JP3067730U - 油圧ブレ―キのオイルパイプの脱落防止構造 - Google Patents

油圧ブレ―キのオイルパイプの脱落防止構造

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JP3067730U
JP3067730U JP1999007387U JP738799U JP3067730U JP 3067730 U JP3067730 U JP 3067730U JP 1999007387 U JP1999007387 U JP 1999007387U JP 738799 U JP738799 U JP 738799U JP 3067730 U JP3067730 U JP 3067730U
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oil pipe
pipe
connecting step
seat body
flange
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JP1999007387U
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淮堯 林
Original Assignee
淮堯 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧座本体から脱落しない油圧ブレーキのオ
イルパイプの脱落防止構造を提供する。 【解決手段】 オイルパイプ10の結合端に、締めリン
グ21が収容されている締めナット20を組付ける。硬
質樹脂管11に油圧座本体30の連接段31を挿入し、
締めナット20に連接段ねじ311をねじ込み、油圧座
本体30にオイルパイプ10を固定する。また、オイル
パイプ10の結合端に締めリング21を締め付け、オイ
ルパイプ10のフランジ111に締めリング21を当接
し油圧座本体30にオイルパイプ10を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、油圧ブレーキの従来のオイルパイプ10は、二重以上の管 体からなる。オイルパイプ10を所定の長さに切断し、締めリング21を収容し ている締めナット20に所定の長さに切断されたオイルパイプ10の一端を挿入 し、オイルパイプ10の内管体11に油圧座本体30の連接段31を挿入する。 ナット20に連接段31の連接段ねじ311をねじ込む。締めリング21は締め ナット20の内部の円錐孔段22に配置されている。連接段31は締めナット2 0の円錐孔段22に対応する円錐形状であり、締めリング21により連接段31 を径方向に圧し、連接段31にオイルパイプ10を固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のオイルパイプによれば、油圧座本体内部の圧力は非 常に大きく、内部の圧力が上昇するとき、径方向の圧力以外に接合部に軸方向の 力が発生する。このとき、図2に示すように、オイルパイプの結合部に軸方向の 力がかかり、オイルパイプが油圧座本体から脱落することがある。 したがって、本考案は上記の問題を解決するためになされたものであり、油圧 座本体から脱落しない油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構造を提供するこ とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案の油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止 構造によると、オイルパイプは、内管体が可塑性硬質樹脂、外管体が軟性緩衝部 材からなる二重以上の管体である。オイルパイプの一端において、加熱加工によ り内管体の端部を外管体より大きく拡径しフランジを成形する。オイルパイプに 締めリングが収容された締めナットを組付ける。オイルパイプのフランジが成形 されている一端に油圧座本体の連接段を挿入し、締めナットに油圧座本体の連接 段頸部をねじ込み、締めリングにより連接段を圧し、油圧座本体に内管体のフラ ンジを固定する。オイルパイプは油圧座本体に結合され、油圧座本体から脱落し ない。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の複数の実施例を図面に基づいて説明する。 図3に示すように、本考案の第1実施例による油圧ブレーキのオイルパイプの 脱落防止構造によると、オイルパイプ10は二重以上の管体からなり、内管体は 可塑性部材からなる硬質樹脂管11、外管体は軟性緩衝部材からなる被覆管12 である。オイルパイプ10を所定の長さに切断し、オイルパイプ10の一端の被 覆管12を所定の長さはがし、硬質樹脂管11を露出させる。図4に示すように 、硬質樹脂管11の露出した部分を加熱し、軟性被覆層12より拡径したフラン ジ111を成形する。オイルパイプ10のフランジ111が成形されている一端 を結合端とする。
【0006】 図5に示すように、オイルパイプ10の結合端に、締めリング21が収容され ている締めナット20を組付ける。硬質樹脂管11に油圧座本体30の連接段3 1を挿入し、締めナット20に連接段ねじ311をねじ込み、油圧座本体30に オイルパイプ10を固定する。また、オイルパイプ10の結合端に締めリング2 1を締め付け、オイルパイプ10のフランジ111に締めリング21を当接しオ イルパイプ10を固定する。上記二つの固定により、油圧座本体30からのオイ ルパイプ10の脱落を防ぐ。
【0007】 図6に本考案の第2実施例による油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構造 を示す。 図6に示すように、可塑性樹脂よりなる硬質の単層オイルパイプ40は、所定 の長さに切断され、加熱加工により一端にフランジ41が成形される。フランジ 41が成形されている端部を結合端とする。単層オイルパイプ40の結合端に、 締めリング21が収容されている締めナット20を組付ける。単層オイルパイプ 40の結合端と油圧座本体30の連接段31とを結合し、締めナット20に連接 段ねじ311をねじ込み、油圧座本体30に単層オイルパイプ40を固定する。 また、オイルパイプ40の結合端に締めリング21を締め付け、オイルパイプ4 0のフランジ41に締めリング21を当接し単層オイルパイプ40を固定する。 上記二つの固定により、油圧座本体30からの単層オイルパイプ40の脱落を防 ぐ。
【0008】 以上述べた二つの実施例の油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構造におい て、締めナット20の内径に形成されている円錐孔を圧することにより締めリン グ21が圧され、オイルパイプ10全体が圧される。硬質樹脂管11のフランジ 111において、締めナット20を締め付けると締めリング21が油圧座本体3 0に固定され、オイルパイプ10が軸方向に脱落するのを防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例によるオイルパイプを示す断面図であ
る。
【図2】従来例によるオイルパイプを示す断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例によるオイルパイプを示す
斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例によるオイルパイプを示す
斜視図である。
【図5】本考案の第1実施例によるオイルパイプを示す
断面図である。
【図6】本考案の第2実施例によるオイルパイプを示す
断面図である。
【符号の説明】
10 オイルパイプ 11 硬質樹脂管 12 被覆管 20 締めナット 21 締めリング 30 油圧座本体 31 連接段 40 単層オイルパイプ 41 フランジ 111 フランジ 311 連接段ねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連接段および連接段ねじが設けられた油
    圧座本体に接続される油圧ブレーキのオイルパイプの脱
    落防止構造であって、 可塑性硬質樹脂からなる内管体、および軟性緩衝部材か
    らなる外管体を有するオイルパイプと、 締めリングが収容された締めナットとを備え、 前記内管体は、前記外管体に挿入されて前記オイルパイ
    プを構成し、一端に拡径したフランジが成形され、 前記オイルパイプのフランジが成形されている一端が前
    記締めリングに挿入され、前記連接段が前記オイルパイ
    プの一端に挿入され、前記締めナットが前記連接段ねじ
    に接続され、前記締めリングが前記連接段を締め付け、
    前記フランジが前記油圧座本体に固定されることを特徴
    とする油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構造。
  2. 【請求項2】 前記オイルパイプに代えて、可塑性硬質
    樹脂からなり、一端にフランジが成形された1つの管体
    からなる単層ブレーキオイルパイプを備え、前記単層ブ
    レーキオイルパイプのフランジが成形されている一端に
    前記締めナットが組付けられ、前記単層ブレーキオイル
    パイプに前記連接段が結合されることを特徴とする請求
    項1記載の油圧ブレーキのオイルパイプの脱落防止構
    造。
JP1999007387U 1999-09-28 1999-09-28 油圧ブレ―キのオイルパイプの脱落防止構造 Expired - Lifetime JP3067730U (ja)

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