JP3067637U - プリペイド通話用番号シ―ト - Google Patents

プリペイド通話用番号シ―ト

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JP3067637U
JP3067637U JP1999007272U JP727299U JP3067637U JP 3067637 U JP3067637 U JP 3067637U JP 1999007272 U JP1999007272 U JP 1999007272U JP 727299 U JP727299 U JP 727299U JP 3067637 U JP3067637 U JP 3067637U
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明 福井
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福井商会株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話料金に対応する所定の番号を、効率良く
印字/隠蔽する。コストを低減し、従来型のカードに限
定されないデザインの自由を得る。 【解決手段】 肉薄の基材シートの表面に任意の番号を
印刷した印刷層を備えるとともに、基材シートの裏面に
接着層を備える一方、基材シートの表面側に印刷層を外
部から秘匿できる隠蔽手段を備える。隠蔽手段を容易に
剥がすことが出来るよう、通話用番号シートの印刷層
は、離型インキ層とする場合がある。また隠蔽手段は、
印刷材にワックスを混入した容剥離性のコインスクラッ
チ層とする場合がある。また通話用番号シートの印刷層
は、離型インキ層として形成し、その上面に予め非透明
の粘着テープを全面貼着して隠蔽手段を形成する場合が
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話回線サービスを受けるための新しい料金システムに係り、とく に通話サービスを受けるための料金番号の顧客への提供技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
公衆電話回線を介した各種のサービスは、当然ながら通話料金という形で利用 者の負担となる。公衆電話回線のサービス料金(通話料)は、従来、回線契約者 に対する料金請求や、テレホンカードを用いたプリペイド支払方式によって行わ れた。
【0003】 従来における通話料支払形式の問題は二つある。ひとつは、一般家庭や企業内 電話から外線で通話を行う場合、利用者が部外者だと通話料金の精算が煩わしく なり易く、遠慮して自由な利用が出来ないという問題である。これは他人の携帯 電話やPHSを借りようとする場合も同じである。
【0004】 もうひとつの問題は、従来のテレホンカードが偽造されやすく、通信回線のサ ービス提供側の損失を惹起するという点にある。テレホンカードは、磁気カード に記録されている料金データを書き換えることも比較的容易であり、カードの側 部に穿設するパッチ記録用の微小孔(過去の通話時間を簡易記録するためのパン チ穿孔)も簡単に塞ぐことが出来るため、完全に使い切ったテレホンカードでも 簡単に大きな金額の通話料をもったカードに再生できるからである。
【0005】 そこで、少なくともテレホンカードの偽造を確実に防止するため、テレホンカ ードの磁気記録部に、特定の番号と、当該番号に対応する通話料金を予め記録し ておき、公衆電話のカードリーダにおいて番号と通話料の残金を読みとり、回線 上のサーバ(コンピュータ装置)において番号と残額を確認するシステムが提案 された(日立製作所;特開平10−289293号)。
【0006】 かかる方式によれば、たとえカード側の磁気記録を書き換え、パッチ記録穿孔 を塞いでも、本体サーバ側における記録と不一致となり、不正使用を高い確率で 未然に防止できることになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら特開平10−289293号の提案は、磁気記録部をもった従来 のテレホンカードを前提にしており、製造処理として個別の磁気記録を行うため 、一枚一枚のカードの作成費用が嵩むという難点がある。
【0008】 また、特開平10−289293号の提案は、磁気記録部に書き込まれたデー タを読みとるカードリーダ装置を必須の条件とするため、一般家庭の電話や企業 内電話あるいは携帯電話を借りた、自払いによる自由な通話を保証するものでは ない。
【0009】 そこで、電話回線上に存在するサーバ装置に特定の番号と当該番号に対応する 通話料金を記録するシステムを構築し、サーバ装置が、任意の番号と当該番号に 対応する通話料を確認すれば、その範囲内で通話サービスを実行するとすれば、 これらの問題は一挙に解決できる。つまりカードの磁気記録を読み取るまでもな く、回線上のサーバ装置が、発呼者側の電話装置のダイヤルボタンから入力され た番号を確認し、該当する通話料金を確認できれば、その電話装置が固定装置で あれ移動装置であれ、回線サービスを提供できるからである。
【0010】 この場合の問題は、所定の通話料金に対応する任意の番号を、いかにして利用 者に提供するかにある。
【0011】 簡単には、従来型のテレホンカードと略同一の薄カードを使用し、磁気記録部 に変えて所定部分に番号を印刷し、当該番号を外部から簡単に読みとれないよう に印刷層の上面に隠蔽層を配する方法が考えられる。番号の秘密性を確保するた めの隠蔽層は、例えばコインスクラッチ方式とする等、適宜の手段がある。
【0012】 しかしながら、カードの一枚一枚に番号を印字し隠蔽層を形成するのは、生産 効率という点で難がある。番号部分を、印刷によって隠蔽するにせよ非透明テー プによって隠蔽するにせよ、カードに番号を印字する処理と、番号部分を秘匿す る処理とが別々の作業ステップとなり、スムースな製造を妨げるからである。
【0013】 そこで本考案の目的は、通話料金に対応する所定の番号を、効率良く印字/隠 蔽することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係るプリペイド通話用番号シートは、肉薄 の基材シートの表面に任意の番号を印刷した印刷層を備えるとともに、基材シー トの裏面に接着層を備える一方、基材シートの表面側に印刷層を外部から秘匿で きる隠蔽手段を備える。
【0015】 隠蔽手段を容易に剥がすことが出来るよう、通話用番号シートの印刷層は、離 型インキ層とする場合がある。また隠蔽手段は、印刷材にワックスを混入した容 剥離性のコインスクラッチ層とする場合がある。また通話用番号シートの印刷層 は、離型インキ層として形成し、その上面に予め非透明の粘着テープを全面貼着 して隠蔽手段を形成する場合がある。
【0016】
【作用】
本考案に係る通話用番号シートの特徴は、肉薄の大きなシート状部材に任意の 番号を規則的に多数印字し、当該シートを切断して小さなシートとし、切断した シートを、カードその他の任意の物品に貼着することによって生産効率を高める 。印刷層(印字層)の上に設ける隠蔽手段は、大きなシートの切断前に配しても 良いし切断後の小さなシートに個別に配しても良い。またシート裏面には予め粘 着層を成形しておくことが望ましいが、紙や樹脂等の適宜部材(肉薄である限り 金属や木でも良い)に番号を印字した後、接着剤を介してカードその他の物品に 貼着しても良い。
【0017】 本考案に係る通話用番号シートによれば、従来型のカードに貼着配置するだけ でなく、形状を問わず任意の物品に附することが出来るので、例えば鉛筆等の文 房具類や各種の土産品に自由に配設でき、汎用性が高まる。また製造時には大き なシートに多数の番号を連続的に印刷できるため、番号管理等の事務上の煩雑を 解消し、重複番号の付与等の事故を確実に低減できる。
【0018】 請求項3に記載するように、いわゆるコインスクラッチ型の隠蔽層を設ける場 合は、番号を印字するインキ層の種類は特に限定されないのであるが、コインス クラッチ型の隠蔽層は剥がし難い等の難があるため、インキ層も請求項2に記載 したように離型インキ層としておくことが望ましい。離型インキ層とした場合は 上面のコインスクラッチ層を、爾後に紙シールや樹脂シールを用いて容易に剥が すことが出来るほか、コインスクラッチ層を設けるまでもなく予め配しておいた 隠蔽シールを剥がしても番号印刷層が消えずに残るため、各種の隠蔽方式を実施 できるという利点がある。例えば請求項4に記載するように、番号の印刷層の上 に隠蔽シールを全面貼着する場合などに有利である。
【0019】 尚、隠蔽シールの本来的な役割は番号を秘匿することであるから、必ずしも全 面貼着を要せず、周囲部分が簡単に接着されている状態でも良い。但し、その場 合は接着剤の経年劣化や輸送時の運動等により隠蔽シールが剥がれる可能性が残 る。
【0020】
【実施例】
図1は、本考案に係るプリペイド通話用番号シートの製造ステップを例示する もので、裏面に粘着層と剥離紙を備える大型シート10に、予め所定の通話料金 と対応させた任意のプリペイド通話番号11を複数印刷した状態を示してある。 印刷は例えばコンピュータ端末機の周辺機器であるプリンタ装置を用いることが 出来る。
【0021】 図2は、プリペイド通話番号11の上に、コインスクラッチ型の隠蔽層12を 印刷した状態を例示する。図3は、隠蔽層12の部分を適当な大きさに切断して 小さな通話用番号シート15を得る製造過程を例示したものである。18は切断 線である。また図4は、小さな通話用番号シート15を、適宜形状にデザインし た肉薄のカード17の適当位置に、シート裏面の剥離紙を剥がして貼着した状態 を例示する。
【0022】 従って、かかる通話用番号シートによれば、通話用のプリペイド番号を多数枚 同時に一括印刷することが可能となり、番号管理等の事務煩雑を解消できるだけ でなく、緊急を要する受注にも即座に応ずることが可能となる。また印刷対象と なるカードの一枚一枚に対して印刷をする必要がないため、製造コストも格段に 低減する。さらに、カードリーダを使用しないため、カードの肉厚や形状が限定 されず、デザインの自由性を格段に高めることが出来る。
【0023】 コインスクラッチ型の隠蔽層12は、従来型の各種隠蔽層を製造するときには 最も多用される技術であるが、図2に示した隠蔽層12は印刷面積を小さくし、 切断を容易にするために通話番号11の印刷領域に個別に隠蔽層12を印刷成形 した。従来はこのような成形方式をとったからである。しかしながら本考案に係 る通話用番号シートのように、切断使用することを前提とすれば、大型シート1 0の表面全体に隠蔽層12を印刷成形して、その後に切断しても構わない。
【0024】 また隠蔽層はコインスクラッチ型に限らないので、大型シート10の表面全体 に非透明性のシールを貼ってから切断処理しても良い。また印字面を離型インキ 層とした場合は、スクラッチコイン型の隠蔽層を上塗り印刷しても隠蔽層を容易 に剥がすことが出来、さらに隠蔽テープを使用すれば剥がすことが容易になるだ けでなく、コインスクラッチ型隠蔽層のようなカスもでない。
【0025】 尚、実施例では裏面に剥離紙を備える接着型のシートを基材として使用する旨 説明したが、接着材の塗布は、カードその他の物品に通話用番号シートを実際に 貼着するときに行っても良い。従って、必ずしも裏面に剥離紙を備えるシール材 を基材として印刷をする必要はない。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るプリペイド通話用番号シートによれば、通 話料金に対応する所定の番号を、効率良く印字/隠蔽することが可能となり、番 号管理等の事務煩雑を解消できるだけでなく、緊急を要する受注にも即座に応ず ることが出来、製造コストも低減できる。また貼着対象物の肉厚や形状が限定さ れず、デザインの自由性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る番号シートの番号印刷状態を例示
する図である。
【図2】本考案に係る番号シートの隠蔽手段の印刷状態
を例示する図である。
【図3】本考案に係る番号シートの切断加工を例示する
図である。
【図4】小さく切断した番号シートを貼着する本考案の
実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 大型シート(基材) 11 プリペイド通話番号 12 隠蔽層 15 小さな通話用番号シート 17 肉薄のカード

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の番号と当該番号に対応する通話料金
    とを公衆回線上のコンピュータ装置に予め登録しておく
    通話料支払システムにおいて使用するプリペイド通話用
    番号シートであって、 当該通話用番号シートは、肉薄の基材シートの表面に任
    意の番号を印刷した印刷層を備えるとともに、基材シー
    トの裏面に接着層を備える一方、基材シートの表面側に
    印刷層を外部から秘匿できる隠蔽手段を備えることを特
    徴とするプリペイド通話用番号シート。
  2. 【請求項2】通話用番号シートの印刷層は、離型インキ
    層とすることを特徴とする請求項1記載のプリペイド通
    話用番号シート。
  3. 【請求項3】隠蔽手段は、印刷材にワックスを混入した
    容剥離性のコインスクラッチ層とすることを特徴とする
    請求項1および請求項2記載のプリペイド通話用番号シ
    ート。
  4. 【請求項4】通話用番号シートの印刷層は、離型インキ
    層として形成し、その上面に予め非透明の粘着テープを
    全面貼着して隠蔽手段を形成することを特徴とする請求
    項1ないし請求項3記載のプリペイド通話用番号シー
    ト。
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