JP3066678U - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP3066678U
JP3066678U JP1999006225U JP622599U JP3066678U JP 3066678 U JP3066678 U JP 3066678U JP 1999006225 U JP1999006225 U JP 1999006225U JP 622599 U JP622599 U JP 622599U JP 3066678 U JP3066678 U JP 3066678U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスクROMのみを用いて、出力用データの変
更に即座に対応する。 【解決手段】複数種の出力用データ5,6が予め格納さ
れたROM3と、出力用データ5,6のうちの1つの出
力用データを指示するデータ指示部11と、接続相手装
置31からデータ要求があったときには、データ指示部
11によって指示された出力用データを接続相手装置3
1に送出するCPU7とを備えると共に、ROM3をマ
スクROMによって構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、接続相手装置からデータ要求があったときには、予めマスクROM に記憶した複数の出力用データのうち、データ指示部によって指示された出力用 データを接続相手装置に送出する電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータにプリンタを接続すると、ホストコンピュータに搭載され たオペレーティングシステム(以下ではOSと称する)は、接続された装置の識 別を行うため、プリンタにデバイスIDの送出を要求する。このため、プリンタ には、デバイスIDをOSに送出する機能が不可欠となる。従って、プリンタの 側では、ROM内のデータの1つとして、デバイスIDを記憶することになる。 しかし、例えば、自社において製造したプリンタを、自社製品として市場に提供 するばかりでなく、他社にOEM供給をする場合がある。このときでは、同じプ リンタであっても、他社に供給するプリンタのデバイスIDを、自社製品とする ときのデバイスIDとは異なる内容とすることが要求される。従って、自社製品 としてのデバイスIDが格納されたROMの内容を、他社製品としてのデバイス IDに変更する必要が生じる。このため、ROMをマスクROMとする場合では 、新たにマスクROMを起こす必要が生じるので、このための費用が別途に必要 となり、製品原価の上昇を招く。また、新たにマスクROMを起こす場合では、 マスクROMができ上がるまでの期間を要するため、他社に供給するプリンタの 開発期間が長くなるという問題を生じる。
【0003】 このような問題を解決する従来技術が、特開昭60−10380号として提案 されている。すなわち、この技術では、ROMの構成を、マスクROMとEPR OMとからなる構成としている。そして、変更の可能性の無い部分についてはマ スクROMに格納し、変更を必要とする部分、あるいは変更の可能性のある部分 については、EPROMに格納する。従って、変更を行うときには、EPROM の内容を変更するだけでよいため、開発期間が短縮されることになる(第1の従 来技術とする)。
【0004】 また、同様の従来技術が特開平6−266580号として提案されている。す なわち、この技術では、EEPROMに変更したいデータを記憶させておくこと により、変更に対応する構成としている(第2の従来技術とする)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら第1の従来技術を用いる場合では、ROMを、素子構造が簡単で あるマスクROMからなるブロックと、素子構造が複雑であるEPROMからな るブロックとの、2種のブロックによって構成する必要がある。このため、RO Mの構造が複雑となるので、ROMが集積化されたチップの価格上昇を招くこと になる。
【0006】 また、第2の従来技術については、変更したいデータを記憶させておく素子に ついては、EEPROMの他に、フラッシュメモリ、あるいは、PROMが可能 であることが記載されている。しかし、EEPROM、フラッシュメモリ、ある いはPROMは、その全てが、チップの製造後においてデータの書き込みが可能 な素子となっている。このため、素子構造が複雑となる。従って、複雑な素子構 造からなるブロックと、素子構造が簡単であるマスクROMからなるブロックと が1つのチップ内に混在するので、チップの価格上昇を招くことになる。
【0007】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、複数 のデータを予めマスクROMに記憶させ、この複数のデータのうち、変更に適応 したデータを選択的に出力することにより、マスクROMのみを用いて、出力用 データの変更に即座に対応することのできる電子装置を提供することにある。
【0008】 また、上記目的に加え、出力用データをジャンパ線の有無によって指示するこ とにより、出力用データを設定するための手段を安価で簡単なものとすることの できる電子装置を提供することにある。
【0009】 また、上記目的に加え、出力用データの送出の制御を行うCPUとマスクRO Mとを1つのチップ上に形成することにより、素子数を低減することのできる電 子装置を提供することにある。
【0010】 また、上記目的に加え、マスクROMに記憶させる出力用データの種類を2種 類とすることにより、マスクROMに記憶させるデータ量の増加を抑制すること のできる電子装置を提供することにある。
【0011】 また、上記目的に加え、出力用データを、装置の識別を示すIDデータとする ことにより、マスクROMのみを用いて、IDデータの変更に即座に対応するこ とのできる電子装置を提供することにある。
【0012】 また、上記目的に加え、IDデータを、ホストシステムのオペレーティングシ ステネから見たときのデバイスIDとすることにより、マスクROMのみを用い て、デバイスIDの変更に即座に対応することのできる電子装置を提供すること にある。
【0013】 また、上記目的に加え、マスクROMのみを用いて、デバイスIDの変更に即 座に対応することのできるプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案に係る電子装置は、接続相手装置からの要求に 対応して、予め内部に記憶した出力用データを前記接続相手装置に送出する電子 装置に適用し、複数種の出力用データが予め格納されたROMと、前記複数種の 出力用データのうちの1つの出力用データを指示するデータ指示部と、前記接続 相手装置からデータ要求があったときには、前記データ指示部によって指示され た出力用データを前記接続相手装置に送出するCPUとを備え、前記ROMをマ スクROMとした構成としている。すなわち、データの変更ができないマスクR OMに出力用データを格納したときにも、データ指示部がCPUに与える指示を 変更するのみで、接続相手装置に送出される出力用データは変更されることにな る。
【0015】 また、上記構成に加え、前記データ指示部は、ジャンパ線が接続されるジャン パ用パターンを備え、前記ジャンパ用パターンに接続される前記ジャンパ線の有 無に基づいて、前記複数種の出力用データのうちの1つの出力用データを指示す る構成としている。すなわち、ジャンパ線のためのパターンであるジャンパ用パ ターンを設け、出力用データの変更を行うときには、ジャンパ線の接続を変更す るのみでよい。
【0016】 また、上記構成に加え、前記CPUと前記マスクROMとを1つのチップ上に 形成した構成としている。すなわち、CPUとマスクROMとは1つの素子によ り形成されることになる。
【0017】 また、上記構成に加え、前記出力用データの種類を2種類とした構成としてい る。すなわち、マスクROMには2種の出力用データを格納するのみでよい。
【0018】 また、上記構成に加え、前記複数の出力用データのそれぞれを、装置の識別を 示すIDデータとした構成としている。すなわち、データの変更ができないマス クROMにIDデータを格納したときにも、データ指示部がCPUに与える指示 を変更するのみで、接続相手装置に送出されるIDデータは変更されることにな る。
【0019】 また、上記構成に加え、前記接続相手装置がオペレーティングシステムを備え たホストコンピュータである電子装置に適用し、前記IDデータを、前記オペレ ーティングシステムから見たときのデバイスの区別を示すデバイスIDとした構 成としている。すなわち、データの変更ができないマスクROMにデバイスID を格納したときにも、データ指示部がCPUに与える指示を変更するのみで、ホ ストコンピュータに送出されるデバイスIDは変更されることになる。
【0020】 また、上記構成に加え、前記ホストコンピュータから出力されるデータの印字 を行うプリンタとしている。すなわち、データの変更ができないマスクROMに デバイスIDを格納したときにも、データ指示部がCPUに与える指示を変更す るのみで、ホストコンピュータに送出されるプリンタのデバイスIDは変更され ることになる。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案に係るプリンタの一実施形態の電気的構成を示すブロック線図 である。
【0022】 プリンタ1は、大別すると、シングルチップマイクロコンピュータ(以下では マイクロコンピュータと称する)2、データ指示部11、制御回路12、機構部 13、および、印字ヘッド14を備えており、IEEE1284規格におけるニ ブルモードをサポートするプリンタとなっている。このため、接続相手装置であ るホストコンピュータ31からデバイスIDの送出要求があったときには、要求 に対応してデバイスIDを出力することが可能な装置となっている。
【0023】 マイクロコンピュータ2は、プリンタ1としての主要動作を制御するためのブ ロックとなっており、マスクROM3、CPU7、および、I/O回路8、等が 一体に集積化されたブロックとなっている(クロック回路やA/D変換器等の周 辺回路、および、RAM等も一体に集積化されているが、これらは、図示が省略 されている)。また、マスクROM3とCPU7とI/O回路8とは、データバ ス9によって互いに接続されている。そして、マスクROM3には、自社製品と して市場に提供されるときのプリンタであることを示すデバイスIDa5と、O EM提供された他社から市場に提供されるときのプリンタであることを示すデバ イスIDb6との、2種のデバイスIDが格納されている。また、制御用のプロ グラム4が格納されている。
【0024】 データ指示部11は、ホストコンピュータ31からデバイスIDの送出要求が あったときには、デバイスIDa5を送出するのか、または、デバイスIDb6 を送出するのかをマイクロコンピュータ2に指示するためのブロックとなってい る。このため、一方の端子がプラス電源に接続された抵抗Rと、一方のパターン が抵抗Rの他方の端子に接続され、他方のパターンが接地されたジャンパ用パタ ーンJpとを備えている。そして、抵抗Rの他方の端子は、マイクロコンピュー タ2に送出されている。このため、ジャンパ用パターンJpにジャンパ線が接続 されない場合には、データ指示部11はHレベルをマイクロコンピュータ2に送 出し、ジャンパ用パターンJpにジャンパ線が接続された場合には、Lレベルを マイクロコンピュータ2に送出する。
【0025】 マイクロコンピュータ2とデータ指示部11とは上記した構成となっている。 このため、CPU7は、ホストコンピュータ31からデバイスIDの送信要求が あることを検出すると、I/O回路8を介して、データ指示部11の出力がHレ ベルであるのか、Lレベルであるのかを判定する。そして、データ指示部11の 出力がHレベルであるときには、マスクROM3からデバイスIDa5を読み出 し、読み出したデバイスIDa5を、I/O回路8、制御回路12、および、コ ネクタ15を介して、ホストコンピュータ31に送出する。また、データ指示部 11の出力がLレベルであるときには、マスクROM3からデバイスIDb6を 読み出し、読み出したデバイスIDb6を、I/O回路8、制御回路12、およ び、コネクタ15を介して、ホストコンピュータ31に送出する。
【0026】 制御回路12は、プリンタ1としての動作の補助的な制御を行うための論理回 路となっている。このため、マイクロコンピュータ2からの指示に対応して機構 部13の動作を制御することにより、印字用紙を所定量だけ移動させると共に、 印字ヘッド14を移動させる。また、マイクロコンピュータ2から送出される印 字データに従って、印字ヘッド14を駆動する。また、コネクタ15との間に接 続された8本のデータライン21を介して導かれたデータと、入力用の制御ライ ン22を介して導かれた制御信号とをマイクロコンピュータ2に送出する。また 、マイクロコンピュータ2から送出される応答用の信号を、出力用の制御ライン 23を介して、コネクタ15に送出する。
【0027】 機構部13は、印字用紙の送りのための機構や、印字ヘッド14の移動のため の機構等を備えたブロックとなっている。また、印字ヘッド14は、複数のイン ク噴射素子を備えたブロックとなっており、印字用紙への印字を行う。
【0028】 ホストコンピュータ31は、オペレーティングシステム32を備えたコンピュ ータとなっている。そして、このオペレーティングシステム32には、プリンタ 1と同一パッケージに梱包されたCD−ROM37より読み出されたプリンタド ライバがインストールされている。このため、接続線34の端部に接続されたコ ネクタ33が、プリンタ1のコネクタ15に接続されたときには、接続されたプ リンタ1の識別を行うため、プリンタ1に対してデバイスIDの送出を要求する 。そして、要求に対応してプリンタ1から送出されたデバイスIDが、オペレー ティングシステム32にインストールされたデバイスドライバ中のデバイスID と一致するときには、プリンタ1の制御が可能であると判定する。一方、デバイ スIDが一致しないときには、接続されたプリンタ1に対応するデバイスドライ バがインストールされていないため、プリンタ1の制御が不能であると判定する 。
【0029】 図2は、デバイスIDの詳細を示す説明図である。 デバイスIDは、メーカ名を示す『MFG』、コマンドセットを示す『CMD 』、モデル名を示す『MDL』、装置の種類を示す『CLS』、および、装置を 示すディスクリプションである『DES』の5つの項目によって構成されている 。そして、自社製品となる場合のデバイスIDa5と、OEM提供する場合のデ バイスIDb6とは、『MDL』の項目と『DES』項目とにおいて、異なる内 容となっている。
【0030】 上記構成からなる実施形態の動作を説明する。 自社製品としてプリンタ1を市場に提供する場合には、ジャンパ用パターンJ pにジャンパ線を接続することなく出荷される。また、このとき、プリンタ1と 同一パッケージに梱包されたCD−ROM37に記憶されたデバイスドライバは 、デバイスIDa5に対応するデバイスドライバとなっている。そして、このデ バイスドライバは、オペレーティングシステム32にインストールされる。この インストールが完了した後、プリンタ1が接続されると、オペレーティングシス テム32は、プリンタ1に対し、デバイスIDの送信要求を送出する。
【0031】 ホストコンピュータ31からデバイスIDの送信要求が送出されると、この送 信要求は、制御回路12とI/O回路8とを介して、CPU7に与えられる。こ の送信要求を検出したCPU7は、データ指示部11の出力レベルの判定を行う 。このときでは、データ指示部11の出力レベルがHレベルであるため、CPU 7は、マスクROM3からデバイスIDa5を読み出し、読み出したデバイスI Da5を、制御回路12と出力用の制御ライン23とを介して、ホストコンピュ ータ31に送出する。
【0032】 ホストコンピュータ31に送出されたデバイスIDa5は、オペレーティング システム32において、インストールされたデバイスドライバ中のデバイスID と比較される。この比較の結果は一致を示すため、オペレーティングシステム3 2は、接続されたプリンタ1に対応するデバイスドライバがインストールされて いると判定する。そして以後では、オペレーティングシステム32は、インスト ールされたデバイスドライバを用いて、プリンタ1の動作を制御する。このため 、プリンタ1は、ホストコンピュータ31から送出されるデータの印字を行うこ とになる。
【0033】 プリンタ1をOEM提供する場合には、ジャンパ用パターンJpにジャンパ線 を接続して出荷される。また、このとき、OEM提供された他社において、プリ ンタ1と同一パッケージに梱包されるCD−ROM37には、デバイスIDb6 に対応するデバイスドライバが記憶されている。このため、オペレーティングシ ステム32には、デバイスIDbに対応するデバイスドライバがインストールさ れる。このインストールが完了した後、プリンタ1が接続されると、オペレーテ ィングシステム32は、プリンタ1に対し、デバイスIDの送信要求を送出する 。
【0034】 ホストコンピュータ31からデバイスIDの送信要求が送出されると、この送 信要求は、制御回路12とI/O回路8とを介して、CPU7に与えられる。こ の送信要求を検出したCPU7は、データ指示部11の出力レベルの判定を行う 。このときでは、データ指示部11の出力レベルがLレベルであるため、CPU 7は、マスクROM3からデバイスIDb6を読み出し、読み出したデバイスI Db6を、制御回路12と出力用の制御ライン23とを介して、ホストコンピュ ータ31に送出する。
【0035】 ホストコンピュータ31に送出されたデバイスIDb6は、オペレーティング システム32において、インストールされたデバイスドライバ中のデバイスID と比較される。この比較の結果は一致を示すため、オペレーティングシステム3 2は、接続されたプリンタ1に対応するデバイスドライバがインストールされて いると判定する。そして以後では、オペレーティングシステム32は、インスト ールされたデバイスドライバを用いて、プリンタ1の動作を制御する。このため 、プリンタ1は、ホストコンピュータ31から送出されるデータの印字を行うこ とになる。
【0036】 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、電子装置の種類としては、プリン タとした場合について説明したが、その他の装置として、例えば、CD−ROM 読取装置、等のように、任意の電子装置の場合にも、同様に適用することが可能 となっている。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る電子装置は、複数種の出力用データが予め 格納されたROMと、前記複数種の出力用データのうちの1つの出力用データを 指示するデータ指示部と、接続相手装置からデータ要求があったときには、前記 データ指示部によって指示された出力用データを前記接続相手装置に送出するC PUとを備え、前記ROMをマスクROMとした構成としている。従って、デー タ指示部がCPUに与える指示を変更するのみで、接続相手装置に送出される出 力用データは変更されることになるので、マスクROMのみを用いて、出力用デ ータの変更に即座に対応することが可能になっている。
【0038】 また、前記データ指示部は、ジャンパ線の接続の有無によって出力用データを 指示する構成としている。従って、ジャンパ線のためのパターンを設け、出力用 データの変更を行うときには、ジャンパ線の接続を変更するのみでよいので、出 力用データを設定するための手段を安価で簡単なものとすることが可能になって いる。
【0039】 また、前記CPUと前記マスクROMとを1つのチップ上に形成した構成とし ている。従って、CPUとマスクROMとは1つの素子により形成されることに なるので、素子数を低減することが可能になっている。
【0040】 また、出力用データの種類を2種類とした構成としているので、マスクROM には2種の出力用データを格納するのみでよいため、マスクROMに記憶させる データ量の増加を抑制することが可能になっている。
【0041】 また、複数の出力用データのそれぞれを、装置の識別を示すIDデータとした 構成としている。従って、データ指示部がCPUに与える指示を変更するのみで 、接続相手装置に送出されるIDデータは変更されることになるので、マスクR OMのみを用いて、IDデータの変更に即座に対応することが可能になっている 。
【0042】 また、IDデータを、オペレーティングシステムから見たときのデバイスの区 別を示すデバイスIDとした構成としている。従って、データ指示部がCPUに 与える指示を変更するのみで、ホストコンピュータに送出されるデバイスIDは 変更されることになるため、マスクROMのみを用いて、デバイスIDの変更に 即座に対応することが可能になっている。
【0043】 また、前記ホストコンピュータから出力されるデータの印字を行うプリンタと している。従って、データ指示部がCPUに与える指示を変更するのみで、ホス トコンピュータに送出されるプリンタのデバイスIDは変更されることになるの で、マスクROMのみを用いて、デバイスIDの変更に即座に対応することので きるプリンタを提供することが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子装置の一実施形態であるプリ
ンタの電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】デバイスIDの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 シングルチップマイクロコンピュータ 3 マスクROM 5,6 デバイスID 7 CPU 11 データ指示部 21 データライン 22,23 制御ライン 31 ホストコンピュータ 32 オペレーティングシステム Jp ジャンパ用パターン

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続相手装置からの要求に対応して、予
    め内部に記憶した出力用データを前記接続相手装置に送
    出する電子装置において、 複数種の出力用データが予め格納されたROMと、 前記複数種の出力用データのうちの1つの出力用データ
    を指示するデータ指示部と、 前記接続相手装置からデータ要求があったときには、前
    記データ指示部によって指示された出力用データを前記
    接続相手装置に送出するCPUとを備え、 前記ROMをマスクROMとしたことを特徴とする電子
    装置。
  2. 【請求項2】 前記データ指示部は、 ジャンパ線が接続されるジャンパ用パターンを備え、 前記ジャンパ用パターンに接続される前記ジャンパ線の
    有無に基づいて、前記複数種の出力用データのうちの1
    つの出力用データを指示することを特徴とする請求項1
    記載の電子装置。
  3. 【請求項3】 前記CPUと前記マスクROMとを1つ
    のチップ上に形成したことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記出力用データの種類を2種類とした
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
    に記載の電子装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の出力用データのそれぞれを、
    装置の識別を示すIDデータとしたことを特徴とする請
    求項1から請求項4までのいずれかに記載の電子装置。
  6. 【請求項6】 前記接続相手装置がオペレーティングシ
    ステムを備えたホストコンピュータである電子装置にお
    いて、 前記IDデータを、前記オペレーティングシステムから
    見たときのデバイスの区別を示すデバイスIDとしたこ
    とを特徴とする請求項5記載の電子装置。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータから出力される
    データの印字を行うプリンタであることを特徴とする請
    求項6記載の電子装置。
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