JP3067623U - スライド綴じ具 - Google Patents

スライド綴じ具

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JP3067623U
JP3067623U JP1999007247U JP724799U JP3067623U JP 3067623 U JP3067623 U JP 3067623U JP 1999007247 U JP1999007247 U JP 1999007247U JP 724799 U JP724799 U JP 724799U JP 3067623 U JP3067623 U JP 3067623U
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克己 金田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部材の、引き出し及び押し込みに際して
の大きなクリック感及びしっかりした固定を得るための
弾性偏倚の容易なスライド綴じ具を提供することであ
る。 【解決手段】 操作部材26は、長手方向に伸延する短
片部40及び長片部42を含み、長片部42の長手方向
外側縁部46に沿って、第1の基体14の突出部38を
弾発的に楔入させることのできる切り欠き48が形成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はバインダーノートなどに好適に用いられるスライド綴じ具に関し、詳 しくはスライド閉じ具を開閉するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、底面図である図7に示すような、半環状の綴じ環(図示せず)を相 対する状態で側面に各々一体形成した第1の基体1及び第2の基体3と、第1の 基体のガイド突起5を受容するガイド長孔7及びガイド枠9に沿って長手方向の 前後に摺動する操作部材11とを組み合わせたスライド綴じ具13が提案されて いる。 スライド綴じ具13では、操作部材11を矢印aで示すように第1の基体1に 対して引き出し及び押し込むと、図示しないスライド機構により操作部材の長手 方向運動が横断方向運動に変換され、第2の基体3が矢印b方向、即ち、前記長 手方向を横断する横断方向に沿って離合し、各綴じ環が開閉するようになってい る。
【0003】 操作部材11は、これを前述の如く第1の基体に関して引き出し及び押し込む に際し、第1の基体1に形成した凸部17がガイド長孔7の位置で側縁部に形成 した凹部15に係脱することで、特に操作部材を押し込む際に大きなクリック感 が得られ、しかも通常の外力では移動できない程度に第1の基体にしっかりと固 定することができるようになっている。 凹部15及び凸部17を係脱させるに際し、操作部材11のガイド長孔7の周 囲部分、特に凹部15を設けた側部が矢印c及び仮想線dで示すような弾性偏倚 を生じ易くなるよう、ガイド長孔7の外周部から長手方向に伸延する溝部19と 、この溝部19の作用を助成するための別の溝部21とを更に形成している。
【0004】 しかしながら、操作部材11におけるこうしたガイド長孔7と、追加的に形成 する溝部19、21とが操作部材11の形状そのものを複雑化する上に、凹部1 5を設けた側部の弾性偏倚を生じ得る範囲が、主にガイド長孔及び溝部19の長 さ範囲に限定されてしまう。従って、この範囲が短い場合にはそうした弾性偏倚 量で決まる凹部15及び凸部17の大きさも小さくせざるを得ず、得られるクリ ック感及び固定強度も結局小さくなる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
操作部材の、第1の基体に対する引き出し及び押し込みに際しての大きなクリ ック感及びしっかりした固定を得るための弾性偏倚の容易なスライド綴じ具を提 供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、 上側面の長手方向側部に沿って複数の半環状の綴じ環を各一体形成した第1の 基体及び第2の基体と、該第1の基体の下側面に沿って配置され第1の基体の長 手方向に沿って該第1の基体に関して引き出し及び押し込むように移動自在の操 作部材とから構成され、該操作部材の前記第1の基体に関する長手方向の移動が 、操作部材に一体形成したピン状突起と、第1の基体及び第2の基体に各設けら れ前記ピン状突起が貫いて摺動自在のスライド溝とによって第2の基体の横断方 向の移動に変換されそれにより、第1及び第2の各基体が離合し、綴じ環が開閉 するようにしたスライド綴じ具であって、 第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の長手方向外縁部の一方には突出部 を設け、 第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の長手方向外縁部の他方には、操作 部材を第1の基体に押し込んだ場合に前記突出部を弾発的に係合させ得る切り欠 きを設けたことを特徴とするスライド綴じ具が提供される。 本考案の実施例では更に、第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の長手方 向外縁部の一方に設けた突出部を、操作部材を第1の基体から引き出した場合に 係入させ得る戻止め用切り欠きが、第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の 長手方向外縁部の他方に設けられ、また、 切り欠きと脱係合した突出部との摩擦を回避するための逃げ溝が、第1の基体 の長手方向内縁部及び操作部材の長手方向外縁部の他方に更に形成され、 第1の基体が、操作部材での弾性偏倚を可能としつつ操作部材の摺動を案内し 且つ支持するようになっている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1から図3を参照して本考案の実施例を詳しく説明する。 先ず図1を参照するに、本考案のスライド綴じ具が全体を番号10で示されて いる。スライド綴じ具10は、その上側面に半環状の第1の綴じ環12を一体形 成した第1の基体14と、これらの第1の綴じ環12と相互に合致する半環状の 第2の綴じ環16を上側面に一体形成した第2の基体18と、第1の基体14に 形成した第1のスライド溝20及び第2の基体18に形成した第2のスライド溝 22に沿って摺動するピン状突起24を設けた操作部材26とを組み合せた構成 を有している。 第1及び第2の各スライド溝18及び20とピン状突起24とは、操作部材2 6の長手方向のスライド動作を第2の基体18の横断方向のスライド動作に変化 させるための動作変換機構を構成する。
【0008】 第1の基体14、第2の基体18そして操作部材26は何れもプラスチック製 であり、第1の基体14はその上面に凹所(図示せず)を有し、この凹所内には 横断方向に伸延する複数のレール部(図示せず)が突設され、前記凹部内でレー ル部に沿って第2の基体18を横断方向に摺動自在であるようにして支持するよ うになっている。 また下面28には操作部材26の長手方向での摺動を案内するための操作部材 取り付け溝30及び32が形成される。各取り付け溝30及び32は、これらの 各取り付け溝間に形成した長手方向リブ34と、下面の周囲に沿って垂下する側 面部36の長手方向内縁部37との間で横断方向の各側に夫々創出される。長手 方向リブ34は、以下に説明する支柱部と共に、操作部材26のための案内支持 部を構成する。長手方向内縁部37の、本実施例では第1の綴じ環12を一体形 成したとは反対側の下側には、操作部材26の、以下に説明する弾発楔止用の切 り欠きに弾発係入する突出部38が形成される。
【0009】 操作部材26は、本実施例では長手方向に伸延する短片部40及び長片部42 を含み、短片部40は本実施例では取り付け溝32に、長片部42は取り付け溝 30に夫々嵌入して各取り付け溝内を摺動するようになっている。これら短片部 40及び長片部42は操作部材26の取手44の側で一体化されており、また、 長片部42の外側縁部46に沿って、第1の基体14の突出部38を弾発的に係 入させることのできる切り欠き48が形成される。 本実施例では、長片部42の、前記切り欠き48を設けた位置よりも遠方端側 の一部分に、切り欠き48から脱係合した後の突出部38と長片部42の外縁部 との間の無用な摩擦を回避するための逃げ溝49が随意的に設けられている。こ の結果、切り欠き48と逃げ溝49との間部分には段部51が残される。
【0010】 図2を参照して説明するに、第1の基体14の突出部38は、操作部材26を 第1の基体14に最も押し込んだ、即ち、第1の基体14と第2の基体18とが 相互に重なり、第1の綴じ環12及び第2の綴じ環16が各々閉じた状態で切り 欠き48に係入している。この状態から操作部材26を取手44を掴み長手方向 沿って図1で左側に引き出すと突出部38は切り欠き48から脱係合する。
【0011】 一方、引き出し操作に際し操作部材26のピン状突起24が第1の基体14の 第1のスライド溝20(図2及び図3には図示せず)及び第2の基体18の第2 のスライド溝22に沿って相対移動することで、操作部材26の長手方向運動が 横断方向運動に変換されその結果、第2の基体18は図3に示すように横断方向 に離動し、各基体の綴じ環は開いた状態となる。 突出部38が切り欠き48から脱係合するに際し、操作部材26の長片部42 は突出部38の突出高さに相当する横断方向分、図3に矢印及び仮想線で示すよ うに弾性偏倚するが、本考案では、第1の基体14に形成した長手方向リブ34 の一部であるリブ部分56を短片部40及び操作部取り付け溝32の側に向けて 長手方向リブ34のその他の部分よりも横断方向にずらすことにより、こうした 長片部42の弾性偏倚を許容するための、図2に記号fで示すような間隙54が 創出される。
【0012】 長手方向リブ34の前記リブ部分56は、切り欠き48及び随意的な逃げ溝4 9に相当する部分でありそれによって、このリブ部分56は操作部材26の長片 部42を支持しないようになるがそれに代えて、このリブ部分56の各端部を結 合する支柱部58の側面60を、操作部材26の長片部42の内側側縁部62と 接触させ且つ支持させるようにする。 このような構成とすることにより、例えばリブ部分56に関連する各支柱部5 8の間隔を比較的長く取り、長片部42の弾性偏倚を生じさせ得る範囲を長くす れば長片部42に加わる曲げ応力が相対的に小さくなり、かくして長片部42を 、そして結局は操作部材26を比較的容易に弾性偏倚させることが可能となる。 従って、図7に示す従来例の場合にはそうした弾性偏倚を生じる長さがガイド 長孔7の長さによって限定されていたことから、そうした弾性偏倚を更に大きく するために追加加工せざるを得なかった長孔19、21と、そうした追加加工に 伴う操作部材構造の複雑化を回避することができる。
【0013】 図3の状態から再度取手44を掴んで操作部材26を第1の基体14に押し込 むと、第1の基体14の突出部38は逃げ溝49を移動した後、長片部42の弾 性偏倚を伴いつつ段部51を乗り越え、切り欠き48に再度弾発的に係入する。 この時、第2の基体18は操作部材26のピン状突起24と各スライド溝20及 び24との間での前述の動作変換作用により、各綴じ環を閉じるように横断方向 に移動して図2に示す状態となり、固定される。
【0014】 図4から図6には本考案の他の実施例におけるスライド綴じ具が全体を番号1 00で示されている。 スライド綴じ具100は、先のスライド綴じ具10と同様の構成を有するが以 下の点で相異する。 即ち、操作部材26の長片部42の外側縁部46に沿って、操作部材26を第 1の基体14に押し込んだ場合に突出部38を係入させ得る切り欠き48に加え 、操作部材26を第1の基体14から引き出した場合に突出部38を弾発的に係 入させることのできる戻止め用切り欠き50が形成され、これらの切り欠きの間 の移行部分には、先の実施例における逃げ溝49と同じ目的のための逃げ溝52 が形成される。
【0015】 図5を参照して説明するに、第1の基体14の突出部38は、操作部材26を 第1の基体14に最も押し込んだ、即ち、第1の基体14と第2の基体18とが 相互に重なり、第1の綴じ環12及び第2の綴じ環16が各々閉じた状態で、切 り欠き48に係入している。この状態から操作部材26を取手44を掴み長手方 向沿って図4で左側に引き出すと突出部38は切り欠き48を外れ、次いで操作 部材26の逃げ溝52に沿って相対的に移動した後、図6に示すように戻止め用 切り欠き50に弾発的に係入する。これにより、取手44に軽く触れた程度では 操作部材26が押し込まれないようにする戻止めが提供される。
【0016】 一方、操作部材26を引き出すに際しては、図1から図3に関連して説明した 実施例におけると同様に、操作部材26のピン状突起24が第1の基体14の第 1のスライド溝20(図5及び図6には図示せず)及び第2の基体18の第2の スライド溝22に沿って相対移動することで、操作部材26の長手方向運動が横 断方向運動に変換されその結果、第2の基体18は図6に示すように横断方向に 離動し、各基体の綴じ環は開いた状態となる。 前述の切り欠き48から戻止め用切り欠き50への突出部38の相対的移動に 際しては操作部材26の長片部42は、突出部38の突出高さに相当する横断方 向分、図6に矢印及び仮想線で示すように弾性偏倚するが、本実施例でもまた、 第1の基体14に形成した長手方向リブ34の一部であるリブ部分56を短片部 40及び操作部取り付け溝32の側に向けて長手方向リブ34のその他の部分よ りも横断方向にずらすことでこうした長片部42の弾性偏倚を許容するための、 図5に記号fで示すような間隙54が創出される。
【0017】 長手方向リブ34の前記リブ部分56は、切り欠き48及び戻止め用切り欠き 50、並びに逃げ溝52に相当する部分でありそれによって、このリブ部分56 は操作部材26の長片部42を支持しないようになるがそれに代えて、このリブ 部分56の各端部を結合する支柱部58の側面60を、操作部材26の長片部4 2の内側側縁部62と接触させ且つ支持させるようにする。 このような構成とすることにより、先の実施例におけると同様、例えばリブ部 分56に関連する各支柱部58の間隔を比較的長く取り、長片部42の弾性偏倚 を生じさせ得る範囲を長くすれば長片部42に加わる曲げ応力が相対的に小さく なり、かくして長片部42を、そして結局は操作部材26を比較的容易に弾性偏 倚させることが可能となる。
【0018】 図6の状態から再度取手44を掴んで操作部材26を第1の基体14に押し込 むと、第1の基体14の突出部38は戻止め用切り欠き50から外れ、長片部4 2の弾性偏倚を伴いつつ逃げ溝52を相対的に移動した後、切り欠き48に再度 弾発的に係入する。この時、第2の基体18は操作部材26のピン状突起24と 各スライド溝20及び24との間での前述の動作変換作用により、各綴じ環を閉 じるように横断方向に移動して図5に示す状態となり、固定される。
【0019】 図8には本考案の別態様における実施例が例示されている。ここでは第1の基 体114がその長手方向内縁部137に形成した切り欠き148を有しており、 一方、操作部材126の長手方向外縁部146には、操作部材126を長手方向 に沿って押し込むに際し、前記切り欠きに弾発的に係入し得る突出部138が形 成されている。本実施例では更に、切り欠き148から第1の基体114の図で 左側の端部方向には、特に図2及び図3を参照して説明した逃げ溝49と同じ目 的のための随意的な逃げ溝149が形成されている。これにより、逃げ溝149 と切り欠き148との間部分には先の実施例の段部51と同様の段部151が形 成されている。
【0020】 本実施例の場合、操作部材126に形成した突出部138は、この操作部材2 6を第1の基体114に最も押し込んだ、即ちこの突出部138が第1の基体の 切り欠き148に係入した状態から操作部材126を長手方向沿って図8で左側 に引き出すと、切り欠き148から脱係合して段部151を乗り越え、逃げ部分 151に入る。 図8に示す実施例において、第1の基体114の長手方向内縁部137には、 図6の操作部材26におけるような2つの切り欠き及びこれら2つの切り欠き間 の移行部分に逃げ溝を更に形成することもできる。 以上、本考案を実施例を参照して説明したが、本考案の内で種々の変更をなし 得ることを理解されたい。
【0021】
【考案の効果】
1.操作部材の、第1の基体に対する引き出し及び押し込みに際しての大きな クリック感及びしっかりした固定を得るための弾性偏倚の容易なスライド綴じ具 が提供される。 2.切り欠きを2カ所に設けた場合には、綴じ環が開放する位置に操作部材を 引いたとき、同様のクリック感を得られると同時に、しっかりした固定が得られ るスライド綴じ具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従うスライド綴じ具の分解斜視図であ
る。
【図2】図1のスライド綴じ具の操作部材の引き出しに
伴う弾性偏倚及び第1の基体との係合状況を例示する底
面図である。
【図3】図1のスライド綴じ具の操作部材の押し込みに
伴う弾性偏倚及び第1の基体との係合状況を例示する図
2と同様の底面図である。
【図4】本考案の別態様に従うスライド綴じ具の分解斜
視図である。
【図5】図4のスライド綴じ具の操作部材の引き出しに
伴う弾性偏倚及び第1の基体との係合状況を例示する底
面図である。
【図6】図4のスライド綴じ具の操作部材の押し込みに
伴う弾性偏倚及び第1の基体との係合状況を例示する図
5と同様の底面図である。
【図7】従来のスライド綴じ具の底面図である。
【図8】本考案の更に別態様における実施例の、図3と
同様の底面図である。
【符号の説明】
12 第1の綴じ環 14、114 第1の基体 16 第2の綴じ環 18 第2の基体 20 第1のスライド溝 22 第2のスライド溝 24 ピン状突起 26、126 操作部材 28 下面 30、32 操作部材取り付け溝 34 長手方向リブ 36 側面部 37 側縁部 38、138 突出部 40 短片部 42 長片部 44 取手 46、146 外側縁部 48、148 切り欠き 49、52、149 逃げ溝 50 戻止め用切り欠き 51、151 段部 54 間隙 56 リブ部分 58、60 支柱部 62 内側側縁部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側面の長手方向側部に沿って複数の半
    環状の綴じ環を各一体形成した第1の基体及び第2の基
    体と、該第1の基体の下側面に沿って配置され第1の基
    体の長手方向に沿って該第1の基体に関して引き出し及
    び押し込むように移動自在の操作部材とから構成され、
    該操作部材の前記第1の基体に関する長手方向の移動
    が、操作部材に一体形成したピン状突起と、第1の基体
    及び第2の基体に各設けられ前記ピン状突起が貫いて摺
    動自在のスライド溝とによって第2の基体の横断方向の
    移動に変換されそれにより、第1及び第2の各基体が離
    合し、綴じ環が開閉するようにしたスライド綴じ具であ
    って、 第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の長手方向外
    縁部の一方には突出部を設け、 第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材の長手方向外
    縁部の他方には、操作部材を第1の基体に押し込んだ場
    合に前記突出部を弾発的に係合させ得る切り欠きを設け
    たことを特徴とするスライド綴じ具。
  2. 【請求項2】 第1の基体の長手方向内縁部及び操作部
    材の長手方向外縁部の一方に設けた突出部を、操作部材
    を第1の基体から引き出した場合に係入させ得る戻止め
    用切り欠きを第1の基体の長手方向内縁部及び操作部材
    の長手方向外縁部の他方に更に設けた請求項1のスライ
    ド綴じ具。
  3. 【請求項3】 切り欠きと脱係合した突出部との摩擦を
    回避するための逃げ溝が、第1の基体の長手方向内縁部
    及び操作部材の長手方向外縁部の他方に更に形成される
    請求項1あるいは2のスライド綴じ具。
  4. 【請求項4】 第1の基体が、操作部材での弾性偏倚を
    可能としつつ操作部材の摺動を案内し且つ支持するよう
    になっている案内支持部を有している請求項1、2、3
    の何れかのスライド綴じ具。
JP1999007247U 1999-09-22 1999-09-22 スライド綴じ具 Expired - Lifetime JP3067623U (ja)

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