JP3066938U - 爪やすり - Google Patents

爪やすり

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JP3066938U
JP3066938U JP1999007556U JP755699U JP3066938U JP 3066938 U JP3066938 U JP 3066938U JP 1999007556 U JP1999007556 U JP 1999007556U JP 755699 U JP755699 U JP 755699U JP 3066938 U JP3066938 U JP 3066938U
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toe
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JP1999007556U
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Inventor
欽爾 白木
Original Assignee
欽爾 白木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】やすり目と爪先との接触面を刃物として理想的
な点接触に近づけ、切れを良くし、更に、広いやすり面
がもたらす作業性の良さを求め、爪先端表裏に生じた有
害な返りをも容易に取り除く事が可能な爪やすりを提供
する。 【構成】爪やすり本体のやすり面が、凸面構造であり、
その中心頂点部分で長手方向に二分された双方の面で
は、目立て方向が逆向きである事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、伸びた爪、又は、爪切り作業後の爪を速やかに且つ滑らかに磨き 、爪先端の表裏に生ずる有害な返りをも、容易に取り除くことを目的とした爪や すりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の爪やすりには、爪切りに組み合わせたもの、独立したもの、この二通り があった。両者共、やすりの形状、及び、構造に大差はないと言って良い。やす り形状は平やすりのみであり、目立て方向も同一である。単目、複目等から成る 。尚、ステンレスボード表面を特殊加工し、微細な凹凸を付けたもの、又、金属 表面に高硬度の微粒子を貼り付けたもの等もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
(イ)これら従来品に共通する欠点として、やすり面の面積の絶対的不足が挙げ られる。縦長方向は良しとして、横幅が不足である。横幅が10mm程度のもの がほとんどである。結果として、作業中、爪がやすり面から逸脱することが多い 。この際、不快感と軽い痛みさえ伴うことがある。よって、大方の人は、逸脱を 避けることに注意をはらい、速やかでスムースな作業が困難であった。 (ロ)次に、やすり目の目立て方向が同一方向であると、作業が如何に困難であ るかについて述べる。爪先端は、図2の如く円弧を成す。やすり目の目立て方向 が同一であると、この円弧の全周を速やかに、不快感なく磨くことが大変難しい 。よって、何人も、爪先頂点から端への弧4→5間、に続いて、反対側の弧4→ 6間を磨くに当たり、爪やすり本体を180度反転させ、持ち直すことにより作 業を成す。即ち、やすり目の向きを逆転させなければならないのである。手だけ に限っても、左右の指10本の爪を磨き終えるに当たり、この煩雑さは並大抵で はない。作業を中途で放棄する人が実に多いが、この煩雑さが、つい怠惰を誘う のである。 (ハ)ステンレスボード表面を特殊加工し微細な凹凸を付加したもの、又、金属 表面に高硬度の微粒子を貼り付けたもの等は、爪を磨く際にどの方向にも作用す る点に於いては、一つの進歩である。しかし、又、欠点も持つ。即ち、爪の磨か れた部分に微細な傷(ザラツキ)を残し、爪先端の表裏に複雑な返りを生じさせ る。これは、自分の肌を掻いてみれば良く分かる。又、ルーペで観察すると、一 般単目やすり等に比し、返りの量が多く複雑である事は一目瞭然である。やすり は刃物であるが、この二者は刃物とは言い難いところに原因している。 (ニ)従来の、爪切り作業、爪磨き作業、この両作業では爪先を刃物状にしたり 、又、先端の表裏に返りを生じさせる等、放置できない不都合を起こしていた。 自分の肌に対しても、又、対人関係に於いても、衛生上、儀礼上、これは許され ないことである。従来品は、これらの不都合を完全に取り除くという点に於いて 、構造上の配慮が成されていなかった。本考案は、これらの欠点を除くために成 されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ)先述の問題を解決するために、本案爪やすりのやすり面は、図1に示すよ うに、凸面を成す。やすり面の中心部分を頂点とし、360度全方向へ凸面であ る。丁度、ラグビーボールの球面に近い形状を有する。これにより、やすり面の 表面積が増大する。又、作業中、爪先とやすり面間の逃げ角が増大する。工業用 やすりの形状の一つに甲丸があるが、本案は、この甲丸やすりとは、形状、作用 を異にするものである。 (ロ)更に、図1で、中心部分を通る曲線1を境界にし、やすり面2、及び、や すり面3では、目立て方向が逆向きである。 本案は、以上の構成から成るものである。
【0005】
【作用】
爪先両端から、本案やすりの中心(頂点)へ向かって磨き上げる動作の反復に よって、爪先全周を違和感なく速やかに研磨できる。爪先端の表裏に生ずる返り のうち、特に裏側のものは、従来の平やすりでは除去が困難であったが、本案や すりは、あらゆる面が凸面であるため、やすり面と爪先角度の工夫により容易に これを取り除くことが可能である。 これは、本案が留意する先述の逃げ角の効果が作用するためである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 (イ)図1に示すように、本案爪やすりは、全面が凸面を成す。やすり面中央部 の頂点から360度全方向へ下降することを特徴とする凸面構造である。本体形 状が、図1に示す実施例の場合、やすり面は長手方向へは緩やかに下降し、短方 向(幅方向)へは速やかに下降する凸面になるのは当然である。 (ロ)更に、本案爪やすりでは、図1の曲線1で長手方向に二分される、やすり 面2、及び、やすり面3では、目立て方向が逆向きである。二分された各面の目 立ての向きは各々中心に背を向け、外側を向くのが作用上、自然であり、最も使 い易いことがわかっている。本考案は、以上のような構造であり、使用方法を次 に示す。 図4、及び、図5は、本案爪やすり使用時の作業状況を示す。爪先両端から、や すり中心(頂点)に向かって磨き上げる動作の反復により、途切れのない一連の 速やかな作業ができる。爪先端の表裏に生ずる返りのうち、特に裏側にでる返り の除去は従来品では困難であったが、本案では図6に示す使用方法で、これを容 易に除去することができる。 (ハ)尚、本案の材質上の一実施例として、やすり部分にセラミックを使用する ことも、非常に有効であると考えられる。清潔感を与え、又、使用後の水洗も自 由である。セラミック製の刃物として、ナイフ、包丁、はさみ等は、市販されて 久しい。最近では、厨房用の下ろし金まで登場しており、技術的には問題ないと 思われる。
【0007】
【考案の効果】
本案爪やすりでは、やすり面を凸面構造にし、表面積を拡大することに留意し た結果、爪のやすり面からの逸脱を恐れず、大胆、且つ、速やかな、爪磨き作業 が可能になった。又、やすり面中心(頂点)部分で長手方向に二分された各やす り面では、目立て方向が逆向きであるため、爪先円弧全周を常に順方向へ違和感 なく磨くことができる。目立て方向が同一方向のみであった従来品のように、途 中でやすり本体を180度方向転換し、持ち直す煩雑さから解放された。 次に、従来の爪やすりでは、爪先両端部分を磨く際、皮膚、指肉部分が直接や すり面に触れ、擦られる不自然さがあったが、本案では、凸面構造がもたらす大 きな逃げ角が作用し、この欠点からも解放される。 本案の大きな願目である、爪先端の表裏に生ずる有害な返りの除去も、本体短 方向(幅方向)やすり面の速やかに下降する凸面を利用し、容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】爪先形状の説明図である。
【図3】やすり目の目の立ち方を示す縦断面図
【図4】本考案の使用状態を表す説明図である。
【図5】本考案の使用状態を表す説明図である。
【図6】本考案の使用状態を表す説明図である。
【符号の説明】
1 やすり面中央 2 やすり面 3 目立ての向きが、やすり面2と逆であるやすり面 4 爪先頂点 5 爪先の一端 6 爪先の他端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 やすり面本体は、凸面構造から成り、中
    心部分を通る曲線1で二分されるやすり面2、及び、や
    すり面3では目立て方向が逆向きであることを特徴とす
    る爪やすり。
JP1999007556U 1999-08-26 1999-08-26 爪やすり Expired - Lifetime JP3066938U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6342031B1 (ja) * 2017-03-21 2018-06-13 日晴金属株式会社 爪やすり

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6342031B1 (ja) * 2017-03-21 2018-06-13 日晴金属株式会社 爪やすり
JP2018153541A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 日晴金属株式会社 爪やすり

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