JP3067531U - 封筒作成用手工具 - Google Patents

封筒作成用手工具

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JP3067531U
JP3067531U JP1999007169U JP716999U JP3067531U JP 3067531 U JP3067531 U JP 3067531U JP 1999007169 U JP1999007169 U JP 1999007169U JP 716999 U JP716999 U JP 716999U JP 3067531 U JP3067531 U JP 3067531U
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JP
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paper
envelope
mark
folding
hand tool
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Application number
JP1999007169U
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English (en)
Inventor
勉 大川
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勉 大川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】子供達が行う手紙遊びには、紙と封筒を多数枚
セットにした用具が使用されており、子供の遊び用具と
して費用がかかりすぎるという問題があった。 【解決手段】図の手工具は、紙を載せる支持盤1と、支
持盤1の一端に開閉可能に取り付けられた型部2と、位
置合わせマーク4を有する位置合わせ部(3a、3b)
からなる。型部2は、紙に封筒の原形を描くための外周
部5a〜5dと、封筒の原形紙を折り込んで封筒を作成
する際に折り込みの目印となる折り込みマークを付ける
ための切り欠き部6a〜6hを備えている。筆記具を使
って線を描き、折り込みマークをつけたあと、手工具か
ら取り出して鋏で切り、得られた封筒の原形紙を折り込
んで封筒を作成する。以上の手工具を用いれば、子供で
も容易に封筒を作成でき、しかも、任意枚数の封筒を作
成できるので費用がかからず、工作学習の効果も期待で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は封筒、特に子供達が手紙をやりとりして遊ぶのに使用する封筒を、手 作りするための手工具に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
子供達の間で、手紙を互いに交換しあうことが遊びの一種として行われている 。こうした遊びの用具として一定の大きさに裁断した色紙と小型の封筒を複数枚 セットにした製品が市販されている。しかし、封筒は既製品が使用されているた め、これを多数枚組み合わせると必然的に値段も高くなり、子供の遊び用具とし て費用がかかりすぎるという問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、市販されている色紙あるいは折紙等の一定大きさに裁断された紙を 利用して容易に封筒を作成できる手工具を提供することにより、一つの手工具を 使って自分の好きなだけ任意枚数の封筒を作成できるようにしたものである。 本考案の手工具は、例えば紙を材料にして作られ、二つ折り構造で、二つに折 ったその間に色紙、折紙等を挟み、型部の外周部を使用して封筒の原形を作るこ とができるものであり、また、封筒の原形紙を折って封筒を作る際の目印を付け るための切り欠き部を備えている。手工具を使って線を描き、印しを付けた色紙 や折紙は手工具から取り出して、線に沿って鋏で切り取り、目印に合わせて折り 込み筋をつけたあと、糊付けして封筒を完成する。 以下、図を参照して更に詳細に説明する。
【0004】
【考案の実施の形態】
本考案の封筒作成用手工具の一例を図1,図2に示す。図2は、通常、折り畳 まれた状態にある手工具を示したものであり、これを開いた状態で示したのが図 1である。 手工具の材料は種々考えられるが紙が最も適しており、以下、一枚の厚紙で作 成した本考案の手工具の一例についてその構造を説明する。
【0005】 図2のように折り畳んだ状態で本考案の手工具は、下側となる支持盤1と、そ の上部を被い封筒の原形を作成する型部2と、支持盤の一方の端の両側に設けら れた一対の位置決め部(3a、3b)からなる。 位置決め部(3a、3b)は、支持盤1と一体的に形成された厚紙を型部2と 同じ折り返し軸を中心として支持盤側に折り返して糊付けなどして設けたもので あり、厚紙2枚分の厚さをもつ。図2の状態では、型部2はその側面が2つの位 置決め部(3a、3b)の間で位置決め部の側面とぴったり一致する形で折り畳 まれている。位置決め部(3a、3b)には封筒に使用する折紙や色紙の大きさ に合わせた位置合わせマーク(4、4)が付けられている。 型部2は、封筒の原形を描くための外周部(5a、5b、5c、5d)と、封 筒の原形紙を折り込んで封筒を作成する際に、目印となる折り込みマークを付け るための4対の切り欠き部(6a、6b)、(6c、6d)、(6e、6f)、 (6g、6h)を備えている。また、支持盤1に対して型部2を開閉するのに便 利なよう把手部9が設けられている。しかし、把手部9を省いて型部の他の突出 部を持って開閉することでもよい。 以下、図3により本考案の手工具の使用方法と、さらに詳細な構造について説 明する。
【0006】 図3は支持盤1に折紙や色紙等の一定大きさに裁断された紙10を載せ、型部2 を閉じて押さえた状態を示している。位置合わせマーク4は紙10を所定位置に置 くための基準位置を示し、紙の挿入時には、紙の両端をここに合わせて置く。 さらに、型部を閉じて紙を押さえる際に紙が動くこともあるので、型部2の外 周部(8a、8b、8c、8d)を位置合わせの基準として使う。所定の大きさ に裁断された紙であれば各辺の線は外周部(8a〜8d)と一致し、はみ出すこ とがないので位置合わせマーク(4、4)と共に使用することで正確な位置合わ せを行うことができる。
【0007】 定位置に紙10を固定できたら、筆記具を使って紙10の上に型部2の外周部(5 a〜5d)に沿った4つの線を描く。 型部2には紙10の大きさを越える突出部(7a、7b、7c、7d、7e、7 f)が設けられている。突出部(7a〜7f)は、外周部(5a〜5d)に沿っ て線を描くとき、直線を滑らかに描けるよう、紙10の縁位置での急激な角度変化 を避けるため外周部(5a〜5d)の各直線部分を延長して設けられている。突 出部(7a〜7f)が、位置合わせの基準となる外周部(8a〜8d)につなが る線は、図に示した実施の形態では角形で示してあるが、角を落とした滑らかな 曲線で接続することでもよい。 図2で表示した切り欠き部(6a〜6h)は、紙10を封筒の原形に切り抜いた あと、封筒を組み立てる過程で、各片を折り込み易いよう折り込み線に予め筋を 付けておくための折り込みマークを付けるためのものである。したがって、切り 欠き部の位置、形状は、封筒の原形に切られた紙の四片を折り込んだとき、各片 の上部左右の隅位置を示す箇所にマークが付けられる位置、形状となっている。 本考案の実施の形態では図に示すように三角形状で示しているが、正確にマーク を付けられるものであれば、三角形状以外のものでもよい。 筆記具を使って切り欠き部(6a〜6h)を通して折り込みマークを付ける。
【0008】 以上の操作が終わったら紙10を手工具から取り出して鋏を使って封筒の原形を 切り出す。すなわち、型部2の外周部(5a〜5d)に沿って描かれた線をたど って切り出すと図4に示すように折り込みマークのついた封筒の原形紙11が得ら れる。こうして得られた封筒の原形紙11を、例えば、図5に示すように下片の左 右先端隅部を、切り欠き部(6c、6d)を通して付けた折り込みマークに合わ せて折り込み、折り線に力を加えて折り込み筋を付ける。以下同様に各片の左右 先端隅部を折り込みマークに合わせてから折り込み筋を付ける。 以上の操作が終わったら、順序に従って各片を折り込み、糊付けして図6のよ うな横長封筒を完成する。図6は、図4の原形紙を90度左に回転させた向きで 、封筒の口を開いた状態を示す。 図6の封筒で、左右から折り込んだ側片は、その一部が手紙の出し入れ口に傾 斜した線を見せている。この傾斜角は、図3に示した型部2の外周部(5a〜5 d)のうち突出部(7b、7e)に向かう直線部分の傾斜角によって決まる。し たがって、この傾斜角は、手紙の入れ易さ、見映え等を考慮して選定する。 一方、外周部(5a、5b)の、突出部(7f、7a)に向かう直線部分の傾 斜角は、封筒完成後はこの線が見えなくなるので、図3でこの直線部分と交差す る紙10の縁に垂直に近い角度にしてもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案の手工具を使用すれば、子供でも容易に封筒を組み立てることができ、 また、一つの手工具で何枚もの封筒を自由に作成でき、しかも、手工具自体は安 価にできるので、子供達に安い値段で遊び用具を提供することができる。 また子供達が自分で封筒を作成することにより用具の使い方や工作の方法を学 び、慣れることで学習的な効果を期待することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る封筒作成用手工具を開いた状態
で示した平面図。
【図2】 図1の手工具を閉じた状態で示した平面図。
【図3】 紙を挟んだ状態で示した図2の手工具の平面
図。
【図4】 手工具から取り出した封筒の原形紙を示した
平面図。
【図5】 下片を折った状態の封筒の原形紙を示した平
面図。
【図6】 図4の封筒の原形紙から作成された封筒を示
した平面図。
【符号の説明】
1 支持盤 2 型部 3a、3b 位置決め部 4 位置合わせマーク 5a〜5d 外周部 6a〜6h 切り欠き部 7a〜7f 突出部 8a〜8d 外周部 9 把手部 10 紙 11 封筒の原形紙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を載せる支持盤と、支持盤の一方の端
    の両側に設けられた一対の位置決め部と、支持盤の一端
    に、支持盤との間に紙を挟むことができるよう開閉自在
    に取り付けられた型部とからなり、一対の位置決め部に
    は、それぞれ、紙を定位置に置くための位置合わせマー
    クが付けられており、型部は、上記位置合わせマークと
    協同する複数の外周部を備えると共に、紙に封筒の原形
    を描くための複数の外周部と突出部を備え、また、紙に
    折り込みマークを付けるための複数の切り欠き部を備え
    ていることを特徴とする封筒作成用手工具。
JP1999007169U 1999-09-20 1999-09-20 封筒作成用手工具 Expired - Lifetime JP3067531U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1999007169U JP3067531U (ja) 1999-09-20 1999-09-20 封筒作成用手工具

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ID=43201056

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