JP3067152B2 - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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JP3067152B2
JP3067152B2 JP2075988A JP7598890A JP3067152B2 JP 3067152 B2 JP3067152 B2 JP 3067152B2 JP 2075988 A JP2075988 A JP 2075988A JP 7598890 A JP7598890 A JP 7598890A JP 3067152 B2 JP3067152 B2 JP 3067152B2
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pressure
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pressure chamber
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switch
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保 堀場
幸雄 岩崎
範彦 寺沢
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ダイヤフラムに加わる外部圧力に応じてオ
ンオフされる圧力スイッチに関する。
(従来の技術) 従来、この種の圧力スイッチとしては次のようなもの
がある。即ち、第3図に断面で示すように、容器状をな
す金属製のスイッチ本体1には、ダイヤフラム2を溶接
して比較圧力室3が形成されており、出力端子4がダイ
ヤフラム2と対向するように比較圧力室3内に突出され
た状態に設けられている。この場合、出力端子4は、ス
イッチ本体1と電気的に絶縁するために、スイッチ本体
1に固定された樹脂等の絶縁部材5に取付けられるよう
になっており、その際に出力端子4の外周部に設けられ
たねじ部4aによりダイヤフラム2との間の距離が調節さ
れた状態でロックナット6により固定され、さらに接着
剤7等により比較圧力室3内が密閉されるようになって
いる。
このように構成された圧力スイッチは、ダイヤフラム
2に所定圧力が加わると、接点動作を行ってスイッチ本
体1と出力端子4との間を導通状態にするようになって
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような圧力スイッチにおいては、上述
のように接点動作によりスイッチ本体1と出力端子4と
の間の導通状態を形成するために、これらの間に絶縁部
材5を介して固定しているが、同様の理由から比較圧力
室3内の気密状態の保持のためのシール剤としての接着
剤7も樹脂等の絶縁性を有するものが用いられる。しか
しながら、例えば圧力スイッチが150℃以上の高温状態
に長時間晒されたり、或は冷熱を繰り返したりする所で
使用されて、接着剤7が劣化した場合には比較圧力室3
内の密封状態が保持し難くなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、簡単に比較圧力室の圧力調整を行うことができ、
且つその比較圧力室の密閉状態を長期間に渡って保持で
きるようにした信頼性の高い圧力スイッチを提供するに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の圧力スイッチは、圧力検知用のダイヤフラム
により密閉された比較圧力室を備えた金属製の本体、及
びこの本体を絶縁部材を介して貫通して前記比較圧力室
内に突出するように設けられ前記ダイヤフラムが所定量
変位したときにそのダイヤフラムとの間で接点動作を行
なう接点部材を備えたものを対象とし、前記本体に前記
ダイヤフラムの変形方向へ移動可能であってそのダイヤ
フラムを前記接点動作が行なわれる方向に変形させるよ
うに外部から予め圧力を与えた状態で保持可能な円板状
の与圧部材を設けたところに特徴を有する。
(作用) 本発明の圧力スイッチによれば、ダイヤフラムを取り
付けた後接点部材を取り付けて比較圧力室を密閉した状
態で、与圧部材を移動させることによりダイヤフラムを
変形させて比較圧力室内の圧力を所定の圧力に設定する
ことができる。これにより、接点部材の取付け時に、そ
の位置を調節する必要がなくなり、温度による影響を受
けない部材を用いて予めスイッチ本体に固定することが
できると共に、比較圧力室の圧力調整も与圧部材により
簡単に行える。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を
参照しながら説明する。
全体構成の概略縦断面を示す第2図において、円筒状
部11aを一体に有する金属製のスイッチ本体11には、そ
の円筒状部11aの端面にダイヤフラム12が気密に溶接さ
れ内部に円柱状をなす比較圧力室13が形成されている。
また、スイッチ本体11には、接点部材たる金属製の出力
端子14が比較圧力室13内に貫通して突出した状態に設け
られており、出力端子14の先端部14aはダイヤフラム12
と対向するようになっている。そして、この場合、出力
端子14はスイッチ本体11に対して、絶縁部材たるガラス
シール材15(ハーメチックシール)を介して固定されて
おり、スイッチ本体11と出力端子14との間は電気的に絶
縁された状態となっている。また、比較圧力室13内は、
この密閉状態において後述するように所定圧力よりも大
きな圧力に加圧された状態とされている。
さて、スイッチ本体11の円筒状部11aの外周部にはダ
イヤフラム12に与圧を加えるための金属製の与圧部材16
(第2図も参照)が取付けられている。この与圧部材16
は、円筒容器状をなし、内周部にはねじ部16aが形成さ
れているもので、このねじ部16aと円筒状部11aの外周部
に形成されたねじ部11bとが螺合するようにして取付け
られ、与圧部材16がダイヤフラム12の変位方向に移動可
能となっている。そして、与圧部材16には、中心部16b
がダイヤフラム12側に僅かに凹状に形成されると共に穴
部16cが例えば4個形成されており、与圧部材16がダイ
ヤフラム12と接触する方向に移動するに連れて、中心部
16bがダイヤフラム12を出力端子14側に押圧するように
なっている。
次に、比較圧力室13内の圧力調整について簡単に述べ
る。即ち、前述したように、密閉された状態で比較圧力
室13内の圧力は、所定の動作圧力よりも大きな圧力に設
定されており、この状態で、与圧部材16を調整して与圧
して行く。この場合、与圧部材16の調整は、ダイヤフラ
ム12に所定の動作圧力を加えた状態で回動させて行き、
接点動作が行われる位置で止めて固定する。これによ
り、比較圧力室13内に余分に与えられていた圧力に対し
て与圧部材16により外部圧力を予め与えることになり、
所定の動作圧力に調整することができるのである。
このような本実施例によれば、与圧部材16により比較
圧力室13の圧力調整を行うようにしたので、出力端子14
を予め高温や温度変化に強いガラスシール材15により固
定しておくことができ、安定した接点動作を行わせるこ
とができると共に、比較圧力室13内の圧力調整も簡単に
行える。
尚、上記実施例においては、絶縁部材としてガラスシ
ール材15を用いたが、これに限らず、高温や温度変化に
強いものであれば良い等、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の圧力スイッチによれ
ば、接点部材を取付けて比較圧力室を密閉状態にした後
に、与圧部材により比較圧力室内の圧力調整を行うよう
にしたので、圧力調整を簡単に行えると共に、接点部材
を高温や温度変化に強い絶縁部材により取付けておくこ
とができ、安定した接点動作を行わせることができて信
頼性が向上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
全体構成の縦断面図、第2図は与圧部材の上面図であ
り、第3図は従来例を示す第1図相当図である。 図面中、11はスイッチ本体、12はダイヤフラム、13は比
較圧力室、14は出力端子(接点部材)、15はガラスシー
ル材(絶縁部材)、16は与圧部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−274628(JP,A) 実開 昭57−50150(JP,U) 実開 昭57−197147(JP,U) 実開 昭54−103573(JP,U) 実開 昭55−116444(JP,U) 実開 昭56−9637(JP,U) 実開 昭52−15766(JP,U) 実開 昭49−114983(JP,U) 実開 昭60−110949(JP,U) 特公 昭62−47158(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 35/34 G01L 7/00 - 27/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力検知用のダイヤフラムにより密閉され
    た比較圧力室を備えた金属製の本体と、この本体を絶縁
    部材を介して貫通して前記比較圧力室内に突出するよう
    に設けられ前記ダイヤフラムが所定量変位したときにそ
    のダイヤフラムとの間で接点動作を行なう接点部材とを
    備えた圧力スイッチにおいて、 前記本体に前記ダイヤフラムの変形方向へ移動可能に設
    けられそのダイヤフラムを前記接点動作が行なわれる方
    向に変形させるように外部から予め圧力を与えた状態で
    保持可能な円板状の与圧部材を備えたことを特徴とする
    圧力スイッチ。
JP2075988A 1990-03-26 1990-03-26 圧力スイッチ Expired - Lifetime JP3067152B2 (ja)

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JPH03274627A JPH03274627A (ja) 1991-12-05
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