JP3029928U - 発光表示体 - Google Patents
発光表示体Info
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- JP3029928U JP3029928U JP1996002752U JP275296U JP3029928U JP 3029928 U JP3029928 U JP 3029928U JP 1996002752 U JP1996002752 U JP 1996002752U JP 275296 U JP275296 U JP 275296U JP 3029928 U JP3029928 U JP 3029928U
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- emitting display
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- automobile
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電源が不要で取付けが簡単な安価で丈夫な発
光表示体を提供する。 【解決手段】 必要とする表示内容3を示す蓄光材4の
外表面をアクリル樹脂等の透明材からなる外被体2によ
り被覆し、蓄光材の裏面2a側に蓄光材を覆う基材5を
接合固定する。
光表示体を提供する。 【解決手段】 必要とする表示内容3を示す蓄光材4の
外表面をアクリル樹脂等の透明材からなる外被体2によ
り被覆し、蓄光材の裏面2a側に蓄光材を覆う基材5を
接合固定する。
Description
【0001】
本考案は発光表示体に係り、特に自動車用部品に用いて好適な発光表示体に関 する。
【0002】
例えば自動車のボンネットの先端に取付けてその自動車のメーカーのマーク、 車種等を表示するエンブレムは、夜間や暗所では外部から見えなくなるため、図 6に略示断面を示すように透明なケースaの内部にLEDやELフィルム等の発 光体bを設け、この発光体bに通電するコードc類をケースa内に納め、上記発 光体bにより表示内容を形どった半透光金属膜部分dを透光して表示するか、あ るいは表示内容に照明を与えるようにして夜間の暗い場所でも表示内容が見える ようになされたものがある。
【0003】 上記エンブレムのほか、自動車の車体前方のコーナ部に立設して車庫入れ時等 の目印とするコーナポールにおいても同様な構成が採られている。
【0004】
しかるに上記従来の技術では、表示内容を表示するために電源および配線を必 要とするので、自動車の組立時に組付けるか、あるいは工場において取付けなけ ればならず、大掛りとなり、特にコスト高になることは避けられないという問題 点があって簡単には使用することはできなかった。
【0005】
本考案は、電源が不要で取付けを簡単に行うことができ、安価で丈夫な発光表 示体を提供することを課題としてなされたもので、その解決手段として、発光材 を含む樹脂材により表示部を形成するようにしたものであり、また好ましくは必 要とする表示内容を示す蓄光材の外表面をアクリル樹脂等の透明材からなる外被 体により被覆し、前記蓄光材の裏面側に該蓄光材を覆う基材を接合固定したこと にある。
【0006】 上記表示体は、前記蓄光材を含む樹脂材と前記外被体とが2色成形により一体 に形成されているもの、前記蓄光材を含む樹脂材の外表面がクリアコートによる 外被体により被覆されているもの、さらには前記外被体をアクリル樹脂等の透明 材により形成し、この外被体の裏面に蓄光材を塗布、貼布等により表示内容が表 示されているものを含む。そして対象としては、自動車用エンブレム、コーナポ ール、コーナマーカなどである。
【0007】
以下、本考案を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0008】 図1は自動車用エンブレムの場合の一実施形態の正面を、図2は図1のA−A 断面を示している。
【0009】 上記エンブレム1の外面を構成する外被体2は、アクリル系樹脂のような透明 材からなる所定形状を有するもので、その裏面2aには表示内容3が施されてい る。具体的には、例えば上記外被体2の表面2bは球面状とされ、裏面2aに前 記表示内容3の部分を凹ませてその凹部2c内に蓄光材4を塗着し、他は例えば 黒色乃至ダーク調のインキを塗布し、さらにその裏面2a側に車体に固着するた めの基材5を接着等により固着してエンブレム1が構成されている。
【0010】 上記の表示内容3については、前記のように外被体2の裏面2aの表示内容3 部分に蓄光材4を塗着して表示内容3を発光させるようにするほか、前記表示内 容3部分を黒色乃至ダーク調のインキで表示し、他の裏面2aに蓄光材を塗着す るようにして表示内容3の周辺を発光させて表示内容3を示すようにしてもよい 。
【0011】 上記のほか、上記蓄光材4を塗布でなくシート状のものを切り抜いて貼布して もよい。また蓄光材を含む樹脂材と前記外被体2とを2色成形により形成して一 体としてもよく、また蓄光材を含む樹脂材の外表面をクリアコートによる外被体 により被覆するようにしてもよい。
【0012】 上記蓄光材4としては、ストロンチウムアルミネート(SrAL2O4)を母 体結晶とし、これに高純度のアルミナ、炭酸ストロンチウムに、希土類金属のユ ウロピウム、ジスプロシウム等をドーピングしたものを使用することが長時間( 残光約2000分)にわたり光輝させることができるので好ましい。
【0013】 従って上記のエンブレム1を車体に取付けるには、図3のように基材5を裏面 5aを車体6の表面に直接接着するようにするか、あるいは図4のように基材5 に取付脚7を一体的に設けておき、この取付脚7により車体6の表面に立てて取 付けるようにする。
【0014】 図5は自動車のコーナポール8に適用した場合の断面を示すもので、前記蓄光 材4を混入した樹脂製の内側帽状体9と、透明な樹脂製の外側の外被体10とを 2色成形により一体的に形成された帽状体11を設け、この帽状体11をポール 8の上端に嵌着するようにしたものである。この場合、蓄光材を混入した樹脂に より内側帽状体9を別途成形し、これに同じく別途成形した透明な外被体10を 嵌合固着して帽状体11とするようにしてもよい。また内側帽状体9の外面また は外被体10の内面に蓄光材を塗着したものを互いに嵌着して帽状体11とする ようにしてもよい。いずれにおいても、専用の電気配線を用いることなくコーナ ポールの先端を明示することができる。さらに図6に示すように表示部13とし て発光材を含む樹脂材によりこの表示部13を形成し、ポール8の上端にネジ1 4によりネジ込むようにしてもよい。
【0015】 自動車のモールに適用する場合も、形状が異なるだけで上記と同様にして積層 構成すればよい。
【0016】 コーナマーカとする場合には、蓄光材シートを所定の形状に切り抜いて自動車 のボディに直接貼布したり、切り抜いた表示内容をマーカの対応箇所に貼布する などの利用ができ、その場合、性能の向上を図るため例えばアクリル、ウレタン 樹脂等のクリア塗料を塗布することができる。
【0017】
以上説明したように本考案によれば、電気配線を要することなく夜間暗所にお いて表示内容を明瞭に表示することができ、従って低コストで提供することがで きるとともにあと付けが容易であり、好みのものを選択して使用することができ る。また蓄光材は外被体によりカバーされているので、蓄光体が水や酸による悪 影響を受けることがなく、長期にわたり発光機能をフルに発揮させることができ るなどの種々の効果を有する。
【図1】本考案をエンブレムとした場合の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】自動車に取付けた状態を示す説明図。
【図4】自動車に取付けた他の例を示す説明図。
【図5】本考案をコーナポールとした場合の断面図。
【図6】コーナポールとする場合の他の実施形態を示す
断面図。
断面図。
【図7】従来のエンブレムの断面図。
1 エンブレム 2,10 外被体 3 表示内容 4 蓄光材 5 基材 6 車体 7 取付脚 8 コーナポール 11 帽状体
フロントページの続き (72)考案者 重 谷 武 宏 神奈川県鎌倉市岩瀬1250番地 マルイ工業 株式会社内 (72)考案者 及 部 勇 夫 神奈川県鎌倉市岩瀬1250番地 マルイ工業 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】発光材を含む樹脂材により表示部を形成し
たことを特徴とする発光表示体。 - 【請求項2】必要とする表示内容を示す蓄光材の外表面
をアクリル樹脂等の透明材からなる外被体により被覆
し、前記蓄光材の裏面側に該蓄光材を覆う基材を接合固
定したことを特徴とする発光表示体。 - 【請求項3】前記蓄光材を含む樹脂材と前記外被体とが
2色成形により一体に形成されている請求項2記載の発
光表示体。 - 【請求項4】前記蓄光材を含む樹脂材の外表面がクリア
コートによる外被体により被覆されている請求項2記載
の発光表示体。 - 【請求項5】前記外被体をアクリル樹脂等の透明材によ
り形成し、この外被体の裏面に蓄光材を塗布、貼布等に
より表示内容が表示されている請求項2記載の発光表示
体。 - 【請求項6】前記表示体が自動車用エンブレムである請
求項1〜5のいずれか1項記載の発光表示体。 - 【請求項7】前記表示体が自動車のコーナポール用であ
る請求項1〜5のいずれか1項記載の発光表示体。 - 【請求項8】前記表示体が自動車のコーナマーカ用であ
る請求項1〜5のいずれか1項記載の発光表示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002752U JP3029928U (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 発光表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002752U JP3029928U (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 発光表示体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029928U true JP3029928U (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=43164939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002752U Expired - Lifetime JP3029928U (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 発光表示体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029928U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517375A (ja) * | 2009-02-09 | 2012-08-02 | オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド | エアバッグエンブレムを照明する非電気的方法 |
JP2012230308A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Tadayori Terauchi | 発光フレーム部材 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP1996002752U patent/JP3029928U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517375A (ja) * | 2009-02-09 | 2012-08-02 | オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド | エアバッグエンブレムを照明する非電気的方法 |
JP2012230308A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Tadayori Terauchi | 発光フレーム部材 |
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