JP3067274B2 - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
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- JP3067274B2 JP3067274B2 JP3144465A JP14446591A JP3067274B2 JP 3067274 B2 JP3067274 B2 JP 3067274B2 JP 3144465 A JP3144465 A JP 3144465A JP 14446591 A JP14446591 A JP 14446591A JP 3067274 B2 JP3067274 B2 JP 3067274B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動コンプレッサーを
搭載した、電気自動車用空調装置に関する。
搭載した、電気自動車用空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の空調装置には、例えば特
開平２−２３１２２１号公報に示されるようなものがあ
る。この特開平２−２３１２２１号公報に示される空調
装置では、車両の加速の際に、電動コンプレッサーの回
転数を低減しドライバビリティーを損わないようにして
いる。
開平２−２３１２２１号公報に示されるようなものがあ
る。この特開平２−２３１２２１号公報に示される空調
装置では、車両の加速の際に、電動コンプレッサーの回
転数を低減しドライバビリティーを損わないようにして
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電気自動車はバッテリ
ーを電源として走行しているので、一回の充電で走行出
来る距離は、バッテリー容量に大きく依存する。従って
走行中の残走行距離は、バッテリー残容量に依存する。
また、エアコン用の電動コンプレッサーも同一のバッテ
リーを電源をしているので、エアコンを作動させること
により、バッテリー残容量の減り方が増し、残走行距離
が減り目的地に行くまでに車が停止し動かなくなるとい
う課題を有していた。本発明は上記課題を解決するもの
で、エアコンを作動させることにより、目的地に行くま
でに車が停止し、動かなくなるのを防止することを目的
としている。
ーを電源として走行しているので、一回の充電で走行出
来る距離は、バッテリー容量に大きく依存する。従って
走行中の残走行距離は、バッテリー残容量に依存する。
また、エアコン用の電動コンプレッサーも同一のバッテ
リーを電源をしているので、エアコンを作動させること
により、バッテリー残容量の減り方が増し、残走行距離
が減り目的地に行くまでに車が停止し動かなくなるとい
う課題を有していた。本発明は上記課題を解決するもの
で、エアコンを作動させることにより、目的地に行くま
でに車が停止し、動かなくなるのを防止することを目的
としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の自動車用空調装置は、走行用モータの電源
であるバッテリーと、前記バッテリ−を駆動源とする電
動コンプレッサーと、前記バッテリーの残容量を検出す
るバッテリー残量検出手段と、前記バッテリー残量検出
手段で検出されたバッテリー残容量が所定値以下となっ
た時に、前記電動コンプレッサーの出力を制限または停
止して、目標とする走行距離に必要なバッテリー残容量
を確保する制御部、または乗員に表示する表示手段、ま
たは乗員に注意を促するための音を発生させる警報手段
を設けたものである。
に、本発明の自動車用空調装置は、走行用モータの電源
であるバッテリーと、前記バッテリ−を駆動源とする電
動コンプレッサーと、前記バッテリーの残容量を検出す
るバッテリー残量検出手段と、前記バッテリー残量検出
手段で検出されたバッテリー残容量が所定値以下となっ
た時に、前記電動コンプレッサーの出力を制限または停
止して、目標とする走行距離に必要なバッテリー残容量
を確保する制御部、または乗員に表示する表示手段、ま
たは乗員に注意を促するための音を発生させる警報手段
を設けたものである。
【０００５】
【作用】本発明は、前記した構成によって、バッテリー
残容量が所定値以下になった時に、エアコンの出力を制
限するか、または停止するか、または乗員に表示する
か、または乗員に注意を促す音を発生させているので、
目的地に行くまでに車が停止するということがなくな
る。
残容量が所定値以下になった時に、エアコンの出力を制
限するか、または停止するか、または乗員に表示する
か、または乗員に注意を促す音を発生させているので、
目的地に行くまでに車が停止するということがなくな
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例の電気自動車用の空
調装置について、図面を参照しながら説明する。
調装置について、図面を参照しながら説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施例の構成ブロック図
で、バッテリー１は、走行用モータ２の電源であると同
時に、空調用の電動コンプレッサー３の電源でもある。
また制御装置４は、各種センサ５からの信号に基づき、
各種空調用アクチュエータ６を制御し、また電動コンプ
レッサー３の制御信号を駆動装置７に出力し、電動コン
プレッサー３を駆動している。またバッテリー残量検出
手段８は、例えばバッテリーから出力される電流や電圧
や電力等を監視することによってバッテリー残容量を検
出し、制御装置４に信号を出力している。図２は、ある
電気自動車の走行距離と、バッテリー残容量の関係を示
したもので、一回の充電で、エアコンを作動させない場
合には、２００ｋｍ走行することが、可能である。ここ
でエアコンを作動させた場合のエアコンの消費電力量を
１．５ｋｗｈとし、常時エアコンを作動させて、走行し
た場合には、走行距離が１４０ｋｍ余りとなり、例えば
目的地がそれ以降にある場合には、車が途中で停止して
しまうという事になる。そこで、図１のバッテリー残量
検出手段８によってバッテリー残容量が所定値以下であ
ることが検出されたとき、例えばエアコン出力停止部１
０によって、エアコンの作動を停止すると、図２で示さ
れるように目的地まで到達することが出来る。また、同
様に、バッテリー残容量が所定値以下であることが検出
されたとき、エアコン出力制限部９でエアコンの出力を
制限するか、または表示手段１１で乗員に知らせて、乗
員がエアコンの作動を停止するか、または警報部１２で
警報を鳴らして、乗員がエアコンの作動を停止しても同
様の効果が得られる。
で、バッテリー１は、走行用モータ２の電源であると同
時に、空調用の電動コンプレッサー３の電源でもある。
また制御装置４は、各種センサ５からの信号に基づき、
各種空調用アクチュエータ６を制御し、また電動コンプ
レッサー３の制御信号を駆動装置７に出力し、電動コン
プレッサー３を駆動している。またバッテリー残量検出
手段８は、例えばバッテリーから出力される電流や電圧
や電力等を監視することによってバッテリー残容量を検
出し、制御装置４に信号を出力している。図２は、ある
電気自動車の走行距離と、バッテリー残容量の関係を示
したもので、一回の充電で、エアコンを作動させない場
合には、２００ｋｍ走行することが、可能である。ここ
でエアコンを作動させた場合のエアコンの消費電力量を
１．５ｋｗｈとし、常時エアコンを作動させて、走行し
た場合には、走行距離が１４０ｋｍ余りとなり、例えば
目的地がそれ以降にある場合には、車が途中で停止して
しまうという事になる。そこで、図１のバッテリー残量
検出手段８によってバッテリー残容量が所定値以下であ
ることが検出されたとき、例えばエアコン出力停止部１
０によって、エアコンの作動を停止すると、図２で示さ
れるように目的地まで到達することが出来る。また、同
様に、バッテリー残容量が所定値以下であることが検出
されたとき、エアコン出力制限部９でエアコンの出力を
制限するか、または表示手段１１で乗員に知らせて、乗
員がエアコンの作動を停止するか、または警報部１２で
警報を鳴らして、乗員がエアコンの作動を停止しても同
様の効果が得られる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動車用空調装
置は、バッテリー残容量が所定値以下であることが検出
されたとき、エアコンを停止させることにより、目的地
に行くまでに車が停止するのを防止することが出来る。
置は、バッテリー残容量が所定値以下であることが検出
されたとき、エアコンを停止させることにより、目的地
に行くまでに車が停止するのを防止することが出来る。
【図１】本発明の一実施例を示す構成のブロック図
【図２】同バッテリー残容量と、走行距離の関係を表し
た特性図
た特性図
【図３】同制御装置での制御フローを表すフローチャー
ト
ト
１ バッテリー ２ 走行用モータ ３ 電動コンプレッサー ４ 制御装置 ５ センサ ６ アクチュエータ ７ 駆動装置 ８ バッテリー残量検出手段 ９ エアコン出力制限部 １０ エアコン出力停止部 １１ 表示手段 １２ 警報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−231221（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−79450（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−33047（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−11717（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60H 1/00 101 B60H 1/32
Claims (4)
- 【請求項１】走行用モータの電源であるバッテリーと、 前記バッテリ−を駆動源とする電動コンプレッサーと、 前記バッテリーの残容量を検出するバッテリー残量検出
手段と、 前記バッテリー残量検出手段で検出されたバッテリー残
容量が所定値以下となった時に、前記電動コンプレッサ
ーの出力を制限し、目標とする走行距離に必要なバッテ
リー残容量を確保する制御部を設けた 自動車用空調装
置。 - 【請求項２】制御部は、バッテリー残量検出手段で検出
されたバッテリー残容量が所定値以下となった時に電動
コンプレッサーを停止することを特徴とする請求項１記
載の自動車用空調装置。 - 【請求項３】バッテリー残量検出手段で検出されたバッ
テリー残容量が所定値以下となったことを、乗員に表示
する表示手段を設けたことを特徴とする請求項１記載の
自動車用空調装置。 - 【請求項４】バッテリー残量検出手段で検出されたバッ
テリー残容量が所定値以下となったことを、音の発生に
より乗員に知らせる警報手段を設けたことを特徴とする
請求項１記載の自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3144465A JP3067274B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3144465A JP3067274B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 自動車用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368216A JPH04368216A (ja) | 1992-12-21 |
| JP3067274B2 true JP3067274B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=15362909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3144465A Expired - Lifetime JP3067274B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3067274B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980061964A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 박병재 | 카에어컨 제어방법 |
| JP2002362141A (ja) | 2001-01-09 | 2002-12-18 | Toyota Industries Corp | 車両用空調装置 |
| JP5712780B2 (ja) * | 2011-05-12 | 2015-05-07 | 株式会社デンソー | 電気自動車用の空調制御装置 |
| JP5729185B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2015-06-03 | 株式会社デンソー | エアコン制御装置 |
| JP2013123279A (ja) | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Honda Motor Co Ltd | 電動車両 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3144465A patent/JP3067274B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04368216A (ja) | 1992-12-21 |
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Legal Events
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