JP3068038U - バックル - Google Patents

バックル

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JP3068038U
JP3068038U JP1999007635U JP763599U JP3068038U JP 3068038 U JP3068038 U JP 3068038U JP 1999007635 U JP1999007635 U JP 1999007635U JP 763599 U JP763599 U JP 763599U JP 3068038 U JP3068038 U JP 3068038U
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JP1999007635U
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▲瑜▼澤 簡
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▲瑜▼澤 簡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素化した部品からなり、製造コストを抑え
ることができるバックルを提供する。 【解決手段】 長型ピン孔73およびピン孔74を有す
る1対の側板72が設けられている座体70と、座体7
0に設けられ、長型孔、枢着孔、枢着孔間に形成される
バネ掛け孔、および2つのリンク片81を有するリンク
80と、座体70に設けられ、一方の端部に形成される
2列の止め歯93、および他方の端部に形成される凸片
94を有するストッパー90と、一方の端部にギア52
が形成されている枢着ボスが設けられているレバー50
とを備え、レバー50はピンおよびレバー蓋56を用い
て固定されている。レバー50が時計回りと逆方向に回
されると、ギア52がスキー靴の止めバンド22を内側
に送ると共に、リンク80は下へ押され、ストッパー9
0の止め歯93は下方に押され、止めバンド22と止め
歯とが噛み合う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスキー靴等のバックルは、図1および図11に示すように、バックルの 座体10がスキー靴20のベルト21に固定され、バックルは、止め歯を有し、 スキー靴20に固定されている止めベルト22で固定されている。バックルは主 に座体10、リンク30、ストッパー40、レバー550およびリリース60等 から構成されている。
【0003】 座体10は一端に固定孔11を有する長型金属板であり、座体10には1対の 側板12が設けられている。側板12はそれぞれ対応する3つのピン孔13を有 し、一方の側板12の上端部にバネ掛け凹溝14が設けられている。
【0004】 リンク30は横板31の両側にそれぞれ1つのリンク片32を延し、リンク片 32はそれぞれ各端に1対の枢着孔33が設けられている。
【0005】 ストッパー40は凸字型の偏平プラスチックブロックである。ストッパー40 は、中段部に横方向の2段ピン孔41を有し、2段ピン孔41の大径の内部にバ ネ挿入孔42が設けられ、広い末端に2列の止め歯43が設けられている。2段 ピン孔41の大径内側にはトルクバネ45が設けられている。
【0006】 レバー550は流線的に湾曲した偏平体である。レバー550は、一端の下側 にギア552が形成される枢着ボス551が設けられている。枢着ボス551の 中心ピン孔の両端部にそれぞれ大径のバネスリーブ553が設けられており、バ ネスリーブ553は各端部にそれぞれバネ端挿入孔554を有している。枢着ボ ス551にはトルクバネ555が設置され、トルクバネ555の一端はバネ端挿 入孔554に挿入され、他端はレバー蓋556内側のバネ挿入孔に挿入されてい る。バネスリーブ内を貫通するピンは、さらにリンク30の枢着孔33を貫通し 、ピンの両側はそれぞれレバー蓋556の中心孔に挿入されている。
【0007】 リリース60は、上端部に凸体61が設けられており、リンク側には挿溝62 が設けられ、下端部にはピン孔63が設けられている。
【0008】 上記の部品を組み合わせる場合、トルクバネ45がストッパー40のバネ挿入 孔42に挿入され、ストッパー40は側板12間に設けられる。ストッパー40 中段部の2段ピン孔41、トルクバネ45、およびピン孔13にピンが通され、 ストッパー40は回動可能に固定される。トルクバネ45の他端はバネ掛け凹溝 14に固定される。リリース60の挿溝62とリンク30の横板31とが接続さ れ、横板下部の枢着孔33、リリース60のピン孔63および座体10の反固定 孔側のピン孔が揃えられる。レバー550の枢着ボス551近傍のバネスリーブ 552内にそれぞれトルクバネ555が挿入され、トルクバネ555は一端がバ ネ挿入孔554内に挿入される。レバー550の枢着ボス551は反ストッパー 側枢着孔33間に設けられ、枢着ボス551に挿入されたトルクバネ555の一 端が枢着孔33近傍のバネ挿入孔34に挿入され、他端はレバー蓋556内側面 バネ挿入孔内に挿入される。枢着ボス551、トルクバネ555、レバー550 、および枢着孔33にピンが通された後、ピンをレバー蓋556に固定すると図 2に示すような立体構造が完成する。
【0009】 図3および図4に示すように、従来のバックルはレバー550が時計回りと逆 方向に回されると、ギア52が止めバンド22を内側(図3および図4における 右側)へ送り、ベルト21と止めバンド22とが相対に締め合うようになる。一 方、レバー550が時計回りの方向に回されると、図5に示すように、リンク3 0も共に時計回りに動く。したがって、リンク30に接続しているリリース60 でストッパー40の一端が押さえられることになり、末端の2つの止め歯43と 止めバンド22との嵌めが離れ、止めバンド22はバックルから離れることにな る。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のバックルは、部品数が多いために組み立てが難しく、製造 コストが高くついている。
【0011】 そこで本考案の目的は、従来のリリース部品を省き、簡素化した部品からなり 、製造コストを抑えることができるバックルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本考案のバックルによると、長型ピン孔およびピ ン孔を有する1対の側板が設けられている座体と、座体に設けられ、長型孔、枢 着孔、枢着孔間に形成されるバネ掛け孔、および一端がやや曲がった形状の2つ のリンク片を有するリンクと、座体に設けられ、一方の端部に形成される2列の 止め歯、および他方の端部に形成される凸片を有するストッパーと、一方の端部 にギアが形成されている枢着ボスが設けられているレバーとを備えている。スト ッパーに形成される2段ピン孔の大径部内には第1トルクバネが設けられ、第1 トルクバネの一方の端部はストッパーに形成されている第1バネ端挿入孔に固定 されている。凸片はリンク片の長型孔下部に配置されるように側板間に配置され 、2段ピン孔、第1トルクバネ、およびピン孔を貫通するピンでストッパーが回 動可能に固定されている。第1トルクバネの他方の端部は座体に形成されている バネ掛け凹溝に固定され、レバー両側部の枢着ボス近傍に形成されているバネス リーブ内に第2トルクバネが設けられ、第2トルクバネの一方の端部がレバーに 形成されている第2バネ端挿入孔に挿入されている。枢着ボスがリンク片間に設 けられ、第2トルクバネの他方の端部はこの端部に設けられるレバー蓋内のバネ 挿入孔に挿入され、枢着ボス、第2トルクバネ、およびリンク片が固定されてい るので、部品が簡素化され、製造コストを抑えることができる。
【0013】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。 本考案のバックルは、スノーボードのビンディング等のベルトに固定されてお り(図11参照)、レバー50を用いて止めベルト22に締め付ける。
【0014】 図6に示すように、レバー50は流線的に湾曲した偏平体である。レバー50 の一方の端部の下側には、ギヤ52が形成されている枢着ボス51が設けられて いる。枢着ボス51の中心ピン孔の近傍にそれぞれ大径のバネスリーブ53が設 けられている。バネスリーブ53は両側部にそれぞれ第2バネ端挿入孔54を有 する。第2トルクバネ55は枢着ボス51の両側部に挿入され、第2トルクバネ 55の一方の端部はバネスリーブ53の第2バネ端挿入孔54に挿入され、他方 の端部はレバー蓋56内側のバネ挿入孔に挿入される。中心のピンはリンク80 端側の枢着孔83を貫通し、ピンの両端はそれぞれレバー蓋56の中心孔に挿入 されている。
【0015】 座体70は一方の端部に固定孔71を有する長型金属板であり、長型ピン孔7 3およびピン孔74を有する1対の側板72が設けられている。一方の側板72 は上縁部にバネ掛け凹溝75が設けられている。
【0016】 リンク80は、一方の端部がやや曲がった2つのリンク片81を有する。両リ ンク片81は、曲がっている方の端部に長型孔82を有し、他方の端部および中 間部にそれぞれ枢着孔83を有する。枢着孔間の下部にバネ掛け孔84が凹設さ れている。
【0017】 ストッパー90は偏平のブロックであり、その中段部に横方向の2段ピン孔9 1を有する。ストッパーは、2段ピン孔91の大径の内端部に第1バネ端挿入孔 92を有し、一方の端部に2列の止め歯93が形成され、他方の端部に凸片94 が形成されている。2段ピン孔91の大径内部に第1トルクバネ95が設けられ ている。
【0018】 本実施例のバックルは、座体70をスキー靴のベルトに固定して用いる。スト ッパー90の2段ピン孔の大径内部に第1トルクバネ95は設けられ、第1トル クバネ95の一方の端部は第1バネ端挿入孔92に挿入される。続いてストッパ ーは側板72間に設けられ、ストッパー90中段の2段ピン孔91、第1トルク バネ95、および固定孔71側のピン孔74に貫通するピンでストッパーが回動 可能に固定される。第1トルクバネ95の他方の端部はバネ掛け凹溝75に固定 され、ストッパー90の凸片94は両リンク片81のストッパー側に設置されて いる。両リンク片81のストッパー側の端部は2つの長型ピン孔73の間に設け られ、長型孔82と長型ピン孔73を揃え、ストッパー90の凸片94上方から ピンを通し、両リンク片81中間部の枢着孔83と反ストッパー側ピン孔74と がピンで回動可能に固定されている。第2トルクバネ55は、レバー50の枢着 ボス51近傍のバネスリーブ52内に挿入され、第2トルクバネ55の一方の端 部は第2バネ端挿入孔53内に挿入されている。枢着ボス51は反ストッパー側 の枢着孔83間に設けられ、枢着ボス51に設けられた第2トルクバネ55は端 部がバネ掛け凹溝84に固定されている。枢着ボス51、第2トルクバネ55、 およびリンク片81の枢着孔83にピンは通され、さらにピンの両端はレバー蓋 56内に固定され、組み立てが完成する。
【0019】 図8は本実施例によるバックルを示す断面図であり、図9は図8に示したバッ クルを締める場合の動作を示している。レバー50が時計回りと逆方向に回され ると、ギア52がスキー靴20上の止めバンド22を内側(図9における右側) に送ると共に、リンク80は下へ押され、リンク片81の長型孔側が上方に上げ られる。したがって、ストッパー90は第1トルクバネ95の作用を受け、スト ッパー90の止め歯93は下方に押され、止めバンド22の止め歯と噛み合い、 バンド21と止めバンド22が相対的に締められることになる。一方、図10に 示すように、レバー50が時計回りに回されると、リンク80も共に時計回りに 回り、リンク片81の長型孔側が下がり、長型孔82間のピンによりストッッパ ー90の凸片94も下がることになる。したがって、ストッパー90の止め歯9 3は上昇し、止めバンド22との嵌めが離れ、止めバンド22とストッパーは離 れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスキー靴のバックルを示す分解図であ
る。
【図2】従来のスキー靴のバックルを示す斜視図であ
る。
【図3】従来のスキー靴のバックルを示す断面図であ
る。
【図4】従来のスキー靴のバックルを示す断面図であ
る。
【図5】従来のスキー靴のバックルを示す断面図であ
る。
【図6】本考案の一実施例によるバックルを示す分解斜
視図である。
【図7】本考案の一実施例によるバックルを示す斜視図
である。
【図8】本考案の一実施例によるバックルを示す断面図
である。
【図9】本考案の一実施例によるバックルを示す断面図
である。
【図10】本考案の一実施例によるバックルを示す断面
図である。
【図11】従来のバックルをスキー靴に装着した場合を
示す斜視図である。
【符号の説明】
50 レバー 51 枢着ボス 52 推し歯 53 バネスリーブ 54 第2バネ端挿孔 55 第2トルクバネ 56 レバー蓋 70 座体 71 固定孔 72 側板 73 長型ピン孔 74 ピン孔 75 バネ掛け溝 80 リンク 81 リンク片 82 長型孔 83 枢着孔 84 バネ掛け孔 90 ストッパー 91 2段ピン孔 92 第1バネ端挿入孔 93 止め歯 94 凸片 95 第1トルクバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長型ピン孔およびピン孔を有する1対の
    側板が設けられている座体と、 前記座体に設けられ、長型孔、枢着孔、前記枢着孔間に
    形成されるバネ掛け孔、および一端がやや曲がった形状
    の2つのリンク片を有するリンクと、 前記座体に設けられ、一方の端部に形成される2列の止
    め歯、および他方の端部に形成される凸片を有するスト
    ッパーと、 一方の端部にギアが形成されている枢着ボスが設けられ
    ているレバーとを備え、 前記ストッパーに形成される2段ピン孔の大径部内に第
    1トルクバネが設けられ、前記第1トルクバネの一方の
    端部は前記ストッパーに形成されている第1バネ端挿入
    孔に固定され、前記凸片は前記リンク片の前記長型孔下
    部に配置されるように前記側板間に配置され、前記2段
    ピン孔、前記第1トルクバネ、および前記ピン孔を貫通
    するピンで前記ストッパーが回動可能に固定され、前記
    第1トルクバネの他方の端部は前記座体に形成されてい
    るバネ掛け凹溝に固定され、前記レバー両側部の前記枢
    着ボス近傍に形成されているバネスリーブ内に第2トル
    クバネが設けられ、前記第2トルクバネの一方の端部が
    前記レバーに形成されている第2バネ端挿入孔に挿入さ
    れ、前記枢着ボスが前記リンク片間に設けられ、前記第
    2トルクバネの他方の端部は該端部に設けられるレバー
    蓋内のバネ挿入孔に挿入され、前記枢着ボス、前記第2
    トルクバネ、および前記リンク片が固定されていること
    を特徴とするバックル。
JP1999007635U 1999-10-07 1999-10-07 バックル Expired - Lifetime JP3068038U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102839A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Dic Plastics Inc ヘルメット用のバックル及びヘルメット
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