JP3091326U - 甘皮切り用具 - Google Patents
甘皮切り用具Info
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- JP3091326U JP3091326U JP2002005088U JP2002005088U JP3091326U JP 3091326 U JP3091326 U JP 3091326U JP 2002005088 U JP2002005088 U JP 2002005088U JP 2002005088 U JP2002005088 U JP 2002005088U JP 3091326 U JP3091326 U JP 3091326U
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- Japan
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- cut
- blade
- tip
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 爪にマニキュアを施す前に、爪の甘皮部分を
切除する必要があるが、本考案に係る甘皮切り用具は、
美容師のみならず一般の女性でも、安全確実且つ容易に
甘皮の切除操作がなし得ることを目的として考案された
ものである。 【解決手段】 本考案に係る甘皮切り用具Dは、抗菌ス
テンレス製で、先端面の幅を狭くした二枚の挟圧板12
a,12bを対向せしめ、且つ対向する両後部面を接着
固定することにより、全体として毛抜き様形状となした
ものであると共に、前記後部面先端部を斜めにカットし
て甘皮押圧縁4を形成し、更に前記両先端面11a,1
1bの頂部に、両挟圧板を押圧し、両先端面頂部が当接
する状態において、甘皮が丁度挟み切れる高さの刃3
a,3bを相対する如く突設形成してなるものである。
切除する必要があるが、本考案に係る甘皮切り用具は、
美容師のみならず一般の女性でも、安全確実且つ容易に
甘皮の切除操作がなし得ることを目的として考案された
ものである。 【解決手段】 本考案に係る甘皮切り用具Dは、抗菌ス
テンレス製で、先端面の幅を狭くした二枚の挟圧板12
a,12bを対向せしめ、且つ対向する両後部面を接着
固定することにより、全体として毛抜き様形状となした
ものであると共に、前記後部面先端部を斜めにカットし
て甘皮押圧縁4を形成し、更に前記両先端面11a,1
1bの頂部に、両挟圧板を押圧し、両先端面頂部が当接
する状態において、甘皮が丁度挟み切れる高さの刃3
a,3bを相対する如く突設形成してなるものである。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、爪の甘皮を切除する器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1に示す如く、甘皮(1)とは爪(2)の根元を覆う弧状の薄皮部分を指す
ものであるが、本来爪(2)の水分の蒸発を防ぎ爪(2)の成長を保護している
ものである。しかし女性が奇麗にマニキュアを塗布するためには切除しなければ
ならないものでもある。したがって甘皮切り用具が必要になる訳であるが、その
ための従来の技術としては、図2・図3・図4・図5・図6に示すが如き甘皮き
り用具が存在していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術における図2図3の用具は、最も古く一般的に使用されてきた
型のもので、要するに先端が鋭利になっている刃(3)が付いた鋏式用具(A)
である。しかしてその使用方法は、図3に示す如く鋭利な刃(3)の先端を甘皮
(1)上面に押し当て、刃(3)の操作により甘皮(1)に切れ目を入れながら
、刃(3)の先端で切り離した甘皮(1)をはがし取る如くなしたものであるが
、刃(3)の先端がブレないように甘皮(1)の弧状に沿って動かしてゆくのは
、かなり慎重性を要することであり、時として甘皮(1)部分から刃(3)の先
端がはみだして、痛みや出血を伴う皮膚部分を傷つけてしまう場合があると共に
、なめらかな弧状に甘皮(1)を切り取ることが出来ず、ぎざぎざの弧状にして
しまったりする欠点があり、マニキュア美容師以外の一般人には使いづらいもの
であったのが実情である。
【0004】
そこで考えられたのが図4に示す彫刻刀式用具(B)及び図5・図6に示すV
字刀式用具(C)であるが、前記彫刻刀式用具(B)は、先端を斜めにカットし
て甘皮押圧縁(4)を形成したへら(5)を樹脂製胴体(6)の底部に突設する
と共に、該樹脂製胴体(6)の頭部に刃(3)を斜めに形成した彫刻刀(7)を
突設してなるものであり、前記V字刀式用具(C)は、底部先端を斜めにカット
して甘皮押圧縁(4)を形成してなる樹脂製本体(8)の頭部に、湾曲せしめた
V字形切除部(9)を有する金属製の切除体(10)を突設すると共に、前記V
字形切除部(9)のV字形内側縁にのみ刃(3)を形成してなるものである。
【0005】
しかして前記彫刻刀式用具(B)及びV字刀式用具(C)の使用方法は、図7
に示すごとく、まず甘皮押圧縁(4)の先端部で、甘皮(1)の先端から爪(2
)の根元方向に向かって甘皮(1)を押圧することにより、図8に示す如く甘皮
(1)を付着していた爪(2)面から分離せしめてめくり上がった状態となし
た後、該めくり上がり部分の上面から彫刻刀(7)の刃(3)先で切り取るか、
V字形切除部(9)の刃(3)部でめくり上がり部分を横からすくうように切り
取るもので、前記操作を繰り返すことにより全甘皮(1)を切除する如くなして
いる。
【0006】
勿論、二つの刃(3)を有し且つ刃(3)と操作する指との間隔が離れている
鋏式用具(A)に比べ、刃(3)が一つで且つ刃(3)と操作する指との間隔を
近づけ得る彫刻刀式用具(B)及びV字刀式用具(C)の方が、切除操作の安定
性に優れていることは確かであるが、それでも切除時における刃(3)の状態は
規制されたものではなく、飽くまでも不安定な状態であることは明らかであり、
刃(3)のブレも生じ得るので危険性がないとは言えないと共に、甘皮(1)の
根元に沿ってきれいに切除することはやはり容易ではなく、手間を要する欠点が
全く解消されたとは言えないものである。本考案に係る甘皮切り用具(D)はそ
のような欠点を完全に解消せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、毛抜き様形状の本体後部に甘皮押圧縁(4)を形成すると
共に、甘皮を挟むための挟圧脚の先端に相対する如く刃(3)をせしめることに
より、前記課題を解決する如くなしている。
【0008】
【作用】
本考案に係る甘皮切り用具(D)の用法は、まず甘皮押圧縁(4)で甘皮(1
)の先端から爪(2)の根元方向に向かって甘皮(1)を押圧することにより、
甘皮(1)を付着していた爪(2)面から分離せしめてめくり上がった状態にな
した後、挟圧脚先端の相対する刃(3)の間に前記めくり上がった甘皮(1)を
挟んで切除するもので、該操作を繰り返すことにより、すべての甘皮(1)を切
除することができるものである。
【0009】
【実施例】
本考案に係る甘皮切り用具(D)の実施例は、図9及び図10に示す如く、抗
菌ステンレス製で、先端面(11a)(11b)の幅を狭くなした二枚の挟圧板
(13a)(13b)を対向せしめ、且つ対向する両後部面を接着固定すること
により、全体として毛抜き様形状となしたものであると共に、前記後部面先端を
斜めにカットして甘皮押圧縁(4)を形成し、更に前記先端面(11a)(11
b)の頂部に、挟圧板(12a)(12b)を押圧し、先端面(11a)(11
b)頂部が当接する状態において、甘皮(1)が丁度挟み切れる高さの刃(3a
)(3b)を、相対する如く突設形成してなるものである。
【0010】
【考案の効果】
甘皮押圧縁(4)の先端部で甘皮(1)の先端から爪(2)の根元方向に押圧
し、甘皮(1)をめくり上げる操作を繰り返しながら、順次甘皮(1)を切り取
る過程は従来の用具と同じであるが、甘皮(1)を切る刃(3)の運動が規制さ
れず、結果的に刃(3)先のブレが生じ、きれいに全甘皮(1)を切除出来なか
ったり怪我の危険性がある従来の用具と異なり、本考案に係る甘皮切り用具(D
)においては、図11に示す如く、めくれ上がった甘皮(1)の下に、一方の挟
圧板(12a)即ち先端面(11a)の刃(3a)部を挿入し、他方の挟圧板(
12b)を押圧することにより、甘皮(1)を両先端面(11a)(11b)の
両刃(3a)(3b)の間に挟み、しかる後切断する如くなしているので、先端
面(11a)の刃(3a)の位置が爪(2)面上に固定されることになり、結果
的に先端面(11b)の刃(3b)の切除運動も正確に規制されるため、ブレの
生ずる危険性が完全に解消されると共に、切除する位置やその位置の移動等も的
確に規制し得るので、甘皮(1)の輪郭通り容易に切除することが可能となるも
のであり、美容師のみならず一般の女性でも安全確実に使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】爪の正面図である。
【図2】鋏式用具の平面図である。
【図3】鋏式用具の使用状態を示す正面図である。
【図4】彫刻刀式用具の正面図である。
【図5】V字刀式用具の正面図である。
【図6】V字刀式用具の底面図である。
【図7】甘皮押圧縁の使用状態を示す正面図である。
【図8】甘皮押圧縁で押圧された甘皮がめくれ上がった
状態を示す断面拡大図である。 【図9】本考案実施例に係る甘皮切り用具の正面図であ
る。 【図10】本考案実施例に係る甘皮切り用具の平面図で
ある。 【図11】本考案実施例に係る甘皮切り用具により、め
くれ上がった甘皮を切る時の状態を示す断面拡大図であ
る。 【符号の説明】 A 鋏式用具 B 彫刻刀式用具 C V字刀式用具 D 甘皮切り用具 1 甘皮 2 爪 3 刃 3a 刃 3b 刃 4 甘皮押圧縁 5 へら 6 樹脂製胴体 7 彫刻刀 8 樹脂製本体 9 V字形切除部 10 切除体 11a 先端面 11b 先端面 12a 挟圧板 12b 挟圧板
状態を示す断面拡大図である。 【図9】本考案実施例に係る甘皮切り用具の正面図であ
る。 【図10】本考案実施例に係る甘皮切り用具の平面図で
ある。 【図11】本考案実施例に係る甘皮切り用具により、め
くれ上がった甘皮を切る時の状態を示す断面拡大図であ
る。 【符号の説明】 A 鋏式用具 B 彫刻刀式用具 C V字刀式用具 D 甘皮切り用具 1 甘皮 2 爪 3 刃 3a 刃 3b 刃 4 甘皮押圧縁 5 へら 6 樹脂製胴体 7 彫刻刀 8 樹脂製本体 9 V字形切除部 10 切除体 11a 先端面 11b 先端面 12a 挟圧板 12b 挟圧板
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】抗菌ステンレス製で、先端面(11a)
(11b)の幅を狭くなした二枚の挟圧板(12a)
(12b)を対向せしめ、且つ対向する両後部面を接着
固定することにより、全体として毛抜き様形状となした
ものであると共に、前記後部面先端部を斜めにカットし
て甘皮押圧縁(4)を形成し、更に前記先端面(11
a)(11b)の頂部に、挟圧板(12a)(12b)
を押圧し、先端面(11a)(11b)頂部が当接する
状態において、甘皮(1)が丁度挟み切れる高さの刃
(3a)(3b)を、相対する如く突設形成してなるこ
とを特徴とする甘皮切り用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005088U JP3091326U (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 甘皮切り用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005088U JP3091326U (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 甘皮切り用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091326U true JP3091326U (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=43245441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005088U Expired - Lifetime JP3091326U (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 甘皮切り用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091326U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172556A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sosu Kk | 甘皮除去具 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002005088U patent/JP3091326U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172556A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Sosu Kk | 甘皮除去具 |
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