側から装着さ れている。また、前記ブラックライト5は、自動車のスモールランプあるいは/ およびブレーキランプ(図示せず)の点灯に連動して、点灯されるように、操縦 席脇に設けた切り換えスイッチ7を介して、切り換え可能であり、また、シガー ソケットなどを介して、自動車側の電源(図示せず)に接続されるように構成さ れている。
【0009】 また、ここでは、ブラックライト5が、自動車の12ボルト電源では、蛍光塗 料に対して十分な発光を促す光量が確保できないので、100ボルト用のインバ ータトランス8が、直接電源として、採用されており、これは、例えば、リアト ランクの片隅に装備される。また、ブラックライト5のための反射鏡9は、デザ イン2部分の発光のために、多くの紫外線を必要とするので、それに適した指向 性のあるものが採用される。
【0010】 更に、蛍光塗料を用いた、文字・描画によるデザイン2は、ファッション性の 高い鮮明なものであって、例えば、自動車関連の表示(若葉マーク、シルバーマ ークなどの各種マーク、`赤ちゃんが乗っています´、`妊婦乗車中´、`仮免 許練習中´などの表示)、あるいは、広告宣伝媒体の表示に採用される。
【0011】 このような構成では、所要の文字・描画を、フィルムを介して、直接、自動車 用ガラスに表示させることができるので、外部への表示インパクトが十分得られ ると共に、大きさの制約、表示位置の制約から解放され、所望の発光表示が実現 できる。
【0012】 なお、フィルムは、ガラスへの貼り付けを考慮すると、若干の伸縮性がある方 がよい。また、紫外線カットフィルム1および紫外線カット粘着剤6を採用する ことで、それらに含まれる紫外線カット剤により、昼間の太陽光線、特に、紫外 線の遮断効果を発揮するので、デザイン2部分を構成する蛍光塗料の耐久性を維 持・向上できる。また、車内側では、コーティング3が、傷や汚れから、デザイ ン2の部分を保護し、また、汚れを払拭する際に、洗剤を用いることもできる。
【0013】 また、文字・描画のデザインを、蛍光塗料と一般塗料(好ましくは、可視光で 所望の色を呈する、耐候性の良好な顔料を含む塗料)とで、描き分けることによ り、一般色の図柄なども、昼間において、目視できるようにすることも可能であ る。逆に、夜間には、ブラックライトの点灯で、蛍光塗料(多色の蛍光塗料が採 用可能)の図柄のみを浮き上がらせることもできる。例えば、昼間には「赤いバ ラ」を一般色で表示し、夜間には、「青いバラ」を蛍光色で表示するなどの工夫 が可能である。
【0014】 この場合、無機蛍光体を顔料として、それぞれに適したワニスや分散剤を用い て、蛍光塗料を作成し、筆や刷毛、エアブラシ、ローラーなどを用いて、図柄を 描いたシルクスクリーン印刷をする手法も採用できる。
【0015】 更に、上述の実施形態では、切り換えスイッチ7を用いて、スモールランプと ブレーキランプとの二種類について、対応するように、ブラックライト5を点灯 しているが、ブラックライトの消耗を考慮すると、調光器を用いて、例えば、5 〜10%程度の点灯状態と、100%程度の点灯状態とに切り換えるようにして も良い。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、透明な紫外線カットフィルムの裏面に、 蛍光塗料によって、所要のデザインを表示し、その上に保護用のコーティングを 施したフィルム構造体を、自動車用ガラス面に、車内側から装着し、かつ、車内 側に設けたブラックライトで、前記フィルム構造体を照射することにより、前記 蛍光塗料を発光して、フィルム表面側に前記デザインを表示することを特徴とす る。
【0017】 従って、自動車ガラスに直接、表示部を設けることで、外部への表示インパク トが十分得られると共に、大きさの制約、表示位置の制約から解放され、所望の 発光表示が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す自動車の概略透視側
面図である。
【図2】同じく、背面図である。
【図3】同じく、要部の拡大側面図である。
【図4】同じく、ブラックライトの拡大正面図、およ
び、側面図である。
【符号の説明】
1 紫外線カットフィルム 2 デザイン 3 コーティング 4 自動車用ガラス面 5 ブラックライト 6 紫外線カット粘着剤 7 切り換えスイッチ 8 インバータートランス 9 反射鏡

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な紫外線カットフィルムの裏面に、
    蛍光塗料によって、所要のデザインを表示し、その上に
    保護用のコーティングを施したフィルム構造体を、自動
    車用ガラス面に、車内側から装着し、かつ、車内側に設
    けたブラックライトで、前記フィルム構造体を照射する
    ことにより、前記蛍光塗料を発光して、フィルム表面側
    に前記デザインを表示することを特徴とする自動車用ガ
    ラス面における表示装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム構造体は、その表面側に塗
    布した紫外線カット粘着剤を介して、自動車用ガラス面
    に、車内側から装着されていることを特徴とする請求項
    1に記載の自動車用ガラス面における表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラックライトは、自動車のスモー
    ルランプあるいは/およびブレーキランプの点灯に連動
    して、点灯されるように、切り換え可能であり、また、
    自動車側の電源に接続されるように構成されていること
    を特徴とする請求項1あるいは2に記載の自動車用ガラ
    ス面における表示装置。
JP1999007660U 1999-10-07 1999-10-07 自動車用ガラス面における表示装置 Expired - Lifetime JP3068054U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113845856A (zh) * 2021-09-24 2021-12-28 苏州众联智行科技有限公司 一种复合式防紫外线的汽车太阳膜及其加工工艺

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